2017/08/16 - 2017/08/18
7位(同エリア25件中)
ぱんスキュさん
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2017年8月3日~26日
ポーランド・スロバキア・ウクライナ・ベラルーシ(・沿ドニエストル共和国)・モルドバ・ルーマニアの7ヶ国を3週間でぐるりと回ってきました。
目的は3つ、チェルノブイリ・沿ドニ探訪・東欧各地のフォークロアおよび少数民族文化に触れること。
ダイジェスト版はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11276078
★
8月16日
モルドバ・キシナウを早朝に発ち、この旅最後の訪問国ルーマニア入り。ここから1週間ほどの旅程でルーマニアぐるりと周遊の旅。
まず最初は北東部のブコビナ地方へ。見事な壁画の残る世界遺産の修道院が点在するこの地方は、 トランシルバニア地方やマラムレシュ地方と並ぶルーマニアの一大観光地。
ブコビナの県都・かつてのモルダヴィア公国の首都スチャバを拠点として、車と運転手兼ガイドさんを貸し切って世界遺産に登録された修道院巡りへ。中世にはオスマン朝の脅威に怯えていた人々が祈るように作り上げた教会の数々は、500年近くも信仰の対象として大切にされてきたのだ。
たくさんの観光客で賑わう同地を巡るうちに、気分はすっかり中世へタイムトリップ!
またルーマニアをよく知るガイドさんとの話の中で、現代のルーマニアの抱える問題や東欧諸国との関係が見えてきて、世界遺産だけではないルーマニアを知ることができとても勉強になる。
最後の国ルーマニア編の始まりは、これまでの東欧旅の総決算のような気持ちにさせられた、そんな幕開けとなりました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー 徒歩
- 航空会社
- LOTポーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月16日 13:30
モルドバ・キシナウを出たバスは4時間弱でルーマニア東部の街ヤシへ。ここでバスを乗り換え、さらにルーマニアの奥地・ブコビナ地方の中心都市スチャバを目指す。ルーマニア東部の交通の要衝 by ぱんスキュさんヤシ 駅
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ヤシのアウトガラ=バスターミナルに到着。ルーマニアは色々な民営バス会社がそれぞれのブースを設けており、そこでバスチケットを買うシステム。Intertrans Companyという会社が1日12本ほどスチャバへのバス便を出していた。次の便は14時とのことで、すぐ出発できそうでラッキー!
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バスのチケット。距離に応じて値段が変わり、値段の分だけチケットがもぎ取られるシステム。ぱっと見で分かりやすくていい。スチャバまでは32レイ=約910円。1Ron(新ルーマニアレイ)=約28円前後。
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バス車内。旧ソ連圏のマルシュ的なマイクロバスに乗って移動。14時定刻出発でした。
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16:40
約2時間40分後、スチャバのバスターミナルに到着。こちらは中央バスターミナルに隣接したIntertrans社のアウトガラ=バスターミナル。ここから歩いてまずは本日の宿へ向かいます。 -
宿に行く途中の道の中央広場。スチャバは小さな街なので頑張れば徒歩で回ることもできます。中心地だけなら余裕で回れる。
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ここを通り過ぎ、宿の看板に沿って住宅街の団地の一角へ。
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本日の宿に到着 "Irene's hostel"
そもそも宿の少ないスチャバでは貴重なホステル。団地の一角を改装したこじんまりとした宿です。スチャバでは唯一のホステル by ぱんスキュさんIrene's Hostel ホテル
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中はそこそこ綺麗でバスタブまであった。宿泊客も多数いたが、共有部分もそこまで広くなく宿のスタッフは夜間不在ということもあり、静かだった。
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荷物を置いてすぐにスチャバ街散策へ。途中にあったこちらの民族博物館が気になり、閉館前に慌てて駆け込み入館。
Muzeul Ethno grafic Hanul Domnesc
https://ro.m.wikipedia.org/wiki/Hanul_Domnesc_din_Suceava -
博物館。石造りの昔風の建物は、16世紀に建てられたスチャヴァで最も古い建物で、陶芸工房→貴族の宿→狩りの際の宿泊所という歴史的変遷を辿っているんだそう。さっそく中へ。
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一階は建物オリジナルの意匠を生かし、ハプスブルク家統治時のタイルストーブが印象的なゲストルーム・馬具や陶器など生活用品の展示・セラーのある地下室など。
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そして2階はルーマニア各地方の民族衣装と刺繍の山がー!すごいすごい!眼福(≧∇≦)
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毛皮に刺繍がしてあるのもあって驚き。ブコビナ地方は1年の半分が冬だと言われるくらい寒さの厳しい土地だそうだ。毛皮は大事な防寒着に違いない。
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ルーマニアは男性の民族衣装にもバリエーションが沢山あるのが印象的だ。マントに帽子にブラウスに刺繍に…。
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ブコビナ地方の地図。スチャバの他にも色々な県があることがわかる。
この他ルーマニアは北東のブコビナ・北西のマラムレシュ・中西部のトランシルバニア・中東部のモルダヴィア・南東部のドナウデルタ・南西部のブカレスト近辺と、地方ごとにそれぞれ違った豊かな文化が見られてフォークロア好きにはたまりません(*≧∀≦*) -
民族衣装とともにイースターエッグの展示も。これもまた地方ごとに模様が異なり、地方文化を語るには欠かせないアイテム。
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そして民族文化といえばこれ!な織物たち。絨毯にタペストリーに、どれもそれぞれの文化によって違っていて良いです。
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新年のイベントのときに被る動物のお面というか被り物。華やかでどこか可愛さすら見られる。
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大満足の民族博物館訪問後は、町の東側にえる聖ゲオルギ教会へ。ここも世界遺産に登録されている。
世界遺産の壁画教会の1つ、敷地内は穏やか by ぱんスキュさんBiserica Sf Gheorghe 寺院・教会
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ブコビナ地方の修道院の特徴として、このように外壁にフレスコ画が描かれていることだ。東方正教会らしく、イコンのような図柄である。
壁画の描かれた修道院はブコビナ地方に8つ現存しており、これらは世界遺産として登録されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/モルダヴィア北部の壁画教会群 -
この聖ゲオルギ教会は他に比べて保存状態があまり良くないが、敷地が広く街中にあるのが特徴。
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教会内では井戸もあり参拝客が使用していた。中世さながらな光景に思わずびっくり。
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ほかの修道院でも思ったことですか、とにかく敷地内の空気が清々しくて気持ち良い。どの教会や修道院も庭まできちんと手入れされてて凛とした雰囲気が心地よい。
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聖ゲオルゲ・ノウ教会堂の内部。見事なフレスコ画に息を飲む。すごい。カトリックとはまた違った、素朴な線が胸を打つ。
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そんなフレスコに囲まれ、女性たちが夕刻の賛美歌の練習をしていた。美しい歌声が堂内に響き、どこにいるのか一瞬忘れるほどにタイムスリップ。それくらい幻想的だった。
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教会を出てさらに東の城塞方面に行こうとするも、薄暗くなり天気も怪しくなってきたので今日は諦める。この判断は正しかった。
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というのも直後にバケツをひっくり返したようなスコールが降ってきたからだ。うわーと慌てて公園の東屋へ雨宿り。周りのファミリーもみんな避難。
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10分ほどで雨は収まりほっとひと息。みんな帰路へと着いていった。平和な日常の光景だ。
ちなみに山がちなブコビナ地方だけどスチャバの標高は341m、そこまで高くはない。スコールもたまたまなのかしら。 -
夜も更けたので夕食へ。スチャバの街にはいくつかステキなレストランやカフェがあり、宿の方にもらった地図で色々教えていただきました。
そのうちの一軒"Crama cu staif"へ。外観からして民族料理食べられそうなレストラン。 -
メニューを見るとやはり地方料理やら伝統料理やらの文字が並びます。英語メニューがないのでアレコレ聞きながら注文する。
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前菜はスープ、チキンショルバをチョイス。
なんかイメージしてたチキンスープと違うけど、濃厚で美味。ニンニク入りバターが添えられてて濃いめの味付け。 -
メインには肉のショウガクリームソースがけ。
これは地方料理だとのこと。生姜を使っているのはヨーロッパでは珍しい。美味しいけど量が多し。 -
8月17日 9:30
おはようございます。宿の近所にあるAplopo Cafeで優雅な朝食。こういういい雰囲気のカフェがあるところにスチャヴァの町の居心地良さを感じます。
https://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g304066-d3977074-Reviews-Apropo_Cafe-Suceava_Suceava_County_Northeast_Romania.html
今日はここでチャーターした運転手&ガイドと待ち合わせ、世界遺産の壁画修道院のうち4つを回ります。 -
★ブコビナ修道院ツアー情報★
修道院へは公共交通機関でのアクセスが悪く、車で回るのがオススメ。レンタカーか車チャーターのツアーに参加しましょう。
う泊まっていたIrene's hostelでもツアーをやっているらしかったけど、自分以外に参加希望者がなく、またガイド無しの車で回るだけだと言われたので、予め日本で連絡を取っていたAxa Travelさんに最終的にお願いすることに。
この日は自分1人だったのでガイド兼車はチャーターになり、4つの修道院訪問で90ユーロ。翌日だと他の旅行者とシェアで35ユーロでした。Max4人までで人数集めた方が安くなります。
www.axatravel.ro
またマラムレシュ地方まで途中にある見所などに寄りながらの送迎も頼め、1人だと180ユーロ。これは高かったので見送りましたが。
https://axatravel.ro/maramures-trip.php
写真は今回周ったルート。
1.フモール修道院 (茶と赤、1530年)
2.ヴォロナッツ修道院(青、1488年)
3.モルドヴィツア修道院(黄、1532年)
4.スチャヴィツァ修道院(緑と赤、1584年?)
()内はテーマカラーと建立年
1と2は幹線道路から少し入ったところにあり、1は公共交通機関で行けます。2はグラフモの町からタクシーでいけそう。3と4の間はかなりの山道で、これは車が大正解だと思いました。
修道院の詳しい歴史などはこちらが良かったです。
http://www.romaniatabi.jp/unesco/moldova_monasteries.phpモルドヴィア地方の教会群 寺院・教会
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10:00 ツアー開始。
運転手兼ガイドののGigiさんはデキる人といった感じの印象で、淀みないガイドとルート選定。手馴れてるんだと思います。まずはグラ・フモルル方面へ。
移動中には、観光情報の他にもルーマニアやブコビナについてのあれこれもお話をしていただきました。ここではCiprian Porumbescuというブコビナ生まれの音楽家の話題など。Baladaという曲が有名だとのこと。
https://en.wikipedia.org/wiki/Ciprian_Porumbescuモルドヴィア地方の教会群 寺院・教会
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1.フモール修道院
ややこじんまりした規模だけと、建物がいくつかある。赤と茶色の壁画は劣化して薄め。聖母被昇天教会というのも併設されている。
こちらは地方領主のペトゥル・ラレシュと親族テォーデル・ブブヨグによって建てられました。
http://www.romaniatabi.jp/unesco/bucovina/humor.phpグラ・フモルル村近辺にある世界遺産の壁画修道院 by ぱんスキュさんフモール修道院 寺院・教会
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壁画のテーマはオスマン帝国への勝利。これはどこの修道院も同じで、彼らに勝つことが中世モルドバ公国の重要なアイデンティティであった。この壁画は626年ペルシャのササン朝によるコンスタンティノープル包囲の場面だそうだ。
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物見櫓があったので登ってみます。
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中はインテリアもあって中世さながらの雰囲気。
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物見櫓からの眺め。近くには比較的新しい教会もあった。しかしいい眺めだ!
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この辺りの景色を眺めていると、昔からこの光景は変わってないんじゃないかという気になります。建物も自然もそのまんま。
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外に出ると民族衣装の販売が。フモル修道院は比較的行きやすい場所にあるためか観光客向けの露店がいくつか出ていた。
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ガイド付きじゃなかったらゆっくり見たいところでした。いやー、気になる。
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織物もあったりして。これは新品かな。いくらくらいか相場も気になりましたが、次の修道院へ。
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続いてフモルルから近くにあるヴォロネッツ修道院へ。
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ここは入り口の見張り塔をくぐってから中に入ります。オスマン・トルコ軍から中を守るように壁にぐるりと囲まれ、要塞のようでもあるのがこの当時の教会建築だ。
そういえば修道院はどこも入場料がいりますが、写真撮影代金がすべて別料金です。買わなくても皆パシャパシャ撮ってたけど、ガイドが見てたので支払い不回避でした。ブコビナ地方の世界遺産修道院の1つ、青の壁画 by ぱんスキュさんヴォロネツ修道院 寺院・教会
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第二次世界大戦前、ルーマニア王国時代の地図。これ見るとモルドバはルーマニアの一部だったんだよなあとしみじみ。
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2.ヴォロネッツ修道院
モルドヴァ公国の黄金期を担ったシュテファン大公が建てた修道院と教会。
http://www.romaniatabi.jp/unesco/bucovina/voronet.php
壁画がくっきり残っているサイドと残ってないサイドがあり、こちらは劣化して残ってない方。ぐるりと回ると… -
ジャーン!大迫力の壁画が登場。
これは最後の審判の絵で、天国登っているのはルーマニア人で、地獄に落とされているのがトルコ人という身も蓋もないやつ笑。青い色が基調となり深みを感じる色彩。 -
ここも沢山の観光客で賑わっていました。聖ゲオルギ教会内にはフラスコもありましたが、残念ながら撮影不可。
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せっかくなので教会を背に一枚とってもらいました。いいですねー!
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ルーマニアの参拝客たちも訪れており、ロウソクを捧げていました。
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しかしお庭が気持ちよく手入れされてていいなー!薔薇が美しく癒されます。
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ブコビナ地方というかルーマニアの山岳部はどこもミツバチがひっきりなしに飛んでいました。もちろん蜂蜜も沢山取れるの。
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ルーマニアガールカワユス^_^
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ヴォロネツを後にして、ここから3.モルドヴィッツア修道院までは少し山道を行く。景色が抜群に良い!
ブコビナ=バーチ(樺の木)という意味があるそうで、それだけ同地が森に囲まれてきたということだ。 -
対向車がなんと馬車という…今は21世紀ですよー!タイムトラベルな気分満点。
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30分ほど走ってモルドヴィツァ修道院へ。さっきの閑散とした山道が嘘のように、ここだけ観光バスや車が沢山並んでいた。
モルドヴィツア修道院、黄色の壁画が印象的な世界遺産の修道院 by ぱんスキュさんモルドヴァ修道院 寺院・教会
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もちろん民族衣装や布などの族グッズも販売。ガイドさんの知り合いのようでした。これまた気になる品揃えだけど修道院へ。
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3.モルドヴィッツア修道院
中世にこの地域を治めていたシュテファン大公の息子の領主ペトゥル・ラレシュ公が1532年に建てたもので、フモール修道院と建立者が同じ。ここも綺麗な壁画!確かに黄色い。
http://www.romaniatabi.jp/unesco/bucovina/moldovita.php -
ここの壁画も626年のペルシャ・ササン朝とビザンツ帝国の戦いがモチーフになっているが、ペルシャ人の顔がどう見てもトルコ人w。
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こじんまりした修道院ですが見応え充分。
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内部のフラスコ画も見事。綺麗です。
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ここも敷地全体が気持ちの良い空間で、神聖な気分になれます。山中にあるのも良い。
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入り口ではイコンやらちょっとしたお土産の販売もあった。もちろん修道女さんたちがお店番。
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外に出るとローカルのイースターエッグ販売所もあって今更ながら気になるー!でもガイドさんとともに次の場所へ。
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すぐそばに電車の表示があるも走ってる気配なし。多分本数が少ないんだろうな…
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これまた山道を進み、最後のスチャヴィツァ修道院へ向かう。
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ドライブ中はガイドさんが色々な話をしてくれた。
このあたりは今のモルドバと昔から同じ国だったこともあり、モルドバと一つになりたいと思っていること。しかしモルドバは貧しいのとドドン大統領および年配者は親ロシアのだ難しいだろうとも。
ちなみにルーマニア人はロシアが嫌いで、ww2を経てモルドバを取られたのと、1960年にブカレストを占拠して文化財をモスクワに持ち去ったからだと言ってましたw -
と、ここでランチ休憩。保養所のような複合施設のレストランで止まりました。
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メインはボリュームが多そうだったので、野菜のショルバとデザートを頼む。シンプルだけど地の野菜がしみじみ美味。
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そしてルーマニアのデザートといえばこれ、パパナシ!揚げドーナツにクリームがかかっている禁断の高カロリー菓子。見ただけで胸焼けしそうだけど、ベリーソースもあって思ったよりは食べられる。そして美味。
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レモネードを飲んでるとミツバチがブンブン飛んできて、やがて沈んでいった…。テラス席だったからとにかくすごい数のミツバチがブンブブン。
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ここからさらに山道を20分ほど走る。
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再びガイドさんのトーク。
ルーマニアの90%以上がルーマニア人、5~6%がハンガリー系、その他はポーランド、ウクライナ、ロマ、ロシア系の人が住んでいる。
ポーランド系はオーストリア=ハンガリー帝国の時代に18世紀に塩鉱で働くために移民してきており、今でも3つの村がある。彼らはヴィエリチカ岩塩坑から来ている、とのこと。
おおー、なんか今までの東欧旅で得た知見が一気につながった!やはりこの地域は人の往来や移住も色々あり、大変興味深い。 -
そして最後の4.スチェヴィツァ修道院へ。ここも見張り塔のような門をくぐって中へ。
スチャヴィツァ修道院、見応えある最大規模の壁画修道院 by ぱんスキュさんスチェヴィツァ修道院 寺院・教会
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ここはすべての修道院の中でも最大規模を誇り、壁画の状態もとても良かったです。行くべし!
ちなみにスチャヴィツァとは『小さなスチャヴァ』という意味があるそう。スチャヴァの全てがつめられている意味だと理解しました。 -
天国への梯子と題された壁画。32段の梯子を登る修道者が描かれており、右は天国、左は地獄でやはりトルコ人笑。赤と緑、補色のコントラストがインパクト大。
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東面には聖人や天使の絵がびっしり。ご利益ありそうな絵でありがたやー。
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内部のフレスコもとても綺麗。この修道院は17世紀完成と比較的遅い時期に建てられている分、技術が結集できたのかもしれない。
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この教会内では英語の話せるシスターがおり、フレスコ画について色々と説明してくれた。とても感じの良い方で話が弾む。
『正教会の文化に興味があるんです、日本人の正教会神父も私の知り合いにいてですね』と日本某ハリストス正教会と日本人神父様の写真と見せると、非常に驚いてこちらに興味をもってくれ、最後には『もー、あなたも正教会に改宗しちゃえばいいのにー!』と改宗を勧められました(笑)。
いやー、色々な文化の探求は本当に良いですね!こんな楽しいトークが弾むのですから(´∀`) -
ここも外にお土産屋が少しだけあった。何故かティーセットがw
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これで本日の見学は終了、スチャヴァへ帰ろうとする道すがらでガイドさんが『見て見て!』と声をあげる。すると教会へ歩いていく人たちを発見。
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『これは結婚式だよ』と教えてくれた。おおー!衣装も伝統的なものを身につけており、男性陣がヤンヤヤンヤと楽器を鳴らして練り歩く。いいですねー!
ちなみに後から調べてみると、ここはボロバツという村のBiserica Inaltarea Sfintei Cruciという教会らしい。 -
最後のサプライズも楽しみつつ、16時過ぎにはスチャヴァの街へ戻ってきた。今日は城塞でお祭りをやっているとのことで、昨日行きそびれた城塞付近で降ろしてもらいました。ありがとうございました。
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城塞付近は祭り特有の浮かれムードで、馬などもパカリ。
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先に城塞の隣にある野外博物館の見学を済ませます。この手の博物館はルーマニア各地にあり、割とポピュラーな存在だった。
ブコビナ地方の民家を移築したオススメ野外博物館 by ぱんスキュさん野外村落博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ブコビナ野外博物館の開館時間と入場料。写真料金はスマホでちょこちょこ撮るなら払わなくて良いようでした。
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広い敷地にそこの地方の伝統的家屋が移築されており、中には当時の風俗が紹介してあるのだ。奥へと進みます。
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このような看板が入り口にあって家屋の説明や中の間取りが紹介されている。これは先ほどのフモルル修道院近くの家らしい。
ブコビナ地方の民家を移築したオススメ野外博物館 by ぱんスキュさん野外村落博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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中には昔のインテリアがあって民族好きにはたまりません!
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こういった独自の織布や陶器などのあしらいが素敵。いいですねー!
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いかにも東欧+オスマン朝の影響が入った独特の雰囲気。
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こういったモチーフ織りのタペストリーも可愛らしい!テーマは収穫かな。
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もちろん内装だけではなく、各種儀式の紹介もあり。こちらはお葬式の様子。
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こちらは結婚式。陽気なBGMが流れており、先ほど見た結婚式の列のイメージと重なります。やはり民族衣装は必須です。
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当時の教会の様子もあり。昔から東方正教会はルーマニアにおいて重要な信仰でした。オスマン帝国の支配下ながらモルドヴィア公国には自治権が許されていたので、イスラーム化には至らなかったのだ。
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ブコビナ格段に地方を知るにはとてもいい野外ミュージアムでした。
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野外博物館を見終わったあとは城塞跡へ。シュテファン大公のお祭りだとの看板が。
14世紀の城塞跡 by ぱんスキュさん大城塞 史跡・遺跡
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コンサートも開かれるようでした。短い夏を精一杯楽しもうとする様子が見て取れます。
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隣の広場では屋台が出ていました。さっそく向かいます。
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こんな感じでミディティと呼ばれるソーセージや肉製品、パンなどのルーマニア屋台フードがもりもり。
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こちらはパエリアかな。ヨーロッパの影響もあるのかな。
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そしてブコビナ産の地ビール発見!これは美味しそうでした。呑めないのが悔やまれる…ウッウッ。
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もちろん民族衣装の販売もあり。本物なのでちょっとお高めでした。でも素敵。
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一通り見学を終えたので、森を通って宿の方へと帰ります。少し外れると自然たくさんなスチャヴァだ。
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途中にあった像。シュテファン大公の像だと言われています。
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今日の夕食は別のレストランへ。ここでもチキンショルバを。ここのも美味だった。
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そしてお肉とママリガの焼きプレート!これも美味しかったなあ。
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駆け足になりましたがブコビナ地方の修道院巡りも無事に終了。ただ残された修道院もあり、それらを見るにはもう1日必要だったなと思います。
とても迫力があり、ここでしか見られないものなので、是非頑張って足を運んでみてください!
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