山盛酒造の酒飲みイベント「タカノミャーテ」参戦！

2025/06/28 - 2025/06/28

名古屋市緑区にある「山盛酒造㈱」の酒飲みイベント 「タカノミャーテ」に参戦してきました。 「タカノミャーテ」とは山盛酒造の看板商品である「タカノユメ」と名古屋弁の“飲みゃ～て(飲みなよ)”をくっつけた造語。つまりは”タカノユメを飲みなよ”という意味になります。
ついでに常滑街道、大高緑地もぶらりしてきました。

エリア 天白・笠寺(愛知)

今日おじゃまするイベントはこれです！

名鉄本線鳴海駅下車。

鳴海駅 駅

それにしても、ごっつい駅だなぁ。
新幹線でも停まりそう。

駅前ロータリーの入口にこんなものを発見。

「鳴海絞発祥の地」の石碑。
鳴海絞りは耳にしたことがありません。同じ旧東海道の宿場町であるお隣りの「有松絞り」は有名なんですが…。有松宿の方が整備されて観光地化しているのでプロモーション不足のせいかもしれません。
鳴海駅からこれから目指す山盛酒造へはちょうど常滑街道が続いています。せっかくなので街道を歩いて行きます。

常滑街道です。
山盛酒造へは約2km、30分ほど。大した距離ではありません。

現代の東海道、国道1号線を渡る。
名古屋方面の眺めです。

今だに常滑街道の面影、名残りは見当たらず…

おっと…

どことなく昭和の香りを残す「㈲たけじん」。
竹製品などを扱い施工する会社のようですが、後でググってみると…なんと創業、慶応ニ年(1866年)。江戸時代です。わおー、ようやく現れました。

しばらく県道を進むと…

鳴海八幡宮入口の看板。
常滑街道はこちらに続きます。

ようやくかつての街道らしい古い道に入れました。ほっ。

こういう道を待っていました。

もちろん鳴海八幡宮に寄っていきます。
参拝。今日はうまい酒が飲めますように…

鳴海八幡宮 寺・神社・教会

こちらも気になる…

御神木であるクスノキ。

樹高30m、樹齢1100～1200年。
平安時代からこの地に生えているって事です。ロマンしかありません。

ようやく古い建物が現れ始めました。

新しい分譲住宅とのギャップがじわり。

常滑街道は右手奥に続きますが、左手の先に何やら道標が残されているらしいので行ってみることに。

うーん。知らない間になくなっていても誰も気づかないような物体でした。何か文字が書いてありますが風化が激しく読めません。

庭木にしては立派なカイヅカイブキ。
燃え上がる炎のような樹形が特徴です。この木かっこいい。好きです。

東海道新幹線をくぐります。
その手前に何かある…

中之郷 津島社、秋葉社。

ふむふむ。
ここでようやく「常滑街道」の文字を目にすることができました。

お寺かなと思いましたが地図を見てもお寺の表示はなし。まさか一般のお宅ですか？武家屋敷レベル。

小さな川を渡ると「清酒 神の井」の文字。「神の井酒造」です。
この先には今日おじゃまする「山盛酒造」、さらに近所には「萬乗醸造」もあり、この辺りは酒蔵密集エリア。その理由としては良質な水に恵まれていたこと、江戸時代に尾張藩が酒造りを奨励したことのようです。

ここで常滑街道とはお別れ。常滑街道はこの先、常滑を経由して知多半島の先まで続きます。全長約62km。私が歩いたのはたった1/30程度です。
そして住宅地の中を入っていくと…

「山盛酒造」到着です。
イベント開始は10時から。15分前ですが、すでに同士の方々が待機しておられます。

まだ少し時間があるので周辺を散策。

会場入口のようです。

住宅街の中にポツンとある感じ。

黒壁がシブい。

裏手に回るとお隣さんとはこんな距離でした。

さぁ、開場です。

酒樽の花手水風アート。粋ですね。

入場無料。特に受付とかは必要ないのですが、大事な仕事が2つ。まずは有料試飲用のチケットを購入。1枚100円の10枚綴りを1枚購入。そして事前登録でゲットしておいたドリンクチケットで無料のウェルカムドリンクを1杯いただきます。

これです。
限定酒と言っていたのでおそらくちょっといいお酒です。やったー。

会場内には日本酒の販売コーナーや

おつまみ販売コーナーあり。
お菓子系と缶詰がちょろりとあるだけだったのでちょっと寂しい。アテがあると日本酒がさらにうまくなるので「いわしの塩焼き」缶(500円)1つを購入。

日本酒提供コーナー。

チケット1枚から4枚で各種日本酒が1杯いただけます。

まずは1枚で飲める「鷹の夢 しぼりたて生原酒」(緑の瓶)をチョイス。並んでいるお酒の中では一番お値打ちですが、私にとってはかなり上等なお酒です。

規模は大きくなく、とてもほのぼのした会場です。

じゃーん。

じゃじゃーん。
お酒うんまいです。自宅ではもっぱら安酒ばかりなので染み入るうまさです。こういう時のために普段はしょぼ酒…なかなか理にかなってると思います(個人の意見です)。
やっぱり日本酒のアテは魚ですな…。

こういう雰囲気大好きです。

なんかくじ引きもやってました。
チケット1枚で1回引けます。

なかなか商品も豪華なので1回引いてみました。
もちろん、でっかいお菓子狙いです。

結果は…
チケット3枚相当のお酒が飲めるチケットが当たりましたー。
お菓子は当たらず…。

しかーし、直後に重大な事実が判明！
お菓子は子供用(20歳未満)の景品でしたー。どっひゃー。

早速、チケット3枚分の超高級酒をいただきに…
「タカノユメ 純米吟醸」(左の瓶)
うーん、もちろんうまいのですが、その違いがよくわからない自分が悲しい…。

あっという間に2時間半。
結局飲んだお酒は…11杯。カップが小さいのでどれだけ飲んだのかがよくわからない。けどそこそこ酔ってます。
他の参加者の方ともお話できたし、楽しいお酒が飲めました。
ぼちぼち、おいとま致します。

さて、どうしたものか。
このまま鳴海駅に戻ったのではつまらない。こんなところに来る機会はそうそうないので、せっかくなので歩きます。昼飯を食べて大高緑地を抜けて左京山駅まで向かいます。
※写真にある「大高城跡」、気になったのでちょっと寄ってみましたが、特に見どころはなかったので割愛します。

大高城跡 名所・史跡

どうせ歩くなら水際。これ散歩の基本です。
それにしても暑い…この日の気温は30度オーバーで日差したっぷり。

左は東海道新幹線です。

蝮池。
前方の奥に見える森は大高緑地です。

池のほとりに建つ「名古屋市青少年宿泊センター」の一画にある弁当屋…
こちらでお昼ご飯を食べます。

その名も「ロンシャン」。
弁当屋というより、昭和の喫茶店風。
実態は宿泊センターの食堂という位置づけです。

土曜の13時半で客はだーれもおらず。
いーね。

雑多な感じが好印象。

メニュー(一部です)。

ビールもあっるー。わかってるねぇ。
しかしまだ日本酒が抜けておらず、ここで飲んでもおいしくないなと思いやめました。

で、いただいたのはこちら。
「みそかつ弁当」(税込650円)。
味噌カツでこのお値段ならお安いかも。まあ市営施設の食堂ですからね。私的にはちょうどいい量でしたがガッツリ系の方は全然物足りないと思います。久しぶりの味噌カツだったのでおいしくいただきました。からしもグッド！そして今年初スイカ～。
水のサービスはありません。あしからず。

大高緑地に入ります。

大高緑地 公園・植物園

超広大です。
今まで来たことあるかな？多分ないかも。

大高緑地公園 公園・植物園

どこへ行けばいいかよくわからない。

“端っこの方”は結構荒れ果ててます。

交通公園の食堂。

園内にある池のひとつ。
グーグルマップには「ドラゴンアイ」の表記。なんか聞いたことあったのでググってみたら、岐阜県と長野県の県境にある御嶽山の三ノ池や、秋田県と岩手県の県境にある八幡平で雪どけの時期に見られる現象とのこと(詳しくはググってね)。
この池は全くそれには該当しませんが、おそらくグーグルマップユーザーが似ているを理由に勝手に登録したんでしょうね。

広大すぎるので人手が多くても人口密度が気にならない。
いーね。

おそらく園内の最高標高地点、「若草山展望台」。
彼方に東山スカイタワーが見えます。視界がクリアなら御嶽山も見えるみたいです。

児童園。

「ディノアドベンチャー名古屋」
有料のテーマパークです。

いい味出してる琵琶ヶ池のボート乗り場。

軽食コーナー併設。
こういうとこのカレーライスも気になりますよね。

琵琶ヶ池。

正面入口から大高緑地を出ます。

そして名鉄本線左京山駅へ。
ふーっ。暑さのせいでかなりバテました。それに日本酒飲んだ後に炎天下を歩くもんじゃないです。皆さん真似しないで下さいね。
じゃあ、帰りまーす。

左京山駅 駅

この日歩いたルート。
(終)