2017/08/03 - 2017/08/25
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ぱんスキュさん
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2017年8月3日~26日
ポーランド・スロバキア・ウクライナ・ベラルーシ(・沿ドニエストル共和国)・モルドバ・ルーマニアの7ヶ国を3週間でぐるりと回ってきました。
目的は3つ、チェルノブイリ・沿ドニ探訪・東欧各地のフォークロアおよび少数民族文化に触れること。
ダイジェスト版はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11276078
★
2017年8月3日&25日
今回の旅のエアーは、祝!日本就航のLOTポーランド航空を利用しました。フィンエアーと最後まで悩んだ末、初体験で周りにも利用者が少ないポーランド航空をチョイス。感想は本文で述べるとして、東欧へのゲートウェイとしてワルシャワ乗り換えは悪くないなと思いました。
往復のトランジットでそれぞれ7~8時間ほど時間があったので、ついでにワルシャワの街を散策。3年前に行けなかった王宮近辺や博物館を中心に、ノンビリとブラブラしてきました。
行きはハーブティー飲みながらポーランド名物ドーナツのポンチキを頬張り、新旧市街地を歩いてトラムに乗って、気分は束の間ワルシャワっ子!旅の最初に東欧ムードはいい感じに盛り上がる。
帰りはワルシャワの街に点在するポーランドのフォークロア土産を探すべく、ノンビリ新市街地を散策。3週間の滞在で日本に直行するのではなく、いい感じにワンクッションおけてよかった。
ポーランドの空気は旅の最初と最後で穏やかに効いてくれた。そういう意味で、今回の旅はポーランド航空を利用して良かったです。
そんな旅情に浸りつつ、ポーランド航空レポ&ワルシャワ探訪記をご紹介。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2017年8月3日 8:20
おはようございます。
東京は成田空港に今回のエアライン、LOTポーランド航空が就航しています。この7月に週3→4便に増便になりましたが、今後はさらに日曜増便になり週5便に!ますます使い勝手が良くなりました^_^
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=79966成田国際空港 空港
-
そんな事情を見越してか、はたまたポーランド渡航者が増えたせいか、成田空港の両替所の取り扱い通貨にポーランドズロチが!!!
3年前にポーランドに行った時にはなかったよなあ…東欧がメジャーになるのは喜ばしいことです(*´∀`*) -
10:20 NRT→WAW
東京・成田→ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港行き、LO80便の表示。否が応にも期待が高まる。 -
チェックインを済ますと、荷物にポーランド航空のタグがつけられた。これがザ・東欧って感じのデザインでステキや~★ワクワク感は一気に上昇!
-
オンタイムで搭乗手続きが始まり出発。LO80便はボーイング787-8の座席3-3-3。シートピッチは可もなく不可もなく。
機内エンタメは一通り揃っており、最高級ではないものの最低限のものは揃っている。食事も含めての印象ですが、これといって飛び抜けた長所があるわけでは無いですが、うまくまとまっている印象を受けました。 -
さてお楽しみの機内食。こちらは魚のムニエルとポテト添え、ピクルスなど。取り立てて美味しいわけではありませんが不味くもなく。小綺麗にまとめた感じ。
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2度目は日本食を。牛丼にお蕎麦はサッパリ系、コメが柔らかめなのは仕方ないか。でもなかなかいけてた。これでデザートがあればなぁ…
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8月3日14:25
定刻通りワルシャワ・フレデリック・ショパン空港へ到着。
この空港、思ったより大きく乗り継ぎ客も多数!そしてシェンゲン圏内客/非シェンゲン圏客に出口が分かれていたりと、ちょっと難易度高し。
ワルシャワ市内に出るためには、非シェンゲン圏客のゾーンを進んで入国審査(兼シェンゲン圏入国審査)を受け、とにかくトランジットゾーンを脱出し、写真のオレンジマークの街の表示を目指して進むのが◎。ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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15時には無事に空港を出てワルシャワ市内へと向かいます。
フレデリック・ショパン(ロトニスコ)空港からワルシャワ市内へ出るには、137番の市内バスか、ポーランド鉄道に乗るか。今回はすべて時間の読みやすい後者を選びました。 -
フレデリック・ショパン空港の地下にある鉄道駅。ここが人通りも少なくちょっとわかりにくいけど、鉄道の表示に従って地下へ進むと、SO!COFFEEというお店が途中にあります。そこをもっと行くと、両替屋と切符の自動販売機があります。ここまできたら列車はもうすぐそこ!到着口から10分もあれば来られるかな。
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空港の奥底にある鉄道駅。ヨーロッパ鉄道駅の例に漏れず、改札はありません。手前の自動券売機でチケットを買い、車両内にあるスタンプ押しでガチャンと印字する。
S1路線とS2路線とがありますが、空港からの列車はすべて市内中心部に止まるので、来たものに乗るのが基本です。
市内までは大体2~30分なので、1番安い3.3ズオティ・シングルチケット20分限定を買ってギリギリに刻印するか、もう一つ上の4.5ズオティ・1時間以内乗り換え可のチケットを買うか悩むところ。 -
2017年8月現在のフレデリック・ショパン空港→ワルシャワ市内中心部への鉄道ダイヤ。平均すると15分に1本の割合で走っている。S2/S3/RLの3路線あり、それぞれ止まる駅が異なります。RLはモデリンの方まで行くそうだ。
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S2鉄道の路線図。この空港駅の正式名称はWarzsawa Lotnisko Chopinaといいます。W-waはワルシャワの略です。
市内中心部の駅は、S2路線ならW-wa SRODMIESCIE/S3路線ならW-wa CENTRALNAという名前です。
市内中心部までの停車駅はすべてワルシャワと頭についた名前なので超!紛らわしい…。 -
暗い地下駅を出ると、明るく解放的な地上部に出ます。最初はポツポツだった乗客も、途中駅から増えて賑やかに。
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列車に大きい自転車を載せてる乗客も!いかにもヨーロッパらしい光景に、異国に足を踏み入れた感がこみ上げニヤニヤしちゃう。
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S2路線はW-wa SRODMIESCIE駅に到着。この駅は少し歩くとWarszawa Centralena駅と繋がっている。
地下2階にあるホームから1階に上ったところ。ここは駅地下商店街があり、切符売り場窓口や券売機、コインロッカーや荷物預け所などがある。ワルシャワ中央駅 駅
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このフロアにはスターバックスもあり、時間潰しなどにも最適です。
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ローカルのパン屋もある。大好物のポンチキ(ポーランド風薔薇ジャム入りドーナツ)があり、ああポーランドに来たんだなと実感。これは是非みなさんに食べて欲しい一品だー!
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ワルシャワ駅のコインロッカーは出入り口に近い場所にあり。多分北側出入口かな…。大きさによって値段が変わる。お札しかない場合は写真のコインベンダーで両替できます。小12、中14、大・特大16ズオティでコイン払い。
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このコインロッカーのある通りにあった、こちらのお店"folkstar"。
実は今回のワルシャワ滞在の際、ウォヴィチというワルシャワから電車で1時間ほどの街に行き、名物の民族風切り絵(ポーランド語でヴィチナンキ)を見ようと計画していました。しかし列車のダイヤが合わず泣く泣く断念…。
ガッカリしていたところで偶然見つけたこちらのお店、なんとウォヴィチ発!のヴィチナンキの柄をモチーフとしたデザイングッズを扱うブランドだったのです!
おおおおー、なんという僥倖!しかもディスプレイの文字は【100% FOLKLOR】ですって!(≧∀≦)
ステキやー!民族文化スキにはたまりません(≧∀≦) -
このfolkstarというブランド、ごく最近ワルシャワ駅に支店を出したようでした。本当にラッキーです!ジワジワと人気が出てきているようです。
https://folkstar.pl -
ヴィチナンキをモチーフにしつつ、それらを現代的な解釈でアレンジしており、グッズのどれもがとても可愛い★帰国前に大人買いしちゃいました。
特にバッジには地方特有の民族衣装が描かれており、めっちゃツボ!╰(*´︶`*)╯
後から調べてみると、ウォヴィチ村は年に一度のお祭りの際に色とりどりの民族衣装で着飾る風習があるとのこと。いいなぁー!いつか行ってみたいものです。 -
ワルシャワ駅を出て地上へ。
今回は3年前に行きそびれた新市街地の国立民族博物館→王宮などのある旧市街 を回りました。 -
ワルシャワ駅の北に建つ文化科学宮殿。相変わらずやなあ。
文化科学宮殿 建造物
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ワルシャワ駅から北東に15~20分ほど歩いた先にある民族博物館を目指します。閉館時間も迫っているので新市街地を早足でテクテク抜ける。
この辺りにはいい感じのカフェなどが色々あるので、博物館の後に立ち寄ることにしよう。 -
ハローワルシャワ!
…って君どこの国の街にも割といるよな、フライングタイガーコペンハーゲンよ(;´д`) しかし10年前に比べてビッグになったよなあ…。 -
ポーランド民族博物館(Muzeum Etnograficzne)の入口。到着したのが16時半、閉館30分前だったのでダメ元で突撃。
民族博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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チケット売り場の係員入館『まだ入館できる?』と尋ねると、『閉館30分前だからチケット売り場はクローズしたよ』との答え。あああ、ここまで来たのに…T_T
と思ったら次の言葉が『だから、タダで入っていいよ~^_^』だって!(≧∀≦) わー、ありがとうございますー! -
最初は歴史的なものや古い民族衣装の展示があり、そこを抜けると音楽の都らしく楽器などの展示があり。
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そして1番奥に行ったところにある、民族衣装の展示コーナー。ここがもう凄かった!
ポーランド各地の民族衣装展示もさることながら、広く東欧~バルトまでの地域の民族衣装がズラーリ!これは眼福…何時間いても飽きないー!
7カ国21日の旅の途中、いろいろな国の民族衣装博物館に行きましたが、初っ端に見たこのワルシャワのが質・量ともに一番でした。またゆっくり訪れたいなぁ… -
1階と2階の階段上がったすぐのコーナーはポーランドの民族衣装紹介。こちらは珍しい男子スカート。東欧各地でチラホラ見られた。
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ブルガリアのクケリ(ナマハゲみたいな行事)的な祭りの紹介。でも確かチェコだかの国の祭りだった気がする。ブルガリア以外にもあるんやな。新発見。
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こちらはルーマニア・ハンガリー・バルト三国あたりの族衣装。違いと個性が出てて面白い。
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ヨーロッパ各地の民族オモチャの分布地図。これも地方ごとに味があるなぁ…
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そしてもう一つ、フォークロアというときに欠かせないのがイースターエッグ。
この旅で初めて知りましたが、各地方ごとの文様がそれぞれ異なっており、地方/民族ごとの個性が強く出るアイテムなんだそうです。どの国の民族博物館にも大体展示してありました。 -
内容は大満足でしたが、見学時間が30分しかなくて残念。もっとゆっくり見たかったなぁ…。
後ろ髪ひかれつつ博物館を後にし、新市街地へ。目星をつけておいたカフェへと向かう。しかしポーランドにもカジノってあるんやなぁ… -
東欧といえばチョコレート。
というわけで、老舗のショコラ屋"E. Wedel"へ。夏なのでアイスと悩みましたが、今後のお腹を考えてホットを注文。濃厚だけどお手頃価格で美味しかった★エー ヴェデル ピヤルニャ チェコラディ カフェ
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ひと息ついた後は、新市街地をブラブラしながらトラム乗り場へ。途中で有名スーパーRossmannを見つけたので入る。
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ポーランドの地酒チェック。こちらはローカルビールのコーナー。クラフトビールの波は東欧諸国とこでも見られました。これは序の口。
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こちらにもクラフトビールがズラーリ!
もちろんワインコーナーにもポーランド産のベリー酒など並んでいました。 -
ポーランドの酒事情調査も済んだところでいよいよトラムに乗る。切符は車内では買えずホーム券売機での販売になるので、多めに買っておく必要あり。たまに券売機がないトラム乗り場があり、途方に暮れます…。
ワルシャワ市電/トラム (ワルシャワ) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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そしてワルシャワのトラムといえば、この地下を通って乗り場へ移る、通称『トラム島』方式。これ、行き先看板も見にくくて、重い荷物持ってるときにははた迷惑。なんとかならないかなぁ、ワルシャワ。
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トラム路線全図。
一見さんがすべて覚えるのはまず不可能なので、大体の行き先と方角を確認しましょう。そしてラインの色を見て乗車すべし。 -
そしてトラムに乗って王宮近辺の旧市街地へ。残念ながら時間的に王宮はクローズしていた。帰りに寄ろうとも思ったけど、微妙にワルシャワ駅から離れており結局未訪問。
ワルシャワ王宮、何度も見かけるけど決して中に入れないスポットになりつつあるな…。それもまた良し。旧市街広場 旧市街・古い町並み
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旧市街地=スタレ・ミアスト
WWⅡで街の85%の建物が破壊されたと言われている。それを戦後に市民たちが再建したという。
ワルシャワの悲劇は、こちらの旅行記にある『ワルシャワ蜂起博物館』で詳しく紹介しましたので、時間があれば是非訪れてみてください。
https://4travel.jp/travelogue/10953748 -
今回は旧市街の城壁に沿って進む。北側のバルバカンを目指します。
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旧市街地への出入り口、バルバカン。ここで北側の散策は終わり、中心部へと引き返します。
バルバカン 史跡・遺跡
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もう一度中心部へ戻ると、夕方だったせいもあり大勢の観光客で賑わっていた。これから夜にかけて混むんだろうな。
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この通りはまさしくヨーロッパの旧市街地、という雰囲気だ。戦後に再建されたとは一見思えないが、よく見るとところどころが新しかったりする。しばらくいたら、ぎこちなさのような違和感をほんの少しだけ感じた。
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この通りにはカフェが並んでおり、lody=アイスも売られています。ポーランドのアイスは美味しいんですよー!
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そしてポーランド料理のお店もあり。時間があったら色々攻めてたんだけどなあ。ピエロギやらゴロンカやらな。
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この通りにはポーランドならではの土産物屋もあって、見てるだけでも楽しい★
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旧市街地内にあるけとまワルシャワ聖ヨハネ大聖堂。とっても大きなカトリック教会だ。ポーランドの教会って色遣いがシックで重厚なのが特徴的。
洗礼者ヨハネ大聖堂 寺院・教会
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そしてポーランドといえばこの方、ショパン。夏のヨーロッパらしく、夜な夜なコンサートがいろいろなところで行われていた。
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もちろん道端でクラシック楽器を弾く人たちも大勢いた。老若男女が様々な楽器を手に取り、それぞれの技量でそれぞれの表現を奏でている。こんなヨーロッパの街角が、とてもスキ。
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演奏家ではないけど、こういうパフォーマンスを行う人も見かけた。これ、イマイチ仕組みがよくわからない…。でも凄いや。
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ここで古い建物をら改装したモダン目のカフェto lubieへ。温かみのある空間がステキだったー!
外装の雰囲気に惹かれて入りましたが、トリップ某でもyelpでも評判の良いカフェでした。納得。
http://tolubie.pl/index.php -
中はヨーロピアンアンティークを小綺麗にまとめた雰囲気で、落ち着いてて素敵な空間(´∀`)★
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お店の窓からは旧市街が一望でき、これまた雰囲気満点!オススメカフェです★
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東欧らしいハーブティーを頂く。東欧って地味にハーブティーの宝庫ですよね。
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このお店、オリジナルのミード(蜂蜜酒)を作っているようで棚にズラリ並んでいた。おいしそうだー。
ポーランド全土でミードは見られるくらいポピュラーである。 -
スタレ・ミアスト駅。小休止のち、元来たトラムに乗ってワルシャワ駅へと戻ります。しかしこのトラム駅近辺はトラムチケット売る店がなくて難儀したな…
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10分ほどでワルシャワ駅近くのトラム乗り場に到着。コインロッカーに預けておいた荷物を取り出し、ワルシャワ駅から空港へと向かいます。
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ワルシャワ中央駅にある電車の表示。Chopin Airportと書かれた電車が空港行きです。空港行きは30分に1本と行きより本数が少ないので余裕をもって。
SKMと書かれているのはローカル線、他のPKP(ポーランド国鉄)の列車とは異なり、近郊線用の切符が必要。実に紛らわしい…。ワルシャワ中央駅 駅
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空港までの切符はワルシャワ中央駅にあるrelayというキオスク的な存在の店で買うことができました。空港まで、といえば適切なチケットを出してくれます。
写真を見ると、背後の壁に切符マークが書かれているのでそれを目印に。ちなみに現金払いのみです。 -
Warzsawa CENTRALENA駅より出発するので空港線。列車の正面に飛行機マークがあるのでわかりやすい。全席自由です。
また30分ほど揺られ、ワルシャワ空港へと戻ります。 -
21:15
ふたたびワルシャワ空港に戻る。次に乗るスロバキア・コシツェ行きのフライトが22:35搭乗開始だったのでかなりギリギリ…。
すでに搭乗券はあったのと、スロバキアは同じシェンゲン圏で出入国審査か必要ないのでギリギリでも間に合いましたが、時間には余裕をもちましょう!ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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コシツェ行きの搭乗口。ここから1時間ほどのフライトで隣国スロバキアへ。時間的にも日本の国内線の感覚です。
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コシツェ行きのポーランド航空機内、客席は2×2。約1時間の短時間フライトなので機内エンタメはなく、機内食も出ない。客の入りは8~9割ほど。1日1便だからかそこそこ混んでいた。
★
これで行きのトランジット観光はおしまい。約7時間でもワルシャワ観光は一通り楽しめるかと思います。 -
続いて旅の帰り、ブカレスト→ワルシャワ→東京のルート途中によるトランジットの様子を。この時は朝7時ごろに着き、15時半の東京行きフライトでした。13時過ぎには空港へ戻ることを考えると、6時間ほど時間がありました。再びワルシャワ中央駅へ。
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帰りはワルシャワ駅の南側のレストランが並ぶエリアを攻めました。このエリアはオフィスのような高い建物が並び、オシャレなレストランがたくさんありました。
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この並びにあったバル。ソフトドリンクとコーヒー&お茶がウォッカ・ワイン・ビールと同じ値段の国ェ…
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そして駅にほど近いエリアにはお土産屋もチラホラ。ご当地ジンジャークッキーを売っていたお店。
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こちらはcepeliaというポーランド陶器やポーランド各地の地方衣装・民芸品など、族オタなら垂涎の品揃え!
コーフンのあまり店内をウロウロして盛り上がりすぎてたため、店員から怪しまれるほどだった…(-_-;)
しかしポーリッシュポタリーが日本でも有名になり、手に取る機会が増えたのは喜ばしいこと。そしてポーランドの物価上昇により、以前は日本で買う値段の半額ほどだった陶器たちも、今や2/3程度まで値上がり。こうなると日本で買ったほうが重さや手間を考えると良い気がする…ツェペリア 専門店
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近くの本屋で見つけた、ポーランド特有の民芸模様のアイコンのカードというかメモリーゲーム。2000円ほどの強気値段だったので見送るも、今思えば買っておけばよかったなあ…(/ _ ; ) かわいい。
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木の皮でできたリースと馬のオブジェ。お祭りの時に飾る用っぽい。
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またこのエリア、エスニック料理店が並ぶ地域でもありました。ワルシャワにもあるのはノーマークだった。
こちらはドブロヴニクという名前の通り、クロアチア・ダルマチア地方の料理などを出す店っぽい。 -
こちらもKARMAという名前から想像できるとおり、インド料理店でした。しかしワルシャワにもインド人っているのだろうか…。
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これまたテルアビブというモロな名前のイスラエル料理店。WWⅡを経て、ワルシャワにはユダヤ人はほとんど残っていないのだけど需要があるのかな。
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イスラエルレストランの向かいにあるのが"ベイルート"、つまりレバノン料理屋。この両国、非常に仲悪いのに…すごい対抗意識!
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こちらはペルシア料理=イラン料理店。これまたワルシャワで需要があるのかと思うと驚き!
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この一角にあったポスター。ポーランドにもネトウヨみたいなのおるんやなぁ…。ポーランドはメチャクチャにされた歴史は知ってるし心情はよく分かりますが、戦争犯罪とか保証って言い出すとキリないから国家間での条約になると思うんやけど。
エスニックタウンのムードに水差すようでこういうやり口はスキじゃないな。 -
そろそろブランチを、ということでsmacznegoというベジタリアンカフェに入りました。スマチュネーゴ=召し上がれ、という意味で、数年前の東京外国語大学学園祭のポーランド語学科の模擬店名にもなってた単語。
オールポーランド語で店の人も英語不可、メニューに見つけたtofuという単語を頼りに注文する。ドキドキ。 -
そして出てきたのが、微妙すぎるスパイスと薄味の味付けで出されたトーフ料理…。うーん、これは…(/ _ ; )
しかしベジタリアンレストランの東欧人の作るインド料理って、いつも微妙やな…リトアニアのインドベジレストランもそうやった。スパイスの使い方が根本的に間違ってる気が…
https://4travel.jp/review/show/11498752 -
お口直し…に近隣のイケてそうな内装と外観のカフェへ。coffeedeskというこちらのお店、まだ出来たばかりのようでしたが、温かみのある落ち着いた雰囲気でたくさんのポーランド人で賑わってました。当たりだー!
https://www.coffeedesk.pl/blog/kawiarnia-coffeedesk-warszawa-wilcza/ -
フラットホワイトとブルーベリーチーズタルト。何故かタルトの盛りが雑だけど、味はとっても美味しかったー!
お値段はこの2つで800円ほど。日本とポーランドとの物価があまり変わらなくなったなと実感した時でした。日本が貧しくなったのか、ポーランドが発展したのか…。 -
散策も一通り終え、ワルシャワ中央駅からワルシャワ空港へと向かいます。途中、空港で最後のダメ押しポンチキget! 帰国後に美味しく頂きました★
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ワルシャワ、フレデリック・ショパン空港の制限エリア内。時間があったのでここで最後の買い物に走りました。
ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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ポーランドワインをはじめ、ウォッカ、リキュールなども買うことができます。酒瓶は重いのでこれは嬉しい!
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それからポーランドにはたくさんの種類の蜂蜜があり、市内のスーパーに比べたら割高ですが空港内でも購入可能。味比べセットもあり楽しい~!
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そしてポーランドというか東欧諸国に広く知られているソーセージ、コルバサ。これも国や地方やさごとによって少しずつ内容が違ってて面白い。今回の周遊旅でも何度か目にした、フォークロアフードの代表格です。
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ここからはグッズ部門。
早速フォークロアグッズを探すと…あるわあるわ!ワルシャワ市内よりも空港の方がまとまって洗練されたものがみられます。こちらはポーランド各地方ごとの民族衣装が描かれたクリップ。かわええぇ… -
こちらも各地方ごとの民族衣装をきたドール(人形)。可愛いととるか怖いととるか…?!これも東欧諸国それぞれの国や地方ごとの民族衣装を着たver.を、この旅の至る所で見かけました。
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そしてそして可愛すぎる靴下発見!3足で1500円ほどだったので購入。ポーランドならではの模様がキュート過ぎて、帰国後も愛用しています( ´∀`)
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売店だけでなくカフェや写真のようなポーランド料理店もあるので、最後の食べ収めにも良い感じです。
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充実したトランジットも終わり、これより成田国際空港へと帰路に着きます。
★
このようにワルシャワでのトランジットですが、見どころが多くて施設も充実しててオススメです。観光するもよし、ブラブラ散歩やカフェでお茶するもよし、ポーランドご飯食べあるかもよし、お土産買うもよし。かなり打点が高かった! -
LOTポーランド航空、帰りの機内もボーイング787,3-3-3スタイル、そして満席!
隣の席の小さい兄弟のマナーが大変悪く、外人までも辟易するレベルだったのでサラリと注意。こういうとき保護者もちゃんとして欲しいなぁ、なとと思いつつなんとかzzz... -
機内食1
日本便ということでご飯が用意されてて嬉しかったな。 -
機内食2
ヌードルを頼んだらパスタが出た!見た目ほど美味しくなく、LOTポーランド航空に乗るときは機内食はあまり期待せずに乗るとガッカリしなくて良いと思いました。
次の旅行記よりいよいよ旅の本編へと移ります。
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この旅行記へのコメント (4)
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- つばささん 2017/12/03 17:00:21
- 変わってますね!
- ぱんスキュさん、こんにちは!
私がワルシャワを訪れたのがもう7年前。当時は空港鉄道がなく、バスで市内に出たのを覚えています。とても便利になっていますね。わずかなトランジットでも、精力的に動き回れていて、いろいろ楽しそうな店もたくさんあって、また行きたくなりました。
LOT関西在住だと利用する機会もないので、なかなか興味深いです。引き続き旅行記楽しみにしています。
- ぱんスキュさん からの返信 2017/12/06 20:51:29
- Re: 変わってますね!
- つばささま、いつもお読みいただきありがとうございます^_^
ワルシャワ、どんどん近代的になっているイメージが…。
ワルシャワ空港までの鉄道は、2012年のサッカー大会の際に作られたそうです。もちろん175番の空港行きバスも定番です。
便利になった反面、まだローカルで残されているところもあり…。街場のポンチキ屋や露天商などの光景が見られるのも面白いです。
また機会があれば、ワルシャワに訪問できますよう祈念しています。
次の旅行記も楽しみにしていてください★
ぱんスキュ
-
- らびたんさん 2017/11/30 12:25:17
- 今度ポーランド航空に乗ります
- ぱんスキュさん、こんにちは^^
来年2月にワルシャワで6時間トランジットを予定している者です。
シェンゲン内から8:30着、14:40東京行きなので実質2~3時間の観光になるでしょうか。
ワルシャワは初めてで、まだ何にも調べていないのですが、
他国の「つまらない首都」と比較してワルシャワは見どころが多いイメージを持っており、
この短時間でどこに絞ろうか非常に悩みそうなのです。
もっとも、ポーランド航空は来年週6便になると聞きましたので、
https://www.traicy.com/20171125-LOwawnrt
今後もワルシャワを訪れる機会はありそうですし、
今回は気楽にいってみるつもりです。
タイムリーな旅行記で、大変参考になります!
民族衣装って飽きないですよね☆
食べ物は今回時間的にも無理そうなので、
博物館を候補の1つにさせていただこうかと思います。
あ、本編も楽しみにしていますね♪
らびたん
- ぱんスキュさん からの返信 2017/12/06 20:40:35
- Re: 今度ポーランド航空に乗ります
- らびたんさま、いつもご訪問ありがとうございます^_^!
LOTポーランド航空に乗られるのですね!
実は航空会社のサービスというより、ワルシャワトランジットという点に魅力があると思ってます。
このスケジュールだと、市内到着は上手くいって10時、市内発は遅くとも12時前になりますね。
ワルシャワは街のサイズが大きく、どこかエリアを絞っての見学がオススメです。
トラムに乗るのは少しリスクが高いので、ワルシャワ駅周辺の新市街地を徒歩でブラブラするのが良いのかなと思います。駅そばの文化宮殿は上まで登ることができます。
タクシー使って旧市街地へ行くというプランもありますが、ワルシャワでタクシーに乗ったことがなく、時間や料金の勘がなく、プッシュしづらいです…。
ワルシャワは見どころがたくさんあり歩いていても気持ちの良い街なので、今回のトランジットで気に入られたらポーランド他都市とともにぜひ再訪をオススメします★
来年の旅が良いご旅行になることをお祈りしています!
ぱんスキュ
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