2017/08/07 - 2017/08/09
22位(同エリア160件中)
ぱんスキュさん
- ぱんスキュさんTOP
- 旅行記299冊
- クチコミ1455件
- Q&A回答12件
- 924,025アクセス
- フォロワー112人
2017年8月3日~26日
ポーランド・スロバキア・ウクライナ・ベラルーシ(・沿ドニエストル共和国)・モルドバ・ルーマニアの7ヶ国を3週間でぐるりと回ってきました。
目的は3つ、チェルノブイリ・沿ドニ探訪・東欧各地のフォークロアおよび少数民族文化に触れること。
ダイジェスト版はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11276078
★
2017年8月7日
ウクライナの古都リヴィヴを後に、この旅唯一の空路でベラルーシは首都ミンスクへ。2017年2月から始まったビザ無し5日間渡航プログラムの適応には、ミンスク空港からの出入国が必須だからだ。ドキドキしながら入国を試みるも、あっさり入れて拍子抜け、晴れてベラルーシ入り。でもやっぱり陸路で行きたかったなぁ…
◆
さてベラルーシという国。
日本語に訳すと"白ロシア"、つまりはロシアと関係が深いらしい。モスクワ⇔ミンスク間のフライトはロシア国内線扱いだったり(というわけで先述のビザ無し渡航はモスクワinだと不可能!)、ロシア本国では絶滅に近いソ連時代のモニュメントがベラルーシにはそのまま残されているという話を聞いたり…。ロシアに近いけどかなり謎に包まれた共産主義を引きずる国、というのが渡航前のイメージでした。
しかし実際に足を踏み入れてみると、前評判とは全然違った。そこはおっとり朴訥とした人々が住まい、平和で美しい風景が広がるおとぎ話のような国。おおお。
しかも意外なことに、国の空気感はロシアも含みますがどちらかといえば反対側の隣国・バルト三国に近い。良い意味でイメージを裏切る国の雰囲気に驚きつつ、そのムードに影響されたのんびりリラックスした滞在となりました。
◆
首都ミンスクはベラルーシ1の都会。
ソ連時代に作られた計画経済により作られた広い道路や高いビルが立ち並ぶ場所があったり、再開発の地区では昔の街並みを思わせるようなレトロな建物が建てられたりと、発展を窺わす要素はたくさんありましたが、あくまで街はノホホンと大らかな雰囲気。大いなる田舎、という単語が思い浮かびます…。
深夜0時でも全く安全な治安の良さも、人々が穏やかでホンワカしており、争いとかギスギスした空気は皆無だからだな。国民性のなせる技。そしてどこか垢抜けない点も好感度大!
そんなゆったりとした時間の流れるベラルーシ、ここはもうみんな一回行った方がいいな!
東欧とバルトとロシアと、すべてが混ざり合いながらでも独自の雰囲気をもち、この国の虜になった探訪でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月7日 16:00
ウクライナ・リヴィヴを発ったベラヴィア航空。ミンスクへは約1時間15分のフライトでしたが、サンドイッチと飲み物の機内食サービスが。しかし不味くてサンドイッチはほぼ手をつけず。うーん。 -
ベラヴィア航空の機内誌OnAir。カラフルで可愛い。中身はベラルーシ語が主。
-
16:30 ベラルーシの首都ミンスクに到着。
ここで今年2017年2月より適応になったビザ無し渡航の申請を行います。
http://japan.mfa.gov.by/ja/visa/jp/e7ed346465cb4d7a.html
https://www.jetro.go.jp/biznews/2017/02/82f175e45c71887d.html
まずは入国カードを記入後、入国審査場に向かって左手にある保険加入カウンターへ。ここで5日分の保険に入ります。代金4ユーロ、前もってユーロを準備しておきましょう。5日以下でも料金は同じなので5日分入ることになります。
パスポートをカウンターに預けると数分で保険証書を発行してくれるので、それを持って入国審査へgo。
規定では1.規定の有効期間内のパスポート 2.保険証書 3.1日あたり23ユーロ=46ベラルーシルーブルの所持金 4.入国カード が必要とのこと。詳しくは下記の大使館HPを参照に。
http://japan.mfa.gov.by/ja/visa/jp/e7ed346465cb4d7a.html
ですが所持金に関しては見せようとするも"いらない"的な表情をされるとともに、速攻でスタンプが押され財布を出す間も無く入荷許可が下りたのでした…。えええええ。 -
あっけない入国に胸をなでおろしつつ空港の外へ。わーい、ベラルーシだよ!
ミンスク国際空港 (MSQ) 空港
-
空港バスのチケットはこちらの機械で購入する。ここのみならずベラルーシのバスはほぼ全てこのような機械で買うことができた。
-
ベラルーシ国立空港の空港バスの時刻表。夜中の2時台・5時台以外は1時間に1本の運行があり、意外と便利だ。
-
ベラルーシ国立空港→市内へはバスが出ています。1時間に1~2本、大きいバスで着たり中型バンが来たり。なんかゆるい。
-
次にきたバスはバンといった風情。これでミンスク中心にある、バスターミナル/鉄道駅へ。
-
定刻どおりバスは発車。広々とした幅感に木々が気持ちいい道路だ。
-
敷地内にはアエロフロートのツポレフやらイリュージョンとか、今は使われていない機体が展示。航空機マニア泣かせやな。
-
1時間ほど走り、バスはミンスク駅/バスターミナルの前に到着。
ミンスク駅 駅
-
バスターミナル。半屋外の乗り場になっており、ここからベラルーシ国内各都市と、ロシア・バルト・ポーランドなどの国際線も出ています。
-
バスターミナル内の待合室。バスのチケットの買い方や詳しい構内は次の旅行記で説明します。
-
このバスターミナルを右手に見て通りをずっと行くと、荷物預け所があるので活用してください。午前10時-10時半、午後5時半-6時は休憩時間なのでクローズ。注意。
-
ミンスク駅とバスターミナルの建物に連なり、大きなショッピングモールGalileoがあります。シャレオツカフェからフードコート、スーパーに洋服屋・アクセサリー屋までなんでもあって便利。
-
中は広々としている。バスターミナルに併設してマクドナルドもあった。
-
ファッション店が主流のモールの中で、謎の唯一無二な存在感を放っていたインディースキー・マガジン、つまりインド雑貨店。モールの端っこにあってそこだけ異空間。
中にはスパイスやらアーユルヴェーダ的な薬やらがズラリ。しかしバルトやら東欧のインド風味って曲解されててイマイチ信用していなくてだな…。妖しい。 -
ま、まあ基本はシャレオツ店がズラリ。こちらは2階エスカレーターすぐそばのオープンフロアが良い感じのシャレオツカフェ。ヒップなヤングでバカ受けだ。
-
シャレオツカフェではカフェラテを。ニガウマ系で味はまあまあ。
-
そしてこのモールにはスーパーもあって便利。ベラルーシ産のワインがずらり。うわーい!あと旧ソ連圏らしくバルティカビールもボルジョミもあるよ!
-
そして乳製品の種類も豊富。パッケージがどこか野暮っためのキュートさ溢れるデザインでカワエエ!
-
そしてパックのスシも大人気。世界各地でスシはもう定番品だ。
-
上階にあったフードコート。新しいのに何故かレトロな雰囲気。
-
1番奥に回転寿司屋発見!しかし美味しくなさそうだ…乾燥してそうだ。
-
ここにはロシア料理やハンバーガー、サンドイッチ屋などのお店が並び便利。
-
さてモールを出てお隣のミンスク駅構内へ。ここの地下から地下鉄へとgoだ。
ミンスク駅からはロシアやバルト・東欧各地への列車が出ており旅愁をさそう。ちょっと古くなった駅の作りも、またレトロなムードを呼び起こすのだ。ミンスク駅 駅
-
こんな感じの地下道を進み、地下鉄плошча ленина駅へ。
-
地下道にはちょっとした売店もあり、旧ソ連圏的なフレープ屋(パン屋)やらスイーツ屋やらが。うわー、こういう素朴系&サワークリームのペストリー、大好きなんですよねぇ。たまらん。
-
地下鉄のジェトゥン=切符的なコイン、の自販機。デザインがめっちゃキュート!(*´︶`*)
対面式の窓口で買うのが面倒だったので、こちらにお金を入れてジェトン購入。全財産の5ベラルーシルーブルを入れたら、それがなんと… -
なんと、途中で止まらず料金分のジェトゥンを出し続けるではありませんか!えーっ、こんなにいらん!お釣りはーーーーっっっ?!
と、慌てて自販機の止めボタンを探すも見当たらず、何十枚ものジェトンをきっちり5ベラルーシルーブル分吐き出し、自販機は活動を止めました。こんなにいらんわorz うっうっ…
皆さんも要注意やで! -
プロシュツァ・レーニナ駅のホーム。旧ソ連らしくややデコレーションがなされたシックな駅。そしてエスカレーターはキエフ同様に速い。
プロジャジレニナ駅 駅
-
そして槌と鎌なソ連のシンボルがそのままにされた横に最新の両面液晶が…。これに今のベラルーシの姿が表されてるとおもった。ソ連時代のものを放置してるのは、単に面倒だからだな笑。ゆ、ゆるい…。
-
ベラルーシはミンスクのメトロ車内。ブロンドの大人しそうなお嬢さんに気の良いおにーちゃん、そしておっとりしたおじいちゃま方の姿が印象的。治安は全くもって良好!
ちなみにミンスクのメトロは2路線あり、東西と南北というシンプル設計。 -
地下鉄に乗り一度乗り換えのち、ニェミーガ<<немига>>という駅で下車。こちらにミンスクで泊まるホテルがある。少し迷いつつ、ホテルを目指して歩く。
ニャミーガ通り 散歩・街歩き
-
このニェミーガの丘一帯=トラエツカヤ旧市街地は、古き良きミンスクを再現したかのような再開発地域になっています。
トラエツカヤ旧市街区 散歩・街歩き
-
とはいってもロシア系の再開発なので、いささか作りモノちっくであります。カリーニングラードのフィッシャーマンビレッジのように、ディズニーランドっぽいというのかな…。
-
観光用の馬車までいたりしてな…。ちょっとやり過ぎ感あり。とはいえ、ここがミンスクの超一等地であることは間違いなし。
-
丘にあった聖霊大聖堂。入り口にイコンが掲げられ、もちろんロシア正教会系。
聖霊大聖堂 建造物
-
夕方のため、中は人がおらず。思ったよりこじんまりとしている。17世紀カトリック教会として建立、19世紀にロシア正教会のものに。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/聖霊大聖堂_(ミンスク) -
この広場には色々なお店があり賑わっていたので後ほどご紹介。夜の方がにぎやかでした。
そして博物館の看板がチラホラ。こちらは猫博物館、ヌコ好きな方はマストやで!時間無くてパス。 -
そして国立博物館では、ソ連建国100年を記念して旧ソ連グッズの展示が!これは行くしかないでしょう!ということで後ほどご紹介。
-
またこの一帯には土産物売り場もチラホラあった。ベラルーシ文様が印象的な建物の壁。
-
通りで見かけたお土産屋のディスプレイ。マトリョーシカにベラルーシ民族衣装人形がズラリ。いいねえ!
-
ベラルーシ特有の赤い柄のマグ!すごくカワエエ…^_^
-
なにかのシンボルマークのようなものもあり。やはりキュートで洗練されすぎていないのがいい?
-
そんなこんなの後に着いたミンスクのホテル"Monastyrski Minsk"。修道院を改装したホテルだそうで、確かに素敵な門構え。
-
門を入ってすぐのところの中庭で踊る人々、どうやら憩いの場として使われているらしい。
ホテルのHP
http://monastyrski.by/en/ -
修道院を改装しただけあり、趣ある作りと中世の薄暗さを感じさせる作りとでなかなか好み。館内に昔の写真がたくさん飾ってあるのも良い。
-
室内は綺麗にリノベーションされている。クラシック風味。三つ星でシングル一泊70ドルはまあ妥当かな。フリーwifi、バスタブあり、何より中心地なのにとても静か!
-
いい時間なのでホテルのレストランへ。宿泊客以外でも利用可能らしいがあまり客が入ってない。しかし伝統的なベラルーシ料理を出す良いお店でした。
-
ホテルのレストランメニュー1
ベラルーシ料理の名物、ドラニキがいろいろなバージョンでズラリ。前菜もたくさん合って迷うなー! -
ホテルのレストランメニューその2
ドラニキとそのアレンジ料理バブカや、デザート、飲み物など。バブカを頼んでみることにした。 -
まずは駆けつけ一杯の生オレンジジュース。北国なのにオレンジ取れるんかな…輸入オレンジっぽいが美味。
-
それからベラルーシ名物の冷たいボルシチ、ハロードニク。料理名が"冷たい"という意味を持つ夏の風物詩。ネギの入った器にピンクのビーツスープを入れて美味。
-
このお料理、実は数週間前に日本で在日ベラルーシ人に習って作ってきたのでした。ピンクが鮮やかなのは、スメタナ(クリーム)と混ぜずにビーツのみの色を際立たせたから。お野菜の上にスープをかけるスタイルは同じですね。
-
そしてこちらがベラルーシ名物・ドラニキ(ジャガイモパンケーキ)をリメイクしたバブカ=babkaという食べ物。キノコ入りホワイトソースとお野菜をドラニキの上にかけ、オーブンで焼いたもの。
こちらも日本で作りましたが、普通のドラニキよりも美味しくて好きなお料理。もちろん現地のも美味!わーい\(^o^)/ -
ベラルーシ料理に舌鼓を打ちつつ部屋へ戻る。クラシックな部屋は居心地よく、とてもリラックスできます。
-
テラスからの眺め。修道院らしくコの字型の建物が印象的。こうしてベラルーシ1日目の夜は更けていくのであった…
-
8月8日
おはようございます。1日の目覚めは朝食から。一般的なバイキングに加え、黒パンなどの東欧的・旧ソ連的な食べ物があってうれしい。 -
この後は町歩きへ。地下鉄駅への地下道にはお花売りの女性たちが。綺麗なお花だー!
-
ベラルーシの国ではよくお花屋さんやお花畑を見かけました。この辺もバルトと一緒でお花スキなどのお国柄なんだなぁと。
-
そして舞台などのチケット売り場。旧ソ連圏らしく、テアトル(=劇場)文化が根付いている。
-
ニェミーガ駅から、街の中心部カストリーチニツカヤ(オクチャブリスカヤ)駅へ。乗り換え無しの一駅。ミンスクのメトロ路線図はこちら。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ミンスク地下鉄 -
駅出入り口にはお約束の旧ソ連モニュメント発見!ここだけソビエト…∑(゚Д゚)
-
この駅でも旧ソ連お約束のレーニンモニュメント!
-
さてミンスク中心地のエンゲリツァ通りへ。ここからベラルーシ随一の百貨店グムへ。
十月広場 広場・公園
-
その手前にあったウニベルサムという商業施設。中は昔ながらの旧ソ連なマガジン(小売店)が立ち並ぶ。
-
なんかワインなどお酒立ち飲みしてる人も!おおお、、、ロシア的。
-
お店をひやかした後は、本命のグム百貨店へ。
グムデパート 百貨店・デパート
-
日用雑貨や食器類、食品や化粧品が立ち並ぶ一階も楽しかったけど、布モノスキとしてはやはり二階が良かった!リネンやら布やらリボンやら…眼福や…。
-
これらはプリントされた文様のティータオル。お手頃プライスでバルト特産のリネン入りなのもあり、お土産にいくつか買いました。ロシア産のもあったな。
-
こんなキュートなやつも!しかしグルリとフロアを回っている間に売り切れてしまっていた…orz
-
そしてベラルーシの民族衣装人形。こちらは一階の土産物コーナーにあった。どこか野暮ったいけどそれが良い。
-
グムでのお買い物を終えたのち、看板で紹介されていた国立博物館へ。
ミンスク 散歩・街歩き
-
この近くの通りは、レーニン通りとカール・マルクス通りとが交差するところがあり、旧ソ連ファン大興奮な一角笑。私?もちろんパシャリ!
レーニン通り 散歩・街歩き
-
街中にもやはりこんな感じでソ連時代の偉人モニュメントがそこかしこに。これはベラルーシが旧ソ連スキというよりは、ベラルーシ人が旧世紀の遺物を大して気にしないおおらかな性格だからだと思われる…。
-
そんなこんなでミュゼイ=国立歴史博物館に到着。ここもまたカール・マルクス通りにあってちょっとウキウキ。
ベラルーシ民族歴史文化博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
フロア別に分かれた常設展では、ベラルーシの自然や生態系の紹介などもあり。
-
上階に行くにつれ時代が進み、中世の展示があり。
-
中世の貴族の衣装などの展示もあり。この辺りは次の旅行記で行ったミール城の展示でいろいろと見ることができます。
-
暗室の展示は昔のコインなど。惜しむらくは説明がベラルーシ語での表記でよくわからなかったことだな…。
-
館内を一通りまわった後、いよいよお目当ての旧ソ連時代の特別展へ。
-
博物館の広い一室には、ビッシリとソ連時代のアイテムが。レーニン様大人気!
-
敬愛なるレー様像に温度計を持たせてみる。ぷぷぷ。
-
レー様のお隣はマルクス様やな。共産主義経済の創始者。
-
スターリンのアイテムもちょこっとだけ。こちらはレー様に比べ不人気。
-
Бсср、つまりベラルーシ社会主義共和国の国旗?というか党旗。本国よりお花が目立ち若干ファンシー風味、この国のキャラクターによく合ってる。
-
大満足の歴史博物館の回顧展でした。
最後に売店によると、パスポートを模したカバーが。国のカラーである白色がカワイイ。隣の人形にも注目。 -
博物館見学後は、ブラブラ街を歩いてミンスク駅/バスターミナルの方面へ。中心街は旧ソ連の計画経済時代の建物が多く残っており、とにかくスケール感大きな建物が並ぶ。これは悪名高きKGB(公安)の建物。
-
そして旧共産圏といえば銅像。ミンスクにももちろんたくさん立ってた。
-
そしてさらに買い物。本屋発見だー!
-
中の品揃えがとても良いお店でした。ベラルーシ料理の本を見つけるも重くて断念…英語で書かれた貴重な一冊でしたが残念。
-
雑誌コーナーではベラルーシ人の趣味嗜好が垣間見られたり。
-
ポストカードコーナーには、ベラルーシ各地方のデータがかわいくアレンジされた絵葉書が。こういうのいいな!
-
そしてベラルーシの古い民藝品やお祭りなどの習俗についての説明ポストカードも。これまたカワイイしお土産にはピッタリ!
-
この本屋のカウンター越しにはこんなカワイイ手刺繍品も扱っていて、とにかくカワイイの(≧∀≦)
-
さらにお隣には族服の人形が。赤と白がキュート!本当に可愛い…
-
刺繍のシンボル・模様についての紹介のマグネット。思わずコンプリートしたくなるカワイさ!
-
その他マグネットだけでなく、いろいろお土産になりそうな物がありました。うん、ええお店やった!
-
さて町歩きに戻ります。憩いの場である公園、とんでもなく広く計画経済の賜物である。
-
この一帯は共産主義時代の無機質で大きな建物に囲まれている。お花が植えられているのがベラルーシらしい。そんな中で赤いレンガ造りの建物が。
ネザレージナスツィ広場 広場・公園
-
この赤い教会=聖シモン・聖エレーナ教会。ここには8月9日、今日この日に来たかった。なぜかといえば…
聖シモン 聖エレーナ教会 寺院・教会
-
赤い教会のそばにあるこちらの鐘。一見ふつうの鐘に見えますが、近づいてみると…
-
"ここには広島、長崎、福島の土を入れたカプセルが埋められている"
浦上天主堂より寄贈された鐘には、日本語とベラルーシ語でそう書かれたプレートが。
そう、ここベラルーシはチェルノブイリの原発事故で多大なる放射線被害を受けた地域。日本とベラルーシとの共通の悲劇、放射線被害の怖さを語り継ぐようなモニュメントなのだ。
黙って鐘を鳴らして黙祷。 -
町歩きを続けます。大統領府前、レーニン広場に立つとてつもなく巨大なレーニン像!実にソビエトちっくですが、まだ共産主義志向だと誤解されそうなモニュメントてはあるな…
レーニン像 モニュメント・記念碑
-
ここまで歩くと、すぐそばにミンスク鉄道駅&バスターミナルが。町歩き終了。
ミンスク駅 駅
-
駅を背に、歩いてきた通りをパチリ。ソビエツコエな巨大な建物に若干装飾が入った作りの建物が印象的だ。
キーロフ通り 散歩・街歩き
-
宿に戻り、夜に再び散策へ。宿近辺のトラエツカヤ旧市街地のあたりは深夜まで賑わいが見られました。治安的にも全く問題なし!さすが牧歌なお国柄。
トラエツカヤ旧市街区 散歩・街歩き
-
そしてすぐそばを流れるスヴィスラチ川の川辺は穏やかな空気が流れ、平和そのものな夜の雰囲気。都会なのにどこまでものんびり。
スヴィスラチ川 滝・河川・湖
-
カップルも多く、格好のデートスポットなんだなとおもう。ムードあるもんな!
-
スタンディングバーのそばでは人だかり、犬の散歩にちょっと寄った的な人もいた。どこまで平和なんや…
-
たくさんのレストラン・バーが並ぶミンスク1のナイトスポット…楽しいなぁ。
-
一軒のお店に入り食事。まずはキノコのスープを頂く。美味。
-
メインはあえてドラニキを頼むと、スモークサーモンを挟んだすっごくオシャレなアレンジで出てきてびっくり。垢抜けない芋パンケーキがこんなにもモダンになるとは…
-
他にも魅力的なメニュー多数。値段もそこまで高くなく良いお店でした。
-
お店の名前はБессонница=ベッソンニツァといいます。サービスも気持ちよく、とてもオススメです。
https://www.tripadvisor.ru/Restaurant_Review-g294448-d6514636-Reviews-Insomnia_Bar-Minsk.html -
この界隈は深夜12時にも人通りがたくさん、とにかく賑やかで穏やかな繁華街でした。ミンスクの夜はこうして老けていく…。
-
8月9日
2泊3日のベラルーシ滞在もあっという間。朝からバスでミンスク第二空港へ向かいます。 -
ミンスク第二空港でチェックイン手続き。時間には正確な感じである。
ミンスク国際空港 (MSQ) 空港
-
今回の便は17:20・ミンスク→ウクライナ・キエフへ。ウクライナ航空、片道1万ほどのチケットでした。
-
出国審査も無事に終わり、免税店を物色。小さいけれど面白いものがポツポツ。でも写真を撮ろうとしたらダメだって怒られました…さすが旧共産主義国や…。
-
仕方ないので写真okなとこでパシャリ。ソ連のチョコメーカー、アリョーンかのチョコ。このパッケージがいいねえ。
-
そしてミンスク第二国際空港の模型も発見。なかなか面白い形だな。
-
そしてウクライナ航空に乗り、次はウクライナの首都キエフへと向かいます。
ベラルーシええとこやった。ノンビリ牧歌的な国と人々は、また暖かく大らか。ぜひこのベラルーシの空気をみなさんにも体感してほしいなと思いました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2017夏 東欧7か国周遊、フォークロアの旅
-
前の旅行記
キュートな東欧の古都リヴィヴ、街歩き&オススメ店紹介-2017夏・東欧7か国周遊、フォークロアの旅(5)
2017/08/05~
リヴィウ
-
次の旅行記
ヨーロッパの秘境?!のんびり朴訥ベラルーシ(後) 世界遺産ミール城、まるで絵本のような光景!-2017夏・東...
2017/08/08~
その他の都市
-
2017年夏・ぐるっと東欧7か国周遊、3週間の旅-少数民族と地方文化探し+@ ダイジェスト
2017/08/03~
コシツェ
-
LOTポーランド航空体験記&トランジット@ワルシャワ、半日限りの地方文化探し-2017夏・東欧7か国周遊、フ...
2017/08/03~
ワルシャワ
-
東欧周遊出発点・コシツェからスピシュ城へ、電車を使って日帰り旅-2017夏・東欧7か国周遊、フォークロアの旅...
2017/08/03~
コシツェ
-
スロバキア探訪~コシツェとスピシュ城の間、小さな街プレショフ-2017夏・東欧7か国周遊、フォークロアの旅(...
2017/08/04~
プレショフ
-
スロバキア・コシツェ→ウクライナ国境抜け、ウージュホロド散策 -2017年夏・東欧7か国周遊、フォークロアの...
2017/08/05~
その他の都市
-
キュートな東欧の古都リヴィヴ、街歩き&オススメ店紹介-2017夏・東欧7か国周遊、フォークロアの旅(5)
2017/08/05~
リヴィウ
-
ヨーロッパの秘境?!のんびり朴訥ベラルーシ(前) 首都ミンスクへようこそ!-2017夏・東欧7か国周遊、フォ...
2017/08/07~
ミンスク
-
ヨーロッパの秘境?!のんびり朴訥ベラルーシ(後) 世界遺産ミール城、まるで絵本のような光景!-2017夏・東...
2017/08/08~
その他の都市
-
キエフええとこ一度はおいで~見所&グルメスポット大紹介!-2017夏・東欧7か国周遊、フォークロアの旅(8)
2017/08/09~
キーウ (キエフ)
-
ダークツーリズム・ウクライナ編:チェルノブイリ原発、31年目の廃墟の今-2017夏・東欧7か国周遊、フォーク...
2017/08/11~
キーウ (キエフ)
-
うかれ街オデッサ~夜行列車はチュッチュの館、そして親父とパリピと黒海と-2017夏・東欧7か国周遊、フォーク...
2017/08/13~
オデーサ (オデッサ)
-
潜入!嵐の沿ドニエストル共和国~祝★観光案内所設立と便利になった出入国-2017夏・東欧7か国周遊、フォーク...
2017/08/14~
その他の都市
-
ヨーロッパの秘境モルドバ・首都キシナウ~モルダヴィア地方はフォークロアの宝庫!-2017夏・東欧7か国周遊、...
2017/08/14~
キシニョウ
-
ブコビナ地方、森と祈りの世界遺産・壁画修道院巡り-2017夏・東欧7か国周遊、フォークロアの旅(13)
2017/08/16~
スチャヴァ
-
マラムレシュ探訪(前):スチャヴァ→シゲトゥ移動と街散策、フォークソング祭りの夕べ-2017夏・東欧7か国周...
2017/08/18~
シィゲトゥ・マルマツィエイ
-
マラムレシュ探訪(後)・中世からの世界遺産の木造教会と民族衣装、そして圧巻のミサ-2017夏・東欧7か国周遊...
2017/08/20~
シィゲトゥ・マルマツィエイ
-
ルーマニア少数民族・ハンガリー系セーケイ族を訪ねて~シィク村探訪-2017夏・東欧7か国周遊、フォークロアの...
2017/08/21~
その他の都市
-
ドラキュラゆかりの地、激混みブラン城への行き方とブラショフおススメスポット紹介-2017夏・東欧7か国周遊、...
2017/08/22~
ブラショフ
-
東欧旅行終わりの地ブカレスト・かつての共産主義政権のあと-2017夏・東欧7か国周遊、フォークロアの旅(18...
2017/08/24~
ブカレスト
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
ミンスク(ベラルーシ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ベラルーシで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ベラルーシ最安
775円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2017夏 東欧7か国周遊、フォークロアの旅
0
124