【ガチマヤ～の沖縄旅】本島北部をドライブしながら村民お勧めのスポットへ行ってみた

2018/08/21 - 2018/08/29

大人の夏休み。今回はやんばるドライブ編。台風通過後の海が大荒れだったため、村民とやんばるドライブに出掛けることになりました。東シナ海側から海岸線を北上し辺戸岬経由で太平洋側へ。そして帰りは与那覇岳経由で戻ってきましたが、自然の魅力に触れたければ北部を目指しましょう。自然を学べる施設も紹介します。

エリア 国頭・大宜味(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

はいたーい。
今日も青空のやんばるです。

開脚が得意な大東犬のGちゃん。
私に対しては、警戒レベルMAXです。

カリカリと歩いているのは、天然記念物のオカヤドカリ。
この家は彼らの通路になっていますよ。
天然記念物さまは、超マイペース。

「外出するから留守番宜しく。」と言ってもこれではね～。
爆・睡・中…。

この日は村民とドライブ。
私たちが最初に向かったのは山原工藝店でした。
以前は飲食店だった記憶がありますが、今はこちらの店になりましたので少し中を覗いてみましょう。

かめ～かめ～展と書いてありますが、この場合の「かめ～かめ～」はタートルズ（亀）を意味しているようですね。
食事の時に使われる「かめ～かめ～」なら、「もっと食べろ～もっと食べろ～」になるのですが、看板の絵を見てもやはり亀。

沖縄ということもあり、私の目に留まったのは亀よりも作家ものの立派なシーサーでした。

見た目も立派ですが、値段も国際通りで見るシーサーとは２桁くらい違います。
『やちむん通り』や『やちむんの里』へ行くと、更にその上をいく３～４桁アップの値段に跳ね上がる物も有りますよ。

焼き物以外にも沖縄らしいデザインのTシャツや地元の酒蔵の前掛けなども置いてありますので、北部に来たら寄ってみてください。

この日が定休日でなければ、絶対に入店していたSeaside Cafe LUANA。
美味しいパンケーキが食べられると聞いて訪れたのですが、丁度定休日と重なってしまいました。
今回は情報収集ということで訪れましたが、ロコモコプレートも食べたかったなー。
写真はありませんが近くには「ゆんたく cafe Wan」という、美味しいたい焼きの店もありますよ。
ここも村民お勧めの店です。

Seaside Cafe LUANA グルメ・レストラン

遠回りしましたが、今度は海岸線を戻りながら本島最北端方面へ向かいましょう。

茅打ちバンタから見る東シナ海。

バンタとは崖のこと。
束ねた茅を崖の上から落とすと、強風でバラバラになってしまうところからこの名前が付いたそうです。
下に見えるのは宜名真漁港。
台風通過直後でしたから、風がビュービューどころかブォ～～～ッという感じでカメラを固定するのも大変でした。
もう少し海が静かだったら、もっと綺麗な色だったのですが残念。

この茅打ちバンタには東屋が置かれている程度で売店などは有りませんが、ここから見るエメラルドグリーンの海が素晴らしいので、辺戸岬へ行く前に少し寄り道をしませんか？

辺戸岬へ行ったら一度見たいと思っていたのが、巨大クイナのモニュメント。
沖縄には不思議なモニュメントがいろいろ有りますが、私にとってこれもその一つ。
確かにやんばると言えばクイナを思い浮かべますが、この巨大なモニュメントは本当に必要だったのでしょうか。
一度は見てみたいけれど、二度目はいいかな…と言う感じ。
そう言いながらも、最北端へ行くと巨大なクイナを探す私でした。
このモニュメント…実は展望台です。

安須森(あしむい)は、菩薩の横顔。
神がこの山に降り立ち、沖縄を作ったと言われています。
実は神が降り立ったと言われるのは、大石林山から(辺戸岬方面に)もう少し走った辺戸御嶽と呼ばれている所。
前の旅行記でも少し触れましたが、地元の人たちが祈りを捧げているのもこの御嶽です。

辺戸岬 自然・景勝地

こちらは辺戸岬の拝所(うがんじゅ)。

この時も熱心に拝んでいる地元民がいましたので、少し離れた所から仏像の写真を撮らせてもらいました。

この辺戸岬は観光の名所でもありますが自殺スポットとしても有名なので、これらの仏像は海に身を投じた人たちを供養するために祀られているのかもしれません。
拝んでいる人の迷惑にならないようにしましょう。

荒々しい波も辺戸岬の見どころ。

薄っすらと見えるのは与論島。
沖縄領土返還前は、この間に国境線がありました。
近くて遠い日本だったのですね。

あらっ？…森の中に犬？？？
意図的ではないと思いますが、空に向かって犬が遠吠えをしているように見えませんか？

今度は東村。
この基地ではジャングル訓練が行われていますが、時には迷子になった兵士が一般道に出てくることもあると聞きました。
私はまだ見たことはありませんが、「訓練を抜け出して近くのカフェに行くところなんだよ。」なんて言われたら大笑いしそうです。

訓練をサボってカフェにいく兵士はいませんが、訓練用の特殊メイクをした兵士が森から出てくることはあるようなので、遭遇しても見て見ぬふりをしてあげましょう。

基地の前には反対派の車。
生活のために基地で働く地元民もいますが、生活のために反対運動に参加する地元民もいます。

続いては『やんばる学びの森』。
敷地内にある小高い丘の上から、やんばるの森を360度ぐるりと見渡してみましょう。

やんばる学びの森　宿泊棟 宿・ホテル

『やんばる学びの森』は、自然の中で過ごしたいという人にお勧めの施設。
親子で参加する人もいれば、カップルで参加する人もいます。
出来れば２人以上で滞在される方が良いと思いますが、１人参加でも問題なし。
オートキャンプ場もありますので、お子さんとの触れ合いに利用するのも良いのではないでしょうか。
夜は満点の星を眺めながら、自然の素晴らしさを肌で感じてみませんか？

こちらはインフォメーションセンターの前にあるヒカゲヘゴ。
早く恐竜の幹にならないかなー。

ここでは色々なツアーも開催されていますが、ネイチャートレイルに参加すると沖縄ロケで使われていた『鬼太郎ハウス』に入場できますよ。
またカヤックツアーに参加するとジュラシックパークの森の中を進んでいるという感覚が味わえたり、ナイトハイクでは恐ろしい生き物に遭遇するかもしれません。
貴方もやんばる固有生物に出会えるチャンス！
宿泊したりツアーに参加しない人でもインフォメーションセンターの辺りは自由に見学することが出来ますので、情報収集を兼ねて施設の中を歩いてみませんか？

この施設の詳細はインフォメーションセンターにお尋ねください。

帰りは山回りで帰宅しますが、その途中にあるカフェに寄ってみましょう。
カフェの畑を荒らしていたイノシシ。
仕草は可愛くても、近づきたくはないですね。

そのカフェというのがこちらの『Okinawa Rail』。

自然に囲まれた静かなカフェです。

与那覇岳の帰りに、ここで一休みしていきませんか？

大分下まで戻ってきましたので、本日はここまで。
次回は外国人にも人気がある、名護の酒蔵を紹介します。