ブハラのアルク城の紹介です。幾たびもの戦火に遭った城砦ですが、再建された建物の中に、各種の遺物が展示してありました。順次、それらの品を紹介していきます。

2019春、ウズベキスタン等の旅(32/52)：4月26日(4)：ブハラ(3)：アルク城(3)：城内展示品、獅子像

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2019/04/23 - 2019/04/30

81位(同エリア408件中)

エリア

ブハラ(ウズベキスタン)

交通手段: 観光バス

『Mithrab(ミラブ)』と呼ばれる、メッカのカーバ(Kabba)の方向を示す場所です。イスラム教徒が祈るときに直面すべき方向になります。mihrab(ミラブ)という言葉は、もともとは非宗教的な意味を持ち、単に家の中の特別な部屋を示しました。例えば、宮殿の王座の部屋などです。この用語は、その後、イスラムの預言者ムハンマドが彼自身のプライベートな祈りの部屋を示すために使用されました。部屋は、さらに隣接するモスクへのアクセスを示して、預言者はこの部屋を通ってモスクに入りました。
『Mithrab(ミラブ)』の上部の付近のズームアップ光景です。写真掲載は省略しましたが、『Mithrab(ミラブ)』の言葉で始まる解説文が掲示してありました。解説文は、その特徴を6項目に分けて説明していました。
イチオシ

現在の『Mihrab(ミハラブ)』のサイズはさまざまであり、通常は華やかに装飾され、しばしばアーチ型の出入り口やメッカへの通路の印象を与えるように設計されています。様々な意匠を凝らして、メッカの方角を示したアルク城内の『Mihrab(ミハラブ)』の光景です。
土産物店の店先光景です。カラフルな焼物が目一杯展示されていました。食器皿ではなく、飾り皿のようでした。モスクやミナレットなど、観光名勝の絵がほとんどです。
イチオシ

中庭のような場所ですが、かつては正面に玉座が置かれた格式高いの場所とされました。王に謁見した後は、後ろ向きにならず、門の近くまで後ずさりするのがしきたりとされました。その掟を守らなかったために、直ちに殺害された英国人もいたようです。上空には、素晴らしい愛空が広がっていました。
天幕が張られた、玉座のズームアップ光景です。『謁見の間』の中央に置かれていました。先程青空が見えていましたが、かつては屋根が設けられていたようです。
玉座の周りの天井光景です。再建されたためでしょうか、比較的シンプルな彫刻が施されていました。アラベスク文様などです。
『謁見の間』のかつての天井のことなどが解説された立看板の光景です。3か国語の最下段に英語表記がありました。『The Throne Hall(玉座の間)』のタイトルでした。
イチオシ

獅子像(正面からの姿)
石像
(年代不詳)
獅子像(狛犬)マニアの方のブログには、『作成年代は解らないが、それほど古くないと思います』と紹介されていました。戦利品と持帰られたものも多いようです。
玉座を背にして眺めた出入口門の光景です。その前に背丈の1.5倍ほどの衝立のようなものが置かれていました。推測ですが、謁見の後、この衝立のようなもので姿が隠れるまでは後ろ向きに退出したようです。日本の神社などでも、蕃塀(ばんべい)と呼ばれる目隠しの衝立がありました。今でも残っている神社はあります。
獅子像(側面からの姿)
石像
(年代不詳)
先程の紹介は、イランの考古学博物館にある紀元前2200前のテラコッタ製のライオン像や、古代ヒッタイト(現在はトルコ)の紀元前14世紀の像との比較でした。
現地で、『秘密の通路』とお聞きしました。かつては、通路と分からないよう、偽装工作がされていたかも知れません。今は、鍵が掛かっていました。
①Sheibanid’s State and Khorezm： (16世紀）
②Tanga・銀貨：(16～17世紀)
③セラミック・タイル：ブハラ：(16～17世紀)
④Mediaval miniature photocopy：中央アジア：(16世紀)
⑤ジャグ(水指)：ブハラ：(16世紀)
①最上段：Sheibanid’s State and Khorezm：(16世紀）
②2段目左：Tanga・銀貨：(16～17世紀)
③3段目左：セラミック・タイル：ブハラ：(16～17世紀)
④二段目右：Mediaval miniature photocopy：中央アジア：(16世紀)
⑤卓上：ジャグ(水差)：ブハラ：(16世紀)
①最上段左：Abdullah-khanミニチュアポートレート：ブハラ：(1572年)
②最上段右：State Seal of Sherbanid al Aziz khan：(1540～1550年）
③、⑤～⑦：中断左右と最下段：セラミック・タイル：ブハラ：(16～17世紀)
④中断中央：Traiding dome Tok-i Tirrgon：ブハラ：(16世紀)
①Abdullah-khanミニチュアポートレート：ブハラ：(1572年)
②State Seal of Sherbanid al Aziz khan：(1540～1550年）
③、⑤～⑦セラミック・タイル：ブハラ：(16～17世紀)
④Traiding dome Tok-i Tirrgon：ブハラ：(16世紀)
①ヘルメット(鉄製)：17～18世紀
②Bow(弓：木製)：18世紀
③Arrows(矢：木製)：17～18世紀：レプリカ
④シールド(盾)：17～18世紀
①左上、以下右下へ：ヘルメット(鉄製、鎖)：17～18世紀
②Bow(弓：木製)：18世紀
③Arrows(矢：木製)：17～18世紀：レプリカ
④シールド(盾)：17～18世紀
『セラミック(上3個)、金属トレイ(下)』
ブハラ
(17～18世紀）
ブハラの（17～18世紀）製品の紹介パネルです。上三つがセラミックス(ヴェッセル)、下が金属トレー(盆)です。
①上(左)：中央アジア(17～18世紀)
②上(右)：Yalic(17世紀)：ブハラ：レプリカ
③中(左)：Tangaコイン：ブハラ
④中(右）Imamquli khan：(17世紀)：ブハラ：レプリカ
⑤下：Mulla Mumin　ムハンマド：(1610年)：ブハラ
①上(左)：中央アジア(17～18世紀)
②上(右)：Yalic(17世紀)：ブハラ：レプリカ
③中(左)：Tangaコイン：ブハラ
④中(右）Imamquli khan：(17世紀)：ブハラ：レプリカ
⑤下：Mulla Mumin　ムハンマド：(1610年)：ブハラ
『セラミック・ヴェッセル（陶容器)』
ブハラ
(17～18世紀)
『Gleized ceramic itemes(セラミック道具類）』と『ブハラ・17～18世紀』の表示があった説明札の光景です。『Gleized 』の意味合いがよく分かりませんでした。
①上(左)：Ark：ブハラ(19世紀終～20世紀初頭）
②上(中)：Whip:ブハラ(19世紀）
③上(右)：パッドロック、ブハラ、アーク門(1769年）
④下(左)：水管：ブハラ、アーク(17～18世紀)
⑤下(右)：水管：ブハラ、アーク(17～18世紀)
①上(左)：Ark：ブハラ(19世紀終～20世紀初頭）
②上(中)：Whip:ブハラ(19世紀）
③上(右)：パッドロック、ブハラ、アーク門(1769年）
④下(左)：水管：ブハラ、アーク(17～18世紀)
⑤下(右)：水管：ブハラ、アーク(17～18世紀)
『HUMーウォーター・ヴェッセル(水容器)』
金属製
ブハラ
(20世紀初頭)
写真上：地域医師：Kori Makhanmmand：(20世紀初頭)：ブハラ
写真下(左)：ロシア病院：(19世紀末)：場所不詳
写真下(右)：Rishta kasari( 20世紀初頭)
その他：当時の医療器具
①壁最上段：ブハラの新聞：(1912年)
②壁中段(左)：ミュージック・リスナー：(年代不明)
③壁中段(右)：ブハラのミュージシャン：(20世紀)
④壁最下段：グラモフォン・レコードカヴァー：(年代不明)
⑤卓上：グラモフォン・レコード：(年代不明)とレコードプレーヤー
①壁最上段：ブハラの新聞：(1912年)
②壁中段(左)：ミュージック・リスナー：(年代不明)
③壁中段(右)：ブハラのミュージシャン：(20世紀)
④壁最下段：グラモフォン・レコードカヴァー：(年代不明)
⑤卓上：グラモフォン・レコード：(年代不明)