2019/05/24 - 2019/05/28
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旅人のくまさんさん
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ポッパ山までの日帰り旅行紹介の続きです。タウン・カラットと呼ばれるナッ神の聖なる岩山には登りませんでしたが、ポッパ山の中腹にあるレストランからの眺望を楽しむことができました。
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所狭しに仏像などが並んだ一角の光景です。2つの座像を中心に、小さな像も置かれていました。小さな仏像と一緒に、写実的な人物像も置かれていました。説明文もありましたが、すべてミャンマー語のようでした。
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丘の上から眺めた、隣接する丘の上の光景です。建物が密集し、その背後に金色のストゥパが見えました。
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黄色の花でしたから、ミャンマーの国花、パダウかと思って撮影した花の光景ですが、違っていたかもしれません。現地ガイドさんに教えてもらったパダウの花は、後ほど改めて紹介します。
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タウン・カラットを眺望できる丘の上にあったお寺の光景が続きます。現地ガイドさんの説明によれば、若い時代にこの地にやって来た仏教の住職の方が拓かれたまだ新しい寺院のようでした。ブロンズの仏像と金色のストゥパが立ち並んだ光景です。寺院の表示がありましたが、ミャンマー語でしたから読み解けませんでした。
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寺院の石段脇の光景です。こちらには、中心に位置するシルバー色のストゥパを、黄金色の小さなストゥパが取り囲み、ブロンズの仏像はありませんでした。
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車の中から撮影したタウン・カラットの登り口付近の光景です。中央奥に見える金飾りの屋根を支えた石柱の間に登り階段がありました。白い象さんが、入口を守っていました。
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同じく、車中から撮影したタウン・カラットの登り口付近の光景です。今日の昼食は、このタウン・カラットを正面に眺めることができるポッパ山の中腹のレストランでしたから、裸足でのタウン・カラットの777段の階段登りは端折ることにしました。
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タウン・カラットの登り口付近の見学を終えて、ポッパ山の中腹のレストランにやって来ました。そのレストランのプールの脇から眺めたタウン・カラットの光景です。背後に街並み光景が広がっていました。
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ポッパ山の中腹のレストランから眺めた、タウン・カラットのズームアップ光景です。タウン・カラットは、土着信仰の『ナッ神』信仰の総本山、岩山の高さは737メートルです。
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イチオシ
更にズームアップした、タウン・カラットの頂上の光景です。こちらの方が、少し高い位置にありました。タウン・カラットの頂上までは、777段の階段を登る必要があるようです。ただし聖地ですから、裸足での登山です。
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朱色がかった赤い花が満開だった花木の光景です。ファイアー・ツリーのようです。和名が、『カエンボク(火焔木)』です。ノウゼンカズラ科に分類される花木で、『ジャカランダ』、『ホウオウボク(鳳凰木)』とあわせ、世界三大花木に数えられます。
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現地ガイドさんに教えられて撮影した頭上の樹木の光景です。まだ蕾状態の『パダウ』でした。和名は、『インドシタン(インド紫檀)』です。
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夥しい気根が垂れ下がった樹木の光景です。気根でよく知られている樹木は、ガジュマルです。ガジュマルですと、亜熱帯~熱帯地方に分布するクワ科イチジク属の常緑高木です。
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この赤い花も、先に紹介した、ファイアー・ツリーのようです。和名が、『カエンボク(火焔木)』、ノウゼンカズラ科カエンボク属の花木です。美花で有名な花木です。
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現在地の『ポッパ・マウンテン・リゾート』を中心に描かれた、周辺地域の観光案内図です。右上に「『タウン・カラット』、左上に滝とキャンプ場、下部にサンダル・ウッドの杜が記されていました。サンダル・ウッドの和名は、香りのよい木材の『ビャクダン(白檀)』です。お香にも使われます。
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こちらの観光案内地図は、現在地の『ポッパ・マウンテン・リゾート』内の詳細図です。周辺が「ファイアー・ブレイク』で囲われていました。防火帯か、もしくは禁煙表示かも知れません。
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『ポッパ』は、サンスクリット語で『花が溢れた』を意味します。その溢れた花の一部を紹介します。最初は水中花です。白い花は芳香を持つプルメリア、赤い花はファイアー・ツリーのようでした。
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ミャンマーの国花の一つとされる、『アカバナサンタンカ(赤花山丹花)』のようです。アカネ科サンタンカ属の低木です。ミャンマーの国花の他の二つは、サラノキ(沙羅樹)とカリン(マメ科)です。
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プールがあった場所より先にも、レストランお漆器市は広がっていました。そちらに移動してのタウン・カラットの見学です。先に紹介した『ポッパ・マウンテン・リゾート』内の詳細図では、左下に記されていた場所です。
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『ポッパ・マウンテン・リゾート』の先端から眺めた、ナッ信仰の聖なる山の『タウン・カラット』の光景です。アミニズムの一種ともされるミャンマーの民間信仰・土着信仰です。『ナッ』は、精霊、魔神、死霊、祖霊などを表す言葉とされ、その信仰はミャンマーにおいては仏教と並存し、混成の民間信仰となっています。仏教と集合された歴史について簡単に紹介します。
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ナッ信仰の歴史は古く、ビルマ族がこの地に王国を形成する以前から存在しました。カチン族、カレン族、シャン族、モン族の間にはナッ信仰と類似のアニミズムが存在しています。11世紀にパガン王朝を建国したアノーヤター王は、各地で信仰されているナッを37柱のパンテオンに纏め、仏教の守護神であるダジャーミンの下に他のナッを配して仏教の優位性を表しました。
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ナッ信仰の確立には、政治的意図が介入し、タトゥン、バガン(パガン)近郊のポウパー山、マンダレー近郊のタウンビョン、シャン高原など、ビルマの歴代王朝が重要視した土地がナッ信仰の聖地とされています。ナッの世界の構造は、ビルマの政治体制に基づくものとされ、ナッと人間の従属関係は、ビルマの伝統的な地方支配者と領民の関係になりました。
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政治支配の基盤が領土内の世帯に置かれているように、各戸にマハーギーリーが祀られています。人々は祈願成就のためにナッに供え物を奉げる一方で、ナッがもたらす災厄を恐れているとされ、こうした関係は民衆と政治権力の関係に重ねられています。ポッパ山は、家の守護神であるマハーギーリーの住処として信仰を集めることとなりました。
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案内標識の紹介です。上から順に、マウント・ポッパ:1518メートル、ポッパ・マウンテン・リゾート:798メートル、タウン・カラット:737メートルの表示がありました。
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イチオシ
ポッパ山の中腹のレストランから眺めたポッパ山の光景になるようです。こちらの標高が798メートル、ポッパ山の標高が1518メートルですから、ここより720メートル高い山頂となります。
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先にも紹介しましたが、別の場所に置かれていた赤色と白色の花を飾った水鉢の光景です。こちらも赤い花はファイアー・ツリー、白い花はプルメリアでした。
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ミャンマーで大切にされている『パダウ』の花のズームアップ光景です。『インド紫檀(したん)』とも呼ばれている、国花に相当する花木です。例年4月の雨の時に咲くようですが、今年は、遅れに遅れ、5月の開花となったようです。その5月も下旬となりましたので、咲き残りの花です。
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同じく、高い位置で咲いていた『パダウ』の花のズームアップ光景です。熱帯アジアが原産地で、樹高は10メートルほどになるマメ科の植物です。ミャンマーでは、旧正月に行われる『水かけ祭り』のシンボルとなっている花です。
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イチオシ
満開だった赤花の『サンタンカ(山丹花、三段花)』のようです。ミャンマーの国花の一つとされます。アカネ科サンタンカ属の低木です。
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赤と白のコントラストが綺麗な、『ゲンペイカズラ(源平蔓)』に似た花の光景です。ゲンペイカズラですと、クマツヅラ科クサギ属の非耐寒性常緑低木です。
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