ブハラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ブハラの歴代ブハラ・ハーンの居城だった、アルク城の紹介です。最新の発掘調査によれば、紀元前4世紀頃から存在していたことが分かり、現在の建物は、18世紀頃の姿で再建されています。アルク城辺りが古代ブハラの発祥の地とされます。

2019春、ウズベキスタン等の旅(31/52):4月26日(3):ブハラ(2):アルク城(2):城内展示品、コーラン

33いいね!

2019/04/23 - 2019/04/30

64位(同エリア408件中)

旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

ブハラの歴代ブハラ・ハーンの居城だった、アルク城の紹介です。最新の発掘調査によれば、紀元前4世紀頃から存在していたことが分かり、現在の建物は、18世紀頃の姿で再建されています。アルク城辺りが古代ブハラの発祥の地とされます。

交通手段
観光バス

PR

  • アルク城の正面入口光景です。『アルク』は『城塞』を意味します。7世紀にはフタ・ハウタンという女王が、このアルク城砦でアラブと戦ったと伝わります。また、モンゴル軍が襲来してきた時には、多くの住民がアルク城に立て籠もって抵抗しましたが、最後はチンギス・ハーンによって大虐殺され、城も破壊されてしまいました。

    アルク城の正面入口光景です。『アルク』は『城塞』を意味します。7世紀にはフタ・ハウタンという女王が、このアルク城砦でアラブと戦ったと伝わります。また、モンゴル軍が襲来してきた時には、多くの住民がアルク城に立て籠もって抵抗しましたが、最後はチンギス・ハーンによって大虐殺され、城も破壊されてしまいました。

  • アルク城の正門上部のズームアップ光景です。先に紹介しましたが、歓送のための学区類の倉庫になっていたようです。

    イチオシ

    アルク城の正門上部のズームアップ光景です。先に紹介しましたが、歓送のための学区類の倉庫になっていたようです。

  • 門を潜る前に眺めた、門に向かって右手方面の城壁光景です。中よりやや右手の石垣に突起が並んでいますが、木材を打ち込んだものです。石垣の強度を増すためとお聞きしましたが、メンテナンスの足場にもされているようです。

    門を潜る前に眺めた、門に向かって右手方面の城壁光景です。中よりやや右手の石垣に突起が並んでいますが、木材を打ち込んだものです。石垣の強度を増すためとお聞きしましたが、メンテナンスの足場にもされているようです。

  • 門を潜る前に眺めた、門に向かって左手方面の城壁光景です。表面には焼きレンガが積み上げられ、先程と同じように木の杭が無数に見えました。

    門を潜る前に眺めた、門に向かって左手方面の城壁光景です。表面には焼きレンガが積み上げられ、先程と同じように木の杭が無数に見えました。

  • 右手に長い槍を持ち、左手に丸い盾を持った門梅兵の人形です。入口に向かって、右手を守っていました。縁に金モールのような飾りがある、お洒落な上着とズボンでした。

    右手に長い槍を持ち、左手に丸い盾を持った門梅兵の人形です。入口に向かって、右手を守っていました。縁に金モールのような飾りがある、お洒落な上着とズボンでした。

  • こちらは、横から眺めた入口に向かって左手の門梅兵の人形です。刀身台より少し大きめの造りのようでした。

    こちらは、横から眺めた入口に向かって左手の門梅兵の人形です。刀身台より少し大きめの造りのようでした。

  • 背後に控えるのは、尾羽を広げた雄の孔雀のようです。その前には、数種類の剥製の鳥さんが並んでいました。羽を広げた、鳩のような鳥さんもいました。

    背後に控えるのは、尾羽を広げた雄の孔雀のようです。その前には、数種類の剥製の鳥さんが並んでいました。羽を広げた、鳩のような鳥さんもいました。

  • 大きな壷や皿などの展示光景です。壁には小さな碗も展示してありました。四つに分けて年代などが表示してありました、一番上が7世紀、2番目と3番目が9~11世紀、一番下が、18~19世紀の表示でした。一番下が、壁に展示された小碗のようです。

    大きな壷や皿などの展示光景です。壁には小さな碗も展示してありました。四つに分けて年代などが表示してありました、一番上が7世紀、2番目と3番目が9~11世紀、一番下が、18~19世紀の表示でした。一番下が、壁に展示された小碗のようです。

  • 同じく焼物の展示光景です。上の三つは、彩色の時期か陶器、下の方に見えるのは、土器か、素焼きの陶器のようでした。表示札は読み取れませんでした。

    同じく焼物の展示光景です。上の三つは、彩色の時期か陶器、下の方に見えるのは、土器か、素焼きの陶器のようでした。表示札は読み取れませんでした。

  • 通路脇に展示してあった品々の紹介は、これが最後です。中世の頃と思われる武具類が展示してありました。刀に斧や槍、盾などです。中央下部に置いてあるのは胴衣風でした。

    通路脇に展示してあった品々の紹介は、これが最後です。中世の頃と思われる武具類が展示してありました。刀に斧や槍、盾などです。中央下部に置いてあるのは胴衣風でした。

  • アルク城の場内から眺めた展望塔の光景です。この場所からですと、展望塔の方が少し高いようでしたが、城内には見下ろすような高い場所もありました。

    アルク城の場内から眺めた展望塔の光景です。この場所からですと、展望塔の方が少し高いようでしたが、城内には見下ろすような高い場所もありました。

  • アルク城の城内の尖塔光景です。阿の尖塔からです太、間違いなく、展望台を見下ろすことが出来そうでした。

    アルク城の城内の尖塔光景です。阿の尖塔からです太、間違いなく、展望台を見下ろすことが出来そうでした。

  • 基壇の上に設けられた立て門光景です。5~本の長い柱が並んでいました。周りが露店の土産物売り場になっていました。

    基壇の上に設けられた立て門光景です。5~本の長い柱が並んでいました。周りが露店の土産物売り場になっていました。

  • 5~6本はあった、長い柱の株のズームアップ光景です。桑の木が使われているようですが、長い柱ですから、途中に継ぎ目があるのかも知れません。飾の彫刻が施されていました。

    5~6本はあった、長い柱の株のズームアップ光景です。桑の木が使われているようですが、長い柱ですから、途中に継ぎ目があるのかも知れません。飾の彫刻が施されていました。

  • 斜め下から見上げた、四本並んだ長い柱の光景です。基壇の上が謁見の場所のようでした。この後は、室内に入場しての見学です。

    斜め下から見上げた、四本並んだ長い柱の光景です。基壇の上が謁見の場所のようでした。この後は、室内に入場しての見学です。

  • 木製の書見台の光景です。コーランでしょうか、朱書きが入った古い本が乗せられていました。アラビア文字でした。

    木製の書見台の光景です。コーランでしょうか、朱書きが入った古い本が乗せられていました。アラビア文字でした。

  • 木製の書見台のの近くに展示してあった、数枚程度が閉じされた古い書き物の光景です。こちらも全面に朱書きが入っていました。リズミカルなアラビア文字で記されたコーランのようでした

    木製の書見台のの近くに展示してあった、数枚程度が閉じされた古い書き物の光景です。こちらも全面に朱書きが入っていました。リズミカルなアラビア文字で記されたコーランのようでした

  • 下の方には、長年使い古されたようなコーランらしい書物が2冊、その上の方には、宝石などの貴重品を射れたらしい小物入れが展示してありました。小物入れは、革製や木製など、様々な材料が使われているようでした。

    下の方には、長年使い古されたようなコーランらしい書物が2冊、その上の方には、宝石などの貴重品を射れたらしい小物入れが展示してありました。小物入れは、革製や木製など、様々な材料が使われているようでした。

  • アルク城の木造部分は、1920年に旧ソビエトに攻められ、すべて恵仁に帰したようですから、再建された建物になるようです。部屋の中央に四角に並んだ長い柱の光景です。天井全面に精緻な装飾が施されていました。

    イチオシ

    アルク城の木造部分は、1920年に旧ソビエトに攻められ、すべて恵仁に帰したようですから、再建された建物になるようです。部屋の中央に四角に並んだ長い柱の光景です。天井全面に精緻な装飾が施されていました。

  • 同じく、少しズームアップした、部屋の中心部分の光景です。天井に窪みが設けられ、その部分にも装飾が施されていました。

    同じく、少しズームアップした、部屋の中心部分の光景です。天井に窪みが設けられ、その部分にも装飾が施されていました。

  • それぞれにズームアップした、4本の柱の頂部分の光景です。ムカルナスと呼ばれる、イスラム建築で使われる持ち送り構造の装飾になるようです。カラフルな造りでした。

    それぞれにズームアップした、4本の柱の頂部分の光景です。ムカルナスと呼ばれる、イスラム建築で使われる持ち送り構造の装飾になるようです。カラフルな造りでした。

  • 2箇所目のムカルナスの紹介です。鍾乳石に似せたデザイン全般を指すイスラム建築用語には、モカラベがあります。

    2箇所目のムカルナスの紹介です。鍾乳石に似せたデザイン全般を指すイスラム建築用語には、モカラベがあります。

  • 3箇所目のムカルナスの紹介です。ムカルナスは、小さな尖った窪みが層を成して繰り返す形式で、煉瓦、石、漆喰、木などで作られます。これは木材を使ったケースになるようです。

    3箇所目のムカルナスの紹介です。ムカルナスは、小さな尖った窪みが層を成して繰り返す形式で、煉瓦、石、漆喰、木などで作られます。これは木材を使ったケースになるようです。

  • 最後になる、4箇所目のムカルナスの紹介です。基本的に、同じ構造と色彩に統一されているようでした。

    最後になる、4箇所目のムカルナスの紹介です。基本的に、同じ構造と色彩に統一されているようでした。

  • 『Langer Koran』<br />『抗弁する女』第58番目の章(スーラ)

    『Langer Koran』
    『抗弁する女』第58番目の章(スーラ)

  • 『Langer Koran』の『抗弁する女』第58番目の章(スーラ)の解説文です。マディーナ啓示に分類される章で、8世紀に手書きされたもののようでした。ある婦人の離婚に関する不平の訴えが聞き入れられた話と、ムスリム共同体(ウンマ)における不信者や陰謀に対する懲罰が述べられているようです。

    『Langer Koran』の『抗弁する女』第58番目の章(スーラ)の解説文です。マディーナ啓示に分類される章で、8世紀に手書きされたもののようでした。ある婦人の離婚に関する不平の訴えが聞き入れられた話と、ムスリム共同体(ウンマ)における不信者や陰謀に対する懲罰が述べられているようです。

  • カラフルな装丁がされた『コーラン(クルアーン)』の紹介です。絵に飾られた中心部にコーランが綴られていました。なぜか左側が黒文字、右側が赤文字でした。現在のコーランは、全てで114章からなります。『コーラン(クルアーン)』という名称は、アラビア語で『詠唱すべきもの』を意味し、アラビア語では定冠詞を伴って『アル=クルアーン』と呼ばれます。

    カラフルな装丁がされた『コーラン(クルアーン)』の紹介です。絵に飾られた中心部にコーランが綴られていました。なぜか左側が黒文字、右側が赤文字でした。現在のコーランは、全てで114章からなります。『コーラン(クルアーン)』という名称は、アラビア語で『詠唱すべきもの』を意味し、アラビア語では定冠詞を伴って『アル=クルアーン』と呼ばれます。

  • 『Garoyib al Koran』と、『Ragoib al Furkan』についての説明文のようでした。『al Furkan』は、25章の『識別(アル・フルカーン)』のことのようです。『罪は存在しない、どんなに偉大でも、誠実に悔い改め、信仰を示し、義にかなった行いで働くならば許すことができない』と教えています。アル・フルカーンには『モーセ・ザ・ブックを送り、兄のアーロンを大臣に任命した』とされます。

    『Garoyib al Koran』と、『Ragoib al Furkan』についての説明文のようでした。『al Furkan』は、25章の『識別(アル・フルカーン)』のことのようです。『罪は存在しない、どんなに偉大でも、誠実に悔い改め、信仰を示し、義にかなった行いで働くならば許すことができない』と教えています。アル・フルカーンには『モーセ・ザ・ブックを送り、兄のアーロンを大臣に任命した』とされます。

  • 落ち着いた雰囲気を醸し出していた、格子模様の窓の光景です。少し先が尖ったアーチ型をしていました。背後から薄明かりが射していました。全体には、縦と横の柱を協調したデザインでした。

    イチオシ

    落ち着いた雰囲気を醸し出していた、格子模様の窓の光景です。少し先が尖ったアーチ型をしていました。背後から薄明かりが射していました。全体には、縦と横の柱を協調したデザインでした。

  • 落ち着いた雰囲気を醸し出していた、格子模様の窓のズームアップ光景です。長方形の部分が開閉できるように見受けました。この部分だけ切り取れば、和風建築と見間違えそうです。

    落ち着いた雰囲気を醸し出していた、格子模様の窓のズームアップ光景です。長方形の部分が開閉できるように見受けました。この部分だけ切り取れば、和風建築と見間違えそうです。

33いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ウズベキスタンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ウズベキスタン最安 1,760円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ウズベキスタンの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP