2025/06/16 - 2025/06/28
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遂に、遂に、遂に行ってきました。アルザスへ一人で。
いや、いつも一人旅されている方は「何を大騒ぎしてるの?」だとは思うんですが、これ40年を超える私の夢だったんです。生まれた時からだから(苦笑)
20代になったばかりの頃、木組みの家が並ぶドイツやアルザスの田舎町に憧れ、よくあるロマンチック街道ツアーに参加したものの、自分の意志と違う動きもしなければならないツアー旅は、どこか消化不良で…。そんな時、ヨーロッパを一人旅する女性の指南書のような本を読んで、「絶対私も一人で可愛い街巡りに行く!」と心に決め、英会話教室に行ったりして準備をしたものの、一人で旅立つ勇気がもう一つなかったので実行できず、結局友人や夫と旅していました。結果、旅行先もいつの間にかアルザスではなくなり…。
そうこうしているうちに、結構歳を重ねてしまい、そろそろ個人旅行もキツイかな~と思いだし、ハタと気づきました。
私の海外旅行の原点、夢は何だったのか…コロンバージュ(木組みの家)の家々が並ぶ可愛い街を、一人で自由に旅したかったんじゃないのと。
そして一念発起、ポイ活で貯めたANAマイルで1年前からビジネスクラスを確保(結構苦労しました 笑)、1年かけてプランを練り旅立ちました。
私の生涯の夢を神様も応援してくれたのか、アルザス滞在中はずーっと快晴。アルザスの碧い空の下、青々と輝くぶどう畑や、お花が溢れる木組みの家並みを歩きまわるという夢が叶いました。
12日間も家を留守にして一人で遊びに行くのは、相方に申し訳ない思いもありましたが、快く?送り出してくれたことに感謝しつつ、20代のあの頃の心で過ごした10泊12日。その感動の日々をここで振り返りたいと思います。もちろん、アクシデントもありましたし、例のとおりいっぱい歩いたことは言うまでもありません(笑)
*** 11・12日目 ライン川クルーズから帰国まで ***
この旅行記は、その11日目後半のライン川クルーズから12日目帰国まで(日程表★マーク)。雷雨と突風の予報が出ていたので、安全を取って諦めていたライン川クルーズですが、現地の空模様は何となく持ちそうだったのと、この11日間一滴の雨も降らさなかった己の天照大神力を信じ、4年ぶりのライン川クルーズを決行。クルーズ中はもちろん雨は降らず、景色を楽しむことができました。船を降りた途端大粒の雨が降ってきましたが、予報のような雷雨にはならず30分ほどで再び晴天。ほとんど支障なく最後の1日を楽しく終えることができました。
帰国日、チェックアウトして外に出たら、なんと雨。空港に行くだけですし、雨にぬれずに駅に行けるホテルだったので、問題なし。本当に天候に恵まれた旅でした。フライトも何のアクシデントも無く、定刻より早く羽田に着きました。
初のヨーロッパ一人旅でしたが、大きなトラブルも無く、数十年憧れたアルザス地方を堪能することができ、生涯の思い出となりました。
一人旅、癖になりそうだわ~
【14,197歩】
*** 日 程 ***
6/16(月) 羽田 21:40発→
6/17(火)フランクフルト→ストラスブール→オベルネ→ミッテルベルクハイム→キエンツハイム→イッターズヴィル→ダンヴァッハ・ラ・ヴィレ→ニーデルモルシュヴィル→コルマール
6/18(水)コルマール
6/19(木)コルマール→エギスハイム
6/20(金)エギスハイム→(セレスタ)→ベルクハイム→カイゼルベルク→コルマール
6/21(土)コルマール→リボービレ→ユナヴィル→リクヴィル→コルマール
6/22(日) コルマール→トゥルクハイム→オー・ケーニグスブール城→コルマール
6/23(月)コルマール→ストラスブール
6/24(火)ストラスブール→ナンシー→ストラスブール
6/25(水)ストラスブール→フランクフルト→ダルムシュタット→フランクフルト
★6/26(木)フランクフルト→バッハラッハ→フランクフルト
★6/27(金) フランクフルト発→
6/28(土)羽田着 8:10着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
私が選んだのは、結局こちら。ライン川クルーズでした。
(この前の旅行記「数十年来の夢…アルザスワイン街道の可愛い街を一人旅(10」)の最後で、どうするか迷っていた結果です)
「シュターレック城」も行ってみたかったのですが、少々ぶどう畑の丘を歩きすぎていることもあって、城までの登りより、ゆったり川下りを選んだ次第です。バッハラッハ駅 (KDライン) 駅
-
12:00発の船のチケットを買った頃から、にわかに雲が湧いてきました。
まさかの雷雨?私の天照大神力より天気予報が勝つの?←当たり前
と、少々不安になりながらもクルーズ船に乗船。バッハラッハの街に別れを告げます。
「シュターレック城」が小さくなっていきます。 -
バッハラッハのぶどう畑の丘に、しっかりと「Bacharacher Hahn」と表示されていました。高級ワイン用のぶどう畑で、ここで作られるぶどう(リースリング)からできるワインは、桃の香りがするそうです。
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さっきまでの青空はどこへやら…少々不安ですが、船は順調に川を下り、景勝ポイントに近づきます。
これはかつての税関「プファルツ城」です。
1326年に「ルートヴィヒ4世」によって作られたもので、船を模して五角形になっているのは、水流による損傷を避けるためだそうです。
ここを通る船から通行税を徴収していたところで、19世紀に徴税を行わなくなってからは、1960年代までライン川航行の船のための信号塔として、利用されていたそうです。 -
船が建物のすぐ横を通るので、とても人気があります。40年前のクルーズの時も、大喜びで写真を撮った記憶があります。
後に見えているのは「グーテンフェルス城」です。 -
「プファルツ城」の後ろに見えていた「グーテンフェルス城」は、1200年頃、神聖ローマ帝国のために建てられたお城で、当初は「カウプ城」と呼ばれていたそうです。その後、1508年に改修されたときに、戦勝の記念として「プファルツ選帝侯ルートヴィヒ5世」により「グーテンフェルス城」と改称されたそうです。
こちらも当初は徴税のために使われていたことがあるそうですが、1793年にフランスに明け渡され、1803年まで傷病兵の宿営所などに使われました。
その後ナポレオンがここを廃したので、1833年にドイツの建築家がお城を買い取り改修し、今はホテルになっています。 -
その次に左岸に現れるのが「シェーンブルク城」です。ドイツ語で「美しい城」という意味のこのお城は、遠目でも十分にその美しさを感じられます。12世紀前半ごろに、「マクデブルク大司教」もしくは神聖ローマ帝国によって築かれたそうです。1689年にフランス軍の攻撃を受けましたが、強固なため完全には破壊できなかったそうです。
幾度か所有者が変わってのち、今は4つ星ホテルになっているそうです。 -
川のすぐ横を列車が走って行きました。
この辺りは、ライン川の両側を列車が走っていて、列車からもライン川とお城を見ることができるのです。ただ、両岸のお城を観るなら、船に乗らないとね。 -
列車に乗っていたら気づきませんが、トンネルの入口も、お城のようになっていました。洒落た心配りですね~
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そして登場しました。ライン川下りのメインエメント。「ローレライ岩」です。
水面から130mほど突き出た岩山なのですが、ここがライン川で一番狭い場所で、流れが速く水面下には多くの岩礁があるので、船が事故を起こしやすいという航行の難所なのです。それゆえ、この岩が有名な「ローレライ伝説」の舞台となっているのです。
昔、ライン川を航行していた船員たちが、このローレライの岩の近くを通りかかると、岩の上から歌声が聴こえてくるので、見上げると少女が髪をすきながら佇んでいて、そのあまりの美しさに舵を取るのも忘れてしまい、舟が 川の渦の中に飲み込まれてしまう…ローレライの岩 自然・景勝地
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ドイツ詩人「ハイネ」はこの伝説をとてもロマンチックなものにして詩をつくり、作曲家「ジルヒャー」が曲をつけて歌い継がれています。子供のころ、よく歌ってました(笑)
船もここに近づくと、この曲が流れます。♪なじ~かは知~らね~ど心わ~びて~…♪
今や観光名所で、旗も立ちプレートまであって、ちょっと残念な感じもしますが、乗船客は誰しもカメラを向けています。もちろん私も。
この傍に、ローレライの銅像があると聞いていたのですが、見つけられませんでした。 -
そうこうしているうちに、ザンクトゴアハウゼンにある「ノイカッツェンエルンボーゲン城」が見えてきました。長い名前なので、略して「カッツェ(猫)城」と呼ばれています。
こちらのお城は、その形がとても美しいのですが、何と日本人が購入したことでも有名で、お値段は購入当時3億円だったそうです。 -
そして対岸、ザンクトゴアの街が近づいてきました。
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ザンクトゴアのシンボル「ラインフェルス城」も青空をバックに美しく見えます。
このお城は、1245年にカッツェネルンボーゲン家の「ディーター5世」によって建造されたお城で、その後所有者は変わりますが、17世紀には増築・増強を繰り返し、ライン川周辺の城の中でも大規模で豪華な城となったそうです。
難攻不落のお城としての威厳を誇っていましたが、18世紀に廃墟となり、1973年から一部が高級ホテルとして利用され、廃墟部分は要塞博物館として活用しているそうです。今でもライン川流域では最大のお城だそうです。 -
そして、私のライン川クルーズはここまで。ザンクトゴアの桟橋に到着です。
雷雨にもならなかったし、突風も吹きませんでした。天照大神の勝利です。
ライン川クルーズは、この先コブレンツまで行く船もありますが、私の乗った船は、ここが終着です。1時間15分の船旅でした。 -
ザンクトゴアの桟橋からは対岸「ノイカッツェンエルンボーゲン城」=「カッツェ(猫)城」も良く見えます。
「カッツェ(猫)城」は、1360年~1371年にかけて「カッツェネルンボーゲン伯ヴィルヘルム2世」によって築かれました。「ノイ(neu)」は新しいという意味で、対岸の「ラインフェルス城」に対し、カッツェネルンボーゲン家が新に城を築いたことを指すものと言われています。このお城も1692年にフランス軍に破壊されましたが、1896年から計画的に修復されたそうです。 -
これは桟橋からすぐのところで見かけた看板です。
「金のライオン」というホテルですが、描かれた絵と、アイアンの看板に同じライオンがいました。Hotel zum Goldenen Löwen ホテル
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お昼を食べていなかったので、ザンクトゴアで何か食べようと思って街を歩いていたら、「ローレライ」というホテル兼カフェがあったので、そこでランチをすることにしました。店の壁に「ローレライ」の絵が描かれていました。
うん、この絵はイメージするローレライの姿ですね。バッハラッハにあった像はやっぱり違うわ(笑) -
これ、ハム・チーズサンドです。
大きなハムの下に丸いバンズがあるんですよ。
なかなか美味しかったです。 -
これはライン川の岸辺に建つ、今は閉業しているホテルですが、切妻部分と側面がウロコのように木が組まれていて、珍しいデザインです。切妻の最上部の横木に1524年に造られたと書かれていました。
Hotel Silberne Rose ホテル
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ライン川の岸辺の通りです。
真昼間なのに、誰一人歩いていないというのが驚きです。 -
こちらもライン川の岸辺に建っていた家なのですが、番地表示が可愛いなと思って写真を撮っていたら、何やらいわくのありそうな看板も付いていることに気づきました。
看板によれば、この家は「ローレライハウス」(またローレライ 笑)というらしく、この街の著名な人が幼少期に住んでいた家らしいですが、定かではありません(笑)グーグル先生の翻訳ですが…。 -
街の中心に立つ「ザンクト・ゴア修道院教会」は、1528年からプロテスタントの教会として使用されているロマネスク・ゴシック様式の教会です。
6世紀に聖ゴアーによって設立され、彼が埋葬されたここを中心に集落が形成され、何世紀にもわたって、この地は重要な巡礼地へと発展したそうです。 -
1444年に「カッツェンエルンボーゲン伯フィリップ」による大規模な改築で、身廊が築かれたそうです。内部には当時のフレスコ画が、今も残っています。
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この石積みの建物は、DBの「ザンクトゴア駅」です。
念のためにツーリストインフォメーションで、「ラインマインカード」で列車に乗れるか聞いたところ、やはりここからバッハラッハまでのチケットを追加で買えば、その先は「ラインマインカード」が適用されるとのこと。渡し船で対岸に渡ったところの「ザンクトゴアハウゼン駅」からなら「ラインマインカード」でフランクフルトへ行けるとのことで、やっぱり不思議です。
ま、ライン川の渡し船も乗ってみたいので、対岸に渡って「ザンクトゴアハウゼン駅」から帰ることにします。なので、この駅は使いません。ザンクトゴアール駅 駅
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天気が怪しくなってきたので、「ラインフェルス城」へ行くのはやめて、早々に対岸に渡ってしまうことにしました。
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渡し舟と言っても、トラックも乗れるフェリーです。人間だけで乗ってるのは私だけでした(笑)
船に乗ったら船員さんに現金で2.5ユーロ渡すってあたりは、渡し舟っぽくて嬉しいです。5分程で対岸のザンクトゴアハウゼンの桟橋に着きました。
ちなみに、この船の名前は「ローレライ号」でした。ザンクトゴアハウゼンは「ローレライの街」とも呼ばれているそうですから、至るところにローレライだらけでも当然ですね(笑) -
船が桟橋に着いた途端、大粒の雨が降り出しました。
一応悪天候の天気予報だったので、傘は持っていたのですが、しばらく雨宿りした方が良さそうです。天照大神、完敗です。
桟橋のすぐそばにあるカフェ「ラインシュタイン」で雨宿り兼休憩することにしました。ドイツに来たら必ず食べる「アプフェル・シュトゥルードゥル」と暖かい紅茶で一休みです。 -
雨は雷雨にはならず、30分もしないうちにまた青空が出てきました。ちょっとした通り雨って感じで助かりました。
ザンクトゴアハウゼンの桟橋近くには、不思議なオブジェがありました。
これは、ここにあったアカシアの木を2003年に折れ枝の危険から伐採しなければならなくなり、4mの高さを残し伐採して、その切株をチェーンソーで彫刻したものだそうです。古木へのリスペクトを感じる、粋な計らいですね。 -
ライン川越しの、「ラインフェルス城」です。
行けなくて残念でした。ここから見ると、その大きさがよくわかります。
よほど後ろ髪をひかれていたのか、やたら写真がありました(笑) -
ザンクトゴアハウゼンの街は、とても静かです。
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「カッツェ(猫)城」が個人所有というのが、とても残念です。
観光資源としては最高だと思うんですけどね…所有する日本人って誰でしょう。
でも、この静けさもいいかな。ザンクト ゴアルスハウゼン 散歩・街歩き
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駅前にも何もありません。
ただ、桟橋から駅の反対側に歩いた辺りは、きれいな街並みがあったみたいなのに、行かずに駅に来ちゃいました。ちょっと後悔です。 -
列車がやってきました。
相変わらず無人駅です。おまけに工事中で、どこから入ったらいいか迷っちゃいました。ザンクト ゴアルスハウゼン駅 駅
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駅を出発してすぐに、車窓からも「ローレライの像」が見えるとのことだったので、窓にへばりついていたところ、本当にすぐに、ローレライ様がいらっしゃいました。
船からは見逃しましたが、無事お会いできて大感動!
相変わらず窓が汚いので、窓越しだとボヤッとした写真になってしまい残念です。
バッハラッハの岸辺にいたローレライもどきとは大違い(笑)ちゃんとした美女の銅像でした。 -
車窓には、ライン川沿いのお城が次々現れます。バッハラッハから上流は船に乗っていないので、初めましてのお城が次々と現れます。右岸(東側)を走る列車ですので、見えるのは左岸のお城だけですが…。
ただ、相変わらず窓が汚いので、写真は不鮮明。いろいろ加工してみましたが…玉砕!見るに耐えなければスルーで…。
一応、これはニーダーハイムバッハにある「フェルステンベルク城址」。1219年に、ライン川航行の船舶から確実に徴税するために築かれたお城だそうですが、1689年にフランス軍に破壊され、今は廃墟だそうです。 -
次に現れるのがトレヒティングスハウゼンにある山城「ゾーネック城」。築城年代には11世紀初頭から13世紀後半まで諸説あり、よくわかりません。ま、古いお城なわけです。「コルネリミュンスター修道院」が建てたと言われています。
かなり山深いところにあるので、行く人も無く、今は国有化されているそうです。ゾーンエック城 城・宮殿
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この壮大なお城は「ライヒェンシュタイン城」。トレヒティングスハウゼンにある南北に細長いお城です。1213年に、ここの代官「フィリップ・フォン・ボーランデン」が建てたと言われています。←諸説あり。
他のお城と同様に、1688年にプファルツ継承戦争でフランス軍に爆破されてしまいましたが、その後18世紀末から19世紀に流行したライン渓谷の城郭復興運動(いわゆる「ラインロマンティーク」)で改修され、今は博物館になっているそうです。ライヒェンシュタイン城 城・宮殿
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こちらは、お城ではありませんが、ライン川下りでは有名な建物「ネズミの塔」です。
この塔には古い伝説があり、悪い領主に苦しめられ殺された領民が、ネズミとなって領主を襲い、領主がこの塔に逃げ込んだものの、結局ネズミに食い殺されたというものです(怖!)。その伝説から「ネズミの塔」と言われているというのですが…。
本当は、14世紀前半ごろに対岸のエーレンフェルス城の徴税能力を補うため、マインツ大司教によって築かれたとされ、戦争で破壊された後、19世紀に「プロイセン国王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世」によってネオ・ゴシック様式で再建されたものだそうです。その後はライン川航行の船の信号塔として利用され、1974年にその役目を終えたそうです。
ここは、ローレライと並ぶ航行の難所だったそうです。 -
そしてこれは「クロップ城」です。ビンゲン駅の近くに建つこのお城は13世紀の築城と言われていますが、例の通り17世紀にフランス軍に破壊された後、18世紀には他国に利用されないようにと、マインツ自身が爆破したそうです。19世紀になり所有者が次々と変わり、現在のお城は、19世紀にネオゴシック様式で再建されたもので、登記所とレストランになっているそうです。
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「クロップ城」が見えてから30分程でヴィースバーデン中央駅に到着。ここでS9に乗り換え、ホテル最寄りのフランクフルト・ゲートウエイガーデン駅へ向かいます。
直通列車が無くなってしまったので、ちょっと面倒です。ヴィースバーデン中央駅 駅
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珍しく検察が来ました。
「ラインマインカード」(といっても、パソコンで出力した紙)を見せたら、「アリガト」と日本語で言ってくれました。ちゃんと日本人に見えたのね~ -
ホテルに戻り、夕食調達に今日も今日とて愛用のスーパーにやってきました。
でも、今日はヨーロッパ最後の夜だと思いだし、スーパーのお惣菜ディナーはやめて、レストランでのディナーにすることにしました。
と言っても私ですから、スーパーの並びにあるアジアンレストランのお料理の写真にひかれ、ここに決めました。庶民! -
「月」という名前のレストラン。
お寿司とかもありましたが、ちょっと食べる気にならなかったので、お店のお姉さんお薦めの鶏肉料理にしました。
不味くはないですが、リピートは無いです(笑)
ホテルに帰ったら、明日の帰国に向け大荷造りです。 -
おはようございま~す。
旅行記の途中で、突然翌朝となりました(笑)
今日は天気予報の気温のコーナー、無事に写真撮れました。
これまでも暑かったのですが、これから益々暑くなるようですね。
ドイツの6月で35℃って!
(実際、帰国後の日本のニュースでも、高温のヨーロッパの様子流れてました) -
愛用のスーパーが朝7:00オープンなので、朝食を買いに行きました。
美味しそうなものがたくさん並んでいて、ウキウキ。
ついでに、バラマキ土産も調達しました。 -
ウキウキしていた割には、買ったのはパンとバナナとヨーグルト。
家から持ってきたフリーズドライのお味噌汁を付けて、本日の朝食です。
この後、空港のラウンジで食べようと思って、控え目にしました。 -
空港では、ビジネスの恩恵で保安検査も特別レーン。
でも入口が分かれているだけで、途中で合流するので、そんなに早く終わる感じではなかったかな。 -
さて、朝食を我慢して臨んだラウンジの食事です。
ANAだったので、ルフトハンザのラウンジ。昨年はプレエコだったので、入口でプレエコはダメと言われて、羽田のラウンジは入れるのにと文句言いながら帰ったのです。リベンジ! -
フランクフルトだからソーセージはマスト、黒パンも食べておかなきゃ。大好きなスイカは外せない。ということで、こんな感じになりました。
ビールのように見えている瓶は、ノンアルコールビール。グラスの中身はアップルジュースです(笑)ドイツのアップルジュース、大好きなんです。 -
大好きな窓側の一人席です。
帰国便のアメニティポーチは薄いタイプでした。 -
機内安全ビデオにポケモンのキャラがたくさん出てきました。
やはり日本を代表する方々なんですね(笑)
海外のエアラインは、この安全ビデオがとっても楽しく作られているのに、ANAやJALは全然面白くないと思っていたので、ちょっと嬉しかったです。 -
昼便なので、しっかり機内食も食べられます。
まずは夕食? 洋食をチョイスしました。
写真左上はアミューズで、グースレバーのテリーヌとスモークしたマスのムースです。ドリンクは定番のアップルジュース。
右上は前菜でシュリンプソテーとチプリアーニソース?に野菜添え。パンはドイツと言えばのカイザーロールとラウゲンスティックです。
左下は魚料理のメインでスズキのソテーと生姜のクリームソース グレインリゾット
右下はデザートのレモン風味のババロアです。 -
こちらは、夕食の8時間後に出た朝食です。ビジネスなので、私の様子を見たCAさんが、お食事お持ちしますか?って聞いてくれたのが8時間後だったとも言えます。
朝食も洋食をチョイス。和食の冷製茶わん蒸しも気になったんですが…。
ターキーハムとスクランブルエッグのクレープ包み、パンとフルーツです。添えられていたマッシュポテトとアスパラのソテーも美味しかったです。
デザートにリフレッシュメントで提供していたマンゴヨーグルトを持ってきてくれました。 -
機内食を堪能し、映画を3本見てウトウトしていたら、飛行機は朝鮮半島に差し掛かっていました。今回はヒマラヤ山脈を見ませんでした。寝てたのか、コースが違ったのか…。
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そして、帰ってきました。富士山です。
富士山が見えるよ~と、相方にラインしたら、フライトレーダーの画像が送られてきました(笑) -
そして、ホントに帰ってきちゃった。うちのすぐ横飛んでます。
-
大谷選手に迎えられ、日本の地に降り立ちました。
初のヨーロッパ一人旅10泊12日は、事故も事件も病気も無く、無事完了です。
数十年来の夢だったアルザスの村々や、ドイツの街、可愛いコロンバージュや大好きなアール・ヌーヴォー建築から不思議なフンデルトバッサー建築まで、頭がパンクしそうなくらいの充実の旅となりました。
旅行記もその分長くなりましたが、くだらない記録にお付き合いいただいた方、ありがとうございました。
お互いいい旅しましょう~
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この旅行記へのコメント (2)
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- のぶちゃんさん 2025/09/20 13:55:15
- 長旅お疲れさまでした!
- mirilinさん、こんにちは♪
長旅、そして大作の旅行記完成、お疲れさまでした!
アルザスからドイツへの旅、楽しく疑似体験させていただきました(^^)
実は私も昔、ライン川下りの船に乗ったことがあるので
(考えたらもう数十年前になります…(^^;))
お写真拝見して懐かしくなりました。
ローレライの岩も、ほんとうに魔女がいるんじゃないか?と目を凝らしてみていましたが、
岩の上にはドイツ国旗だけが翻っていて、ちょっぴりがっかりした…という記憶がかすかに残っています。
これまでもかなりあちらこちらへでかけていらっしゃるmirilinさん、
次のご旅行の計画も立てていらっしゃることと思います(^^)
また旅行記を拝見できるのを楽しみにしております!
- mirilinさん からの返信 2025/09/20 17:10:00
- Re: 長旅お疲れさまでした!
- のぶちゃんさん
いつも私の拙い旅行記を読んでくださり、イイネも下さってありがとうございます。とても嬉しく思っています。
今回は思い入れの強い場所への訪問だったので、写真を選別するのももどかしく、いろんなことが書きたくて、いつにもましてダラダラと長い旅行記になってしまいました。
どうにか書き終えたので、のぶちゃんさんはじめご訪問くださった皆様のところにもお邪魔したいなと思っています。
実は昨年行ったハンガリーとロンドンの旅行記を書いていなくて、早く書かなくちゃと思っているうちに、アルザスを先に書いてしまい、これに手こずったので、ハンガリーの旅行記を手掛ける前に、来月またハンガリーに行くことになってしまいました(笑)
次回まとめて書くしかなくそうですが、どうなることやら…。
こんな私ですが、これからもよろしくお願いします。
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