2019/04/23 - 2019/04/30
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旅人のくまさんさん
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世界文化遺産のブハラの紹介です。かつてのイスラム神学校の、『アブトゥール・ハン・メドレセ』の中にあったバザールの紹介です。神学校だった建物自体も、歴史的価値がある建造物でした。
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ブハラのバザールの紹介です。団体ツアーの自由時間で再入場した、『アブトゥール・ハン・メドレセ』の中にあったバザールです。『メドレセ』はイスラムの神学校のことで、今では神学校としては使われていない建物でした。
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ブハラのバザールで販売されていた装飾品の紹介です。購入する予定はありませんでしたから、写真素材としての撮影だけです。ネックレスやイヤリングなどのようです。ネット情報では、『アクセサリーは、トルコやインドなどからの輸入品が多い』と紹介されていました。
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同じく、ブハラのバザールで販売されていた装飾品の紹介です。先程の品と比べて、こちらは細かな細工を施した銀製品が主体のようでした。ネット情報では、『古代シルクロードの商人にでもなったつもりで、値段交渉するのも楽しみ』と紹介されていました。
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イチオシ
鮮やかな青色をした品の数々です。パワー・ストーンらしい雰囲気がありました。日本でも美しい青色は、古くから『群青』や、『瑠璃』と呼ばれてきました。シルクロードを経て渡ってきた貴重な品です。『群青』は、日本画などの青色顔料で、原石は藍銅鉱(アズライト)です。『瑠璃』の原石はラピスラズリです。青金石、瑠璃、ウルトラマリンとも呼ばれ、中近東が産地です。
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『アブトゥール・ハン・メドレセ』のイーワーン光景です。青色系統には、群青の『藍銅鉱(アズライト)』や、瑠璃の『ラピスラズリ(青金石)』が顔料などとして使われているようです。瑠璃は、仏教の七宝(金・銀・瑠璃・玻璃・しゃこ・珊瑚・瑪瑙)の一つとされ、真言宗の開祖、空海は瑠璃を守護石としていました。
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イチオシ
『アブトゥール・ハン・メドレセ』の内部は、修復の手が入っていないらしく、ありのままの建物の姿を見ることができるようです。年月を経て、劣化はみられるものの、かつての見事な建築の姿を随所に残していました。その一つ、ドームの内部光景です。
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ドーム内のイーワーンの光景です。使われた顔料の質が良くなかったのでしょうか、この部屋では、壁などの文様がかなり喪失していました。この建物が造られたのは、17世紀半ば頃とされますから、特別に古いわけではありません。室内ですから、耐候性上の問題も少なかったはずです。
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角度を変えて撮影した、ドーム内のイーワーンのズームアップ光景です。壁などの仕上げは漆喰のようですが、装飾画はフレスコではないようです。フレスコは、壁に漆喰を塗り、漆喰が乾かない内に水または石灰水で溶いた顔料で描く手法です。やり直しが効かないため、高度な計画と技術力を必要としました。キリスト教圏では数多く使用されました。
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装飾が剥落したか、脱色したように見える、イーワーン上部とその周りの壁面光景です。部分的には剥落もありましたが、大部分は、脱色したようです。剥落した部分は、イーワーン上部(写真下部)の水平方向です。その左側にも続いていました。推測ですが、剥落は、地震による影響などもあったかも知れません。
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ハンコのような木片を並べた展示品の光景です。これらは非売品のようでした。右下に説明プレートがありましたので、この後ズームアップで紹介します。美術品というより、工芸品でした。
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展示品の表示札の光景です。最下段に英語での表記もありました。そのまま紹介しますと『Frame.Wood.Carved.Bukhara.Early ⅩⅩ century』です。要点を列挙しますと、次の通りです。
『木枠(額縁)』
ブハラ
(20世紀初頭) -
同じく、繰り返して使用し、連続模様を作り上げる『木枠(額縁)』の紹介です。いずれの品も染料が染み込み、長年、使いこなされてきたような雰囲気がありました。
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ウズベキスタンの木工芸は、ブハラを含めてレベルが高いようです。殊に、地元情報ではコーラン台がお勧めのようでした。コーラン台は、聖なるコーランを手で汚さないで読めるように、1300年前イランで作られたのが始まりとされます。木工品の材質は、プラタナス、クルミ、柳の木です。コーラン台は、手品のような精巧な造りでした。
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これで、『アブトゥール・ハン・メドレセ』の中のバザールの祖愉快はおしまいです。持ち帰りに困らないよう、割れにくい小型の盃型の杯を購入しました。青色を基調にした、アラベスク文様が羽が枯れた杯は、ぐい飲みに使えそうな品でした。
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球形に立寄った建物の、中庭光景です。織物の製造と販売のお店でしたから、各所に製造途中の布地が干してありました。干すだけの目的ではなく、装飾も意識されているように見えました。
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郊外のレストランに到着しました。『チャイハナ』と呼ばれる砂漠の喫茶店です。餌箱の餌をつついていた、白色レグホンに似た鶏さん達です。真っ白な外見ではなく、野生的な育ち方をしているようでした。白色レグホンは、イタリアで作出され、アメリカで改良を重ねられた品種で、世界的に最も普及している品種とされます。日本の場合、産卵鶏の約8割です。
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経営者の奥さんらしい方が、この中の小屋の中に入っていき、生みたての卵を幾つか探し出し、目の前で見せてくれました。この日の昼食の食材になったようです。鶏さん達はいつものことなのか、あまり騒ぎ立ててはいないようでした。
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郊外のレストランで頂いた、この日の夕食の前菜のスープです。旅行計画書には、この日の昼食は、『シャリンク(串焼きのバーベキュー)』と紹介してありました。ワインはありませんでしたから、地元のビールにしました。
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民族楽器を手にして、弾き語りを披露してくれた、このお店の料理長さんです。現地ガイドさんの情報によれば、プロの演奏家だった人で、料理の腕も確かな人のようでした。チップをあげるのに相応しい演奏でした。
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球形に立寄った施設の光景です。ラクダによる隊商の時代には、キャラバンサライがあった場所かもしれません。ペルシア語で『隊商宿』の意味とされます。隊商のための取り引きや宿泊施設です。
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この地域が、砂漠であることを実感させあっれるテントの光景です。推測ですが、ラクダを放し飼いにしていた人達のテントのようでした。モンゴルですと、パオと呼ばれる丸いテントになるようです。
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放し飼いにされていたラクダのズームアップ光景です。この当たりには、ラクダの餌になるラクダ草がたくさん生えているようでした。中国のシルクロードでも目にしましたが、硬い刺が一杯の植物です。
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イチオシ
同じく、放し飼いにされていたラクダの光景です。数頭が連れ立って、幹線道路を横断する場面も目にしました。ラクダは色んな植物を食べるようですが、砂漠の中では、ラクダ草以外には食べ物はないようです。
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ラクダが横断していた幹線道路は、このようなトラックが走り、私たちが乗って来た大型バスも走ります。乗用車でしたら、ラクダとぶつかってしまえば、大破でしょう。砂漠の中での立ち往生は大変そうです。
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ウルゲンチで二泊する、『ホレズム・パレス』に到着しました。今日は午前中の2箇所の見学だけで、あとは砂漠の中の移動の日でした。予定表には480キロの走行予定と記されていました。早めに到着し、カーテンの外には明るい陽が射していました。
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ウルゲンチで二泊した、『ホレズム・パレス』の施設の紹介です。洗面室の光景です。シャワー施設だけでしたが、私の場合はかまいません。ただし、シャワーコーナーのカーテンの裾が汚れ過ぎでした。
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ちょっと狭い感じもする、シングルベッドが置かれていました。旅行社への注文通りですから、これは納得です。枕元に、読書灯も置かれていました。
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机と、その上に置かれた大型の薄型テレビの光景です。天気予報とニュースさえ見ることが出来れば、これもOKです。よく電池切れのこともありますので、先にリモコンだけはチェックしておきました。
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泊まった部屋は2~3階建ての1階部分でした。市街地から離れていますし、夜は車の通りも途絶えそうですから、静かな夜を過ごせそうです。
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まだ明るい、泊まったホテルの中庭光景です。随分と広い中庭でした。芝生が張ってあって、庭木が所々にあるだけですから、余計に広く見えるのかも知れません。木の陰の写り方から判断して、平坦ではなく、少し起伏がありました。
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