2016/07/02 - 2016/07/02
169位(同エリア341件中)
まみさん
2016/07/02土 黄金の環の都市ロストフへ移動&観光
・モスクワ・ヤロスラブリ駅7時35分発102号列車でロストフ駅10時11分到着
・ルナチャールスカヴァ通り~オクルジュナヤ通り経由で徒歩30分ほどかけてホテルへ
・ホテルからコムナリナヤ通り経由でクレムリンへ
◎クレムリン観光(13:00-17:00頃)
鐘楼(外観のみ)
ウスペンスキー教会
ダイヤモンドのような壁のアジギトリー教会(教会宝物博物館)
ヴァスクレセーニエ教会(フレスコ画)
イオアンナ・バガスラヴァ教会(フレスコ画)
民芸品展示
鐘楼展示
ドーム・ナ・ボーグリバフの隣の塔からの眺望
府主教の館(イコン博物館(絵画ギャラリーは時間切れで見れず))
スパサ・ナ・セニャフ教会(フレスコ画)
◎ニェーラ湖(ネロ湖)沿いへ散策
・コムナリナヤ通りのレストラン「スラヴャンスカヤ」で夕食(18:55-19:55)
【ロストフ泊:モスコスキー・トラクト・ホテル】
―――――――――――
ロストフ・クレムリンで、フレスコぎっしりの教会は3つとも必見で、とても楽しみにしていましたから、危なかったです、あやうく、3つめのスパサ・ナ・セニャフ教会を見逃すところでした!
どうしてその教会への入口を、さっき出てきたミュージーアムのものと勘違いしたのでしょう。
建物や入口になんの表示もないので分かりにくかったのは確かですが、府主教の館の屋上に出た後、改めてその扉の中に入って行くロシア人観光客が何人もいたのに、なぜその人たちは、さっき見てきた民芸品展示目当てだと思い込んだんでしょう。
あれだけ何人も出入りするなら、むしろ必見の教会の方では、と思うべきでした。
でも、逃さずにすんだので、結果オーライとしましょう。
それに、教会の方は、ミュージーアムよりは閉館時間が遅かったので、心ゆくまでゆっくり眺めていられる時間もありましたから。
他の個人や団体観光客が何度も入り替わっても、私だけはその場にしばらくとどまっていたくらいです。
いろんな意味が込められたフレスコの意味を推測しながら眺めていたせいもありますが、そのフレスコぎっしりな教会内部に満ちた神秘な空気から離れがたかったのです。
それに、その時間では、もうミュージーアムの方はみんな閉館で、クレムリンの敷地内で中に入れる残りの場所は、そのスパサ・ナ・セニャフ教会だけだったせいもありました。
本日はモスクワからやってきて、駅からホテルまで歩いてアクセスしてチェックインし、見どころたっぷりのロストフ・クレムリン観光まで一気にすませましたから、時間切れで見学できないところはあったとはいえ、ひととおり見学し終えた後は、ぐったり疲れてしまいました。
すばらしいものを一気に大量に見て回ったので、ふとこれで見学終わりか、と思ったら、その情報量の多さに、心が圧倒されてしまったのです。
なので、敷地内のベンチに座り込んだら、そのままぼーっとしてしまい、しばらく立てなくなってしまいました。
それに、ランチ抜きでおなかも空いていましたから、このまま湖畔散策はせずに、さっさと夕食を食べにレストランへ行こうかとも考えました。
でも、クレムリン内の美しい教会を、ベンチに座ったままで違うアングルから眺めたり、それを写生する人や、敷地内を近所の公園のようにのんびり散策する人々を見たりしながら、心と体を休めることができたので、予定どおり、湖まで行く気力が戻ってきました。
結論として、湖畔散策をやめないで、ほんとに良かったです。
湖畔までの田園景色や日没前の静かで寂しげな湖の景色も気に入りましたし、なによりも彼方に別の修道院が浮かぶように出現した湖畔の景色は、夢のような美しさでした。
<2016年ロシア黄金の環めぐりの旅の簡易旅程一覧>
2016/06/30木 職場から成田前泊
【成田泊:成田ゲートウェイホテル】
2016/07/01金 出国&モスクワ到着&駅前散策
【モスクワ泊:ヒルトン・レニングラーツカヤ・ホテル】
2016/07/02土 黄金の環の都市ロストフへ移動&観光★
【ロストフ泊:モスコスキー・トラクト・ホテル】
2016/07/03日 黄金の環の都市ヤロスラブリへ移動&観光1日目
【ヤロスラブリ泊:パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/04月 黄金の環の都市コストロマへ移動&観光
【コストロマ泊:スネグラーチカ・ホテル】
2016/07/05火 黄金の環の都市ヤロスラブリへ戻る&観光2日目
【ヤロスラブリ泊:パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/06水 黄金の環の都市ウグリチ日帰り旅行
【ヤロスラブリ泊:パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/07木 イヴァノヴォへ移動&パレフ・エクスカーション
【イヴァノヴォ泊:ソユーズ・ホテル】
2016/07/08金 プリョスへ移動&観光
【プリョス泊:ヴィラ・フォルテツィア】
2016/07/09土 プリョス観光2日目&イヴァノヴォに戻る
【イヴァノヴォ泊:ソユーズ・ホテル】
2016/07/10日 黄金の環の都市スズダリへ移動&観光
【スズダリ泊:ニコラエフスキー・ポサド・ホテル】
2016/07/11月 黄金の環の都市スズダリ観光2日目
【スズダリ泊:ニコラエフスキー・ポサド・ホテル】
2016/07/12火 黄金の環の都市ウラジミール観光の後、モスクワへ戻る
【モスクワ泊:パヴェレツカヤ・プローシャチ・ホテル】
2016/07/13水 モスクワ動物園半日&出国
【機内泊】
2016/07/14木 帰国
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はもう1つのブログ「まみ’s Travel Diarty」
(http://mami1.cocolog-nifty.com/)
の記事に、ハイライト写真と共に前後編に分けて掲載しました。
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2016/07/2016-b6ed.html
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2016/08/post-e363.html
「ロストフ・ヴェリーキーの歩き方
観光の中心となるのは、もちろんクレムリンだ。そしてクレムリンのすぐ北側が、商店や飲食店が集まる街の最もにぎやかな部分となっている。クレムリンの南側はニェーラ(ネロ)湖の湖畔で、観光シーズンには遊覧船も運航される。(後略)」
(「地球の歩き方 ロシア 2014~15年版」より)
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- その他
-
ロストフ・クレムリンの案内図に、この旅行記にまとめた写真の被写体があるエリアに印をつけた写真
府主教の中庭(ウラジーミル宮殿)を青く囲いました。
その中で訪れた個々の場所で、この旅行記に写真がある被写体を赤く囲いました。
この旅行記に写真がある被写体は、まずは10番の府主教の館と、11番のスパサ・ナ・セニャフ教会。
府主教の館の下の階のイコン博物館の方は見学できましたが、上の階の絵画ギャラリーは時間切れで見学できませんでした。
スパサ・ナ・セニャフ教会は、内部がフレスコ画でぎっしりの必見の教会3つのうちの1つです。
それなのに、12番の民芸品博物館には入ったのに、その隣の11番にはあやうく入り損ねるところでした。
ほかにこの旅行記には、クレムリン見学の後のニェーラ湖(ネロ湖)沿いまでの散策のときに撮った写真も収めました。 -
鐘のミュージーアム
セット券に含まれていたので見学しました。
2部屋ほどの小さなミュージーアムでした。
正教会でミサの開始を知らせたりする鐘楼の鐘のオリジナルだと思います。
もっと巨大な釣り鐘の展示もありました。
あの大きなブーメランのようなものがなんなのか、このときは分からなかったのですが、三頭立てのソリのトロイカで馬をつなぐ道具に似ています。 -
中庭の奥の片隅にあった古い井戸
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果樹園側に近い見張り塔のゲート
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果樹園側に近い見張り塔のゲート
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屋根付き回廊と、だまし絵装飾の壁の建物
右手の建物の装飾は、アジギトリー教会と同じものでした。
このあたりはセット券で入れるところが他にどこにあるのだろうかとうろうろしていたときに迷い込みました。
これといって観光客向けの見どころがないエリアでしたが、逆にあまり観光客が入らない、ちょっとくたびれた雰囲気は、風情を感じました。 -
アジギトリー教会と池のある中庭に戻る
-
府主教の館のギャラリーの最初を飾っていた絵
緑の玉ネギドームの教会がステキですが、ロストフ・クレムリンのイオアンナ・バガスラヴァ教会ではなさそうです。
でも、ロストフのどこかの景色ではないかと思います。 -
少し昔のロストフ・ヴエリーキーの雪景色の絵
いまは家屋は新しいものも建っていますが、こんな面影の町角が確かにありました。
金色の玉ネギドームの教会は、ロストフ・クレムリンのスパサ・ナ・セニャフ教会だと思いますし、そのそばの見張り塔もロストフ・クレムリンのものだと思います。 -
ここからは府主教の館のイコン博物館より~聖母子と聖人たちのイコン
-
槍を持っていたはずの騎馬聖人
騎馬聖人として真っ先に思い浮かぶのは、竜退治の聖ゲオルギー(英語だと聖ジョージ)です。 -
おそらくイコノスタシスを飾ったと思われるイコン群
-
細かな装飾の木製金箔のイコノスタシスの王門
-
透かし彫りの装飾でぎっしりの王門の細部に注目
-
木製ペインティングのイコノスタシスの王門
王門の扉の部分のテーマは受胎告知と4福音書記者とだいたい決まっているようです。
右上が天使をアトリビュートとする福音書記者・聖マタイ、その下がワシの聖ヨハネ、左上がウシの聖ルカ、左下の獅子がマルコ。
ただ、私のこれはカトリックの場合で、正教会はちょつと違うみたいです。むむむ。 -
4福音書記者のうち、天使と福音書記者の聖マタイの図
-
キリル文字の聖書を掲げた玉座のイエスのイコン
-
顔を寄せ合った聖母子のイコン
2人の天使は、正教会でよく描かれる2大天使のミカエルとガブリエルだと思います。
天使にはいろんな役割やエピソードがありますが、代表的なものとして私が覚えているのは、ミカエルは戦いの天使で、天使の軍隊を率いたり、最後の審判では天国への門の番人になっています。ガブリエルは受胎告知の天使です。 -
慈しみと哀しみを秘めた聖母と、年以上に聡明そうな幼子
-
聖人の生涯エピソードのイコンが回りを囲んだ聖母子のイコン
聖人は誰か分かりませんでしたが、絵柄1つ1つに解説があり、まるでマンガのようでした。 -
中央の聖母子にななめに近づくと
愁いを含んだ聖母の顔が思ったより若々しくなりました。 -
イコノスタシスを飾っていたと思われる聖人像のイコン群
中央にイエス・キリストがいて、向かって右に洗礼者ヨハネ、左に聖母マリア、さらに両脇に2大天使……と、この配置もきちんと決まっています。 -
中心のイエス・キリストと洗礼者ヨハネ・聖母マリアのイコンにズーム
キリストの顔は、サングラスをかけた伊達男のように見えます@ -
赤い衣装と宝石の胸飾りがステキな天使ガブリエル
天使にもメインとなる色が決まっているようで、2大天使でいうなら、たいていガブリエルが赤で、ミカエルが青のようです。 -
2大天使がいる、顔を寄せたあった聖母子のイコン
さきほどの同じタイプのイコンとは聖母と幼子の向きが逆です。
幼子の膝下から足が見えているタイプはあまり見なかった気がします。
聖母が幼子の手に手をそえているところが、ほほましいです。 -
知らずとも我が子の行く末を憂うかのように彼方を見る聖母と、無心に母を慕っているような幼子
-
金箔で豪華な聖母子のイコン
聖母の持ち物にイエスか誰か聖人が入っている教会のようなものがあるのは珍しい気がします。 -
こちらもおそらくイコスタシスを飾っていたイコン群
だいぶ近代的な図柄です。
18世紀くらいかな。
イコンは昔の図像を忠実に模写して、イコン画家のオリジナリティを出さないようにするものですが、そうはいっても時代の流行が反映されて、かなり変貌しています。
ずいぶん洗練されたかんじになりました。
とはいえ、私の好みは、もっと古い、プリミティブな方です。 -
イエスと聖母子のイコンにズーム
イエスのイコンはイエスの衣装ではなく王座が豪華な刺繍入りみたいになっています。
一方で、聖母子の方は、王冠やら衣装やらで、王侯貴族の妻子みたいになっています。 -
プリミティブな聖母子のイコン
聖母の衣装はよくみると、縁飾りとして宝石となるカラーストーンが使われているようですし、かぶり物にはダイヤモンドのブローチがついているように見えるので、なかなか豪華です。 -
わざと斜めに撮って、母子の親密感を出してみる
-
キリスト十字架像がある最後の審判のイコン
右下は地獄。左の赤いお堂は天国に行けた人々。
十字架の下のゴルゴダの丘を象徴するドクロが、なかなかユニークな顔付きになっていますが、このタイプの骸骨も時々見かけます。 -
イチオシ
ユニークな顔付きながら、実は血まみれのドクロ
-
イチオシ
地獄図の部分
岩からハンマーを持った手だけが出ているのも意味深です。
地獄に落ちた人を裁く神の手とか? -
非常に細かく描き込まれた最後の審判の図
こちらは地獄のおどろおどろしさが一見あまり目立たないですが、左下には血の海と、人々を地獄に堕とす悪魔の黒い影が見えています。 -
複数の頭を持つドラゴンや悪魔がうごめく地獄の部分
-
この行列の人々は向かっているのが天国かと思っていたかも!?
-
イエス・キリストと、天に昇った聖母マリアや聖人たちがいる天国部分
-
向かって左下には、天国の庭あり
府主教の館の下の階のイコン博物館は全部回り切れましたが、上の階のギャラリーを回ろうとしたら、閉館まで30分を切っていたので、入れてくれませんでした。
まあギャラリーは別にいいかな、と思ったりしたのですが、最初の2枚のように、ロストフの風景画などがあったかもしれないので、見られなくて残念でした。 -
この建物がフレスコぎっしりの3つ目の教会スパサ・ナ・セニャフとやっと気付く
クレムリン内のミュージーアムは閉館時間になってしまいましたが、教会はまだまだ大丈夫でした!
危ない、危ない、あやうくハイライトの1つを逃すところでした。 -
扉が閉ざされていたからといって、なぜ入ろうとしなかったのか
またやってしまいました。
観光客に開放されているなら、扉がこんな風に閉ざされているはずがない、入って良いことが分かるような看板や標識があるはずだ、暗くて閉ざされている扉は立入禁止なんだ、という変な先入観がどうしても抜けなくて、入ってよい目の前の扉を通りすぎてしまうことを、ロシア旅行中に何度もやってしまった私です。
こういうところに限らず、駅舎などでもやったことがあって、なぜホームに出られないんだぁとひそかにパニくったことあります。 -
イチオシ
中に入って、礼拝堂へのアーチがある壁を見上げる
ロストフ・クレムリン内のフレスコぎっしりの3つの教会は、どれも青が基調でした。
どれも甲乙付けがたかったのですが、強いて言うと、スパサ・ナ・セニャフ教会が一番印象的だった気がします。
入れそびれそうであぶなかったせいかもしれませんし、窓から差し込む光が夕日となって、内部を黄金色に照らしていたせいもあったかもしれせん。 -
金色のアーチの礼拝堂への扉の方に向かって
最初のアーチのところまで階段を上ることがてきました。
ななめに写っている両脇の柱は階段を上ったところにあるアーチの柱です。 -
礼拝堂がある側と反対の壁には見事な最後の審判のフレスコあり
他の2つの教会のように、この壁を区画分けしていくつもの絵が並んでいるのではなく、この壁全体で1枚の絵になっているところが、教会全体に荘厳さを与えている気がしました。 -
最後の審判のフレスコに少しズームしたところ
最後の審判をするキリストが上の方にいて、その両脇には洗礼者ヨハネと聖母マリアがいて、その下にいる男女はたぶん旧約聖書のアダムとイブ。
さらに下には、生前の行いを善と悪の天秤にかけられ、天国に行くか、地獄に墜ちるか審判されている死者。
死者の足元からのたくっているヘビは地獄に通じています。
その下にいる巻物を持った天使は、審判の結果を提示しているのだと思います。
その手は天国の方を差しているようにも、すぐ上の地獄のヘビを差しているようにも見えます。 -
最後の審判のフレスコの壁とその両脇と天井まで
超広角レンズならではのフレーミング。 -
入口がある側の壁とその両脇から天井まで
-
入口がある壁側から礼拝堂に続くアーチがある側まで
-
最後の審判の図の下の方には、黙示録に登場する4つの生き物の姿あり
これがそうだと気付いたのは、居合わせた団体ツアー客の英語ガイドさんがそう説明しているのが聞こえてきたためです。 -
マリアやイエスのエピソードが描かれた天井部分
-
最後の審判が描かれた壁の隅っこを背に、礼拝堂へのアーチがある壁側をななめに見たところ
-
イチオシ
アーチの柱に注目
-
アーチ壁の脇に、額に納まった聖母子のイコンあり
-
天井近くのこのフレスコ画のテーマは、ラザロの復活
何がテーマか分かる図像があると、楽しいです。 -
聖母とその回りに集まる聖人たち
-
イエスの復活とそれを最初に目撃した女性たちがいる場面と、その下に、イエスの復活が信じられずに脇腹のキズに手を突っ込むトマがいる場面
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十字架からイエスを下ろして棺桶に収めている場面
-
一方、こちらは、イエスの誕生の場面
馬や牛もイエスを覗いています。 -
フレスコ画に光が差し込み、光と影ができる
イエスの説教場面かな。 -
福音書記者マルコの図
-
最後の審判の地獄図
再び最後の審判の図を細部にわたって眺めることにしました。
血の海に浮かぶ悪魔と、それに抱かれた死者。 -
さまざまな地獄の攻めにあう死者たち
ブースに分かれいるのは、珍しいかも。 -
のたくるへびと、名前が書かれている悪魔
-
最後の審判の地獄図の全体
-
天秤にかけられた死者と、足元のへび
ヘビの顔が死者のすぐ足元にありました。
あまりヘビっぽくないですが。
最後の見どころなので、ひととおり写真を撮った後も、ゆっくりじっくり、空間を味わうように見学しました。 -
中庭でスケッチをする女性
このあとは、ニェーラ湖(ネロ湖)沿いへ散策に行くつもりでしたが、しばらくベンチで休みました。 -
赤の宮殿とイオアンナ・バガスラヴァ教会への階段があるあたり
あそこに軽食売店があったのですが、もう店じまいをして、休憩所だけが残っていました。
建物の中のレストランはまだ営業していたと思います。 -
イオアンナ・バガスラヴァ教会の眺め
-
イチオシ
池に映った姿と
-
アジギトリー教会も、池に映った姿と
-
イチオシ
地上と水鏡の中のヴァスクレセーニエ教会
クレムリンに入るときはヴァスクレセーニエ教会の下のゲートからでしたが……。 -
イオアンナ・バガスラヴァ教会の下のゲートからクレムリンを出る
-
外から眺めたクレムリンの城壁
クレムリンの城壁は、手前の聖堂広場と府主教の中庭までは白漆喰で化粧されていましたが、奥の方の果樹園側はレンガのままでした。 -
ぎざぎざ丸屋根の見張り塔
窓枠のデザインもステキです。 -
レンガの城壁の向こうにイオアンナ・バガスラヴァ教会が見える
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レンガむき出しの古めかしい城壁
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ふりかえって白漆喰の壁の見張り塔と、イオアンナ・バガスラヴァ教会とその下のゲート
ゲートも、その両脇の柱は黒い玉ネギ型屋根でおしゃれでした。 -
とんがり屋根と赤レンガの古めかしい見張り塔
-
とんがり屋根と赤レンガの古めかしい見張り塔
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可愛らしい道標があった一角
湖畔に通じているのは、一番右側の細い道です。
目の前の道は、このまま行くとホテルの敷地に繋がっているようです。
また、このすぐ左手は、アートギャラリーのようでした。 -
ユニークなネコの看板があるアートギャラリー
アトクリータ(営業中)とあるので、中に入ってみました。
ステキな中庭でした。
でも、すぐ手前にいた兄ちゃんに、ズドラーストヴィチェと挨拶しても、兄ちゃんは無言のまま、なんとなく不審そうな顔をしていたので、中に進めずに、出てきてしまいました。 -
あとでクレムリンのゲートのそばで見つけた、さきほどのアートギャラリーのポスター
これを見る限り、おそれることなく、中を見学してもよかったんだと思います。
営業時間は休日・祝日の14時から20時。 -
湖畔へ向かう
白地に緑で、「湖への道」と書かれた看板がありました。 -
柵のある小高い丘を進みながら湖方面を眺めたところ
しゃれた窓枠の家があります。
伝統的なロシアの家です。
今回の旅行で、このタイプの家を、たくさん愛でました。 -
上から眺めた湖への道
柵に囲まれたプールのある広い中庭のある民家も興味深く眺めました。 -
湖への道はロシアらしい田園風景
-
ボート発着の桟橋とニェーラ湖(ネロ湖)
-
イチオシ
彼方に救世主聖ヤコブ修道院が見える美しい湖畔の景色
クレムリン見学ですごく疲れたからといって、湖への散策を取りやめなくて、本当に良かったです。
この景色を見て、つくづくそう思いました。 -
イチオシ
夕暮れで霞がかって見えた救世主聖ヤコブ修道院
ロストフには街中にトリップアドバイザーに載っているような小さなミュージーアムもあったし、あそこにも行くことにすれば、旅程が許すのであれば、2泊くらいのんびり過ごしてもよかったかもしれません。
「救世主聖ヤコブ修道院
(Engelsa通り44番、午前10時から午後5時まで)。修復を終えた修道院は、ロストフに車であるいは電車で近づくにつれておとぎ話のような姿を現します。1番か2番バスに乗るか、クレムリンよりネロ湖沿いに西2km歩いてください。英語によるエクスカーションは300ルーブルで、門の隣のエクスカーション事務所で申し込むことができます。20ルーブルの寄付をすれば、城壁に登り、湖畔の景色を眺めることができます。」
(「Lonely Planet RUSSIA 6th edition 2012」より私訳) -
湖畔からクレムリンの方に戻る
イオアンナ・バガスラヴァ教会とその前のゲートです。
もしここからクレムリンに入っていたとしたら、ここの入口ですぐにセット券が買えました。 -
見張り塔と外から眺めたウスペンスキー教会
-
銀色の玉ネギドームのウスペンスキー教会
-
ウスペンスキー教会の外側は商業アーケード
田舎は店じまいが早いので、18時を過ぎると商店はみんな閉店していましたが、このあたりはロストフで一番の繁華街のようでした。
ロストフ・ヴェリーキー編おわり。
ヤロスラブリ1日目編へとつづく。
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