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2017年8月3日~26日<br />この夏は、スロバキア・ウクライナ・ベラルーシ・(沿ドニエストル共和国・)モルドバ・ルーマニア・トランジットのポーランドを含めて、東欧ぐるりと7ヶ国の旅へ。<br /><br />この東欧周遊旅、最初に旅程を立てたのは2014年。この年、まさかのウクライナ政変で延期を余儀なくされバルト周遊旅に変更…。<br />そして東欧情勢も小康状態の2017年、3年越しで念願叶って無事に決行することができました。<br /><br />この旅の主な目的そしてハイライトは3つ。<br />1)キエフからチェルノブイリへの1day tour、2)沿ドニエストル共和国のウクライナ→モルドバルートの開拓 、3)東欧各地に伝わる民族衣装や文化、および少数民族の村巡り(特にルーマニア・マラムレシュ地方の民族衣装盛りだくさん日曜ミサ参加)  です。<br />これら3つを無事達成し、今回もとても充実した旅となりました。<br /><br />なかなか情報が少ない中での旅行で、成長著しい東欧でもそこそこネットが発達しており、想像以上にスムースに旅行できました。その旅行のコツとダイジェスト版を少しだけ。<br />西欧がテロなどで情勢不安の今、東欧はイチオシです★ぜひ魅力あふれるこの地へおいで下さいませ~^_^

2017年夏・ぐるっと東欧7か国周遊、3週間の旅-少数民族と地方文化探し+@ ダイジェスト

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2017/08/03 - 2017/08/26

3位(同エリア37件中)

ぱんスキュ

ぱんスキュさん

この旅行記スケジュールを元に

2017年8月3日~26日
この夏は、スロバキア・ウクライナ・ベラルーシ・(沿ドニエストル共和国・)モルドバ・ルーマニア・トランジットのポーランドを含めて、東欧ぐるりと7ヶ国の旅へ。

この東欧周遊旅、最初に旅程を立てたのは2014年。この年、まさかのウクライナ政変で延期を余儀なくされバルト周遊旅に変更…。
そして東欧情勢も小康状態の2017年、3年越しで念願叶って無事に決行することができました。

この旅の主な目的そしてハイライトは3つ。
1)キエフからチェルノブイリへの1day tour、2)沿ドニエストル共和国のウクライナ→モルドバルートの開拓 、3)東欧各地に伝わる民族衣装や文化、および少数民族の村巡り(特にルーマニア・マラムレシュ地方の民族衣装盛りだくさん日曜ミサ参加) です。
これら3つを無事達成し、今回もとても充実した旅となりました。

なかなか情報が少ない中での旅行で、成長著しい東欧でもそこそこネットが発達しており、想像以上にスムースに旅行できました。その旅行のコツとダイジェスト版を少しだけ。
西欧がテロなどで情勢不安の今、東欧はイチオシです★ぜひ魅力あふれるこの地へおいで下さいませ~^_^

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.5
ショッピング
5.0
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
LOTポーランド航空
旅行の手配内容
個別手配
  • 2017年8月3日~26日<br />今年の夏はいつもより長く、約3週間の東欧旅。<br />スロバキア・ウクライナ・ベラルーシ・沿ドニ・モルドバルーマニア+ポーランドの6カ国周遊。行きたい都市とルートは決まっていたものの、inoutと航空会社が決まらず。<br />フィンエアー・アエロフロート・ポーランド航空の3つの中から、コシツェinブカレストoutという便を出していたポーランド航空をチョイス。チケット代は13万ほど。<br /><br />旅の軌跡を地図上に表すと、移動距離約1000kmのグレートジャーニーだったことがわかりました。すべて公共交通機関を利用。よくスケジュール通りいったなとおもいます。

    2017年8月3日~26日
    今年の夏はいつもより長く、約3週間の東欧旅。
    スロバキア・ウクライナ・ベラルーシ・沿ドニ・モルドバルーマニア+ポーランドの6カ国周遊。行きたい都市とルートは決まっていたものの、inoutと航空会社が決まらず。
    フィンエアー・アエロフロート・ポーランド航空の3つの中から、コシツェinブカレストoutという便を出していたポーランド航空をチョイス。チケット代は13万ほど。

    旅の軌跡を地図上に表すと、移動距離約1000kmのグレートジャーニーだったことがわかりました。すべて公共交通機関を利用。よくスケジュール通りいったなとおもいます。

  • 8月3日10:00<br />昨年より日本に就航したLOTポーランド航空。いつかは乗ってみたかったのでテンション上がります!<br />ワルシャワでのトランジットは、行き帰りともそれぞれ8時間ほどのあったので、ワルシャワ散策も充分に楽しみました。<br /><br />ワルシャワ編旅行記 (1)<br />『LOTポーランド航空体験記&amp;トランジット・ワルシャワ、半日限りの地方文化探し』<br />https://4travel.jp/travelogue/11301846

    8月3日10:00
    昨年より日本に就航したLOTポーランド航空。いつかは乗ってみたかったのでテンション上がります!
    ワルシャワでのトランジットは、行き帰りともそれぞれ8時間ほどのあったので、ワルシャワ散策も充分に楽しみました。

    ワルシャワ編旅行記 (1)
    『LOTポーランド航空体験記&トランジット・ワルシャワ、半日限りの地方文化探し』
    https://4travel.jp/travelogue/11301846

    成田国際空港 空港

  • ワルシャワのトランジットで一番良かったのは、行きに行ったこちらの民族博物館。ポーランドの各地の民族衣装や文化の紹介のみならず、東欧一帯の民族衣装の紹介もあり、民族衣装を巡る東欧旅のはじめとしてはこれ以上ない良スポットでした。

    ワルシャワのトランジットで一番良かったのは、行きに行ったこちらの民族博物館。ポーランドの各地の民族衣装や文化の紹介のみならず、東欧一帯の民族衣装の紹介もあり、民族衣装を巡る東欧旅のはじめとしてはこれ以上ない良スポットでした。

    民族博物館 博物館・美術館・ギャラリー

  • 8月3日夜には無事にスロバキア入り、翌日には世界遺産のスピシュ城へ。<br />ここは旅の最初にして正解!城までの山登りがキツかった…。最終日プランも考えてたけど、そしたらきっと登ってなかったな笑。<br />念願のスピシュ城はスロバキア随一の観光スポットで、家族連れやツアー客がたくさんきていました。<br /><br />スロバキア編旅行記<br />『コシツェからスピシュ城へ、電車を使って日帰り旅』<br />https://4travel.jp/travelogue/11305125<br />『コシツェとスピシュ城の間、小さな街プレショフ』<br />https://4travel.jp/travelogue/11307223<br /><br />

    8月3日夜には無事にスロバキア入り、翌日には世界遺産のスピシュ城へ。
    ここは旅の最初にして正解!城までの山登りがキツかった…。最終日プランも考えてたけど、そしたらきっと登ってなかったな笑。
    念願のスピシュ城はスロバキア随一の観光スポットで、家族連れやツアー客がたくさんきていました。

    スロバキア編旅行記
    『コシツェからスピシュ城へ、電車を使って日帰り旅』
    https://4travel.jp/travelogue/11305125
    『コシツェとスピシュ城の間、小さな街プレショフ』
    https://4travel.jp/travelogue/11307223

    スピシュ城 城・宮殿

  • またスロバキアでは鉄道に乗りましたが、想像以上に山間部では自然にあふれ、素敵なヒマワリ畑も見られました。ほぼ1日しかいなかったのが残念なくらい、次回はゆっくり来たいと思わせる国でした。<br />今回訪問国で唯一のユーロ圏だったのもあり、道や町などがそこそこ綺麗で、ポテンシャルはかなり高い国です。

    またスロバキアでは鉄道に乗りましたが、想像以上に山間部では自然にあふれ、素敵なヒマワリ畑も見られました。ほぼ1日しかいなかったのが残念なくらい、次回はゆっくり来たいと思わせる国でした。
    今回訪問国で唯一のユーロ圏だったのもあり、道や町などがそこそこ綺麗で、ポテンシャルはかなり高い国です。

  • 8月5日からはウクライナ入り。<br />ウジホロド→リヴィヴ・キエフ・オデッサとウクライナ国内3大主要都市を回りました。<br /><br />ウクライナ刺繍を習っている友人がこんなものを紹介してくれました。ウクライナ全土のエリア別刺繍のパターンの地図。地方ごとの民族衣装や布の違いを見る際に参考になりました。実際にはこの他にもたくさん種類があるのですが。

    8月5日からはウクライナ入り。
    ウジホロド→リヴィヴ・キエフ・オデッサとウクライナ国内3大主要都市を回りました。

    ウクライナ刺繍を習っている友人がこんなものを紹介してくれました。ウクライナ全土のエリア別刺繍のパターンの地図。地方ごとの民族衣装や布の違いを見る際に参考になりました。実際にはこの他にもたくさん種類があるのですが。

  • 8月5日にはウジゴロド経由でリヴィヴへ。<br />ウクライナに入ると道が途端に悪くなり、約7時間のバス旅はなかなか大変でした。ウジゴロド→リヴィヴ間は冷房のないミニバスだったので余計に大変…。<br />そして物価がいきなり安くなり、ユーロとの差をひしひしと感じたのだった。がんばれウクライナ。<br /><br />ウジュゴロド編旅行記<br />『スロバキア・コシツェ→ウクライナ国境抜け、ウージュホロド散策』<br />https://4travel.jp/travelogue/11307218<br />

    8月5日にはウジゴロド経由でリヴィヴへ。
    ウクライナに入ると道が途端に悪くなり、約7時間のバス旅はなかなか大変でした。ウジゴロド→リヴィヴ間は冷房のないミニバスだったので余計に大変…。
    そして物価がいきなり安くなり、ユーロとの差をひしひしと感じたのだった。がんばれウクライナ。

    ウジュゴロド編旅行記
    『スロバキア・コシツェ→ウクライナ国境抜け、ウージュホロド散策』
    https://4travel.jp/travelogue/11307218

  • リヴィヴに到着。ここはウクライナの古都らしく、のんびりした東欧の観光都市という感じ。夜も写真の旧市街地のリノック広場で楽器演奏やダンスパーティーなど毎晩繰り広げられてました。<br /><br />ウクライナ・リヴィウ編旅行記<br />『キュートな東欧の古都リヴィヴ、街歩き&amp;オススメ店紹介』<br />https://4travel.jp/travelogue/11308899<br />

    リヴィヴに到着。ここはウクライナの古都らしく、のんびりした東欧の観光都市という感じ。夜も写真の旧市街地のリノック広場で楽器演奏やダンスパーティーなど毎晩繰り広げられてました。

    ウクライナ・リヴィウ編旅行記
    『キュートな東欧の古都リヴィヴ、街歩き&オススメ店紹介』
    https://4travel.jp/travelogue/11308899

    リノック広場 広場・公園

  • ウクライナ全土のお土産物屋で見かけたのが、このプーチントイレットペーパー。ウクライナ語でf○○kプーチンと書かれてるそうで(汗)。クリミアの件もあり、本当に嫌われてるんだなと…。この他にプーチン足拭きマットも見かけました…

    ウクライナ全土のお土産物屋で見かけたのが、このプーチントイレットペーパー。ウクライナ語でf○○kプーチンと書かれてるそうで(汗)。クリミアの件もあり、本当に嫌われてるんだなと…。この他にプーチン足拭きマットも見かけました…

  • ウクライナでは色とりどりの刺繍に飾られた洋服を見ることができ楽しかったです。女性は絶対スキなんじゃないかな~。地味に女子好きする国です★キリル文字とカタコトロシア語ができればいい感じに旅ができます。

    ウクライナでは色とりどりの刺繍に飾られた洋服を見ることができ楽しかったです。女性は絶対スキなんじゃないかな~。地味に女子好きする国です★キリル文字とカタコトロシア語ができればいい感じに旅ができます。

    民芸品マーケット 市場

  • リヴィヴからは飛行機でベラルーシ入り。<br />本当は陸路で行きたかったけれど、今年の2月から始まったビザなし入国プログラム適用はミンスク空港inoutのみ。ベラヴィア航空のリヴィヴ→ミンスク間e-チケットをネットで購入、片道約8000円ほど。<br />https://en.belavia.by/home/

    リヴィヴからは飛行機でベラルーシ入り。
    本当は陸路で行きたかったけれど、今年の2月から始まったビザなし入国プログラム適用はミンスク空港inoutのみ。ベラヴィア航空のリヴィヴ→ミンスク間e-チケットをネットで購入、片道約8000円ほど。
    https://en.belavia.by/home/

    リヴィウ国際空港 (LWO) 空港

  • 無事にミンスク第二空港到着。<br />ベラルーシビザなし訪問5日間プログラムを使っての入国手順は以下の通り。<br /><br />1)入国カード記入。1枚に左右同じ内容を書く方式。英語もしくはベラルーシ語。多分ロシア語でもOK。<br />2)入国審査場左手側のカウンターで保険の加入手続き。5日以下は5日間で4ユーロの料金となる。ユーロ払いのため予めどこかでユーロの細かいものを調達しておくように。パスポート提示必要。2~3分で手続き終了、保険証書を受け取る。<br />日本から海外旅行保険に入ってる場合、英文証明書があればここでの加入不要との話だが不明。<br />3)入国カードと保険証書を持って入国審査へ。<br /><br />大使館HPによれば滞在1日につき最低27ユーロ以上の所持金が必要とのことだが、入国審査時含めどこでも確認されず。そして帰りのフライトチケット確認も無し。あっさり入国出来てしまい拍子抜け…。いいのかなぁってくらい簡単でした。

    無事にミンスク第二空港到着。
    ベラルーシビザなし訪問5日間プログラムを使っての入国手順は以下の通り。

    1)入国カード記入。1枚に左右同じ内容を書く方式。英語もしくはベラルーシ語。多分ロシア語でもOK。
    2)入国審査場左手側のカウンターで保険の加入手続き。5日以下は5日間で4ユーロの料金となる。ユーロ払いのため予めどこかでユーロの細かいものを調達しておくように。パスポート提示必要。2~3分で手続き終了、保険証書を受け取る。
    日本から海外旅行保険に入ってる場合、英文証明書があればここでの加入不要との話だが不明。
    3)入国カードと保険証書を持って入国審査へ。

    大使館HPによれば滞在1日につき最低27ユーロ以上の所持金が必要とのことだが、入国審査時含めどこでも確認されず。そして帰りのフライトチケット確認も無し。あっさり入国出来てしまい拍子抜け…。いいのかなぁってくらい簡単でした。

    ミンスク国際空港 (MSQ) 空港

  • ベラルーシは治安も良く、とにかく人々がおっとりしててのんびりリラックス出来る国。この通り、夜の0時近くでもミンスク中心部は人通りがあり平和なムード。<br />ベラルーシというとなかなか日本人渡航者もおらずイメージが湧きにくかったのですが、東欧よりもバルトに近い雰囲気を感じました。うん、良いとこだ。<br /><br />ベラルーシ・ミンスク編<br />『ヨーロッパの秘境?!のんびり朴訥ベラルーシ(前) 首都ミンスクへようこそ!』<br />https://4travel.jp/travelogue/11308900

    ベラルーシは治安も良く、とにかく人々がおっとりしててのんびりリラックス出来る国。この通り、夜の0時近くでもミンスク中心部は人通りがあり平和なムード。
    ベラルーシというとなかなか日本人渡航者もおらずイメージが湧きにくかったのですが、東欧よりもバルトに近い雰囲気を感じました。うん、良いとこだ。

    ベラルーシ・ミンスク編
    『ヨーロッパの秘境?!のんびり朴訥ベラルーシ(前) 首都ミンスクへようこそ!』
    https://4travel.jp/travelogue/11308900

    ミンスク 散歩・街歩き

  • それからミンスクの町のところどころには旧ソ連の痕跡も残っており、そっち系スキな方にも見逃せない場所です。地下鉄のレリーフなど旧ソ連そのままです笑。

    それからミンスクの町のところどころには旧ソ連の痕跡も残っており、そっち系スキな方にも見逃せない場所です。地下鉄のレリーフなど旧ソ連そのままです笑。

    ベラルーシ民族歴史文化博物館 博物館・美術館・ギャラリー

  • 二泊三日の滞在中には、在日ベラルーシ人の方に勧められた世界遺産のミール城へ。森と川を越えた田舎町にあり、ここに至るまでの道がまたおとぎ話に出てくるようなノンビリ感。いやー、ベラルーシいいですね★<br /><br />ベラルーシ・ミール城編<br />『ヨーロッパの秘境?!のんびり朴訥ベラルーシ(後) 世界遺産ミール城、まるで絵本のような光景!』<br />https://4travel.jp/travelogue/11327718

    二泊三日の滞在中には、在日ベラルーシ人の方に勧められた世界遺産のミール城へ。森と川を越えた田舎町にあり、ここに至るまでの道がまたおとぎ話に出てくるようなノンビリ感。いやー、ベラルーシいいですね★

    ベラルーシ・ミール城編
    『ヨーロッパの秘境?!のんびり朴訥ベラルーシ(後) 世界遺産ミール城、まるで絵本のような光景!』
    https://4travel.jp/travelogue/11327718

    ミール城 城・宮殿

  • 大満足のベラルーシ訪問を終え、再び空路でウクライナへと戻ります。今度はウクライナ航空にてキエフ入り、こちらもウクライナ航空HPよりeチケット購入、片道約1万円ほど。<br />https://www.flyuia.com/eng/international.html

    大満足のベラルーシ訪問を終え、再び空路でウクライナへと戻ります。今度はウクライナ航空にてキエフ入り、こちらもウクライナ航空HPよりeチケット購入、片道約1万円ほど。
    https://www.flyuia.com/eng/international.html

    ミンスク国際空港 (MSQ) 空港

  • キエフのマイダン広場より。<br />2014年の動乱時はかなり荒れていたようですが、今は面影なく平和な雰囲気。このビルにかけられた布広告が唯一の名残を留めているかのよう。<br />

    キエフのマイダン広場より。
    2014年の動乱時はかなり荒れていたようですが、今は面影なく平和な雰囲気。このビルにかけられた布広告が唯一の名残を留めているかのよう。

    独立広場 広場・公園

  • キエフといえばルーシ族が生まれたと言われる母なる首都。見所は聖ソフィア大聖堂や聖ペチェールスカヤ大修道院など教会建築が多かった。<br />でもそれ以外に買い物や外食などかなり安くて質も良く、ブラブラしてるだけでも楽しかったです。宿代も1泊3ユーロくらいからあり、最近旅人の間で沈没先として人気があるのも良くわかりました。<br /><br />ウクライナ・キエフ編<br />『キエフええとこ一度はおいで~見所&amp;グルメスポット大紹介!』<br />https://4travel.jp/travelogue/11330029

    キエフといえばルーシ族が生まれたと言われる母なる首都。見所は聖ソフィア大聖堂や聖ペチェールスカヤ大修道院など教会建築が多かった。
    でもそれ以外に買い物や外食などかなり安くて質も良く、ブラブラしてるだけでも楽しかったです。宿代も1泊3ユーロくらいからあり、最近旅人の間で沈没先として人気があるのも良くわかりました。

    ウクライナ・キエフ編
    『キエフええとこ一度はおいで~見所&グルメスポット大紹介!』
    https://4travel.jp/travelogue/11330029

    キエフ 聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群 キエフ ペチェールスカヤ大修道院   寺院・教会

  • そしてキエフより第1のハイライト、チェルノブイリへの1dayツアーに参加。固有名詞としてはよく出されるチェルノブイリですが、実際行ってみると想像してたのとは違った印象。詳しくは旅行記にて書かせて頂きました。<br /><br />ウクライナ・チェルノブイリ編<br />『ダークツーリズム・ウクライナ編:チェルノブイリ、31年目の今』<br />https://4travel.jp/travelogue/11334503<br />

    そしてキエフより第1のハイライト、チェルノブイリへの1dayツアーに参加。固有名詞としてはよく出されるチェルノブイリですが、実際行ってみると想像してたのとは違った印象。詳しくは旅行記にて書かせて頂きました。

    ウクライナ・チェルノブイリ編
    『ダークツーリズム・ウクライナ編:チェルノブイリ、31年目の今』
    https://4travel.jp/travelogue/11334503

  • キエフからは夜行列車でオデッサへ。<br />ここは人気路線なので、日本で2週間前にウクライナ国鉄のHPから予約していきました。クレジット決済可、メールでeチケットが送られてきたのをプリントアウトして持参。それで乗車できるのですが、念の為にそれを窓口でチケットに替えてもらいました。<br />http://www.uz.gov.ua/en/<br />

    キエフからは夜行列車でオデッサへ。
    ここは人気路線なので、日本で2週間前にウクライナ国鉄のHPから予約していきました。クレジット決済可、メールでeチケットが送られてきたのをプリントアウトして持参。それで乗車できるのですが、念の為にそれを窓口でチケットに替えてもらいました。
    http://www.uz.gov.ua/en/

    キエフ旅客駅

  • 2等車は4人コンパートメント、新型車でエアコンも効いててとても快適!<br />同室には年配のウクライナ人女性1名&amp;若いウクライナ人カップル。皆さんいろいろと気を遣っていただき、英語で談笑。<br />しかーし!そのうち夜も更けてきたので電気消して寝ようとしたら、いつの間にかカップルが1つのベッドに移りチュッチュイチャイチャ…えーっΣ(゚д゚lll)<br />30分くらいで元のベッドに戻って寝たようですが、それにしても気をつかうよ~(泣)。ウクライナ夜行、恐るべし!<br />

    2等車は4人コンパートメント、新型車でエアコンも効いててとても快適!
    同室には年配のウクライナ人女性1名&若いウクライナ人カップル。皆さんいろいろと気を遣っていただき、英語で談笑。
    しかーし!そのうち夜も更けてきたので電気消して寝ようとしたら、いつの間にかカップルが1つのベッドに移りチュッチュイチャイチャ…えーっΣ(゚д゚lll)
    30分くらいで元のベッドに戻って寝たようですが、それにしても気をつかうよ~(泣)。ウクライナ夜行、恐るべし!

  • 8月13日(日)<br />港町オデッサに到着。街全体がうかれにうかれており、聞けばクリミアがロシアに編入になってから、黒海のリゾート地はオデッサだけになり、ウクライナ中のバカンス客が集まってるんだとか…。しかもウクライナで一番犯罪が多いんだそう。<br />そんな中でも、駅前の市場はローカルの方々もいっぱい集い、コーカサスや中央アジアからも商店が出ており楽しかったです。ドサクサに紛れグルジア人親父に乳揉まれましたが(汗)。

    8月13日(日)
    港町オデッサに到着。街全体がうかれにうかれており、聞けばクリミアがロシアに編入になってから、黒海のリゾート地はオデッサだけになり、ウクライナ中のバカンス客が集まってるんだとか…。しかもウクライナで一番犯罪が多いんだそう。
    そんな中でも、駅前の市場はローカルの方々もいっぱい集い、コーカサスや中央アジアからも商店が出ており楽しかったです。ドサクサに紛れグルジア人親父に乳揉まれましたが(汗)。

    オデッサ 散歩・街歩き

  • そしてオデッサと言えば黒海!夕方なのに本当にたくさんの人たちがビーチを満喫してました。

    そしてオデッサと言えば黒海!夕方なのに本当にたくさんの人たちがビーチを満喫してました。

    アルカーディヤ 自然・景勝地

  • ビーチ沿いにはDJブースでアゲ★アゲな音楽がガンガンかかりまくる、いわゆるヨーロッパのビーチ×クラブなノリ。パリピ×リア充の館や!1人で来たらいかんとこやった…。<br />そんなオデッサの顛末は旅行記にもたっぷりと。タイトルからしてアレですが(笑)。<br /><br />ウクライナ・オデッサ編<br />『うかれ街オデッサ~夜行列車はチュッチュの館、そして親父とパリピと黒海と』<br />https://4travel.jp/travelogue/11334504

    ビーチ沿いにはDJブースでアゲ★アゲな音楽がガンガンかかりまくる、いわゆるヨーロッパのビーチ×クラブなノリ。パリピ×リア充の館や!1人で来たらいかんとこやった…。
    そんなオデッサの顛末は旅行記にもたっぷりと。タイトルからしてアレですが(笑)。

    ウクライナ・オデッサ編
    『うかれ街オデッサ~夜行列車はチュッチュの館、そして親父とパリピと黒海と』
    https://4travel.jp/travelogue/11334504

  • うかれ街オデッサを一泊して早々に去り、次はいよいよ第2のハイライト・沿ドニエストル共和国(通称沿ドニ)入国へ。モルドバから日帰りの旅行記はよく見るけど、ウクライナ・オデッサ側から入国してモルドバに抜けるルートって、ほとんど情報がなかったので人柱してみる。<br /><br />ここで意外な事実が判明。ウクライナ側の出国審査で『キシナウまで行く人いる?』ときかれ、該当者はなんとウクライナ出国と同時にモルドバ入国審査を受けることができるというシステムに! <br />このルート、前まではモルドバ入国なしに沿ドニ入国→モルドバ不法入国状態という大変問題のあるルートだったのですが、2017年7月現在では問題なく通行することができます!わー、大発見!

    うかれ街オデッサを一泊して早々に去り、次はいよいよ第2のハイライト・沿ドニエストル共和国(通称沿ドニ)入国へ。モルドバから日帰りの旅行記はよく見るけど、ウクライナ・オデッサ側から入国してモルドバに抜けるルートって、ほとんど情報がなかったので人柱してみる。

    ここで意外な事実が判明。ウクライナ側の出国審査で『キシナウまで行く人いる?』ときかれ、該当者はなんとウクライナ出国と同時にモルドバ入国審査を受けることができるというシステムに!
    このルート、前まではモルドバ入国なしに沿ドニ入国→モルドバ不法入国状態という大変問題のあるルートだったのですが、2017年7月現在では問題なく通行することができます!わー、大発見!

  • ウクライナ出国後、続いて沿ドニ側の入国審査。<br />トランジットだと告げると10時間有効のトランジット許可書がもらえます。これは出国時に要回収なので絶対なくさないように。<br /><br />昔のワイロ情報などなんのその、2017年夏時点では問題なくスムースに出入国できました。東欧事情に詳しい友人いわく、モルドバのドドン大統領は沿ドニとの連邦化を目指しているそうで、出入国緩和も既定路線だとのこと。なるほど。<br />ともかく、晴れて沿ドニエストル共和国に入国です!

    ウクライナ出国後、続いて沿ドニ側の入国審査。
    トランジットだと告げると10時間有効のトランジット許可書がもらえます。これは出国時に要回収なので絶対なくさないように。

    昔のワイロ情報などなんのその、2017年夏時点では問題なくスムースに出入国できました。東欧事情に詳しい友人いわく、モルドバのドドン大統領は沿ドニとの連邦化を目指しているそうで、出入国緩和も既定路線だとのこと。なるほど。
    ともかく、晴れて沿ドニエストル共和国に入国です!

  • そして今回もう1つのオドロキ。<br />なんと沿ドニの首都ティラスポリにツーリストインフォメーションセンターができていたよ!おおおおおおお、未知の国沿ドニにもついに!!!<br />https://www.facebook.com/VisitTransnistria/<br /><br />中にはトランスニストリアグッズやカレンダーが所狭しと並び、優しい職員さんが手作りの地図で暖かく迎え入れてくれました★職員のお姉さんいわく、イチから作っていったので大変だったよー!とのこと。<br />ちなみに秋にはモルドバのキシナウにも沿ドニツーリストインフォができるんだって!ええええー、敵対してるのにこの展開たら!<br />やはり東欧情勢は刻一刻と変化してて目が離せませんね。

    そして今回もう1つのオドロキ。
    なんと沿ドニの首都ティラスポリにツーリストインフォメーションセンターができていたよ!おおおおおおお、未知の国沿ドニにもついに!!!
    https://www.facebook.com/VisitTransnistria/

    中にはトランスニストリアグッズやカレンダーが所狭しと並び、優しい職員さんが手作りの地図で暖かく迎え入れてくれました★職員のお姉さんいわく、イチから作っていったので大変だったよー!とのこと。
    ちなみに秋にはモルドバのキシナウにも沿ドニツーリストインフォができるんだって!ええええー、敵対してるのにこの展開たら!
    やはり東欧情勢は刻一刻と変化してて目が離せませんね。

  • 沿ドニインフォで貰ったティラスポリの地図。おねいさんがすべて自分で調べて作ったお手製だとのこと。とても役にたちました。

    沿ドニインフォで貰ったティラスポリの地図。おねいさんがすべて自分で調べて作ったお手製だとのこと。とても役にたちました。

  • 2017年夏現在の沿ドニ。相変わらずソ連懐古主義な看板やモニュメントがバンバン立つ、やや時代遅れのネタ国家。今も沿ドニは沿ドニのままでした。<br /><br />沿ドニエストル共和国/トランスニストリア編<br />『潜入!嵐の沿ドニエストル共和国~祝★観光案内所設立と便利になった出入国』<br />https://4travel.jp/travelogue/11334505

    2017年夏現在の沿ドニ。相変わらずソ連懐古主義な看板やモニュメントがバンバン立つ、やや時代遅れのネタ国家。今も沿ドニは沿ドニのままでした。

    沿ドニエストル共和国/トランスニストリア編
    『潜入!嵐の沿ドニエストル共和国~祝★観光案内所設立と便利になった出入国』
    https://4travel.jp/travelogue/11334505

  • インフォのおねいさんの地図とアドバイスのおかげで、とても充実したティラスポリ訪問になりました★<br />思いのほか満喫しすぎて終バス一本手前の17:45出発マルシュでキシナウへと向かいます。沿ドニ出国時も全く問題なくスムースでした。

    インフォのおねいさんの地図とアドバイスのおかげで、とても充実したティラスポリ訪問になりました★
    思いのほか満喫しすぎて終バス一本手前の17:45出発マルシュでキシナウへと向かいます。沿ドニ出国時も全く問題なくスムースでした。

  • 沿ドニ・ティラスポリ→モルドバの首都キシナウ着。<br />一気に人々が貧しく荒んで余裕がない様子が伝わってくる…。物価もウクライナばりに安い。でも文化や人の雰囲気は異なります。

    沿ドニ・ティラスポリ→モルドバの首都キシナウ着。
    一気に人々が貧しく荒んで余裕がない様子が伝わってくる…。物価もウクライナばりに安い。でも文化や人の雰囲気は異なります。

    キシナウ 散歩・街歩き

  • しかし意外にもこの旅で1.2を争うほど、民族衣装や地方土着文化が素晴らしかったのもこのモルドバ。民族博物館にはモルドヴィア・ベッサラビアなどの地方ごとに分かれた族衣装がズラーリ。あまりに見応えがあったので、展示の周りを何度もウロウロしてしまった。<br />また街のフリーマーケットのハンドメイド品やアンティーク布も、状態の良いものがお手頃な値段で購入できてホクホク。モルドバ、見落としがちですがかなり良かった!<br /><br />モルドバ・キシナウ編<br />『ヨーロッパの秘境モルドバ・首都キシナウ~モルダヴィア地方はフォークロアの宝庫!』<br />https://4travel.jp/travelogue/11334710

    しかし意外にもこの旅で1.2を争うほど、民族衣装や地方土着文化が素晴らしかったのもこのモルドバ。民族博物館にはモルドヴィア・ベッサラビアなどの地方ごとに分かれた族衣装がズラーリ。あまりに見応えがあったので、展示の周りを何度もウロウロしてしまった。
    また街のフリーマーケットのハンドメイド品やアンティーク布も、状態の良いものがお手頃な値段で購入できてホクホク。モルドバ、見落としがちですがかなり良かった!

    モルドバ・キシナウ編
    『ヨーロッパの秘境モルドバ・首都キシナウ~モルダヴィア地方はフォークロアの宝庫!』
    https://4travel.jp/travelogue/11334710

  • 8月16日(水)<br />キシナウから陸路最後の目的地・ルーマニア入り。ここからヤシという町を経由し、ブコビナ地方の中心都市スチャバへ。<br />ルーマニアは移動が多く、移動日は毎日平均10時間くらいバスに乗ってたような…この日は少なめで7時間。そして完全にキリル文字からラテン文字に切り替わりました。<br /><br />ルーマニアはほとんどがバス移動でしたが、このサイトで大体のバス本数や時間を調べることができます。ただしバス停の場所が分かりにくかったり、バスの本数も正確でないこともあったので、参考程度に考えてください。それでも便があるか無いかが分かるだけでも大いに助かります。<br />http://www.autogari.ro

    8月16日(水)
    キシナウから陸路最後の目的地・ルーマニア入り。ここからヤシという町を経由し、ブコビナ地方の中心都市スチャバへ。
    ルーマニアは移動が多く、移動日は毎日平均10時間くらいバスに乗ってたような…この日は少なめで7時間。そして完全にキリル文字からラテン文字に切り替わりました。

    ルーマニアはほとんどがバス移動でしたが、このサイトで大体のバス本数や時間を調べることができます。ただしバス停の場所が分かりにくかったり、バスの本数も正確でないこともあったので、参考程度に考えてください。それでも便があるか無いかが分かるだけでも大いに助かります。
    http://www.autogari.ro

    ヤシ

  • ブコビナ地方の民族博物館では、独自の民族衣装衣装や陶器などを見ることができ、大変満足です。ルーマニアは全土が広く、地方ごとに特色ある族服や刺繍などが見られました。

    ブコビナ地方の民族博物館では、独自の民族衣装衣装や陶器などを見ることができ、大変満足です。ルーマニアは全土が広く、地方ごとに特色ある族服や刺繍などが見られました。

  • そしてスチャバの町を基点に、車とガイドを貸し切って世界遺産の壁画で有名な教会を巡りました。これがまた綺麗に復元されている部分も多く見応え満点。美しい…!一見の価値ありです。<br /><br />ルーマニア・スチャバ編<br />『ブコビナ地方、森と祈りの世界遺産修道院巡り』<br />https://4travel.jp/travelogue/11334711

    そしてスチャバの町を基点に、車とガイドを貸し切って世界遺産の壁画で有名な教会を巡りました。これがまた綺麗に復元されている部分も多く見応え満点。美しい…!一見の価値ありです。

    ルーマニア・スチャバ編
    『ブコビナ地方、森と祈りの世界遺産修道院巡り』
    https://4travel.jp/travelogue/11334711

    モルドヴィア地方の教会群 寺院・教会

  • 8月18日(金)<br />この日もまた移動日。ブコビナ→マラムレシュ地方はシゲトゥ・マルマツィエイまでバスを3本乗り継ぎ、丸11時間の超長旅。<br />しかも山道はどこもかしこも工事中で全然速度が出ない…昨年レンタカーでここを通った知人は工事なんて無かったと言ってたので、観光化にむけて絶賛整備中なのかも!

    8月18日(金)
    この日もまた移動日。ブコビナ→マラムレシュ地方はシゲトゥ・マルマツィエイまでバスを3本乗り継ぎ、丸11時間の超長旅。
    しかも山道はどこもかしこも工事中で全然速度が出ない…昨年レンタカーでここを通った知人は工事なんて無かったと言ってたので、観光化にむけて絶賛整備中なのかも!

  • マラムレシュ地方の北端にあるシゲトゥ・マルマツィエィでは、週末にてお祭りが開かれていました。その名も&quot;フォークソングの夕べ&quot;<br />https://www.facebook.com/galafolkfloaredecoltsighet/<br />ルーマニア人ミュージシャンがアコギ一本で歌うコンサートらしく、平和なこの町の雰囲気にぴったりの、穏やかなムードの良いイベントでした。<br /><br />ルーマニア・マラムレシュ編(前)<br />『マラムレシュ探訪(前):スチャヴァ→シゲトゥ移動と街散策、フォークソング祭りの夕べ』<br />https://4travel.jp/travelogue/11334712

    マラムレシュ地方の北端にあるシゲトゥ・マルマツィエィでは、週末にてお祭りが開かれていました。その名も"フォークソングの夕べ"
    https://www.facebook.com/galafolkfloaredecoltsighet/
    ルーマニア人ミュージシャンがアコギ一本で歌うコンサートらしく、平和なこの町の雰囲気にぴったりの、穏やかなムードの良いイベントでした。

    ルーマニア・マラムレシュ編(前)
    『マラムレシュ探訪(前):スチャヴァ→シゲトゥ移動と街散策、フォークソング祭りの夕べ』
    https://4travel.jp/travelogue/11334712

  • 8月20日(日)<br />そして第3のハイライト、マラムレシュ地方の日曜ミサ見学。とても良いガイドさんに出会うことができ、世界遺産の木造教会で行われていたミサを2つ、見学させたいただくことができました!<br /><br />ルーマニア・マラムレシュ編(後)<br />『マラムレシュ探訪(後)・中世からの世界遺産の木造教会と民族衣装、そして圧巻のミサ』<br />https://4travel.jp/travelogue/11354945

    8月20日(日)
    そして第3のハイライト、マラムレシュ地方の日曜ミサ見学。とても良いガイドさんに出会うことができ、世界遺産の木造教会で行われていたミサを2つ、見学させたいただくことができました!

    ルーマニア・マラムレシュ編(後)
    『マラムレシュ探訪(後)・中世からの世界遺産の木造教会と民族衣装、そして圧巻のミサ』
    https://4travel.jp/travelogue/11354945

    マラムレシュ地方の木造教会群 寺院・教会

  • マラムレシュ地方の民族衣装はこれまた独特。町や村全体でこの衣装を着けた人たちが教会へ向かう姿が、日曜のミサ時のみ見られるのです。<br />聞けばこのマラムレシュ地方は昔ながらの暮らしが残る土地として、ルーマニア人たちにも人気の観光スポットなんだそうです。のんびりとした空気やムードも良く、この旅1.2を争うほど心に残った場所でした★

    マラムレシュ地方の民族衣装はこれまた独特。町や村全体でこの衣装を着けた人たちが教会へ向かう姿が、日曜のミサ時のみ見られるのです。
    聞けばこのマラムレシュ地方は昔ながらの暮らしが残る土地として、ルーマニア人たちにも人気の観光スポットなんだそうです。のんびりとした空気やムードも良く、この旅1.2を争うほど心に残った場所でした★

  • そしてマラムレシュ地方北端サプンツァという町にある&quot;陽気な墓&quot;もお忘れなく。<br />昔、1人の男性が自分の人生や死に様を面白カラフルに描いたお墓を作ったことが始まりで、現在でもこの地域では同じような墓を作る風習があるとのこと。お墓見ながらこんなに笑ったのって初めて!不倫とかも晒されてます笑w

    そしてマラムレシュ地方北端サプンツァという町にある"陽気な墓"もお忘れなく。
    昔、1人の男性が自分の人生や死に様を面白カラフルに描いたお墓を作ったことが始まりで、現在でもこの地域では同じような墓を作る風習があるとのこと。お墓見ながらこんなに笑ったのって初めて!不倫とかも晒されてます笑w

    陽気な墓 建造物

  • 8月22日(月)<br />名残惜しくもマラムレシュ地方を後にし、お次はルーマニアに住むハンガリー系少数民族・セーケイ人の住むシィク村へ。当初は予定に無く急遽訪問を決めたのですが、ルーマニア人の文化とはまた違った文化を保持していたのが興味深かったです。<br />写真はシィク村へ向かうバス車内。人々の洋服が異なり、話し言葉もマジャール語の異空間。

    8月22日(月)
    名残惜しくもマラムレシュ地方を後にし、お次はルーマニアに住むハンガリー系少数民族・セーケイ人の住むシィク村へ。当初は予定に無く急遽訪問を決めたのですが、ルーマニア人の文化とはまた違った文化を保持していたのが興味深かったです。
    写真はシィク村へ向かうバス車内。人々の洋服が異なり、話し言葉もマジャール語の異空間。

  • このセーケイ人は、ルーマニアのマジャール系の中でもまた独自の文化をもつ人々。3000人にも満たない小さな村ではみな民族衣装を纏い、室内にはイーラーショシュと言われる白地に赤や緑のハンガリー国旗の色を使った浮き出る刺繍で作られた布小物が使われています。ハンガリー本国よりも細かく美しいことには驚きました。<br /><br />ルーマニア・シィク村編<br />『ルーマニア少数民族・ハンガリー系セーケイ族を訪ねて~シィク村探訪』<br />https://4travel.jp/travelogue/11357080

    このセーケイ人は、ルーマニアのマジャール系の中でもまた独自の文化をもつ人々。3000人にも満たない小さな村ではみな民族衣装を纏い、室内にはイーラーショシュと言われる白地に赤や緑のハンガリー国旗の色を使った浮き出る刺繍で作られた布小物が使われています。ハンガリー本国よりも細かく美しいことには驚きました。

    ルーマニア・シィク村編
    『ルーマニア少数民族・ハンガリー系セーケイ族を訪ねて~シィク村探訪』
    https://4travel.jp/travelogue/11357080

  • セーケイの村で一泊したのちは、トランシルバニア地方を南へと向かいます。これまた10時間ほどの長距離バス移動でしたが、今までの移動のようにここも景色が綺麗で楽しめました。

    セーケイの村で一泊したのちは、トランシルバニア地方を南へと向かいます。これまた10時間ほどの長距離バス移動でしたが、今までの移動のようにここも景色が綺麗で楽しめました。

  • 8月22日(火)<br />ブラショフ到着。トランシルバニア地方を代表する大都市は、今まで滞在してきた村とは違って人が多く、若干治安的な雰囲気の悪さを感じる部分もあり。日本人のイメージするルーマニアに来たなとおもった。<br /><br />ルーマニア・ブラショフ編<br />『ドラキュラゆかりの地、激混みブラン城への行き方とブラショフおススメスポット紹介』<br />https://4travel.jp/travelogue/11364835

    8月22日(火)
    ブラショフ到着。トランシルバニア地方を代表する大都市は、今まで滞在してきた村とは違って人が多く、若干治安的な雰囲気の悪さを感じる部分もあり。日本人のイメージするルーマニアに来たなとおもった。

    ルーマニア・ブラショフ編
    『ドラキュラゆかりの地、激混みブラン城への行き方とブラショフおススメスポット紹介』
    https://4travel.jp/travelogue/11364835

    ブラショフ旧市街 旧市街・古い町並み

  • バスで1時間ほどの距離にあるドラキュラ城ことブラン城にも行きましたが、とにかくすごい人出で館内は押し合いへし合いギュウギュウ…まいった@_@  さすがルーマニア国内屈指の人気観光地です。<br /><br />

    バスで1時間ほどの距離にあるドラキュラ城ことブラン城にも行きましたが、とにかくすごい人出で館内は押し合いへし合いギュウギュウ…まいった@_@ さすがルーマニア国内屈指の人気観光地です。

    ブラン城 城・宮殿

  • 8月24日(木)<br />最後はブカレストに立ち寄り、旧市街とルーマニア各地の昔の建築物が集められたヴィレッジミュージアムと、そして絶対外せない『国民の館』へ。<br />予約方法がコロコロ変わるのですが、2017年8月の時点では前の日の9~16時の間にHP記載の指定された電話にかけて希望時間を伝えるという形式でした。英語可能。ちなみに写真代は払わなくても大丈夫です(プロユーズのみ)。団体はメール予約だそうです。<br />http://cic.cdep.ro/en/visiting/trasee-tururi-de-vizitare/standard-tour-underground-access-only-on-stairs<br /><br />ルーマニアの悪名高き独裁者ニコライ・チャウセスク&amp;妻エレナが国民を搾り取って作らせたこの建造物は、内部はさながら宮殿でした。3107個もの部屋があるらしく、迷子になったら出てこられなさそうだ…。ちなみにこのテラスはチャウセスク処刑後に完成したので彼が立ったことはなかった。<br /><br />ルーマニア・ブカレスト編<br />『東欧旅行終わりの地ブカレスト・かつての共産主義政権のあと』<br />https://4travel.jp/travelogue/11364836

    8月24日(木)
    最後はブカレストに立ち寄り、旧市街とルーマニア各地の昔の建築物が集められたヴィレッジミュージアムと、そして絶対外せない『国民の館』へ。
    予約方法がコロコロ変わるのですが、2017年8月の時点では前の日の9~16時の間にHP記載の指定された電話にかけて希望時間を伝えるという形式でした。英語可能。ちなみに写真代は払わなくても大丈夫です(プロユーズのみ)。団体はメール予約だそうです。
    http://cic.cdep.ro/en/visiting/trasee-tururi-de-vizitare/standard-tour-underground-access-only-on-stairs

    ルーマニアの悪名高き独裁者ニコライ・チャウセスク&妻エレナが国民を搾り取って作らせたこの建造物は、内部はさながら宮殿でした。3107個もの部屋があるらしく、迷子になったら出てこられなさそうだ…。ちなみにこのテラスはチャウセスク処刑後に完成したので彼が立ったことはなかった。

    ルーマニア・ブカレスト編
    『東欧旅行終わりの地ブカレスト・かつての共産主義政権のあと』
    https://4travel.jp/travelogue/11364836

    国民の館 史跡・遺跡

  • 8月25日(金)<br />早朝のアンリ・コアンダ空港より帰国便に搭乗。まずはワルシャワまで飛びます。

    8月25日(金)
    早朝のアンリ・コアンダ空港より帰国便に搭乗。まずはワルシャワまで飛びます。

    アンリ コアンダ国際空港 (OTP) 空港

  • トランジットが8時間ほどあったため、ワルシャワ近郊のウォヴィチへ行こうとしたのですが、博物館の開館時間や電車の時間が合わず断念…。<br />がっかりしてると、なんとワルシャワ駅にこのウォヴィチ村の切り絵をモチーフにしたご当地ブランドの支店が出来ていた!しかもオープンしたの最近らしい!わーい、なんとラッキーな!もちろん民族モチーフグッズを買いに走りました笑。<br />https://folkstar.pl<br /><br />ポーランドの主要鉄道PKP時刻表はこちらで調べました。<br />http://mt.rozklad-pkp.pl/en

    トランジットが8時間ほどあったため、ワルシャワ近郊のウォヴィチへ行こうとしたのですが、博物館の開館時間や電車の時間が合わず断念…。
    がっかりしてると、なんとワルシャワ駅にこのウォヴィチ村の切り絵をモチーフにしたご当地ブランドの支店が出来ていた!しかもオープンしたの最近らしい!わーい、なんとラッキーな!もちろん民族モチーフグッズを買いに走りました笑。
    https://folkstar.pl

    ポーランドの主要鉄道PKP時刻表はこちらで調べました。
    http://mt.rozklad-pkp.pl/en

    ワルシャワ中央駅

  • お土産もずっしりと増えたところで、ポーランド航空のワルシャワ→成田便に乗って帰国。最初は長いとおもった旅も、終わってみればあっという間。<br />そして東欧諸国乗ってさまざまな民族が同居して、それぞれの文化を守って暮らしている様が少しだけ垣間見られた、楽しくも興味深い旅になりました。<br /><br />現在、西洋がテロや移民問題で揺れる中、東欧は著しい経済発展を遂げる国もあり、また政治的要素が絡み、年ごとにその情勢が変わっていくのが面白い。そしてそんな政治状況にもかかわらず、各地各民族が自分たちの伝統をアイデンティティとして守り継ぐ姿は非常に魅力的です。<br />是非皆さんも東欧にもお越しください。とても充実した旅になること間違いなし!です。

    お土産もずっしりと増えたところで、ポーランド航空のワルシャワ→成田便に乗って帰国。最初は長いとおもった旅も、終わってみればあっという間。
    そして東欧諸国乗ってさまざまな民族が同居して、それぞれの文化を守って暮らしている様が少しだけ垣間見られた、楽しくも興味深い旅になりました。

    現在、西洋がテロや移民問題で揺れる中、東欧は著しい経済発展を遂げる国もあり、また政治的要素が絡み、年ごとにその情勢が変わっていくのが面白い。そしてそんな政治状況にもかかわらず、各地各民族が自分たちの伝統をアイデンティティとして守り継ぐ姿は非常に魅力的です。
    是非皆さんも東欧にもお越しください。とても充実した旅になること間違いなし!です。

    成田国際空港 空港

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この旅行記へのコメント (5)

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  • つばささん 2017/10/14 23:10:53
    いいないいな
    ぱんスキュさん、ご無沙汰しております。

    東欧かなりじっくり廻られたみたいですね。コシツェinの航空券買えるなんて、LOTすごすぎます!一度は乗ってみたい航空会社ですが、関空からではなかなか難しく・・・また、感想教えてください。

    沿ドニもいつか行くぞと思っていたのに、先を越されてしまいました(笑)
    引き続き、旅行記を楽しみにしています。

    ぱんスキュ

    ぱんスキュさん からの返信 2017/10/29 12:07:39
    Re: いいないいな
    つばささま
    こんにちは。ご無沙汰しております。

    LOT、東欧旅行にはなかなかいい選択肢なのではと思います。
    ポーランド自体も見どころたくさんで、トランジットも空港外に出てしまうとワルシャワ市内観光が楽しめました★
    ただ機内食やサービス、エンタメはごく普通でしたので、そういう意味ではルフトハンザやフィンエアーの方に軍配があがると思いました。

    お時間あるときにぜひ東欧旅、行かれてくださいー!すごく良かったですよ、沿ドニもそれ以外も(笑)。
  • とーりさん 2017/09/02 01:17:59
    凄いですね、参考になります。(^O^)/
    ぱんスキュさんお久しぶりです、とーりです。

    東欧6か国の旅拝見しました。3つのハイライト無事達成し充実したご旅行だったとのことでよかったですね、羨ましいです。また、旅行記も有益な情報が満載で参考になります。

    実は今月末からモルドバ、沿ドニ、ウクライナ、ベラルーシ、スロバキア(スピシュ城)、ポーランドを回る予定でして、かなりぱんスキュさんの旅程と被るので興味深く拝見しました。

    特にオデッサ⇒沿ドニ⇒キシニョフが問題なく通過できるとは愕然としました。逆コースですが、私は陸路を諦め、キエフ回りの空路にしてしまいました。

    ティラスポリのインフォメも驚きです。地図は国家機密などと言われていたのでグーグルマップ頼りだったので大変参考になりました。ありがとうございます。

    あと私もプーチントイレットペーパー買ってきたいと思います。

    たくさんの情報ありがとうございます。またご教示ください。m(__)m


    とーり

    ぱんスキュ

    ぱんスキュさん からの返信 2017/09/05 20:58:07
    RE: 凄いですね、参考になります。(^O^)/

    とーりさま

    ご無沙汰しています。
    そしていつも拙旅行記をご丁寧にお読みいただきありがとうございます^_^

    > 実は今月末からモルドバ、沿ドニ、ウクライナ、ベラルーシ、スロバキア(スピシュ城)、ポーランドを回る予定でして、かなりぱんスキュさんの旅程と被るので興味深く拝見しました。
    かなりルートがかぶっていてびっくりですねー!
    逆ルートで東欧周遊でしょうか。
    このエリアは色々と見ごたえがあり、もう少し長居したいと思った都市ばかりでした。

    > 特にオデッサ⇒沿ドニ⇒キシニョフが問題なく通過できるとは愕然としました。逆コースですが、私は陸路を諦め、キエフ回りの空路にしてしまいました。
    ここはキシナウinオデッサoutは大丈夫との情報がありましたが、逆ルートは昨年鉄道で行った旅仲間よりちょっとマズイとの情報を受け、試してみた次第です。まさかあのような措置が取られてるとは想定外で…ラッキーでした。ちなみにモルドバスタンプがない場合は、キシナウの移民局に行って手続きが必要みたいです。

    > ティラスポリのインフォメも驚きです。地図は国家機密などと言われていたのでグーグルマップ頼りだったので大変参考になりました。ありがとうございます。
    旅行記にティラスポリインフォで頂いた地図を追加しておきます。お時間あるときにご参考ください。
    また沿ドニインフォで写真を撮られると、もれなくFBのページに載せられます笑。わたしも顔晒されてます…\(//∇//)\

    > あと私もプーチントイレットペーパー買ってきたいと思います。
    プーチン足拭きマットもありますのでご確認ください笑。
    実際に使われてる現場にも遭遇しましたが、かなりブラックです…^_^;


    ルートからしてとても充実した旅になりそうでワクワクしますね〜。
    ぜひトラブルなく、素敵なご旅行となりますように…
    また旅行記のほうも楽しみにしています★

    ぱんスキュ




    とーり

    とーりさん からの返信 2017/09/09 09:02:27
    アドバイスありがとうございます!m(__)m
    ぱんスキュさんおはようございます、とーりです。地図写真の追加、ありがとうございます、大変参考になります、コピーして現地へ持っていきます!(^^)!。

    旅程はぱんスキュさんと結構被っているのですが、日程が短いのと欲張り過ぎた部分もあって、どこも半日程度の滞在といつもながらの特急コースなので事前に色々行き方や見所をお教えいただいてとてもありがたいです。m(__)m

    そろそろ出発日が近づき、ちょっと緊張してきました。今回は沿ドニとベラルーシ(ミンスクだけですが)を目玉に「ソ連」を感じてきたいと思っています。またご相談させていただきます。ありがとうございます。


    とーり

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