2017/08/03 - 2017/08/05
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ぱんスキュさん
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2017年8月3日~26日
ポーランド・スロバキア・ウクライナ・ベラルーシ(・沿ドニエストル共和国)・モルドバ・ルーマニアの7ヶ国を3週間でぐるりと回ってきました。
目的は3つ、チェルノブイリ・沿ドニ探訪・東欧各地のフォークロアおよび少数民族文化に触れること。
ダイジェスト版はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11276078
★
2017年8月3日
2016年以来ほぼ10年ぶりの東欧旅行。前回は通過しただけのスロバキアに滞在し、念願の世界遺産・スピシュ城へと向かいます。
そのゲートウェイ都市となるのが、ここコシツェの街。スロバキア第2の都市でありながら、どこかのんびりこじんまりとした雰囲気。
そして昔はチェコと比べてもっと垢抜けず怖くて暗いイメージのあったスロバキアですが、今回訪れてみると小綺麗で整備されていたのにおどろき!ユーロが導入されると、こうも変わるものなのか…
★
さてコシツェからは、世界遺産のスピシュ城へと日帰りで旅行することができます。
コシツェ→スピシュ城最寄の町スピシュ までは、1)直通バス・ただし本数は少ない 2)中間のプレショフという町までバスか電車で行きプレショフ→スピシュ までバス・こちらは本数多い の2通りあります。
今回は2)を選択、コシツェからプレショフ経由でスピシュ城までの行き方をご紹介。かなり駆け足になったため、コシツェの美術館が回れなかったのは心残り…もっと時間を裂けばよかったと思う、そんなステキなスロバキア訪問でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2017年8月3日 23:45
ポーランド・ワルシャワ空港を出発し、1時間ほどでスロバキア・コシツェ国際空港に到着。国内線ばりに近い!
スロバキア第2の都市の国際空港なのにこじんまりとしていて、飛行機の乗客はすべて徒歩で出入り口へ。 -
コシツェ国際空港の荷物ベルトコンベア。ご覧の通り短すぎて存在意義を問われるほどだな…。
そしてビックリしたのは入国手続き。本日のラストフライトだったのもあり、入国審査のゲートがクローズしている…!Σ(゚д゚lll)
ポーランドがシェンゲン圏内なので入国審査を受ける乗客がいないと踏んでの判断だと思われますが、私がもしワルシャワ乗り換え時にポーランド入国していなかったら、ここスロバキアで危うく不法入国/不法入域になるとこだったorz
というわけで、シェンゲン条約加盟国の地方空港で変な時間に入国するときはくれぐれも気をつけましょう…コシツェ国際空港 (KSC) 空港
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コシツェ国際空港→市内のアクセスは公共バスがあるけれど、22時10分最終便に間に合わないことは予め分かっていたので予めタクシーを頼んでおいた。
http://www.airportkosice.sk/en/passengers/public-transport
上の公式空港HPによるオススメタクシー会社CTCさんに1週間前に予約メールを入れた。すると『了解です。HP経由で予約入れてね★』という返事がきた。ちょっとカジュアルな返事で不安になるも、当日は出入り口でプラカードを持ってきっちり待っててくれました。やるな!
http://www.airportkosice.sk/en/passengers/taxi -
15分ほど走ったとこで目的の宿"Kosice hostel"に到着。すでに0時を回っているが、予め遅れる旨をメッセージしていたのですんなりチェックインできた。この日は早々に眠りにつく。
Kosice Hostel ホテル
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8月4日
おはようございます。昨日は暗くて分からなかった室内、意外とこざっぱりして気持ち良い空間。コシツェには意外とホステルや安宿が少ないため、ここが第一の選択肢になるかと。色々な人々が泊まっていたのが印象的。 -
家族経営のようで、やや殺風景な気もしますが少しずつ良い環境にしていこうという雰囲気が伝わります。
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ホステル外観。旧市街からも駅やバスターミナルからも徒歩で10分弱の場所にあります。
コシツェの中心街はそんなに大きくないので、歩いて回れるかと思います。 -
宿から駅に向かうには、大きな公園を通り抜けると近道。
夏は6時ごろから22時まで開いていて便利。だけど冬は早めにクローズしてしまうので、遠回りが必要になる。 -
公園を突っ切ると駅前広場に到着。鉄道駅にバスターミナルが並んでいます。
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この広場に面してコンテナハウスのインフォメーションセンターがあったので、地図とか貰おうとするも置いておらず、係のおねーさんも街のことにあまり詳しくなく…。ダメやん…。
ちなみにしっかりしたインフォメーションセンターは旧市街地の広場にあります。後で紹介しますがそちらはとてもオススメ! -
トラムの券売機。ユニークな形だけどプレショフの町でも同じような作りの自販機だったので、スロバキアではスタンダードなのかしら。
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コシツェのトラム。結局乗る機会はなかったが、ハデハデやな…。
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広場に向かって右手側にあるバスターミナル。まずはここでスピシュ城行きや明日乗るウクライナ・ウジホロドへのバス時刻表をチェック。
コシツェ バスターミナル バス系
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バスターミナル内部。
オシャレなカフェやスーパーや僕らのdm(ドイツ資本のマツキヨ的存在)などがあり、思ったよりイケてる。 -
バスターミナル内にはインフォメーションセンターもあり、タイムテーブルなどについて教えてくれる。英語可なのがありがたい!
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バスターミナルの壁に掲げられていたコシツェ出発のバス時刻表一覧。
コシツェ→プレショフ行きは本数がとても多く、5~20分に1本の間隔で出ています。スピシュ城に行くなら、コシツェからの直通は少ないため、プレショフまで出てスピシュ城方面行きに乗り換えるのが便利そうです。 -
ウクライナ・ウージュホロド行きのバスの時刻表。
4:45,6:30,13:00,14:30,15:30,23:15の1日6本。
明くる日は6時半のバスに乗りましたが、国境越えがあったため、直線距離は短いものの片道約5時間ほど要しました。スロバキア,ウクライナ間の時差-1時間を考慮して11時半着。詳しくは後の旅行記で。 -
コシツェからの長距離バス。東欧各地やドイツ、フランスなど西ヨーロッパ、そしてイギリス行きまである!何日かかるんだろう…
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バス時刻表チェックが終わったところで、お次はお隣の鉄道駅へ。バスターミナルよりはこじんまりしてたけど、ここもオシャレなカフェやキオスクがあった。
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コシツェの鉄道駅のチケット売り場。対面式カウンターの入り口前に、オレンジ色のスロバキア国内線の自動券売機を発見。プレショフ行きがちょうど5分後に出発するのを電光掲示板で知り、慌てて券を買ってホームへ。
コシツェ駅 駅
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スロバキア国鉄の車両。さすが元社会主義国だけあり年季の入った重々し目のボディだ。
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こちらがスロバキア国鉄のチケット。自動券売機ではkmごとに都市名が表示されており、そこを選んで購入。コシツェから片道30km以内、1.75ユーロ。プレショフ到着までは45分ほど。
乗車後に車掌が回ってくるので検札してもらいましょう。 -
スロバキア国鉄の電車内。列車ボディ同様に内部も年季が入ってる。結構暑かったけど車内エアコン無しで少々ぐったり。
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連結部もめっちゃレトロ。スロバキア国鉄、やはりバス便に押されているようで本数はバスほど多くなかったです。だよねえ…。
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とはいえ流れるような車窓を眺められるのは列車旅の醍醐味!草原が広がる中、時には集落が見え、時には山々の間を走って行く。このルートの車窓はなかなか楽しかった。
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一番印象に残ったのがこの風景!
黄色が一面を埋め尽くす、見渡す限りのヒマワリ畑~(*´∀`*) まさかスロバキアでこんな美しい光景に逢えるとは思っておらず、不意に感動してしまう…。このヒマワリたちに惹かれ、帰り道も列車を選択したのでした。 -
途中駅にあったプレショフの看板。ここからさらに10分ほど走ります。
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9:15 プレショフ着。
スピシュ城行きのバスが来るまで、街を少しだけ観光。見どころが思ったよりもあったので、次の旅行記で紹介します。プレショフ バスターミナル バス系
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プレショフの鉄道駅から隣にあるバスターミナルへ移動。ここからスピシュ城行きのバスを探す。
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まずは帰りのプレショフ→コシツェの時刻表を確認。復路も本数がたくさんあって安心。とはいえ結局利用することはなかった…。
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プレショフからスピシュ城まで、レヴォチャ経由のポプラド行きのバスを途中下車します。
プレショフ→ポプラド
6:40,8:00,8:10,10:55,11:20,12:40,12:45,14:30,15:05,15:55,16:30,17:45,18:50,19:50,22:00
1~2時間に一本の割合で運行しているようです。 -
11:20プレショフ発ポプラド行きに乗車、スピシュ城を目指します。この辺りは山間部なのでトンネルがありました。スロバキアって山岳地域なんだと改めて実感。
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走り出して30分ほど過ぎると、左手に山と城が!ついにスピシュ城が見えてきた。スロバキアが誇る世界遺産やで!
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12時ちょうどに城のある街スピシュスケー・ポドフラジエに到着。帰りのバスの時間を確認し、城のある方向へ歩き出す。
レヴォチャ歴史地区、スピシュスキー城及びその関連する文化財 史跡・遺跡
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スピシュスケー・ポドフラディエの街の地図。小さな街らしく、城がある以外は東欧の田舎町といった風情。
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城めがけてひたすら歩く。バス停から山の麓までは10分ほどあれば着くと思います。気温は30度、日差しが強く結構暑いな…
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イラン旅と同様にmaps.meというオフライン地図アプリを見ながら登山口を探すと、ヤツが指し示したのは民家と民家の隙間にある小道。
えっ、世界遺産の城に行くのにここから登るの…?!的な疑念が湧く。(そしてそれは正しかった) -
心細くなりながら歩くと、確かに道はスピシュ城まで続いていた。よし、登山じゃー!と気合を入れて道を上がる。
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スピシュ城のある山の麓。地球の歩き方によれば城までは約40分ほどかかるとのことだが、そんなに時間はかけたくないな…ががががんばるぞー!
スピシュ城 城・宮殿
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と、歩き出すと、そこは舗装もされていない獣道。あ、足を草に踏み入れる度になんか見たことない草やら虫やら黒い蝶々やらが飛び出してきて…(泣)ひいいぃぃ…
しかも他に登ってる観光客はおらず私1人。本当にこの道であってるのかしら(泣)。 -
でもここまで来たら引き返すことはできない。暑さもあり、ゼーハー言いつつ休みなく登る、登る、登るの巻…
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10分ほど歩き立て看板発見。どうやら城までへのルートは2つあるようだけど、近い方のルートを選ぶ。
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さらに登ること5分ほどで外壁の門に到着。ここは料金を払わなくても通れるそうだ。門番に道を聞くと、もう少しで本丸らしいとのこと。よしっ。
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城壁をくぐり、最後の坂を登って…
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ようやくたどり着いた城外広場!ここまでで約20分弱。某歩き方に載ってた所要時間40分の半分だ。健脚さんならこれ位かもう少し早く着けるかもしれない。
ここでチケットを買い、いよいよ城内へ。スピシュ城 城・宮殿
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ここからスピシュスケー・ポドフラディエーの街を眺める。良い光景!
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城内へは石段や坂を少し登る必要があります。登山の後で地味にキツいががんばる。
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登り道はゴツゴツしているので足元注意。
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そんなに広くはないがちなみに小さすぎもしない、ほどほどスケールのお城。タワーをくぐり建物内へ。
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建物内の小部屋は、それぞれの用途に沿った展示室になっていた。ここは食卓。
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途中にあったスピシュ城の模型。よく見ると凄い作りだ。
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メインホールの展示。大砲や武器などの展示もあった。スロバキア人のツアー客でいっぱい。
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こちらは城内の教会。どの国でもある程度のスケールの城には教会施設が付いている。
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ちゃんとミサなどもできるスペースあり。
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上の方に上がって見おろすと、なかなかの風景。かのシリアのクラック・デ・シュバリエを少し彷彿とさせる。
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岩窓より。スピシュスケー・ポドフラディエの街が2割増しで素敵に見えたよ★
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帰る間際に、入口のこのタワーに登るかどうか悩んで結局登ることに。体力があまり残ってないので、最後の気力を振り絞る。
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タワー内。おお、結構美しいじゃない!
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タワー内は細い螺旋階段になっているので、登る人と下る人とはすれ違いができず、踊り場で譲り合うことになる。それもまた良し。
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タワーの最上階。なかなかのビュー。
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こんな感じの光景が見られます。気持ち良い~!登ってみて悪くなかったな、うん。とここまで来た自分を労いました。
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満足したところで出口へ。ドアには羽アリ注意の文字が…ええーっ∑(゚Д゚) 別に大丈夫でしたが、看板に書かれるくらい大群なんだろうか…
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ツアー客がどこから来てるのか気になってたのですが、城の出口の裏を見ると、なんと駐車場があるではないか…∑(゚Д゚)
登山してくる客が少ない割に見学者が多くアレッ?て思ったんだよなあ…軽くショック。そうか、苦労しなくても行けたんだな…。 -
最後は城壁の上を伝って帰ります。手すりもあるし舗装されていて気持ちの良い道だ。
…って、アレ?
この道、行きに通った獣道と違う方に進んでくけど…。 -
…って、あーっ!
道なりに行くと、そこはキチンと整備された石畳の登山道があるではないですか!(驚)
どうやらこちらが正式ルートみたい。行きの獣道が嘘のようにスイスイ下山できた。maps.meに頼りすぎるのはアカンと反省したのでした。 -
下りきったところにある踏切よりスピシュ城を眺める。2時間半の滞在、無事にミッション終了!
憧れの城は思ったよりこじんまりとした規模でしたが、なんにせよ長年の懸案事項だったため、達成感がありました。よしよし。 -
スピシュスケー・ポドフラディエー駅。城のある山を下りきったところにあるが、現在は使われていない模様。少し前はプレショフあたりからも繋がっていたらしい。残念。
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さて、街中に戻ってプレショフ行きのバス停へと戻る。町中にある見どころまでの方角と距離を示した看板が役に立つ。
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スピシュスケー・ポドフラディエ→プレショフ行きのバス時刻表。次に来る14時29分のプレショフ行きを待つ。
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こちらはコシツェ直通のバス時刻表。本数があるように見えて、実は期間限定だったりするので実際は少ない。
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14時29分発のスピシュスケー・ポドフラディエー→プレショフのバスに乗る。
★
このバス停ですが、ジプシーの子供たちがバス街客の周りをうろついており、地元の人が追い払っても割としつこくまとわりついてきた。物盗り注意報!
スロバキア、綺麗になったとはいえどこういうところはやっぱり東欧クオリティだ。 -
帰りは行き同様にプレショフで下車し鉄道に乗りコシツェへ。行きの車窓で見たヒマワリ畑を再度眺めてウキウキしながらの帰り道。
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16時半、コシツェへと到着。ここから少し街探索に入りますが、その前に駅ビルカフェで休憩。
コシツェ バスターミナル バス系
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カフェのショーケースで見かけたヤポンスカ・コスカ=日本風ケーキなるシロモノ。なんで日本風なんだろ…と気になりオーダー。
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ヤポンスカケーキとヨーロッパの風物詩とも言えるエルダーフラワーサイダーを。
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ヤポンスカケーキの由来を複数知人に問いかけたところ、旧ソ連圏のケーキ形態に由来してるのでは、との説をいただきました。
彼の地では、ケーキには生クリームではなくサワークリームやバター+練乳のどっしりしたものを使い、生地もバターかマーガリンを使った重いんだそうですが、ロシアでは、柔らかいスポンジ生地に生クリームのケーキ(ほとんどがイチゴなど果物が載ってるらしい)を「イポンスキートルト」と言うそうです。
このケーキも生クリームで、かつ上にチェリーが乗っていて日本風ではないのか、ということでした。
味は正直ビミョーな…まあおもしろかったからいいや。 -
ここのカフェはオシャレですが色々面白いものが売っていた。まずはウニクム(鉄ワイン)発見!ウクライナ・リヴィヴ名物かと思いきや、ハンガリーでもポピュラーらしく、この一帯で売られているそうだ。
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それから先ほどのケーキに続き、ヤポンスカハーバルティー=日本風ハーブティを発見。しかしなんとワカメ入り!ニッポソさん、色々と誤解されてるな…
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一息ついたところでコシツェ旧市街へ。このアーチをくぐり橋を渡ると古い街並みが現れます。
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ヨーロッパで流行ってる橋のカギのアレ。恋人たちが永遠の愛を誓うアレ。
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コシツェの旧市街。こじんまりとしたヨーロッパの街という感じ。
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街にあった本屋に入る。本以外にもお土産が色々売られてて楽しかったなあ。
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スロバキア各地の地方紋様を記したポストカード。かわいくて全種類お買い上げ★ この旅最初の族コレクションです。
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中心部の広場のウルバン塔の下では、格闘技やエクササイズのデモンストレーションのような催しが行われていた。ややシュール。
ウルバン塔 建造物
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広場に面したインフォメーションセンター。ここがお土産物など充実していて良かった。
観光案内所 (コシツェ) 散歩・街歩き
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ここのインフォメーションセンター、お土産売り場の方が広くて充実してて見応えあり!オススメです。
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スロバキア各地の民族衣装を着た指人形。かわいすぎー!(*´∀`*)
スロバキア、ノーマークでしたがなかなか民族度高くて、もう少し長く滞在すれば良かったと後悔…。また改めてスロバキアは攻めないと! -
コシツェ旧市街のメインストリート、フラヴナー通り。昼もそこそこ賑わっていたけど、夜はもっと賑わう。
フラヴナー通り 散歩・街歩き
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街の中心部にある聖アルジュベタ大聖堂。フラヴナー通りの真ん中にある。
聖アルジュベタ大聖堂 寺院・教会
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聖アルジュベタ教会内。外観とともにゴシック作りが印象的。
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フラヴナー通りを走っていた子供用の観光電車。ヨーロッパの典型的な旧市街の光景だ。
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通りには民族衣装の店もあった。スロバキア、なかなか民族度高い!意外だ。
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コシツェの街の中心にあった噴水。ファミリーやカップルが集い、穏やかな夏のヨーロッパだ。
フラヴネー広場 広場・公園
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そうこうしてるうちに日が暮れ、フラヴナー通りに街頭が灯りだす。
フラヴナー通り 散歩・街歩き
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夕食はmed malinaというスロバキア料理のレストランへ。評価高いお店みたいで楽しみ。
メド マリーナ 地元の料理
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前菜にはスロバキアのスモークチーズostiepok。ラズベリーソースに松の実を添えて。塩分きつめだけどミルク味がしっかりしててウマー!
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メインは同じくスロバキアのチーズVrsatecのリゾット。しつこくないチーズに絶妙な味付けで美味しかったー!
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お供にはルバーブのソーダ。ルバーブの現物が入ってこれまた美味!
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食後は紅茶にハチミツを添えて〆。いやー、いい店でした。
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こうしてコシツェの夜は更けていったのでした。スロバキア、山岳国家でなかなか民族文化が充実していたの大きな発見でした。今度は地方の村をゆっくり訪ねるのも良いと思いました。
フラヴナー通り 散歩・街歩き
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