2020/10/31 - 2020/10/31
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旅人のくまさんさん
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『志段味古墳群』の紹介です。古墳が記された立体模型もありましたので、66箇所の古墳を紹介しておきました。かつての水運による物流の動脈だった、庄内川からよく見えるように造られた古墳であることが分かりました。
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『大久手4号墳』のタイトルがあった説明パネルの光景です。『盛り土の大部分は、江戸時代に積まれたものであることが、発掘調査で分かった』と説明してありました。また、『その盛り土からは古墳時代の須恵器や埴輪も出土した』とも説明されていました。かつての古墳が、江戸時代に『塚』になっていた可能性があるようです。
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イチオシ
南東側から眺めた『大久手4号墳』の光景です。この外観は、『古墳』というより、『塚』のイメージでした。しかし、盛り土から埴輪や須恵器が出土したとされますから、『古墳』であったことは間違いないようです。
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墳頂に桜の木が植えこまれた『大久手4号墳』の光景です。この光景は、『古墳』ではなく、『一里塚』などをイメージする『塚』の光景でした。『塚』は、その周囲の地面より、こんもりと丸く盛り上がった場所を指し、具体的には何かが集積、堆積した盛り上がりや、小さな山や丘や古墳などを指します。
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簡単に登ることができた、『大久手4号墳』の墳頂に植え込まれていた桜の木の下部の光景です。古墳が塚に転用された可能性が高く、古墳としての墳丘の原形は分かっていませんが、大きさから言って、円墳か方墳になるようです。
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『大久手4号墳』の上から眺めた東方面の光景です。謎の石群が見えていました。この石群は古墳とは無関係の、ずっと後代に持ち込まれたものに見えました。庭石の風流さがある石群でもなさそうでした。かなりの部分が地中に埋まっているようです。
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『大久手4号墳』の横から眺めた東北方面の光景です。左手に塚の東橋が見えています。右端に見えるのは、東谷山の北側方面の山裾になるようです。左端に見える建物は、『大塚・大久手古墳群地区』に隣接する民家の屋根です。
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少し場所を変えて撮影した、市街地と『大塚・大久手古墳群地区』との境目付近の光景です。住宅地側が宅地造成で平削されたのでしょうか、随分と段差がありました。地図で見ますと、住宅地がある『低位段丘』と、古墳がある『中位段丘』の境目付近になるようでした。
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ここからは、大久手池の土手の上に上がっての撮影です。石段代わりの緩い傾斜のコンクリート壁を登ることができました。北側になる、前方に見えるのが、『古墳体験広場』になるようです。右上付近に見えるのは、『大久手2号墳(西大久手古墳)』の発掘調査現場です。
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同じく、大久手池の土手の上からの撮影が続きます。『古墳体験広場』の先に上志段味の住宅群が見えました。大久手池と『古墳体験広場』には、かなりの高低差がありますが、どちらも河岸段丘の『中位段丘』になります。住宅地は、一段低くなった『低位段丘』に位置します。
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東谷山が見える、大久手池の東南方面の光景です。大久手池の西3~400メートルにある『樹木(じゅもく)遺跡』は、旧石器時代後期末の遺跡とされ、木葉形尖頭器、打製石槍、剥片、石鏃などが出土しました。大久手池の東北に近い『大塚遺跡』も『石鏃』が出土した旧石器時代末期の遺跡です。庄内川の河岸段丘は、縄文時代、弥生時代、古墳時代に先駆ける遺跡が確認されている地域です。
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同じく、満々と水を湛えた、大久手池の南側方面の光景です。大久手池への流入や流出の有無も分かりませんでした。地図を参照しますと、大久手池の西側から西北にかけては桜並木になっていましたから、桜の名所の一つかもしれません。桜の時期のネット写真にも目を通しておきました。
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『大久手池」の光景が続きます。西南側方面の光景です。名古屋市内の池に関するネットを検索してみ案したが、『大久手池』は、『野池』としてリストアップあsれていましたが、詳しいことは全くつかめませんでした。野鳥の飛来地にもなっているようです。カワラヒワ、ホオジロ、ツバメ、オオヨシキリ、モズ、セグロセキレイ、カルガモ、ダイサギ、アオサギなどが観察できるようです。
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大久手池の見学を終えて、堤防を下ります。医師団などはありませんが、堤防の緩やかな傾斜のコンクリートのブロックが、石段代わりになりました。『大久手池』の歴史をネット検索してみましたが、参考になる情報は見つかりませんでした。ただ、大久手5号墳は明治時代の地籍図で、すでに堤防に取り込まれていたとの情報がありました。大久手池の歴史も古いようです。
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浅い穴が掘られ、その中に集められた石の光景です。川の水で磨かれた玉石が多いようですが、角ばった医師も交じっていました。どの古墳なのか分かりませんが、墳丘の葺石に使われていたくらいの大きさに見えました。
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発掘調査中の古墳エリアの光景です。先に紹介した『大久手2号墳』とも呼ばれている『西大久手古墳』の発掘調査現場のようでした。帆立貝式の前方後円墳です。墳丘長は約39メートル、周濠部分を含めると全長約59メートルの規模です。これまでの出土品は、名古屋市見晴台考古資料館に収蔵されています。
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立体模型と一覧表で表示された『志段味古墳群』の光景です。立体模型の北側は下向きになりますが、下(北側)に流れる川が庄内川、左手(東側)に見ある山が『東谷山です。東谷山の山頂から、裾野にかけて、4世紀から7世紀に密に古墳が建設されました。小さな古墳が東谷山の西の麓に密集していました。
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『志段味古墳群』の古墳の一覧表です。左上の1番目の『尾張戸(おわりべ)神社古墳』から始まり、66番の『羽根古墳』までの一覧でした。今日の見学予定で残ったのは、54番の『白鳥塚古墳』だけになりました。
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90度角度を変えて眺めた『志段味古墳群』の立体模型の光景です。4世紀頃から『ヤマト王権』と深い繋がりがあったとされる『尾張氏』が7世紀にかけて築き続けた古墳群です。中央下部に見える環濠を持つ帆立貝式古墳が、5~6世紀に造られた『勝手塚古墳』です。東谷山山頂の『志段味古墳群』は4世紀前半、中社神社と南社神社は4世紀中頃に築かれました。
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立体模型は、この平面図の左側に、水平方向に1600分の1、垂直方向に1000分の1で作成されたことが紹介してありました。山の高さが、少し強調された模型になるようです。立体模型ではなく、この平面図に1番から66番までの番号が付してありました。
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イチオシ
志段味古墳群の北側になる、庄内川から眺めた『立体模型』の光景です。かつての水運による物流の動脈だった、庄内川からよく見えるように造られた古墳ともいわれています。その代表的な例が庄内川の左岸に近い『東谷山白鳥古墳』などです。尾張氏の勢力を顕示していたようです。
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『大塚・大久手古墳群』の見学を終え、『しだみ古墳群ミュージアム』に向かう途中、振り返って眺めた『中位段丘』の光景です。史跡公園として、よく整備されていました。
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各所で目にした道案内標識の光景です。国の史跡に指定されたことが影響しているらしく、各所に設置されていました。下向きの矢印があった、『しだみ古墳群ミュージアム』に戻って、国の史跡に指定されている『白鳥塚古墳』に向かうことにしました。
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『大塚・大久手古墳群の見学を終えて、今日の最後の見学場所は、国の史跡に登録されている『白鳥塚古墳』です。名古屋には、『ヤマトタケル(日本武尊、倭建命)』に因むとされる古墳が3箇所あります。あとの二つは、『東谷山白鳥古墳(守山区志段味)』と『白鳥古墳(熱田区白鳥)』です。
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何度か紹介する前方後円墳のモニュメントです。白色は、ヤマトタケルの白鳥伝説をイメージしているようです。ヤマトタケルは、『日本書紀』、『古事記』などによれば、第12代景行天皇皇子で、第14代仲哀天皇の父にあたります。熊襲征討・東国征討を行ったとされる日本古代史上の伝説的英雄です。4世紀から7世紀頃の数人のヤマトの英雄を統合した架空の人物説もあります。
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古墳巡りの途中で目にしたさざんかの紹介です。
名前:『サザンカ(山茶花、茶梅)』
分類:ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。
分布:日本固有種、山口県から沖縄県にかけての山林で自生。
その他:漢字表記の山茶花は中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来。 -
名前:『サザンカ(山茶花、茶梅)』
分類:ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。
分布:日本固有種、山口県から沖縄県にかけての山林で自生。
その他:四分の1ほど陰ってしまいました。 -
名前:『サザンカ(山茶花、茶梅)』
分類:ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。
分布:日本固有種、山口県から沖縄県にかけての山林で自生。
その他:咲き揃った白色の花の山茶花です。 -
イチオシ
名前:『サザンカ(山茶花、茶梅)』
分類:ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。
分布:日本固有種、山口県から沖縄県にかけての山林で自生。
その他:見頃の白色の花のズームアップ光景です。 -
名前:『サザンカ(山茶花、茶梅)』
分類:ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。
分布:日本固有種、山口県から沖縄県にかけての山林で自生。
その他:やや下向き加減に咲いた無水ピンク色の花です。 -
名前:『サザンカ(山茶花、茶梅)』
分類:ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。
分布:日本固有種、山口県から沖縄県にかけての山林で自生。
その他:全開した薄いピンク色の花です。
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旅行記グループ 2021編集、尾張の古墳巡り(その1)
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