2020/06/03 - 2021/09/23
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呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さん
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フランスが代表とされるワインの世界。
それに比べると若干マイナーな存在ながらも、立派な老舗といえるドイツ物。
私はそのドイツの白が好きになり、ワインのみならず酒の世界に脚を突っ込むようになりました。
そのドイツには、旧西ドイツ時代からのものがそのまま引き継がれた11の栽培地区と、統一により1994年に編入された旧東内の2つの栽培地区があります。
その中の旧西でもっとも良いものを産出しているとされる、ラインガウのぶどう畑、醸造所に行きました。
そのあと、ワイン醸造の過程でできる、フェーダーヴァイサーも買いました。この旬もので長距離搬送が極めて困難ゆえ、ご当地限定である「ワインのどぶろく」もご覧に入れます。
まったく以って趣味的、自己満足的な旅行記で、普通のご旅行をなさる方にはつまらない内容です。予めご了承ください。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
表題のシュロス(城) ライヒャーツハウゼン(Schoß Reichartshauen)です。
-
この旅行記の本題は、その名の、そこの周りにあるぶどう畑で、そのお城自体ではありません。
この畑は、地区独立単一畑(←自己訳)としてワイン用ぶどう栽培登記簿に登録されていて、Balthasar Ress(バルターザー レス)という醸造所が単独で所有しています。
なぜここを見に行ったかというと....
下に記します。
(C)Google -
城東側の畑です。
ちなみに、約2km東に名前がよく似た醸造所「シュロス ラインハーツハウゼン」(Schloss Reinhartshausen)があります。
ここも有名で、日本でもよく見掛けますが、まったくの別ものです。混同されないよう! -
城西側から東方向です。
国道(42号線)右側の川べりにも畑があります。
左側には城の尖塔が見えます。 -
城西側の畑です。
今この城本体の所有者は、私立の経済・法律大学で、その新しい建物が畑に迫っています。 -
この畑の名前と所有者が記されている、差し詰め「名札」です。
なぜこの畑を見に行ったかというと、ここは畑名だけの表記で良い畑で、ドイツでたった5つしかないもののうちのひとつだからです。
それ以外は、畑名の前に村名を冠す必要があります。 -
川べりの畑。
-
反対側(東から西方向)です。
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城の入り口からライン川方向。
-
ここは、この畑を所有する醸造所、Balthasar Ress(バルターザー レス)です。
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建物の壁にロゴが描かれています。
肉屋が起源のこのレス家は、その後ホテルやレストランを経営していたそうです。 -
反対側。
昔はここで醸造・販売をしていました。 -
今は母屋から東北東に500mくらいのところで販売しています。
-
ここでは、高額のもの以外のほとんどを試すことができます。
試飲台の中央は、冷蔵機能を持ったワイン置き場で、白ワインが入っています。
もちろん、未開封用の大型冷蔵庫も裏にあります。 -
冷やす必要のない赤は、別のところに。
その上には、マグナム(1,5L)やドッペル(ダブル)マグナム(3L)瓶も飾られています。
新しい建物なので、歴史、情緒は感じられませんが、清潔で機能的です。 -
この醸造所のワインで特筆すべきは、上記のぶどう畑で摘まれたもので造られたこのワインです。
超ー銘醸とされるドイツのワイン法で5ヶ所しか認められていない、畑名だけのワインは、その希少せいから高価になりがちです。が、味は価格に比例して良いとは限りません。
ここのそれは、それほど高くはありません。味は良く、充分に「旨いワイン」ですが、この醸造所の中にもこれより安くさらに旨いものがいくつかありました。
現に、これらのワインはご祝儀代わりに1本ずつのみ買いましたが、他の良いものはケース単位で求めました。 -
試飲室から見えたぶどう畑。
Hattenheimer Nußbrunnen(ハッテンハイム村 ナッツ泉)です。 -
ライン河畔の南側からの販売所。
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たまたま近くの畑で、外国人季節労働者(ガストアルバイター)がぶどうの摘み取りをしていました。
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ここはお城の東に隣接する、Hattenheimer Pfaffenberg(ハッテンハンマー プファッフェンベルク)です。
壁に趣があり、畑の背後にライン川とお城の尖塔が見えます。 -
上のコマの反対側にある、ドイツ鉄道(DB)のハッテンハイム駅です。
-
ところで、2021年6月18日に、フランクフルト中心の北から州都ヴィースバーデンを結ぶ連邦高速道路(Bundesautobahn=ブンデスアウトバーン)66号線のザルツ川に架かるSalzbachtalbrücke(ザルツバッハタールブリュッケ)に致命的損傷が見つかり、通行禁止になりました。加えて、その橋の下を通る道路と鉄道も供用停止されました。
(この国は落ちる前にアクションが起こされるので、まぁマシですかねぇ?!)
その鉄路は、フランクフルトとヴィースバーデンを結ぶS-Bahn3路線(S1,8,9)と近郊列車、さらにヴィースバーデンから上のハッテンハイムやリューデスハイムを経てコブレンツに行く列車も使っているものです。
幸か不幸か新型コロナ禍で観光需要が激減しているので、これをご覧の「行きたくても果たせない」日本人の皆さんを含め、レジャー客に大きな影響はないと考えられていますが、Wiesbaden Hbf-Wiesbaden Ost間が全面運休でバス代行になって早4カ月、地元民には大打撃です。
当初8月下旬に橋を撤去すると報じられていましたが、延び々々になっていて、今のところ11月6日に爆破する予定で、それがなされれば橋下の交通は再開されるでしょう。
写真は、通行止めになっているA66号線当該橋梁の、フランクフルト方向行き車線西側手前。
https://youtu.be/oL74PcEicw4今回も本来通るべきところが通行止めになっているので、アウトバーンを途中で出なければならず、その出口はかなり渋滞していました。
【12月28日追記】
上述の予定のとおり、この損傷した橋は11月7日に爆破され、上の動画の道路は12月16日に、S-Bahn他の鉄路は22日に再供用されました。
が、高速道路本体の復旧は、まだかなりの時間を要します。
https://youtu.be/ozMcwM5Zfhoその爆破の様子です(地元放送局より)。(C) hessenschau
35秒からの解説では、(北側直近にある下水処理場を守るため)2番目の北側の爆破でその瓦礫が計画通り(斜めに)1番目の南側の瓦礫の上に落ち、教科書のような出来だったとしています。 -
【蛇足】2024年2月24日追記
上述の橋は、2年半ぶりの2023年12月18日に供用を再開しました。
今のところ、東行きの橋のみが完成していて、それを幅員を制限して双方向に計4車線を確保しています。 -
ワインの収穫時期を迎えると、その季節感を余すことなく享受できるのがワインのどぶろく、Federweißer(フェーダーヴァイサー)です。
そのシーズンになると、一部の大型スーパー前には醸造所の屋台が設置され、産地直送のそれが販売されます。 -
1Lあたり白が3,40、赤は3,70オイロです。
上のコマの大きなタンクからその都度瓶詰めされ、瓶代(0,30)が別途掛かります。が、持ち込めばそれは掛かりません。
もちろんフェーダーヴァイサー以外の普通のワイン等も売られています。 -
発酵による炭酸ガスが休まず出ていて、ワインになろうとしています。
このフェーダーヴァイサーは、発酵途中のぶどう液で、酵母の働きは購入後も続くので、保存場所の冷暖に依り発酵速度が変わりますが、時間が経つにつれ甘さが薄れワイン感が増し、味は刻一刻変化します。
これ、上述のごとくガスが発生するので、密封された容器での長時間搬送は危険で、2006年に英国で発覚した液体兵器を使った航空機爆破テロ未遂事件により、液体の機内持ち込みがほとんどダメになった今、日本に持ち帰ることも極めて難しくなり、「ご当地グルメ」になっちゃいました。まったく以って残念!! -
名前のweißは白の意で、赤は厳密には「Weißer」とは言えず、Roter(=赤) Rauscher(ローター ラウシャー)などと言われます。
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上述のスーパーで買った、Fleischkäsebrötchen(フライシュケーゼブロェートヘン)です。
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Fleischkäseは、Leberkäse(レーバーケーゼ)とも言われますが、レバーでもチーズでもない、目の細かいミートローフみたいなもの。
それをBrötchen(小さな丸パン)に挟み、日本人にとってはほとんど辛くない「中度の辛子」付きで、1オイロ(≒130円)。
これは一般の3倍くらいの厚みがあります。ここでも販売員によって大きな差があるものの、少なくとも2倍以上はあります。
残念ながら、これに甘いフェーダーヴァイサーは合いませんね。
この手の粗野なものには、やっぱりビールかなぁー?! このスーパーなら、マトモなビールでも500mlひと瓶100円しないし。
真に狡い私にピッタリ!
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