2017/08/14 - 2017/08/14
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ぱんスキュさん
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2017年8月3日~26日
ポーランド・スロバキア・ウクライナ・ベラルーシ(・沿ドニエストル共和国)・モルドバ・ルーマニアの7ヶ国を3週間でぐるりと回ってきました。
目的は3つ、チェルノブイリ・沿ドニ探訪・東欧各地のフォークロアおよび少数民族文化に触れること。
ダイジェスト版はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11276078
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2017年8月14日
ウクライナ・キエフそしてチェルノブイリ訪問が終わり、旅も第2ステージへ。浮かれ町オデッサを後にして次なる目的地へと移動。
みなさんは『沿ドニエストル共和国』=英名トランスニストリア=露名Приднестровской Молдавской Республики、通称【沿ドニ】という自称独立国家をご存知でしょうか。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/沿ドニエストル共和国
この聞きなれない国名は、国連加盟国の大多数から承認を得られていない自称国家=いわゆる未承認国家というやつで、ウクライナとモルドバの国境にある『国(自称)』なのです。
他の未承認国家としてはアブハジア自治共和国や南オセチア共和国、ナゴルノ・カラバフ=アルツァフ共和国などが有名ですね。
元々はルーマニア→ww2後はソ連領だったこのドニエストル川沿岸地方。ソ連崩壊後のモルドバ独立に伴ってモルドバ領になったものの、ロシア系住民が多く住んでおり経済的には貧しいモルドバ領になることをよしとせず、自分たちで自治政府を作り実効支配に及んでいるのです。沿ドニ領内はモルドバ政府の統治が未だ及ばず、それゆえ過去には様々なトラブルが起きてきた場所でもあります。
キナ臭い話も定期的に出てはいるのですが、今はモルドバ政府との関係も一昔前よりは大分と落ち着きを見せています。
★
さてこの謎の自称国家沿ドニの首都ティラスポリへ、またまた身体を張って潜入してきましたー!沿ドニへの行き方や出入国をはじめ、通貨、言語、文化様式などなど2017年夏現在の沿ドニの今をドドンとご紹介。ティラスポリの町の地図もあるよ!
未だソ連の後継者を自認しておりソビエト的色彩が濃く、レーニン像はじめソビエト万歳な香りの漂う国旗や国歌やポスター、ロシア語にキリル文字に独自ルーブルに、経済もロシアからの支援が多数という懐古主義の不思議国家。
今まで物見遊山の旅行者が数多訪れるも謎に包まれた地域というレッテルも、今回で大分と取り去られた沿ドニ訪問となりました。
そしてなんと自称国家にもかかわらず、今年から観光に力を入れ始めたという…。これはもうみんなで行くしかない!そして生の沿ドニを見に行くしかない!
ということで、この旅行記を参考に沿ドニへGO!
いざ、我らの沿ドニエストル共和国へ!(ただしあくまで自己責任で★)
★潜入シリーズ★
潜入!北キプロス
https://4travel.jp/travelogue/10529972
https://4travel.jp/travelogue/10530727
https://4travel.jp/travelogue/10532305
潜入!ナゴルノ・カラバフ共和国
https://4travel.jp/travelogue/10684524
https://4travel.jp/travelogue/10686086
潜入!カリーニングラード
https://4travel.jp/travelogue/10959682
https://4travel.jp/travelogue/10943163
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
-
まずは沿ドニエストル共和国への行き方から。
沿ドニ入国は陸路のみ、隣接するウクライナかモルドバからの入国になります。
1)バス2)鉄道3)車(タクシーorレンタカー)の3つの手段がとれますが、このうち最も便利なのはバスでしょう。オデッサからは1日6便ほどが運行しています。モルドバのキシナウからはもっと頻発。写真はオデッサのバスターミナルです。
★
すでに旅行した複数の知人たちの情報によれば、モルドバ→オデッサは大丈夫だったけれど、オデッサ→モルドバの逆ルートを鉄道inは少しマズかったとのこと。何故ならモルドバの入国スタンプをもらう機会がないからだ。
…では自分が実験台になろうではないか!
人柱バンザーイ!ψ(`∇´)ψ
そんな感じでウクライナ→沿ドニ→モルドバルートを試してみたよ!オデッサ駅 駅
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オデッサバスターミナルの窓口の上にはバス出発時間の掲示板があり、ここでその日の便をチェックできます。
近郊バスターミナル バス系
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オデッサバスターミナルの販売窓口係員に、沿ドニの首都ティラスポリへ行きたいというと、バスの時間と料金を書いてくれました。
ティラスポリ行きは2017年夏の段階で1日6本、7:30,8:20,13:00,14:30,16:55,17:30がありました。120グリブナ=480円。 -
オデッサバスターミナル。ここでティラスポリ行きバスを探します。私の時はチケットを買うと係員が場所も教えてくれました。
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さて今回は8:20のバスに乗りました。オデッサ→沿ドニ首都ティラスポリ→沿ドニの古都ベンデル止まり。3時間の短距離なのでマルシュ(ミニバス)で行きます。窓口で前日予約をしましたが、席はほぼ埋まっていました。
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こちらはキシナウまで行くマルシュ。ルートも色々あるみたい。
そしてウクライナ⇔モルドバ間を抜ける時、以前は沿ドニ領内を通過するバス便はトラブルの元だから止めておくように、とありましたが、2017年夏からは大丈夫になったのです。ふっふっふ。理由は後述! -
さて乗客が乗ったところでオデッサバスターミナル出発。目指せ沿ドニ!さあ、どうなることやら人柱…!
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10:20
2時間ほど走ったところでウクライナ側の出国審査。ここはあっさりクリアしたいところ。それにしても天気が荒れ模様で、嵐のようになってきた…先行き心細くなる。 -
ウクライナ⇔モルドバ間の国境。しかしモルドバ側の領土は沿ドニ政府の実効支配地で、現実にはウクライナ⇔沿ドニの国境になっているため、ここではモルドバ入国スタンプは押されず。
沿ドニ入国時に別紙にスタンプという扱いになるため、モルドバ密入国状態になるという問題があり、旅人たちの懸案事項となっていました。
しかしそれも2017年夏まで!
なんとこのウクライナ側の国境でモルドバの入国審査もできるようになったのですーーー!すばらしいー!
まずバス車内で運転手から『ティラスポリで乗り換えてキシナウ行く人?』的なことをロシア語orウクライナ語で聞かれるので手を挙げます(このバスでは半数以上が手を挙げた)。そして運転手さんにパスポートを渡します。
運転手さんがパスポートをウクライナの出国審査官にまとめて渡すと、ウクライナ出国印を押したのち、隣にいるモルドバ入国審査官がモルドバの入国印を押してくれるのです!おおおー!
パスポートの写真は後ほど載せます。 -
そしてここでアクシデント発生。
沿ドニ云々には関係ないのですが、国境審査の手前の道から自分のお腹の調子が…外の天気も嵐でゴロゴロだけど、わたしのお腹もゴロゴロしてきたorz
そして周りは英語通じず皆ロシア語を話している…えーっ孤立無援orz
仕方なくお腹を抱えるジェスチャーで"ウメニャー プローハorz…"と訴えると皆が心配してくれた。運ちゃんはティラスポリすぐだから我慢しろっていうけどさ、なんかあって沿ドニ入国で止められたらどうするのさorz
結局ウクライナ側の出国審査場でトイレを貸してもらいましたが、ここが掘っ立て小屋みたいな穴掘ってあるだけのとこで(泣)。仕方なくそこですませましたが、皆も気をつけて! -
そんな色々な意味での嵐のウクライナ出国、手続きは1時間弱ほどかかったけど無事終了。国境には免税店がありましたが、入ってないため詳細不明…
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11:00
ウクライナ出国が終わると今度は沿ドニ側の入国審査。審査官がバスに乗り込んで乗客のパスポートおよびIDを確認に回る。そしてビザ代わりの滞在許可書を渡されて終了。モルドバの入国印があったけれどスルーされたので、沿ドニ政府とモルドバ政府とで合意がなされているんでしょうね。 -
沿ドニの滞在許可書と、パスポートのモルドバ入国スタンプ。Pervomaiscというのは沿ドニ実効支配地なのに、モルドバの入国印を押せるということはやはり両政府合意と思われる。
現モルドバ大統領のドドン氏は沿ドニとの連邦化を目指しているらしく、このような柔軟な対応が実現したのでは、知人よりありました。なるほど。
入国許可はトランジットで10時間でした。大体これになるみたいです。宿泊の場合はその旨をここで伝えると24時間の滞在許可が得られるらしい。またホテルでの手続きが必要らしい。これまた知人情報。 -
とにもかくにも無事に沿ドニ入り。正式にはモルドバ国内で公用語はモルドバ語なのに、ロシア語表記なのがいかにも沿ドニ的。
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12:00
国境から40分ほどでティラスポリ駅およびバスターミナルに到着。いやー、思ったより簡単だった。 -
ロシア語でプリドニエストル=沿ドニって書いてある。沿ドニ!沿ドニ!
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駅構内に掲げられていた沿ドニの地図。ドニエプル川に沿ってひょろーんと長い国なのが分かる。この地域はドニエプル川流域を中心としたモルドバ国内でも有数の工業地帯で、経済的にも発展していることからヨーロッパ最貧国の1つモルドバの支配に反対しているのだ。
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沿ドニの通貨事情について。
沿ドニ圏内ではモルドバレイではなく、沿ドニルーブルという独自の地方通貨が使われている。ドル・ユーロ・ロシアルーブル・ウクライナグリブナからの両替が可能。写真のように駅に両替所があるのでご安心を。ちなみにモルドバレイは両替不可っぽい。というか、モルドバレイ自体が他国での両替不可能な超不人気通貨なのだ…。 -
2017年8月14日の沿ドニルーブルのレート。沿ドニルーブルは沿ドニを出た瞬間に紙きれになるので、両替は最小限にとどめましょう。
この日のレートは1ドル=15.72沿ドニルーブル、1ロシアルーブル=2.5沿ドニルーブル。沿ドニの物価はヨーロッパ中ではやや安めですが、モルドバやウクライナといった隣国に比べたら少し高い印象が。 -
沿ドニルーブル近影。硬貨はプラスチックマネーと揶揄されるように、前はプラスチック製の硬貨だったらしい笑。そしてたまに釣り銭もらうと登場するというwwwヤバイな沿ドニ!
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沿ドニ首都チラスポリ→近隣の町への交通手段
入国と同じく1)バス2)鉄道3)車があります。バスのチケット売り場は鉄道駅内にあります。ウクライナ・オデッサ行きとモルドバ・キシナウ行きがあり、キシナウ行きの方が頻繁。 -
バスチケット売り場にはコインロッカーがありますが壊れており…鉄道駅に荷物預け所があるも、全く機能していなかったため、仕方なく壊れたやつにキャリーバッグを入れ、ドアにチェーンでくくりつけて町歩きへ。結局盗られませんでしたが、やっぱり心配だったので、後述する観光案内所に預けると安心だと思います。
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鉄道駅の荷物預け。時間外はもちろん、営業時間内も機能してないショボさ…
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バスターミナルにあったティラスポリから主要な街までのマルシュルートカの時刻表。キシナウ行き頻発。
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ティラスポリ→キシナウ行きのバス時刻表続き。頻発すぎ…
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ティラスポリから遠距離行きのバス。モスクワ行きもあり、ロシア系住民との結びつきを感じさせます。
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ティラスポリ鉄道駅構内の待合室。一応ディスプレイがあるがガランとしている。
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ティラスポリ駅のホーム。屋根もなく雨だと濡れるので退散。しかも鉄道はあまりこないし。
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ティラスポリ駅の鉄道時刻表。バスに比べて少ない。
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こちらも鉄道のスケジュール。さすが旧ソ連国の鉄道はかなり整っている。
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ここで鉄道入国時の注意。知人が2016年にオデッサから鉄道で沿ドニ入国したのですが、ウクライナ出国後に沿ドニ入国許可書はもらえたもののモルドバ入国スタンプは貰えず、モルドバに密入国状態になったそうです。帰りはウクライナ側に戻って事なきを得たそうですが、鉄道の出入国は注意が必要だと思いました。 -
駅舎内を一通り散策し終えたので鉄道駅の外へ。周りには売店がいくつかある。両替もできます。
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一軒の売店でパンを買って軽食を食べる。さっそく沿ドニルーブルが活躍。
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パン。普通に美味でよかった。ロシア圏のフレープはあまり外さないから良いです。パンとチャイで10沿ドニルーブルでした。安い!
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鉄道駅前にはトラムも走っている。が、路線図が不明だったので乗らずに徒歩で散策へ。
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雨も止んだので町歩きを開始。駅を背に右手側に歩き出す。公園が右手側に見えてきた。
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公園内にはロシア正教会の建物があった。中には入りませんでしたが立派そうだった。
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公園の入り口には教会の鐘が。やはり立派。
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公園の入り口には野良犬と思しき犬が。大人しく人なつこい。
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この他にも沿ドニ国内ではたくさんの野良犬猫を見かけた。しかもみなさん毛並みがよく不自由なさそうな余裕ある態度、のんびりフクフクとした生活を送ってるとみた。沿ドニは犬猫の楽園や!
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公園を過ぎると左手にはKVINT=クビントの本社建物が。沿ドニが誇る酒造メーカーです。事前連絡すれば工場案内や試飲もさせてくれるそうだ。いいですね。
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そしてクビントの正面には真新しい建物が。そしてiの文字に目を疑う。そう、なんと観光案内所があったのだ!∑(゚Д゚) えーっ、他国から無いことにされてる未承認国家なのに!
はやる気持ちを抑え、本当に公式の観光案内所?!と疑いの視線でいっぱい。だってここは沿ドニ、未承認国家だもん。とにかく真偽を確かめるべく中へGO。 -
いきなり入り口では"我らの沿ドニエストル"の国歌が書かれたポスターが。これはガチなやつだ。
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中に入るとにこやかに係のおねーさんが出迎えてくれ、ここは正真正銘・沿ドニエストル共和国公式の観光案内所だと説明してくれました。
この5月にできたばかりで、おねいさんがイチから全て手探りで作ってきているとのこと。頑張ってるなあ!
FBページもあるよ。
https://www.facebook.com/VisitTransnistria/ -
壁のショーケースには沿ドニの土産物がズラリ。これは見応えあります!さっそく見させてもらうことに。
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まず目に付いたのが、アイラブPMR=沿ドニの沿ドニ愛に溢れた帽子。これはちょっと萌えるwもちろんここで購入可能!
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そしてガラスケース内には沿ドニ&ソ連グッズもりもり。地図にマグカップに皿にポストカードにトランプに人形に!いやー、いいですね。沿ドニ来たぞって気持ちがムクムク湧きます。
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それからこの人たちが!レーニン・スターリン・毛沢東の共産主義の指導者そろい踏みやで( ̄∀ ̄) さすがソ連の後継者を自認する沿ドニならではのチョイス。
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このほかにも沿ドニのフォークロアグッズも沢山あってウハウハ。聞けばモルダヴィア地方は手仕事が色々豊からしい。これはモルドバでも同じことを感じました。
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沿ドニのフォークロア作家さん紹介の冊子。これは非売品だったので参考まで。ロシア語オンリーですが、見てるだけでも楽しかったー!というわけでお人形お買い上げ^_^
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そして観光案内所のおねーさんオリジナルの沿ドニ地図。観光スポットはもちろん、ティラスポリの成り立ち、ティラスポリ発のバスや電車の運賃や所要時間、始発/終電・バスについて、これ1つでティラスポリのほぼ全てを網羅しているスグレモノ。
これもおねーさんが1つ1つ調べて作った力作で、もちろん無料でもらえます。すばらしいー!ティラスポリ散策のお供にはマストなのでぜひ貰っておきましょう。
このおねーさんには本当に親切にしていただき感謝しきり。ちなみに両替もやってくれるとか。サービス良すぎなところに沿ドニの本気を見た。
そして時間があったらベンデルにも足を伸ばすと良いよと勧めてくれた。古都ベンデルには城塞などありまた風情があるとのこと。次は行ってみたい! -
最後におねーさんに記念撮影を頼まれパチリ。これは任意ですがFBに載せられるので、どんどん撮られてどんどん載りましょう!ちなみにこの日に観光案内所に来た日本人は自分で2人目だと言われました。前に来た1名は宿泊していったとのことw。猛者や!
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地図を得て町歩きを再開。ティラスポリにはメインの道路がいくつかありますが、まずは観光案内所前のレーニン通りを南へ。またトラム見つけたー。
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商店が続く道を抜けると、東西を貫く街一番の目抜き通りが見えてきます。
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目抜き通りのカルル・リエブクネクト通りで見かけたビラたくさんの柱。前衛アートにも似た趣きでなかなか好きだ。
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この道を少しだけを西へ行くとスーパーを見つけたので入ります。
Sheriff-13
Strada Karl Liebknecht 375, Tiraspol, モルドバ
+373 533 63 110
https://goo.gl/maps/wCrk32z2FGp -
店内にあった沿ドニ製食品。沿ドニくんの特産物は、瓶詰め食料と蜂蜜とコルバサ的な肉料理みたい。
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ヴォッカももちろん!さすがロシア人!
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白ワインも。
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そして先ほど会社の前を通った、沿ドニといえばご当地酒造メーカーのクビントの製品がズラリ。ワインにブランデーになんでもある。圧巻!
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沿ドニビールを探していたら、ペットボトルに入った激安ビールのнаше пиво ナーシェピーボ=我らのビールを発見!
君、キルギスでも見かけたなー。でもこれも沿ドニ製。タレコミによれば酒造メーカーが同じだとのこと。 -
続いて調味料コーナー。中国製の醤油などもあり、ロシアに輸入できてるものはあるとみた。
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それからティラスポリと書かれた紅茶を発見。しかし中身はセイロン紅茶というな…
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外には市場的なのもあり、果物など生鮮食品が売られていた。沿ドニ産と思われるが1つ試してみればよかったなー。
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目抜き通りを今度は東へ進み、街中心部の南東にあるポベダ・パーク=勝利公園という大きな公園。この様式もロシアっぽく大きな門が特徴的。
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公園内は広々しており、円形広場を中心に広がっている。
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広場にあった軍人と思しき像。誰のかは分からずじまい…
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続いて同じく東西を貫く25,オクトンブル通りを西へ。ドム・ソビエタフ=市庁舎がありました。
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ここには政治家と思しき顔写真がズラリ。この辺も旧ソ連ちっくである。
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その他にも旧ソ連らしく有名政治家らしき顔のモニュメントが。
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ロシアという名のホテル。レストランとカフェ、そしてカジノまであるそう。評判は上々。
トランジットの場合、沿ドニ滞在許可は10時間しかありません。宿泊したいときは予め領事館に申請する必要があるのですが、領事館が他国にないためどうやって申請するんだろう。事前申請なしで泊まってみたらどうなるのかしら…
猛者ー、だれか猛者ー!試してみて!
Russia
69, MD, Strada Sverdlov 3300, Tiraspol, モルドバ
+373 533 38 000
https://goo.gl/maps/ZLsh69zHHpQ2
★追記
なんと知人からここに泊まったことがあるというタレコミが!猛者は意外と近くにいるもんだ。
沿ドニ入国の際に宿泊すると告げると、24時間滞在許可が得られるとのこと。そしてホテルでは滞在延長手続きもやってくれそうだとのこと!おおお。やはりどなたかに試して頂きたいところ。 -
そしてこの通りと、南北を貫くレーニン通りが交わる交差点にあるпочта=郵便局。ここは外せない観光スポットです。外壁に沿ドニの地図があるのですぐわかると思います。
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沿ドニティラスポリの郵便局内。ここでは沿ドニ消印のスタンプを押してもらうことができます。レアだ!
ただしそのまま普通に国際郵便を出すとモルドバの消印を押されてしまいます。これを防ぐためには、まず切手を貼ったポストカード等を窓口に持っていき沿ドニ消印を押してもらったのち、それを封筒などに入れて国際郵便として出すのです。
これで封筒はモルドバ印、中のポストカード等は沿ドニ印として送ることが可能です。この方法も観光案内所のおねーさんに教えてもらいました。 -
郵便局内では記念硬貨の販売も。ロシア製なのがまた沿ドニらしい。
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ここでスベルトロヴ通りという一本南の道も歩き、沿ドニの町並みや住宅街の建物を見てみましょう。年季が入った建物もあれば綺麗な建物もあり。
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エネルギー関連企業と思しき会社のビル。目立ってピカピカなビルがなんともまた。
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市場通りというか商店街を見つけました。両替屋スイーツ屋花屋雑貨屋など揃っています。
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雑貨屋さんには玩具や土産物も少しだけあり、沿ドニグッズも売っていました。
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入り口にあったかわいい花屋さん。やはり東欧の人たちは花が大好きだ。
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花屋の裏で出会ったぬこー。沿ドニの動物は人懐こく、この方も触らしてくれました。
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同じ通りにあった本屋=ドムクニーギ。外は多少年季が入っているけどとりあえず入ってみよう。
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中は広いがやや殺風景なところがソビエトちっく。
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壁に目をやると沿ドニポスターここにも発見!のっけから期待できる品揃え。
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そして本屋の一角にはショーケースに入った沿ドニグッズがてんこ盛り!うわーー!
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他にも沿ドニグッズのみならず、旧ソ連のペナントやプーチン/スターリングッズなど、旧ソ連&沿ドニファンが狂喜乱舞するような品が色々並んでいます。いやー、大興奮!
ここは沿ドニ土産を買うのにもってこい、外せないスポットです。 -
そのまま西に進むと、ロシア系レストランCastaとMafiaを発見。観光局のおねーさんに『ここでは沿ドニのお寿司が食べられるわよ!』と紹介されたので、トライしてみることに。
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メニューを見ると紛うことなくスシだ。ロシアのお寿司はなかなか美味なのでこれは期待できます。
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まずはメニューを見て気になったヤナガワナベなるものを頼む。ウナギと卵入りの甘めの醤油の味付けのスープ。本式の柳川鍋ではないにしろ、これはこれで美味しかった。
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メインはサケとイクラのロールスシを。ヨーロッパの寿司は海苔が裏巻きで出されるのがデフォルトですね。そしてウクライナに続いてここでも竹の香りが!笑。流行ってるのかなー…
肝心のお味は、かなり美味しい。さすがイクラという名前発祥のロシアだけある。徳利みたいなのは醤油瓶、右下の赤いバラみたいながガリ。そして左上にはつまみのエビせんべいが。国が違うw
これらにお茶を頼んで計160沿ドニルーブル。大体10ドルくらいか。クレジットカードで払おうとしたら、外国で作られたカードは使用不可なんだと。さすが未承認国家!笑 -
25.オクトムブル通りをさらに西へ。すると行政区域が南側に見えてきた。
まずは見慣れぬ国旗の掲げられた建物に目がいった。ここは同じく未承認国家仲間で、かつ"民主主義と民族の権利のための共同体"加盟のアブハジア共和国&南オセチア共和国の領事館だ。おおー!
ここで両国の入国許可とか取れちゃったりするんでしょうか。胸熱。誰か猛者に試してほしい!
https://ja.wikipedia.org/wiki/民主主義と民族の権利のための共同体
ちなみに同じく上記共同体加盟国のナゴルノ=カラバフの領事館は近くには見当たらず。どこにあるんでしょう…。 -
奇しくもこの日8月14日は、アブハジア紛争の中でも最大級の戦いが起こった日。領事館の前では大々的に看板が飾られていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アブハジア紛争 -
アブハジア紛争に関する掲示アップ。
"アブハジア祖国戦争の守護者の記憶の日"とあった。アブハジア共和国にとって特別な1日だということらしい。 -
続いて沿ドニの憲法裁判所が!主権国家だから独自の憲法も法律あるんだぞと主張してますね。
http://www.kspmr.idknet.com/eng/ -
この並びにはガガウズ人レストランもあり評判も上々のよう。行ってみたかったなー!
Ресторанчик Вина Гагаузии
Naberezhny Ln 1, Tiraspol 3300 モルドバ
+373 777 81 212
https://goo.gl/maps/31Hj5ij9JVt -
25.オクトンブル通りにあった看板。1990年の独立宣言から2017年現在に至るまで、沿ドニは沿ドニであり続けたのです。
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看板の裏は赤色。共産主義者バリバリの赤色が主張大。
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そして中心街西側の果てへ。この銅像が見えてきたらそろそろ中心街も終わり。
道の反対側にはティラスポリ歴史博物館があるのですが、あいにくこの日は月曜で休館日。行ったことのある方によればなかなか見応えあるんだそうです。行きたかったなー。 -
向かいにある公園にはアイラブティラスポリのモニュメントが。可愛いがしかし誰が何の意図で作ったのかしら。
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銅像の向かい側の公園には、モニュメントや銅像が多数ありました。こちらは戦争犠牲者の墓。
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すぐそばには戦車を発見。今は使われておらずモニュメントとしての展示のみ。
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沿ドニ旗も堂々と立てられてる。
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出た、謎像!この方もちょっとよくわからない…しかしながら大きいことだけはわかった。
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そして沿ドニといえばこれ!なレーニン様の巨大銅像。ティラスポリの町を優しく見守ってくれる光景がいい。実にソビエト的でいい。
ここで16時過ぎと割といい時間になったので、ティラスポリの散策は終了。いやー、1日だとざっと見てまわるだけだったな。もう少し時間が欲しかった。 -
最後にトラムに乗車してみる。古めの車体だけど頻発しており便利。
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トラム車内。乗車時に2.5沿ドニルーブルをベストを着た係員に渡すキエフ式システム。まあまあ快適。そして何より安い!
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17:30
駅に戻ってモルドバ・キシナウ行きの切符を買います。40沿ドニルーブル。キシナウ行きは18時台までバスがあり、また頻発しているので安心です。これがオデッサ行きだと14時代が終バスらしく少し大変。
さて、この不思議国家にもいよいよお別れです。時間があればもっと隅々まで散策したかったなあ。さよなら沿ドニ。 -
バスのチケット。正確には39.95沿ドニルーブルだが40出してお釣りは無し。やはりモルドバ語ではなくロシア語表記。
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18:30
そして沿ドニ出国。ベンデルという西の街を超えて沿ドニ政府の実効支配が終わるところに検問があり、入国許可書が回収されて無事出国。
なおモルドバ政府は沿ドニの存在を認めていないため、ここでモルドバ側に入国審査はありません。ちょっと前まではウクライナでの国境でモルドバ入国スタンプをもらえなかったので不法入国になってたのでこのルートは使えなかったわけです。
ちなみにモルドバスタンプ無しに入国してしまった場合、移民局に届け出る必要があるとのこと。電車でウクライナから沿ドニ経由で入国した時などのシチュエーションでしょうか。
同じルートで数年前に入国した知人曰く、沿ドニ出国審査後のところにモルドバ移民局の出張所のような場所があり、そこで書類を貰えばキシナウ経由で出国もできるそうです。
またキシナウ市内にも移民局があり、そこに届け出ても良いみたい。この方のブログが参考になります。
https://mitsuyahideto.com/moldova-registration/?amp=1
★
さてこの沿ドニエストル共和国。なかなか行きにくい場所にありますが、外務省勧告もレベルはさほど高くなく、融和モードの今がチャンスだと思います。一時期はクリミア情勢もありちょっとリスク高かったですから。
2017年秋にはモルドバ・キシナウにも沿ドニの観光案内所ができ、ますます観光ムードになっている沿ドニ。ぜひ多くの人に行って欲しい場所です。
今こそ沿ドニへGO!(ただしあくまで自己責任で!) -
おまけ
沿ドニグッズ戦利品の数々をご紹介。
『沿ドニは世界で一番の国!』と書かれた何が一番のなのかよく分からないけど熱さは伝わるポスター(15沿ドニルーブル)、沿ドニ国旗・沿ドニマグネット(20沿ドニルーブル)、ティラスポリ紅茶(9沿ドニルーブル)、沿ドニのフォークロアアートの作家さんの人形(35沿ドニルーブル)。
いやーーー、沿ドニ熱い!熱いよ!
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この旅行記へのコメント (5)
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- Fortoさん 2021/12/01 15:14:34
- トランスニストリア (沿ドニエストル)
- はじめまして
何度か楽しく拝見させて頂きました。
沿ドニエストルは電車の場合 オデッサから入ったら沿ドニエストル駅のイミグレでVISAを貰うと聞いた事がありました。
電車はまだ使って入国した事が無いので 何とも わかりませんが、 陸路と同じくウクライナ出国の時にモルドバの入国スタンプも貰えるかも?
賄賂については今は心配ありません。
もし借りに要求されたら通報しましょう笑
たまにブログ等で 沿ドニエストルは宿泊禁止!と書かれてる事がありますがこれは『嘘の情報』で 宿泊可能となってます(^^)
実際 自分も沿ドニエストルに宿泊してます、VISAは45日間 許可されますし延長も可能です。(^^)
ぼくは沿ドニエストルに住んでる友達の家に滞在しました笑
多分、日本人で沿ドニエストル人と友達が居る人ってぼくだけかも?笑
駅近くのインフォメーションは今は閉鎖されてます、閉鎖後は鉄道駅の中に移動しましたが、そこも閉鎖されたらと沿ドニエストル政府から教えて貰いました。
今は違う場所にあります。
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- とーりさん 2018/06/24 22:49:07
- 私も沿ドニ行ってきました!
- ぱんスキュさんこんばんは、とーりです。
お陰様で私も何とか無事、沿ドニに行ってきました。ぱんスキュさんの有益な情報のおかげです。ありがとうございます。
インフォメの件とても助かったので、旅行記にぱんスキュさんが紹介されていたと載せたいのですが如何でしょうか。
それではまた参考にさせていただきます。よろしくお願いいたします。
とーり
- ぱんスキュさん からの返信 2018/07/08 10:48:48
- Re: 私も沿ドニ行ってきました!
- とーりさま
お返事遅くなり大変失礼しました。
沿ドニ旅行記、楽しく拝読させていただいています。
インフォメの件、お役に立ててよかったです。
とーりさまの旅行記でもご紹介頂けると、今後沿ドニ行きを目指す旅行者にとっても有益かと思いますので、ぜひご紹介頂けるとありがたいです。
どうぞよろしくお願いします。
ぱんスキュ
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- satochanさん 2018/04/02 19:08:11
- 沿ドニ!!
- ぱんスキュさんこんにちは!
私も行きたいんですよ沿ドニ。
やっぱり自称国家って魅力的ですよね。
アブハジア・南オセチア・ナゴルノカラバフ
日記すごく参考になりました。
今年の夏に弾丸で行こうかしら、ウクライナと兼ねて。
- ぱんスキュさん からの返信 2018/04/22 23:34:37
- Re: 沿ドニ!!
- satochanさま
お久しぶりです。
沿ドニ良かったですよー!
私の周りではすでに訪問済みの旅人が多くようやくという感じでしたが、観光局もでき入国もスムースになっていたので、ベストタイミングだったと思ってます。
今日からまた別の知人が沿ドニに向けて出発したとのことです。旅行記には最新情報を反映させたいと思います。
satochanさまもお時間あれば是非!
ぱんスキュ
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