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バガンのアーナンダー寺院の紹介の続きです。アーナンダーの呼び名は、釈迦の十大弟子の一人、『多聞第一(たもん・だいいち)』と称された、阿南陀に因みます。日本では阿南尊者とも呼ばれます。

2019春、ミャンマー旅行記(9/25):5月25日(5):バガン(3):パガン朝第3代王建立のアーナンダー寺院、壁画

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2019/05/24 - 2019/05/28

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旅行記グループ 2019春、ミャンマーの旅

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旅人のくまさん

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バガンのアーナンダー寺院の紹介の続きです。アーナンダーの呼び名は、釈迦の十大弟子の一人、『多聞第一(たもん・だいいち)』と称された、阿南陀に因みます。日本では阿南尊者とも呼ばれます。

交通手段
観光バス

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  • アーナンダー寺院の端正なお姿の仏座像の光景です。身体つきもほっそりとしていました。螺髪の頭と、福耳が仏像であることを教えていました。与謝野晶子(1878~1942年)がこの像を目にしたら、どんな和歌が生まれたろうかと想像するのも楽しいものです。詩作、評論活動とエネルギッシュな人生を送り、女性解放思想家としても大きな足跡を残した人です。

    アーナンダー寺院の端正なお姿の仏座像の光景です。身体つきもほっそりとしていました。螺髪の頭と、福耳が仏像であることを教えていました。与謝野晶子(1878~1942年)がこの像を目にしたら、どんな和歌が生まれたろうかと想像するのも楽しいものです。詩作、評論活動とエネルギッシュな人生を送り、女性解放思想家としても大きな足跡を残した人です。

  • ほっそりとしたお姿の仏像のお顔のズームアップ光景です。勝手な推測ですが、仏陀の若い頃のお姿に感じました。与謝野晶子の鎌倉大仏を詠んだ、『かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におはす 夏木立かな』は、高徳院の歌碑に刻まれています。

    イチオシ

    ほっそりとしたお姿の仏像のお顔のズームアップ光景です。勝手な推測ですが、仏陀の若い頃のお姿に感じました。与謝野晶子の鎌倉大仏を詠んだ、『かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におはす 夏木立かな』は、高徳院の歌碑に刻まれています。

  • こちらの仏座像も、ほっそりとしたお姿ですが、顔付きはふっくらとしていました。お賽銭箱が四つ置かれ、その前には礼拝用の敷物も置かれていました。

    こちらの仏座像も、ほっそりとしたお姿ですが、顔付きはふっくらとしていました。お賽銭箱が四つ置かれ、その前には礼拝用の敷物も置かれていました。

  • 改めて、アーナンダー寺院の出入口門の紹介です。北側に祀られた御本尊から見学するために、現地ガイドさんと一緒に移動途中の撮影だったようです。

    改めて、アーナンダー寺院の出入口門の紹介です。北側に祀られた御本尊から見学するために、現地ガイドさんと一緒に移動途中の撮影だったようです。

  • リスかと思って撮影した、アーナンダー寺院を走り回っていた小動物です。名前は分かりませんが、ネズミかリスの仲間のようです。草食性のリスと違って、肉食系の小動物のようにも見えました。

    リスかと思って撮影した、アーナンダー寺院を走り回っていた小動物です。名前は分かりませんが、ネズミかリスの仲間のようです。草食性のリスと違って、肉食系の小動物のようにも見えました。

  • アーチ門の下から眺めた、アーナンダー寺院の尖塔光景です。地震被害の前では、塔の先端部分が画面に収まらなかったかもしれません。周りの樹木が、壊れた尖塔を癒すようにも見えました。

    アーチ門の下から眺めた、アーナンダー寺院の尖塔光景です。地震被害の前では、塔の先端部分が画面に収まらなかったかもしれません。周りの樹木が、壊れた尖塔を癒すようにも見えました。

  • 別の場所のアーチ門の下から眺めた建物光景です。最上階にテラスがあった建物です。中央には、王家の紋章のようなものと、説明書きのプレートもありました。

    別の場所のアーチ門の下から眺めた建物光景です。最上階にテラスがあった建物です。中央には、王家の紋章のようなものと、説明書きのプレートもありました。

  • 推測では、アーナンダー寺院の簡単な紹介分のようでしたが、すべてミャンマー文字だけでしたから、読み解くことができませんでした。

    推測では、アーナンダー寺院の簡単な紹介分のようでしたが、すべてミャンマー文字だけでしたから、読み解くことができませんでした。

  • かなり古そうな、独立したストゥパの光景です。一通りの屋根飾りもありました。日本では、仏舎利を納めた塚であるストゥパの上に重ねられた傘が起源とされる『相輪』として様式が確立しています。

    かなり古そうな、独立したストゥパの光景です。一通りの屋根飾りもありました。日本では、仏舎利を納めた塚であるストゥパの上に重ねられた傘が起源とされる『相輪』として様式が確立しています。

  • リラックスした姿の像のように見えますが、型通りの足組のようです。手には、少し形は違うようですが、五鈷杵(ごこしょ)に似たような道具がありました。五鈷杵は、空海大師が持ち帰った真言密教の道具として有名です。守門神像のようです。

    リラックスした姿の像のように見えますが、型通りの足組のようです。手には、少し形は違うようですが、五鈷杵(ごこしょ)に似たような道具がありました。五鈷杵は、空海大師が持ち帰った真言密教の道具として有名です。守門神像のようです。

  • 一対になった、守門神らしい像のもう1体の方の紹介です。こちらも小さな道具が手にありましたが、判断が付きませんでした。二人の守門神共に、眉などが描き直されたらしい、すっきりとした顔立ちでした。

    一対になった、守門神らしい像のもう1体の方の紹介です。こちらも小さな道具が手にありましたが、判断が付きませんでした。二人の守門神共に、眉などが描き直されたらしい、すっきりとした顔立ちでした。

  • 正面から眺めた、魅力的な姿をした守門神像です。顔の表情もはっきりとし、衣服の色彩もきちんと残った、保存状態がよい像でした。足元の台座もセットでした。

    イチオシ

    正面から眺めた、魅力的な姿をした守門神像です。顔の表情もはっきりとし、衣服の色彩もきちんと残った、保存状態がよい像でした。足元の台座もセットでした。

  • セットになった、もう一方の魅力的な姿の守門神像の紹介です。アーナンダー寺院の四大仏の過去四仏の御本尊は有名ですが、その他にも魅力的な像が幾つもありました。

    セットになった、もう一方の魅力的な姿の守門神像の紹介です。アーナンダー寺院の四大仏の過去四仏の御本尊は有名ですが、その他にも魅力的な像が幾つもありました。

  • 釈迦と、その以前にこの世に現れたという、毘婆尸(びばし)・尸棄(しき)・毘舎浮(びしゃぶ)・拘留孫(くるそん)・拘那含牟尼(くなごんむに)・迦葉(かしょう)の六仏を合わせて、過去七仏(かこしちぶつ)と呼ばれています。アーナンダー寺院には、その内の過去四仏が東西南北に祀られています。最初に紹介するのは北の御本尊の『拘楼孫仏(くるそんぶつ)』です。

    釈迦と、その以前にこの世に現れたという、毘婆尸(びばし)・尸棄(しき)・毘舎浮(びしゃぶ)・拘留孫(くるそん)・拘那含牟尼(くなごんむに)・迦葉(かしょう)の六仏を合わせて、過去七仏(かこしちぶつ)と呼ばれています。アーナンダー寺院には、その内の過去四仏が東西南北に祀られています。最初に紹介するのは北の御本尊の『拘楼孫仏(くるそんぶつ)』です。

  • 四体ある御本尊の内の一体の本堂北側の御本尊で、『拘楼孫仏(くるそんぶつ)』です。四体とも高さは9.5メートルほどで、北側のこの仏像と、南側の『迦葉仏(かしょうぶつ)』が創建当時からのオリジナルの仏像です。松の木を使った木彫の上に、金箔が張られているようです。背後には、少し抑え気味でしたが、ハイテク装飾がありました。

    四体ある御本尊の内の一体の本堂北側の御本尊で、『拘楼孫仏(くるそんぶつ)』です。四体とも高さは9.5メートルほどで、北側のこの仏像と、南側の『迦葉仏(かしょうぶつ)』が創建当時からのオリジナルの仏像です。松の木を使った木彫の上に、金箔が張られているようです。背後には、少し抑え気味でしたが、ハイテク装飾がありました。

  • 本堂北側の御本尊の『拘楼孫仏(くるそんぶつ)』のお顔のズームアップ光景です。近くから見るときは厳しいお顔、遠くから見ると優しいお顔に変化する造りとされます。拘楼孫仏は、4番目に現れた仏様とされます。『倶留孫仏』の漢字表記も使われます。

    本堂北側の御本尊の『拘楼孫仏(くるそんぶつ)』のお顔のズームアップ光景です。近くから見るときは厳しいお顔、遠くから見ると優しいお顔に変化する造りとされます。拘楼孫仏は、4番目に現れた仏様とされます。『倶留孫仏』の漢字表記も使われます。

  • 同じく、少し離れた場所から眺めた、本堂北側の御本尊の『拘楼孫仏(くるそんぶつ)』の上半身の光景です。

    同じく、少し離れた場所から眺めた、本堂北側の御本尊の『拘楼孫仏(くるそんぶつ)』の上半身の光景です。

  • 次に紹介するのは、東側の御本尊の『拘那含牟尼仏(くなごんむにぶつ)』です。『倶那含牟尼仏』などとも音写されます。人寿が4万歳(3万歳とも)の時に出世し、弟子は7万人いたと仏教では教えます。

    次に紹介するのは、東側の御本尊の『拘那含牟尼仏(くなごんむにぶつ)』です。『倶那含牟尼仏』などとも音写されます。人寿が4万歳(3万歳とも)の時に出世し、弟子は7万人いたと仏教では教えます。

  • 東側の御本尊の『拘那含牟尼仏(くなごんむにぶつ)』のお顔のズームアップ光景です。玄奘の西域記には、『倶留孫仏(くるそんぶつ)』と同様に、この仏の舎利を収めた20余尺の卒塔婆の記述があります。

    東側の御本尊の『拘那含牟尼仏(くなごんむにぶつ)』のお顔のズームアップ光景です。玄奘の西域記には、『倶留孫仏(くるそんぶつ)』と同様に、この仏の舎利を収めた20余尺の卒塔婆の記述があります。

  • 二度目の紹介です。横から眺めた、魅力的な姿をした守門神像です。補修はされたかもしれませんが、顔の表情もはっきりとし、衣服の色彩もきちんと残った、保存状態がいい像でした。

    二度目の紹介です。横から眺めた、魅力的な姿をした守門神像です。補修はされたかもしれませんが、顔の表情もはっきりとし、衣服の色彩もきちんと残った、保存状態がいい像でした。

  • 同じく、二度目の紹介です。正面から眺めた、魅力的な姿をした守門神像です。先に紹介した像と一対になっていました。右手と左手の所作が、先程の像とは入れ違っていました。

    同じく、二度目の紹介です。正面から眺めた、魅力的な姿をした守門神像です。先に紹介した像と一対になっていました。右手と左手の所作が、先程の像とは入れ違っていました。

  • 不用意な補修工事の際、一度は塗り込められてしまったフレスコ画の壁画のようです。大分傷んでいますが、また日の目を見ることになったようです。

    不用意な補修工事の際、一度は塗り込められてしまったフレスコ画の壁画のようです。大分傷んでいますが、また日の目を見ることになったようです。

  • 少しだけズームアップした、三体の仏座像が描かれたフレスコ壁画の光景です。色彩は薄っすらと残っていますが、顔の表情などは見分けがつきませんでした。

    少しだけズームアップした、三体の仏座像が描かれたフレスコ壁画の光景です。色彩は薄っすらと残っていますが、顔の表情などは見分けがつきませんでした。

  • 同じく、少しだけズームアップした、三体の仏座像が描かれたフレスコ壁画の光景です。その足下には、4体ずつの小さな像も描かれていました。

    同じく、少しだけズームアップした、三体の仏座像が描かれたフレスコ壁画の光景です。その足下には、4体ずつの小さな像も描かれていました。

  • 最後も、少しだけズームアップした、三体の仏座像が描かれたフレスコ壁画の光景です。黒っぽく見える部分は、耐候性の良い黒色系の絵具が使われていたのかも知れません。中国の敦煌の壁画でも、同じような現象が起きていました。

    最後も、少しだけズームアップした、三体の仏座像が描かれたフレスコ壁画の光景です。黒っぽく見える部分は、耐候性の良い黒色系の絵具が使われていたのかも知れません。中国の敦煌の壁画でも、同じような現象が起きていました。

  • ここからは、寺院内の回廊を移動中の光景の紹介です。明り採りの窓でしょうか、細かい文様超しに外の景色が眺められました。

    イチオシ

    ここからは、寺院内の回廊を移動中の光景の紹介です。明り採りの窓でしょうか、細かい文様超しに外の景色が眺められました。

  • こちらも明かり採りの窓のようです。窓というより、出入口が明かり採り専用に転用されたように見えました。今移動しているのは、かつての庶民用の外側の回廊になるようです。

    こちらも明かり採りの窓のようです。窓というより、出入口が明かり採り専用に転用されたように見えました。今移動しているのは、かつての庶民用の外側の回廊になるようです。

  • 明かり採りの窓の紹介が続きます。天井が高く、風通しもよい場所のようですから、ここで昼寝をする地元の人の姿がありました。さすがに、観光客ではなさそうです。

    明かり採りの窓の紹介が続きます。天井が高く、風通しもよい場所のようですから、ここで昼寝をする地元の人の姿がありました。さすがに、観光客ではなさそうです。

  • 外側の回廊から眺めた、東側の御本尊の『拘那含牟尼仏(くなごんむにぶつ)』のようです。

    外側の回廊から眺めた、東側の御本尊の『拘那含牟尼仏(くなごんむにぶつ)』のようです。

  • 重厚な造りの木製の扉のズームアップ光景です。この開かれていた扉を通って次の見学場所に向かいました。

    重厚な造りの木製の扉のズームアップ光景です。この開かれていた扉を通って次の見学場所に向かいました。

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