2019/05/24 - 2019/05/28
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旅人のくまさんさん
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長く続いた軍政のためでしょうか、まだ世界文化遺産には登録されていない、世界三大仏教遺跡のバガンの紹介です。ただし、暫定リストには記載されていますから、登録の日も近いようです。
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現地ガイドブックの地図上で目分量しますと、ヤンゴンとバガンとの距離は、4~500キロほどでした。概ねエーヤワディ川に沿っての北上になります。バガンがかなり近くなってきたようです。眼下の川は、エーヤワディ川の支流当たりでしょうか。
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田圃が細かく区画整理された、田園地帯の光景です。ミャンマー紹介の旅行社関係のネット情報には、『米を中心とした農産物の生産が国内総生産の40%近くを占める』、また『労働者の50%以上農業従事者』とも紹介されていました。(イージー・インターナショナル)
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同じく、眼下に広がる田園光景です。右上に見える濃い緑の部分が水路のようでした。濃い緑は、水路脇の樹木に見えました。左手に見える濃い色の部分は丘陵地らしく、その中にも蛇行する小さな川が見えました。
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眼下に見える大河の光景です。これがエーヤワディ川の本流と思いましたが、この後紹介する写真を参照しますと、これも支流の一つのようです。写真の上方が北側の上流方面になります。
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こちらが、エーヤワディ川の本流に間違いない光景です。写真の上部に、川と中州が見えていました。流域は41.1平方キロ、全長は2170キロのミャンマー1の大河です。
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イチオシ
エーヤワディ川の本流の合流地点の光景です。右岸になる写真の下方には、河畔近くの住宅地も見えていました。
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同じく、エーヤワディ川の本流の合流地点の光景です。目的地の『ニャウンウー空港』まではもう少しのフライトのようです。機体高度も下がって、間もなく着陸態勢に入るようでした。
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眼下に広がる、緑に溢れた住宅地の光景です。その所々に、ストゥパの光景がありました。パゴダ遺跡からは、少し離れた場所になるようでした。
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樹木で区画された田圃光景だけになりました。かなり高度も下がって、区画された田圃や樹木が次第に大きく見えてきました。
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着陸態勢に入り、エーヤワディ川をいったん過ぎるようでした。手元の地図で確認しますと、『ニャウンウー空港』のメイン滑走路は、南北に伸びていました。その滑走路に北側から着陸するようです。
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同じく、エーヤワディ川上空をフライト中の機外光景です。小型のプロペラ機なら、川の上空で旋回できそうです。
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バガン空港はエーヤワディ川の左岸に位置しますが、北側からの着陸になるらしく、一旦はエーヤワディ川の右岸区域に旋回しました。エーヤワディ川の右岸の崖の光景です。
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この辺りには人家や畑・田圃の光景はありませんでした。起伏の多い丘陵地の光景です。北から南に向かっての着陸になるようですから、この方角が東方面になるようです。
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着陸態勢に入った機体からの光景です。バガン遺跡は、空港の少し西側に位置しますから、眼下に見ることは出来ないようでした。
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目的地のバガン空港に到着しました。バガン遺跡の最寄り空港ですが、地名による『ニャウンウー空港』が正式名になるようです。国内線用の空港です。
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振り返って眺めた、ヤンゴンから搭乗したプロペラ機の光景です。予定では8時20分の出発、9時20分到着の1時間20分のフライトでした。現在時刻が11時半頃ですから、ほぼ定刻のフライトでした。
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『ニャウンウー空港』のターミナルビルの光景です。降りた後、歩いて到着ターミナルに向かいました。ドメスティック空港では、普通の光景です。
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2階建てほどの造りの『ニャウンウー空港』のターミナルビルが近付いてきました。赤瓦に、金色の屋根飾りを配した、バガン遺跡を強調するようなデザインの建物でした。
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イチオシ
『ニャウンウー空港』のターミナルビルに到着しました。空港の表示は、『バガン・ニャウン・ウー・エアーポート』でした。
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『ニャウンウー空港』のターミナルビルの天井光景です。赤地に金色の装飾を施したデザインでしたが、金色の装飾部分はあちこちに変形や脱落があるようでした。
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穿たれた壁に祀られた金色の仏座像の光景です。可愛らしい絵が付いた、金の衣を着せられていました。その衣から、右手の先だけが見えていました。
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イチオシ
『ニャウンウー空港』を出迎えの車で出発し、バガンでの最初の見学地、シュエズィーゴン・パゴダにやって来ました。アーナンダー寺院と並んで、パガン王朝を代表する宗教建築物とされます。11世紀にパガン王朝の創始者アノーヤターと、3代目の国王チャンシッターによって建立されました。
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同じく、シュエズィーゴン・パゴダの中心部分の建物の光景です。『シュエ』は、ビルマ語で『金』『ズィーゴン』は、『砂の河岸』、もしくはパーリ語で『祝福された土地』を意味します。この建築様式が、ビルマ(ミャンマー)における『ビルマ式パゴダ(仏塔)』の原型となりました。『バーリ語』は、南伝上座部仏教の経典の『パーリ語経典』で主に使用される言語とされます。起源は古く、紀元前3世紀頃まで遡り、古代中西部インドにおけるアーリヤ系言語、プラークリット(俗語)を代表する言語とされます。最古の仏教文献は、釈迦の故郷であるマガダ地方の東部方言からパーリ語へ翻訳されたと推定されています。このため、パーリ語はアショーカ王碑文のうち西部のギルナールの言語に最も近いとされ、その中にマガダ語的な要素が指摘されています。
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シュエズィーゴン・パゴダの周りの建物光景です。こちらは金箔などではなく、塗装による黄色の彩色のようでした。バーリ語の説笑みの続きです。大乗仏教でサンスクリット語が多用されたのに対し、上座部仏教ではパーリ語が多用されました。これは、仏教伝道において民衆に分かりやすい口語(プラークリット)を利用したものと推測されています。
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同じく、シュエズィーゴン・パゴダの周りの建物光景です。オーストリアでしたら、『テレジアン・イエロー』と呼ばれたのかも知れません。バーリ語の話題に戻って、後に、観念的な議論を特徴とする大乗仏教が盛んになると専門性の低いとされたパーリ語より、サンスクリット語が用いられました。中国や日本では、梵語と呼ばれています。
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バーリ語などの紹介の締め括りです。サンスクリット(梵)は、古代インド・アーリア語に属する言語で、インドなど南アジアおよび東南アジアで用いられた古代語です。文学、哲学、学術、宗教などの分野で広く用いられました。
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現地ガイドさんが声をかけて見学させてくれた、人海戦術でのお賽銭の選別・勘定の光景です。硬貨はなく、すべてが紙幣です。同じ額の紙幣を一定枚数集めて一単位に数えられていました。
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日々集計されている書込みボードの光景です。1月分と2月分の総計は、それぞれ1100万円と660万円ほどでした。10チャットを1円としての換算です。現在レートは、1.1円ほどです。
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部屋の片隅に置かれていた、賽銭箱などの光景です。ミャンマーでは紙幣だけで、硬貨は使用されていません。背後に置かれているのは、托鉢用のお盆のようです。
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外周を一回りして見学した、シュエズィーゴン・パゴダの尖塔光景です。ミャンマーでは、パゴダ(仏塔)と寺院(寺・僧院)とは別の範疇に区分されています。パゴダは、一般の信者の寄進によって成り立っていて、その管理、運営は在家の信者が行っています。一方、寺院は、同じように一般の信者の寄進によって財政をまかなっていますが、運営は僧侶が行っています。そこに居住し宗教的行事を行い、修行活動をしています。
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