2016/07/08 - 2016/07/08
61位(同エリア342件中)
まみさん
2016/07/08金 プリョスへ移動&観光
・イヴァノヴォ駅前バスステーション10時15分発の長距離バスでプリョス11時45分到着
◎バスステーション近くの聖三位一体教会見学
・コルニロヴァ通りからウスペンスキー教会(修復中)のある丘へ
◎ウスペンスキー教会のある丘からプリョスの眺望
◎トルゴヴァヤ広場と子供のファッションショー
◎トルゴヴァヤ広場に面したヴァスクレセンスキー教会見学と木造教会(外観のみ)
◎ヴァスクレセンスカヤ通り(途中からレーニン通りへ出る)
◎レーニン通り~ヴォルガ川を眺めながらセントラルから2km離れたホテルへ
◎ホテルチェックイン後、再びヴォルガ川沿いに向かい、セントラル散策(16:30-17:05)
レヴィタンの家博物館(外観のみ)とレヴィタン像
聖バルバラ教会(外観のみ)
丘の上のヴァスクレセンスカヤ教会(木造教会)
ニコライ礼拝堂(外観のみ)
・ソヴィエツカヤ通りのコーヒー専門店でホテルのシャトルに合流(17:15)
・ホテルのレストランで夕食(19:45-20:30)
・ホテルの部屋からヴォルガ川の日没を眺める(21:00-22:00)
【プリョス泊:ヴィラ・フォルテツィア】
―――――――――――
ロシアの風景画家たちが愛したヴォルガ河畔の町プリョス。誤解を恐れずに思い切ってたとえるなら、フランスの画家コローやミレーにとってのバルビゾン村のロシア版というところでしょうか。
そんな風光明媚な町ということで、ヴォルガ・クルーズでもたいてい上陸予定に組み込まれている、人気の町だというプリョス。
だけどクルーズ客でもなければ、車がなければ個人客のアクセスのハードルが高い町でもあります。
なので、一度はあきらめました。
でも、今回の黄金の環の町めぐりの旅では、ぜひ訪れたいと思いました。
プリョスは、古都であった歴史はないので、黄金の環の町には含まれません。
でも、地理的に黄金の環のエリアにあるので、行くとしたら、今回をおいて他にありません!
そのため、十分な日程をとりつつも、時間の効率性をとって、車チャーターも必要なら組み入れる覚悟でいたところ、一緒に立案を手伝ってくれた旅行会社の担当者さんのおかげで、鉄道でイヴァノヴォまで移動し、イヴァノヴォのホテルにスーツケースを預けた軽装で、イヴァノヴォから地元ロシア人も使う生活路線のバスでアクセスする一泊二日の訪問となりました!
※イヴァノヴォからのバスのアクセスについては、こちらのテーマ別旅行記にまとめました。
「2016年ロシア黄金の環めぐりの旅・ハイライトその6【プリョスのホテルと朝食】ヴォルガ川にプライベートビーチのある別荘タイプのステキなホテルだけど遠くて参ったヴィラ・フォルテツィア(3つ星ホテル)」
https://4travel.jp/travelogue/11153378
※また、宿泊はヴィラ・タイプのリゾートホテルになったのですが、そのホテル・レポートは、こちらの旅行記にまとめました。
「2016年ロシア黄金の環めぐりの旅・ハイライトその11【移動編・バス】日帰りあるいは1泊荷物の軽装で臨んだのんびり田舎を走る長距離バスの旅」
https://4travel.jp/travelogue/11159221
プリョスへのアクセスだけではありませんでしたが、プリョスへのバスの旅は、ロシア語が話せない私にはいろいろ不安の大きかった旅でした。
それだけに到着できた時のよろこびはますます高まりました!
たとえ町の中心から2キロもある、私にとってはまったく徒歩コースではなかったホテルに向かうのにあてにしていたタクシーがこの町にはなくて、初っぱなから愕然とさせられたりしても。
この町では、町歩きこそが観光であり、なにげないけど美しい景色をカメラに好きなだけ収めるのが目的なのだから、景色を楽しみながらのんびり歩いて向かおうと開き直れました。
方向音痴で見当違いなところに向かう心配がある私でも、ヴォルガ河畔に迫る小高い丘沿いに広がる小さな町では、そんなに見当違いな方向にいってしまう心配はほとんどありませんでした。
いや、たとえ道を間違えても、すてきな町角や風景と出会えるチャンスなので、あえて寄り道してもよいくらいでした。
というわけで、ついに訪れることができた、今回の黄金の環めぐりの旅の中でもっとも楽しみにしていたプリョス1日目。
その前半の旅行記は、バスステーションに到着してから、小高い丘から町を見下ろし、町の中心を経由して、2キロ郊外のホテルに向かうまでです。
奇しくも町の中心のトルゴヴァヤ広場では、この地方で名高い子供のファッションショーが行われている最中でした。
可愛らしい子供たちの華やかながらァッションショーは、出演する子供たちの誇らしげでいて、どこかぎごちなさとあどけなさもあふれていて、とてもほほえましかったです。
まずはホテルに向かわねばというあせりも若干あったので、もっと長く見ていられる余裕がなかったのは後か思えばちょっと残念になりましたけど。
<2016年ロシア黄金の環めぐりの旅の簡易旅程一覧>
2016/06/30木 職場から成田前泊
【成田泊:成田ゲートウェイホテル】
2016/07/01金 出国&モスクワ到着&駅前散策
【モスクワ泊:ヒルトン・レニングラーツカヤ・ホテル】
2016/07/02土 黄金の環の都市ロストフへ移動&観光
【ロストフ泊:モスコスキー・トラクト・ホテル】
2016/07/03日 黄金の環の都市ヤロスラブリへ移動&観光1日目
【ヤロスラブリ泊:パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/04月 黄金の環の都市コストロマへ移動&観光
【コストロマ泊:スネグラーチカ・ホテル】
2016/07/05火 黄金の環の都市ヤロスラブリへ戻る&観光2日目
【ヤロスラブリ泊:パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/06水 黄金の環の都市ウグリチ日帰り旅行
【ヤロスラブリ泊:パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/07木 イヴァノヴォへ移動&パレフ・エクスカーション
【イヴァノヴォ泊:ソユーズ・ホテル】
2016/07/08金 プリョスへ移動&観光★
【プリョス泊:ヴィラ・フォルテツィア】
2016/07/09土 プリョス観光2日目&イヴァノヴォに戻る
【イヴァノヴォ泊:ソユーズ・ホテル】
2016/07/10日 黄金の環の都市スズダリへ移動&観光
【スズダリ泊:ニコラエフスキー・ポサド・ホテル】
2016/07/11月 黄金の環の都市スズダリ観光2日目
【スズダリ泊:ニコラエフスキー・ポサド・ホテル】
2016/07/12火 黄金の環の都市ウラジミール観光の後、モスクワへ戻る
【モスクワ泊:パヴェレツカヤ・プローシャチ・ホテル】
2016/07/13水 モスクワ動物園半日&出国
【機内泊】
2016/07/14木 帰国
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はもう1つのブログ「まみ’s Travel Diarty」
(http://mami1.cocolog-nifty.com/)
の記事に、ハイライト写真と共に前後編に分けて掲載しました。
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2016/07/2016-b6ed.html
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2016/08/post-e363.html
ロシアNOW「ロシアの田舎プリョスの旅」
https://jp.rbth.com/travel/2017/06/29/791457
ロシアNOW「絵の中に飛び込んだようなプリョス」
https://jp.rbth.com/travel/2014/03/14/47523
プリョスについて紹介しているロシア情報サイト(英語)
http://russia-ic.com/regions/1676/1680/
プリョス観光案内所のサイト(ロシア語)
http://plios.ru/
「プリョスはヴォルガ川沿岸の数ある町の中でも、こぢんまりとして絵のように美しいことで知られる。生神女就寝大聖堂(ウスペンスキー・ソボル)は18世紀末の建立で、至聖三者聖堂(トロイツカヤ・ツェールコフィ)は1808年、救世主復活聖堂(ヴォスクレセンスカヤ・ツェールコフィ)は1817年の、聖ワルワラ聖堂(ヴァルヴァリンスカヤ・ツェールコフィ)は1821年の建物で35mの高さの鐘楼がある。その他にも18世紀から19世紀にかけての石造りの商家が残っている。
町には歴史博物館や、1888年と1889年にプリョスに滞在し絵を描いたイサーク・レヴィタンの絵画を展示する美術館がある。また夏の間は演奏会や演劇などが数多く行われる。レヴィタンは多くの芸術家に影響を与え、画家アレクセイ・サヴラソフやオペラ歌手フョードル・シャリアピンらはプリョスを訪れている。
プリョスには産業らしき産業はない。観光業が主産業で、ツアー客や保養客が訪れる。ヴォルガ川クルーズの寄港地にもなっている。最寄りの鉄道駅は40km南西にあり、町までは車かバスで到着することになる。」
(ウィキペディアフリー百科事典「プリョス」の「見どころ」より)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- その他
PR
-
プリョスのバスステーションのすぐ目の前にあった聖三位一体教会の鐘楼側
滞在ホテルは町の中心から2キロも離れているのでタクシーを利用しようと思ったのですが、バスステーションのそばにタクシー乗り場のヒントは全くありませんでした。
なので、近くにいた警官に尋ねてみたところ、この町にはタクシーはない、との愕然たる回答!
軽装とはいえ、1泊分の荷物はそれなりに重かったのですが、こうなったら歩いていくしかないと覚悟を決め、代わりに向かう道筋そのものも観光散策にすることにしました。
この正教会の中は見学でましたが、現役の教会なので撮影不可でした。
正教会は外観から予想されるより内部は豪華です。
そういうロシア正教会はたくさんあるので、必見というほどではないですが、プリョスのように何かとりわけ大きな観光目玉があるわけではない、町散策そのものが観光のような小さな町では、こういうところに寄り道するのも楽しいです。 -
そしてちょうどミサの開始を知らせる鐘が始まったところ
ミサのために美しいガウンで正装した司祭さま本人が鐘を鳴らしていました。
大きさの違いで音色が変わるので、鐘の調べは鐘の歌のようでした。 -
こちらも聖三位一体教会の建物の一部
お椀の形をした緑の屋根の下あたりが、イコノスタシス(イコンの壁)の向こうの至聖所があるあたりだったと思います。 -
敷地へのゲート側から見た聖三位一体教会
こちらのアングルからだと、本陣の建物と鐘楼がいいかんじの配置で見えました。 -
バスステーションのある広場を背に、右手に伸びていたコルニラヴァ通りを行く
町の中心であるトルゴヴァヤ広場にまっすぐ向かうのであれば、むしろ左手に伸びる通りを進んだ方が早かったですが、こちらの道をとったおかげで、ウスペンスキー聖堂がある高台から町を見下ろすことができました。 -
通りにはロシアの田舎らしい飾り窓の家があり
ペンキの色がいいかんじに薄れているのも、飾り気のない田園風景として、旅情がそそられました。
でも、プリョスではこのあとあちこちで、とても可愛らしい飾り窓のある田舎の家が何軒も見られました!
「地球の歩き方」やネットでの旅行記やブログで情報をチェックしたときは、黄金の環の町として名高いズズダリで、町の中心を少し離れると飾り窓の可愛らしい家がたくさん見られるだろうと、楽しみにしていましたが、今回の旅程で飾り窓が可愛らしい家をたくさん見ることができたのは、むしろプリョスでした。 -
ウスペンスキー聖堂のある丘から眺めたプリョスの町並み・その1
バスステーションで会った警官たちには、川の方に下っていけば、町の中心に出られると教えてもらったのに、どんどん坂道を上がっていくことになったので、はじめちょっと不安になりました。
でも、どうせホテルまで2キロ以上歩かなくてはならないし、ホテルや町の中心に着いたらまたここまで戻って込められるとは思わなかったので、そのまま高台の方へ進んでみました。
バンザーイ! プリョスでは、こういう景色が見たかったのです@ -
ウスペンスキー聖堂のある丘から眺めたプリョスの町並み・その2
ホテルにチェックインして、一泊分の荷物を置いてもっと身軽になったら、あの木造教会の方までぜひ行こうと思いました。
そして実際行くことができて撮れた写真は、プリョス1日目の後編の旅行記にまとめたいと思います(なかなか完成させられないでいますが……)。 -
ウスペンスキー聖堂のゲート
プリョスについてネット検索したとき、ウスペンスキー聖堂のある周辺の景色もとてもステキだったので、ぜひ私もそんな写真が撮りたいと思っていました。
ところが残念ながらウスペンスキー聖堂自体は、修復中の足場や覆いのせいで、あんまり絵にならず、写真は撮りませんでした。 -
ウスペンスキー聖堂の周辺は、白樺がちらちら見え隠れする、気持ちのよい公園
なにか期待外れがあったからといって、プリョスで楽しみにしていたのは、どちらかというと町散策全体だったので、すぐに気を取り直しました。 -
ヴォルガ河畔の狭い平地に広がるのどかなプリョスの街並み
坂を下りている男性の後ろ姿がフレームインしていましたが、実は私も道ならぬ道のような同じところからこの丘を下りて、町にアクセスしました。
1泊分とはいえ、散策するには荷物は重かったので、ショートカットしたかったわけです。実際は遠回りでしたが、戻るよりは近かったです。
トルゴヴァヤ広場に向かうまともな道路は、この丘に登る途中の三叉路で、私が選ばなかった方の左手に行く道がそうでしたから。 -
ヴォルガ河畔に見える教会と丘の上の木造教会を中心に
-
ドラマチックな雲が広がるウォルガ川の上空
今回の旅程全般、だいたい晴天に恵まれましたが、それでも、町散策が目当ての町で、天気が良くて、ほんとに良かったです。
しかも私の大好物のドラマチックな雲が広がる青空付き@
ただし、風は強かったです。向かって左の大木は、風を受けてかなり揺れていましたし、あれだけの雲は、すぐに移動してしまいました。 -
丘の上に広がる公園の風景
天気がよく、青空に適度に雲があると、こういうなにげない景色がとても好みになります。 -
東屋と白樺と雲のある景色
ロシアを含め、ヨーロッパは一部を除き、夏は湿度が低いため、空がとても高く見えます。
もくもくの雲は、ヨーロッパの風景画を思い出します。 -
大木を背景にした東屋の周辺
ちなみに公園といっても、柵があったのは一部のみでしたから、眺めを見るのに転げ落ちないようにするのは、自己責任でした@ -
イチオシ
教会を中心に、彼方に川と、雲がドラマチックに広がる空のある大好物な田園風景
-
木造教会がある向こうの丘の上に注目
時間をかけてホテルにチェックインした後、本日中にあちらまで散策することができました。
あの木造教会はもともと中は見学できないようでしたから、日照時間の長さに助けられ、明るいうちなら夕方遅めな時間でも散策できたのです。 -
こちらの丘とあちらの丘の間を流れる支流をフレームインさせて
堰き止められて池のようになっていました。
その池沿いには柳が立ち並んでいました。それも絵になる風景でした。 -
教会周辺のヴォルガ河畔の景色にズーム
あのあたりに翌日見学したミュージーアムがありました。
とりわけ楽しみにしていた風景美術館です。 -
ふりかえって、緑がまぶしいさわやかな丘の景色も堪能する
-
丘から眺めるヴォルガ川と高い空・その1
-
丘から眺めるヴォルガ川と高い空・その2
雲のドラマチックさがたまりませんでした!
まさしく西洋絵画で描かれてきたような雲です。 -
ヴォルガ川を渡るドラマチックな雲模様
-
対岸の景色を眺める
あちらは郊外という雰囲気です。
ガイドブックや観光案内所の公式サイトなどを見ても、時間のない観光客が敢えて行くべきエリアではなさそうでしたが、景色はステキだったろうと思います。 -
神の舟を覆っていそうな雲と、ヴォルガを行くボートのある景色
-
貨物船も絵になる
-
木の手すり越しに眺めるのも絵になる
-
天気に恵まれた今回の旅だけど、とりわけ風光明媚な景色の中の散策が目当てのプリョスで晴天に恵まれて幸運なり!
晴天だと、こういうなにげない写真を撮るのも楽しくなります! -
舗装されていない土の道がくっっきりと風景の中のアクセントになる
-
そろそろヴォルガ河畔に向かって下りる
半分、獣道のような、道ならぬ道でしたが、途中からちゃんと道になっていました。 -
石畳の道をずんずん下りる
-
もうすぐヴォルガ河畔
一般家庭の裏手のようなところに出てきたときはちょっとあせりましたが、行き止まりではなく、ちゃんと道は続いていました。 -
ヴォルガ川沿いのソビエツカヤ大通りに到着
この川沿いの道をずっと2キロほど歩けば、今宵のホテルにたどり着きます。
私にとっては長い道のりですが、ヴォルガ川沿いの風景や町の景色を楽しみながら、ゆっくり向かうことにしました。
タクシーがないんですもの、開き直るしかありまんせ。 -
紫色の桟橋のあるヴォルガ河畔の景色
-
ボート小屋のある河畔の景色にも惹かれる
-
ヴォルガ川沿いでたくさん見かけた魚料理の店の看板
いかにもロシアの田舎のレストランの一角というかんじがしました。
メインの魚はロシア語の看板を辞書片手で読み解いた限り、コイ、カワマス、ナマズ、スズキと書かれてあるようです。 -
魚の薫製の屋台もごろごろあり
私はてっきり1種類の魚の燻製しか売られていないのかと思ったのですが、この屋台の看板を見る限り、先ほどの看板同様、4種類くらいの魚がいそうです。 -
てかてかに光った薫製の魚と、店番の女の子
こちらの屋台の魚は一種類に見えますが……少なくともナマズはいないように見えます。 -
無造作に並べてあったけど、美味しそう@
-
店番の女の子も私を珍しそうに見ていた@
プリョスはロシア人観光客の方が圧倒的に多そうで、外国人観光客はいても、ヴォルガ・クルーズ客の方が多そうでしたから、ひとりでぶらぶらしていた私が少し珍しかったのかも知れません。
ジェスチャーで、撮影許可をもらいました。 -
可愛らしい小屋の薫製魚売りの店
-
扉の魚のデザインが可愛らしい@
-
空にかかった雲の橋
-
屋台が並ぶマーケット
このあたりはぽつぽつでしたが、奥に進むにつれてドラッグストアにあるような日用品や服飾もある町の生活に密着した屋台が並ぶマーケットでした。 -
クラシカルなサインが町の中心が近いことを予告してくれる
-
なんの博物館?
寄り損ねましたが、町の案内地図ではミュージーアムに分類されていなかったはずなので、たぶんコーヒー専門店で店舗内にミニ博物館があるか、博物館並みにコーヒーのラインナップがあるようなところではないかと思います。
ただ、看板のロシア語単語を辞書で引く限り、応接間博物館と読めます!? -
町の中心のトルゴヴァヤ広場を見下ろすヴァスクレセンスキー教会
-
トルゴヴァヤ広場では、子供たちによるファッションショーの真っ最中!
翌日の晩に、スーツケースを預けたイヴァノヴォのホテルのレセプションの人が、子供のファッションショーをやっていたでしょう、と言っていたところからすると、この地方の名物のイベントのひとつではないかと思います。
せっかくなので、少し見学していくことにしました。
子供たちが可愛らしかったし、ファッションショーにも興味があるし、衣装も民族衣装っぽくて素敵だったので。 -
イベントの盛り上がり具合にもわくわくする
地方の小さな町でのイベントなので、混雑しているといってもしすぎることはなく、気分が高揚する程度のにぎわいでした。
椅子は満席で、立ち見客がぐるっと囲んでいましたけど、私のように、これが目当てでなかった観光客も立ち寄っていました。 -
赤毛のアンがあこがれそうなファッションのお嬢さんたち
もちろん、国は全然違います@ -
可愛らしくポーズをとって、ウォーキングする
-
おすましさんも、はにかんだ笑顔の子も可愛い
-
ロシアンボーイ!
次のグループは小学生くらいでした。
紅一点ならぬ男の子はひとりで、ついついこの子に注目してしまいました。 -
同じグループの女の子の一人
ファッションも素敵です。 -
一緒に踊り始めた@
見学者もばしばし写真を撮っていました。 -
同じグループの別の女の子
ロシアンボーイは両手に花でした。
ロシアはいろんな民族を内包するので、ファッションにはエキゾチックさもありました。 -
次のグループの真ん中の女の子のファッションは少しポップでモダン@
単に縞柄がそういう印象を私に与えただけかもしれませんが、こういう柄ってポップアート時代のアメリカを連想させたのです。 -
さっきのロシアンボーイのグループがウォーキングを終えてお辞儀して退場
もう何組か見学しましたが、写真はこのくらいで。 -
ファッションショーにも惹かれたけれど、ヴァスクレセンスキー教会も私を呼んでいる
-
ヴァスクレセンスキー教会の向かいにあった木造教会
こちらは中には入れませんでしたが、たぶん今は教会として機能していなくて、保存されているだけだと思います。
ドラマチックな空も撮りたかったので、木造教会はシルエットにしました。 -
ドラマチックに立ちはだかるヴァスクレセンスキー教会
この空模様だと、なにもかもがドラマチックに撮れて、わくわくしっぱなしでした@ -
木造教会もいい絵に撮れた@
町中にあったのですが、まるで郊外の田園風景の中にあるようにフレーミングできました。 -
木造教会のたまねぎ型屋根の部分に注目
キジ島で見た世界遺産の木造教会と、構造は基本的には同じでしょう。
くぎを一切使ってなかろうと思います。 -
ヴァスクレセンスキー教会と白いゲート
-
ヴァスクレセンスキー教会のたまねぎ型屋根はきんきら金
-
格子の扉が味わいある、ヴァスクレセンスキー教会の入は
-
ヴァスクレセンスキー教会の玄関部分
ここもロシア正教会らしく、壁一面にフレスコが描かれた教会でした。
小さな教会でも見ごたえあります。
これは序の口。 -
きらびやかな内部
昔、ルーマニアのマラムレシュ地方のの木造教会めぐりをしたときに勉強したように、教会内部は、玄関部分とこの真ん中の部屋とその向こうのイコノスタシスがある部屋と3部屋構造になっていました。
この部屋の壁の絵は、新約聖書のキリストの生涯がテーマのようでした。 -
緑のペイントが美しい、ヴァスクレセンスキー教会の塀と町並み
-
ヴァスクレセンスキー教会の小さな中庭にあった十字架と
-
ヴァスクレセンスキー教会の中庭のテラスからトルゴヴァヤ広場を見下ろす
子供のファッションショーの会場が見えました。 -
こじんまりしたトルゴヴァヤ広場
町の規模に合った町の中心の広場でした。
このくらいの方が私にとって等身大でほっとできます。
この右手の坂を上った方が、バスステーションに行くには一番近かったと思います。
尾てい骨にびびが入るけがをしていた翌日の帰りはそのルートでバスステーションに向かいました。
でも、私が下りてきた回り道の方が断然景色はすばらしかったです。 -
子供のファッションショー会場の様子にズーム
盛況ぶりが分かります。
もっとゆっくり見ていたい気持ちはありましたが、そうすると本日、明るいうちに、あの隣の丘の木造教会のところまで行けなかったかもしれません。 -
強風で雲が晴れた空を背景に、ヴァスクレセンスキー教会の入口再び
ほんとにロシア正教会は、このすっきりした外観から想像つかない内部で、正教会めぐりにはまってしまうのも仕方がないでしょう。 -
外から見渡すヴァスクレセンスキー教会のさきほどの塀とヴォルガ川
再び雲に覆われた景色も様になりました。
さて、このあとは、ここから2キロ離れたホテルに向かいます。 -
ヴァスクレセンスキー教会前から伸びるヴァスクレセンスカヤ通りを行く
木造の民家が並ぶ、気取りのない、でも絵になる通りでした。 -
おしゃれな窓枠と華やかなペイントの扉
こういう色彩感覚は日本の家屋にはあまりないので、見ていて面白いです。 -
5番地の家の扉に注目
ブルーの部分には、「ここの住所はレーニン通り5番・ソビエト連邦」と書かれてあります。
扉の左手には、ソ連時代らしいポスターが張られてあります。
右手のドアノブは馬てい型です。
レーニン通りというのはソ連時代の名で、今は改名されているのだと思います。 -
この家の雨樋もおしゃれ
-
空色に似合う空色の家屋と木のゲート
-
この家の煙突がおしゃれ@
-
さわやかエメラルドグリーンの壁の家
派手ではないけれど、窓枠とか2階と半地下の間とか、随所がいろいろとおしゃれです。 -
見事な柳をフレームインしながら、ヴァスクレセンスカヤ通りからヴォルガ川の方を見下ろす
-
これが町一番の通りだなんて、びっくり!
と、歩きながら思っていました。
実はこれが町一番の目抜き通りのソヴィエツカヤ通りかと思って歩いていました。
さすがに町一番の通りが舗装道路でないことはありませんでした(苦笑)。 -
いいかんじの路地裏@
-
またまた素敵な家屋
-
ロシアの古い民家らしい可愛らしい装飾の家
次の目的地のズズタリより、プリョスの方がこういう家がぞろぞろありました。
プリョスの方がコンパクトなので、出会える頻度が多かったとも言えるでしょう。 -
ブルーの壁に緑の窓枠というセンスも素敵@
-
ログハウスチックなところもいい@
家の前に咲いているピンクの花は、ムスクマロウです。
夏の東欧でよく見かけました。
ムスクマロウの花に注目した写真は、こちらのテーマ別旅行記にまとめました。
「2016年ロシア黄金の環めぐりの旅・ハイライトその13【夏のロシアの花のある景色・後編】絵になる田園風景も町中も花で一層美しく」
http://4travel.jp/travelogue/11162100 -
昔ながらの木造の扉と共に
雨樋まできれいにペイントされていました。 -
こういう家にお邪魔してみたい@
-
またまた見つけた素敵な家@
このあたりから、ヴォルガ川沿いのソヴィエツカヤ通りに移動して、ホテルにアクセスしました。
そしてさすがにこの調子で写真を撮りながら歩いていたら、歩みが遅くなり、いつになったらホテルに到着するか分からないので、写真を撮る頻度を減らしました。
プリョス1日目の後編へとつづく。
後編は、ホテルからもう一度町の中心に戻り、もう1つの丘の木造教会に訪れたときの写真でまとめます。
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