2018/12/14 - 2018/12/17
1948位(同エリア5952件中)
ST&Gさん
ガチマヤ~の冬旅。
今回は石垣島の「夜のグルメ」を巡ります。
まず訪れたのは、釣り人たちが集う店「錦」。
「本当に美味しい魚は、釣り人が知っている」という言葉の通り、美味しい島魚を心ゆくまで味わい尽くす至福の時間を過ごしました。
続いて、お洒落な「Bar NOBU」で静かにグラスを傾け、更けゆく島の夜に身を委ねます。
旅の締めくくりは、民謡ライブの店「芭蕉布」へ。
最後は島人たちと一緒にカチャーシーを踊り、沖縄ならではの温かな一体感に包まれました。
美味しい食事と、のんびり流れる島時間。
石垣島の魅力を再発見した、贅沢なハシゴ酒の記録です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通手段
- タクシー 徒歩
-
はいた~い!
今回は、石垣島の夜を彩る「グルメ編」をお届けします。
紹介するのは、個性豊かな3つの店。
まず1軒目は、地元の釣り人たちが夜な夜な集う居酒屋『錦』です。
「本当に美味しい魚は、釣り人が集まる店にある」。
そんな言葉を体現するような美味しい島魚を、心ゆくまで味わい尽くしてきました。居酒屋 錦 グルメ・レストラン
-
店内を飾るのは、誇らしげな釣り人たちの写真や力強い魚拓の数々。
-
「釣り人が集まる店なら、間違いなく美味しい魚に出会えるはず!」
そんな確信を胸に、今回は知人の紹介でこちらのお店を選びました。 -
大将のコレクションか、はたまた常連さん自慢の品か…。
カウンターの向こうには、大物狙いのルアー(疑似餌)がずらりと並んでいます。 -
カウンターで出迎えてくれるシーサーも、大きなGT(ロウニンアジ)を抱えてニッコリ。
店内のどこを見渡しても、まさに「さかな・さかな・さかな」尽くしの空間です。 -
泡盛のストレートは少し苦手な私。
今回も「請福」に、生シークヮーサーの絞り汁と炭酸を合わせることにしました。
シュワッと弾ける炭酸とともに広がるフレッシュな香りは、まさに南の島の味。 -
お刺身の盛り合わせは、左から時計回りに、キハダマグロのハラミ、キハダマグロ、そしてイラブチャー。
一口食べて、思わず「うっま~~~っ!」 -
皮はパリッパリ、中は驚くほどトロットロな「揚げてびち」。
食べる度に口の周りがベタベタになりますが、そんなことはお構いなし!
これこそが、『錦』で外せない必食メニューのひとつです。
あふれんばかりのコラーゲンをこれでもかと摂取したので、明日の朝には即効でお肌がプルンプルンを通り越して、パチンッとはじけ飛んでいることを切に願う今日この頃。
何と言っても、人一倍お肌が気になるお年頃ですから…。 -
続いては、ジーマーミ豆腐(ピーナッツの豆腐)の揚げ出し。
美味しいジーマーミ豆腐は本島でも出会えますが、「揚げ出し」として提供しているお店は意外と少ないような気がします。
ピーナッツアレルギーでなければ、ぜひ一度は食べていただきたい悶絶級の一品です。 -
続いては、空芯菜(クウシンサイ)のチャンプルー。
味付けはシンプルに、マース(塩)とニンニクが効いています。
ちなみに本島では「ウンチェー」と呼ぶのが一般的ですが、こちらのメニューには「えんさい」と書いてありました。 -
そして、石垣牛のもつ煮。
よくある味噌ベースの煮込みとは違い、マース(塩)煮のような仕上がりで、驚くほどあっさりしています。
ただ、独特のワイルドな香りが鼻をくすぐるので、これは好き嫌いが分かれそうな予感。 -
最後は大将のとてもフレンドリーな人柄に触れ、心もお腹もすっかり満たされました。
『錦』の大将、最高に楽しい時間を有難うございました。 -
お腹を満たした後は、酔い覚ましを兼ねて夜の石垣島をぶらりと散策。
-
夜の街歩きで辿り着いたのは、屋台村のような雰囲気の『石垣島ヴィレッジ』。
石垣島ヴィレッジ グルメ・レストラン
-
ワクワクした熱気に包まれていて、その楽しさがこちらにまで伝わってきます。
-
ハイシーズンの喧騒に比べたら、この時期の石垣島はまだ人も少なめ。
数多くの飲食店がひしめき合うこの場所が、お祭り騒ぎのような賑わいを見せるのは、きっと年末年始休暇に入ってからでしょう。
今は嵐の前の静けさをじっくりと楽しむ、なんとも贅沢なひとときです。 -
二軒目は、『錦』や『石垣島ヴィレッジ』からもほど近い、洗練された大人の隠れ家『BAR NOBU』へ。
BAR NOBU グルメ・レストラン
-
ふと目に留まった「目に言ふ」の文字。
何のことかと思いきや、なるほど「メニュー」ですか。
粋な遊び心に脱帽です。 -
オーセンティックな空気を纏う『Bar NOBU』。
洗練された空間の中で、どのような一杯に出会えるのか。
その期待に胸が躍ります。 -
カウンターに置かれたグラスは、フランスB社製のもの。
その緻密なカットの美しさは、相変わらずです。 -
選んだアイラウィスキーに合わせたのは、お店オリジナルのナッツ。
このナッツもスモーキーで、ウイスキーとの相性はバツグン。
お酒が進みます。 -
初めて飲む「NINE LEAVES」というお酒。
「クリア」と「オルモストスプリング」の2種類から選べたので、香りを嗅ぎ、直感で「オルモストスプリング」に決めました。
初めてのお酒を香りで選ぶなんて、ちょっと通な気分(笑)。 -
八重泉酒造が手がける「八重泉バレル」
味も香りも素晴らしく、また石垣島での思い出を自宅でも楽しみたくて、購入を決めた。 -
マスターに買える場所を尋ねると、「島の酒屋ならどこでも買える」とのこと。
その後、たまたま立ち寄った『みやげ市場・島のみやげ館』で、お目当ての「八重泉バレル」を発見。
価格は通販サイトと同じ5,400円。
「観光地のお土産屋さんなら、この金額は妥当かな」と考えレジへ持っていくと、嬉しいサプライズがありました。
なんと、そこから1割引きにしてくれたのです。 -
参考までに、南ぬ島石垣空港内のショップでも価格を確認してみたのですが、私たちが1割引きで購入した金額と比べると、1,000円以上アップ。
これは、ラッキーとしか言いようがありません。 -
お酒の合間にいただいたのは、パッションフルーツを贅沢に使ったムースです。
驚いたのは、ソースやムースだけでなく、器そのものにも黄色いパッションフルーツが使われていたこと。
一般的に見かける赤いものと比べて、酸味が効いているのが特徴です。
その酸っぱさが、まろやかな甘さのムースと重なることで、絶妙なコントラストを生み出していました。
最後の一口まで爽やかな余韻を楽しめる、南の島ならではの特別な一皿です。 -
続いて運ばれてきたのは、生ハム2種の盛り合わせ。
一口に生ハムと言っても、その味わいは千差万別。
フルーツと合わせて提供するお店も多い中、こちらでは添え物に頼らない、潔い直球勝負のスタイルでした。
2種類それぞれの塩味や熟成度の違いがダイレクトに伝わり、噛みしめるほどに濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。
静かにお酒と向き合い、贅沢な余韻を愉しむ。
Bar NOBUは、そんな至福の時間を叶えてくれる場所でした。 -
バーの心地よい余韻を胸に、次なる目的地の民謡居酒屋へと向かいます。
その途中で見掛けたのは、石垣島の人気店『よるどーや』。
活気あふれるその様子にも惹かれましたが、今夜の気分は伝統的な雰囲気。
私たちは、昔ながらの三線の音色をじっくりと聞かせてくれるお店に足を運ぶことにしました。 -
バーを後にし、夜の街を歩きながら次なる目的地へ。
道中、石垣島の人気店として知られる『よるどーや』を目にしましたが、今夜の私たちは、より深く、より伝統的な三線の音色を求めていました。
辿り着いたのは、沖縄民謡の歌い手として名高い鳩間可奈子さんのお父様が営む店『芭蕉布』です。
扉を開けると、そこには時が止まったような「昭和のスナック」の佇まいが広がっていました。
どこか懐かしく、飾らない雰囲気。
私たちが入店した時は、広い店内の隅に先客がひと組いるだけの、静かな空間でした。
これから始まる演奏への期待が静かに高まります。 -
入店する時間が早過ぎたのか店内は驚くほど静かで、ステージの上に人の気配は一切ありません。
「ライブはいつからですか?」
たまらずお店の方に尋ねると、返ってきたのは「もう始まっています」という驚きの一言。
「えっ?!誰もいませんが…。」
私たちには見えない透明な演者が、沖縄民謡を熱唱しているとでも言うのでしょうか。
入店早々、困惑を隠せません。 -
ようやく着物姿の男性がステージに上がり、三線の音色が響き始めました。
しかし、期待していた盛り上がりはどこへやら???
店内は、お客さんの話し声もあまり聞こえないほど静まり返っています。
ライブ中だというのに、盛り上がりの「も」の字も見当たらない…。
「このお店…本当に大丈夫かな?」 -
不安に押しつぶされそうになっていたその時、忘年会帰りとおぼしき島の人々が、堰を切ったように続々と来店されました。
そこからは、まさに一変という言葉がふさわしい光景が広がります。
少し前まではガランとしていた店内でしたが、瞬く間に満席。
驚くのはここからです。
来店するやいなや、ステージの音楽に合わせて踊り始めるおじちゃま(画像左)。
気づけば私たちも島人に腕を掴まれ、強制的にカチャーシーの輪の中へ…。
さっきまでの「大丈夫かな?」という心配は、どこかへ吹き飛んでしまいました。これぞ石垣島、これぞ民謡居酒屋。
熱気と笑顔が渦巻く最高の夜へと変貌を遂げたのです。 -
静寂に包まれていたステージも、店内の熱気に呼応するように厚みを増していきます。
最初は一人で三線を弾いていた演者でしたが、気づけば三人編成にパワーアップ。三線、太鼓・そして笛。 -
そこにはもう、演者と客の境界も、地元民と旅人の壁もありません。
三線の音色に身を任せ、ただこの瞬間の熱狂を分かち合う。
これこそが、私が求めていた「石垣島の夜」そのものでした。 -
最後まで隣で一緒にカチャーシーを踊ってくれたのは、一人のチャーミングなおばちゃまでした。
彼女が話す言葉は、島独特のイントネーションが混じった超難解なもの。
正直なところ1割ほどしか理解できませんでしたが、そんなことは些細な問題です。
言葉が通じなくても、同じリズムに身を任せれば、瞬く間に心は通じ合う。
それこそが沖縄、そして石垣島という場所が持つ、理屈抜きのパワーなのだと感じます。
これまで何度も南の島を訪れましたが、私にとって間違いなく今までで最高のカチャーシー。
皆さんも石垣島を訪れた際は、ぜひ地元の方々の輪に飛び込んでみてください。
そこにはガイドブックでは決して味わえない、最高に熱くて優しい時間が待っているはずです。
島の夜に、そして素敵な出会いに乾杯!
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