2016/07/10 - 2016/07/10
56位(同エリア342件中)
まみさん
2016/07/10日 黄金の環の都市スズダリへ移動&観光
・手配済みの送迎で9時30分イヴァノヴォ出発10時30分すぎにスズダリのホテルに到着
◎スパソ・エフフィミエフ修道院裏手のカーメンカ河畔の眺め
◎ポクロフスキー修道院見学
◎スパソ・エフフィミエフ修道院(15:00-18:00)(世界遺産)
スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂(ミニコンサートあり)
修道院を舞台にした映画展ほか企画展
ニコーリスカヤ教会の宝物館
修道院の懲罰室
イコン博物館&書籍博物館
門の上のブラゴヴェシチェンスカヤ教会と歴史展示
薬草園
・ホテルの部屋のWIFIで帰国便のWEBチェックイン
◎アレクサンドロスキー修道院とカーメンカ川の夕景(19:40-20:35)
・ホテル併設の居酒屋レストラン「Opokhmelochnaya」で夕食(20:40-21:40)
【スズダリ泊:ニコラエフスキー・ポサド・ホテル】
―――――――――――
今回の黄金の環めぐり旅でぜひスズダリを再訪したいと思ったのは、3年前の2013年に初めて訪れたとき、スパソ・エフフィミエフ修道院内のミュージーアムを回り終えられなかったのが心残りだったことが大きいです。
逆に言うと、セルギエフ・ポサード再訪を日程に入れなかったのは、そういう心残りさはなかったせいでもありました。
3年前、スパソ・エフフィミエフ修道院のチケット売り場では、閉園時間までたっぷり時間が残っていたわけではなかった中で、ロシア語の案内しかなかったため、どう選択してチケットを買えばハイライトがおさえられるかよくわからず、見学できるところは全部見られるよう、全チケットを買いました。
大急ぎで回れば、回れたかもしれません。
しかし私のペースでは、案の定、「地球の歩き方」で紹介されてある分すら、見学し終えることができませんでした。
もっとも、今回の旅で、これまで訪れた黄金の輪の都市では、1番のハイライトの修道院の全チケットを購入しながら、見学し終えることができなかったというパターンは、すでに他都市で何度もやってしまいました(苦笑)。
そうはいっても、さすがに再訪したい理由だったスパソ・エフフィミエフ修道院で、また同じ轍を踏みたくなかったので、2日滞在することにしたスズダリ1日目、15時には修道院内に入り、見学を開始しました。
なので、メイン教会であるスパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂の再訪を含め、18時の閉館時間までじっくりと、すべてのミュージーアムを回り切ることができました!
正直、すべてのミュージーアムの展示が、私の好みだったわけではありませんでした。
ロシア語の解説しかいないので、よく分からない展示もありましたし、百聞は一見にしかずとはいえ、その一見は、百聞に支えられているものだと思いました。
要するに、基礎知識や背景知識がないと、見てもよく分からないし、キーポイントとなるものほ色々と見過ごしているだろう、ということです(苦笑)。
今回、ミュージーアムを全部回ってみて、3年前に全部回りきれなかったとはいえ、結果的には、私好みの展示は、ほぼ回っていたことに気付きました。
私が好きそうな宝物館にしても、3年前には回れず、今回初めて見学しましたが、ここで何か特定の宝物を目当てにしていたわけではなく、類似の宝物展示は他の修道院でもたくさん見てきたので、3年前に見損ねたことが、それほど強烈な心残りになっていたわけではありませんでした。
3年前に見逃して惜しいと思っていた懲罰室は、建物自体は興味深かったし、マネキンで当時の様子を再現されていた部屋もあったので、それについては分かりやすかったですが、その建物を利用した展示の方は、説明が読めないので、よく分かりませんでした。
読めたとしても、念入りに読んで知りたいと思えるほど、興味が持てそうなものでもありませんでした。
それと、3年前はロシア・ナイーブ絵画展がありましたが、今回はそれがなくなっていたので、非常に残念でした。
なので、ナイーブ絵画展を除いて全部回った結果、気に入った展示の順位は、スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂内部も含め、3年前にも見学入れたところが上位でした。
でも、それ以外の展示にも、ぜひ写真に撮っておきたくなった興味深い展示品はたくさんありましたし、写真にどう収めるかと考えながら撮影するのも楽しかったです。
ちなみに、フレスコ画でぎっしりなスパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂内部の写真は、3本に分けた本日の旅行記のシリーズ2本目「2016年ロシア黄金の環めぐりの旅【第10日目:スズダリ1日目】(2)世界遺産のスパソ・エフフィミエフ修道院と夕方のアレクサンドロスキー修道院とカーメンカ河畔の息を呑むような夕景」にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11352167
<2016年ロシア黄金の環めぐりの旅の簡易旅程一覧>
2016/06/30木 職場から成田前泊
【成田泊:成田ゲートウェイホテル】
2016/07/01金 出国&モスクワ到着&駅前散策
【モスクワ泊:ヒルトン・レニングラーツカヤ・ホテル】
2016/07/02土 黄金の環の都市ロストフへ移動&観光
【ロストフ泊:モスコスキー・トラクト・ホテル】
2016/07/03日 黄金の環の都市ヤロスラブリへ移動&観光1日目
【ヤロスラブリ泊:パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/04月 黄金の環の都市コストロマへ移動&観光
【コストロマ泊:スネグラーチカ・ホテル】
2016/07/05火 黄金の環の都市ヤロスラブリへ戻る&観光2日目
【ヤロスラブリ泊:パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/06水 黄金の環の都市ウグリチ日帰り旅行
【ヤロスラブリ泊:パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/07木 イヴァノヴォへ移動&パレフ・エクスカーション
【イヴァノヴォ泊:ソユーズ・ホテル】
2016/07/08金 プリョスへ移動&観光
【プリョス泊:ヴィラ・フォルテツィア】
2016/07/09土 プリョス観光2日目&イヴァノヴォに戻る
【イヴァノヴォ泊:ソユーズ・ホテル】
2016/07/10日 黄金の環の都市スズダリへ移動&観光★
【スズダリ泊:ニコラエフスキー・ポサド・ホテル】
2016/07/11月 黄金の環の都市スズダリ観光2日目
【スズダリ泊:ニコラエフスキー・ポサド・ホテル】
2016/07/12火 黄金の環の都市ウラジミール観光の後、モスクワへ戻る
【モスクワ泊:パヴェレツカヤ・プローシャチ・ホテル】
2016/07/13水 モスクワ動物園半日&出国
【機内泊】
2016/07/14木 帰国
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はもう1つのブログ「まみ’s Travel Diarty」
(http://mami1.cocolog-nifty.com/)
の記事に、ハイライト写真と共に前後編に分けて掲載しました。
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2016/07/2016-b6ed.html
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2016/08/post-e363.html
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- その他
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スパソ・エフフィミエフ修道院のチケット売り場にあったみどころ案内
ロシア語での案内しかありませんが、写真つきなので、実際に見学し、あとでロシア語辞書を引けば、だいたいわかるだろうと思って写真を撮っておきました。
料金体系は、2013年の初・スズダリのときは、敷地へのエントランスの他に、ミュージーアムごとに料金設定されていた記憶があります。
ロシア語のみの案内だったので、どれを見て、どれを見ないという選択ができなかったため、閉館時間まで回りきれるか危ぶんだものの、全チケットを購入し、回りきれませんでした。
でも、今回は料金体系が変わり、もっとシンプルになったようです。
表示にある400ルーブルの方を支払ましたが、200ルーブルの方は、あとでロシア語辞書を引いてみたら、1番上に書かれたロシア語は「割引料金」だったので、どれか一部のみのチケットというわけでなく、16才以下とか、高齢者とかが対象だったかもしれません。
みどころは、左上から、スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂の内部、この修道院に葬られたポジャルスキー公に関する歴史資料展、書籍博物館、そして18~20世紀のロシアのイコン。
右上は、スズダリの修道院の歴史展示、修復展示「栄光の時代へ」、(3つ目不明)、懲罰室と20世紀歴史展、そしてナイーブ絵画展。
ところが、この時には気付かなかったのですが、これらの見どころの中に、もう一度見学するのを楽しみにしていたロシア人画家によるナイーブ絵画展はなくなっていました!
真ん中の文字がつぶされているところがそうだったに違い有りません! -
チケット売り場にあったスパソ・エフフィミエフ修道院の敷地の案内図
これもロシア語版しかありませんでしたが、建築物の築年代なども参考になるし、俯瞰図は一目瞭然です。
実際は地図がなくても歩き回れます。
主な建物
1:ゲートタワー
2:門の上のブラゴヴェシチェンスカヤ教会
4:ウスペンスカヤ教会(かつてナイーブ絵画展があったところ)
5:修道院のメインのスパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂
8:鐘楼
9:懲罰室 -
内側から眺めたゲートタワーとカフェの建物(向かって左の1階建)
現在カフェとなっていた建物は、かつては門番が暮らしていたのかしら。 -
つづく中門となっていたゲート教会の門の上のブラゴヴェシチェンスカヤ教会
2階の教会部分は、この修道院に葬られたドミトリー・ポジャルスキー公に関する資料が展示されたミュージーアムとなっていて、最後の方に入りました。 -
敷地内から眺めた見張り塔
この前の旅行記で、カーメンカ川と共に何枚も風景写真を紹介しましたが、その塔だと思います。
関連の旅行記
「2016年ロシア黄金の環めぐりの旅【第10日目:スズダリ1日目】(1)麗しのカーメンカ河畔の眺めは記憶よりも美しく&3年前に訪れたかったポクロフスキー修道院」
https://4travel.jp/travelogue/11352164 -
白樺も点在する緑豊かな敷地内
-
ウスペンスカヤ教会(左)とスパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂(中央)と鐘楼(右)
超広角レンズで建物3つを入れ込んでみました。
ちまみに、ウスペンスカヤ教会には、ロシア人画家のナイーブ絵画展があり、2013年の初スズダリのときも、スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂に次いでとても楽しみにしていて、かなりの作品の写真を撮りまくったものです。
今回、また同じく写真を撮るかどうかは別として、もう一度見に行くのを楽しみにしていたのに……ナイーブ絵画展、どうしちゃったのかしら。
※関連の旅行記
「2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現【第5日目:ズズダリ】(3)豪華な正教会内部が撮り放題! 世界遺産のスパソ・エフフィミエフ修道院」
https://4travel.jp/travelogue/10841473 -
かつてナイーブ絵画展があったはずのウスペンスカヤ教会併設部分
白漆喰の壁をべースに、黒くペイントされた木像のテラスや階段で、風情があります。
しかし、この直後、ナイーブ絵画展がなくなったことに、大ショックを受けました。 -
ウスペンスカヤ教会
建物そのものはステキなのですが、なんでナイーブ絵画展がなくなってしまったのかしら。
一時的なものでしょうか。 -
スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂(中央)と鐘楼(右)
日差しがあって明るい上に、またまた空にドラマチックな雲が立ちこめてきたので、とても写欲がそそられました。 -
スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂(中央)と鐘楼(右)・その2
さらに近づいて撮ったところです。
どちらも超広角レンズで撮影しています。
超広角レンズゆえの歪みも面白いと思って。 -
この修道院のハイライトともいうべきスパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂へ
2013年の初・スズダリのときも写真を撮りまくりましたが、今回も遠慮なく撮りました。
今回は、前回と違って、超広角レンズ(キャノンのEF-S10-22mm F3.5-4.5 USM/APS-C対応)とふだん使いの広角ズームレンズ(タムロンの16-300mm F/3.5-6.3/APS-C対応)の両方で撮影しました。
ちなみに、初・ズズダリの2013年に持参したレンズは、同じタムロンの広角ズーレンズでも、18-270mm F/3.5-6.3/APS-C対応の方でした。
※関連の旅行記
「2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現【第5日目:ズズダリ】(3)豪華な正教会内部が撮り放題! 世界遺産のスパソ・エフフィミエフ修道院」
https://4travel.jp/travelogue/10841473 -
エントランスからすばらしいフレスコ画の洪水@
天井に描かれているのは、王冠をかぶった聖人ばかりです。 -
入口の滴型のアーチもカラフルで、細かい装飾が描かれていて、とても美しい
-
入ってすぐに天井を見上げると
-
入口側の壁は、聖人の生涯のエピソード場面のフレスコ画でぎっしり!
ところどころ新約聖書のイエス・キリストのエピソードかな、と思う場面もあるのですが、そうでなさそうな場面もありました。 -
壁から天井から柱まで鮮やかにフレスコ議で覆われていて
-
アカペラのミニ・コンサート
私の少し前にロシア人のグループが見学していたので、そのおかげでミニ・コンサートが行われたのだと思います。 -
床には幾何学模様のモザイク
古代ローマの豪邸の遺跡を見ているようです@ -
モザイクの床があたかもレッドカーペットのように祭壇へとつづく
ロシア正教会だと思いますが、イコノスタシス(イコンの壁)がない教会です。
これまでの黄金の環の都市の見どころの修道院内の教会では、このようにイコノスタシスがない教会をたくさん見てきました。 -
祭壇まわりのフレスコ議やシャンデリア
超広角レンズなので、ぐいんと歪んでいますが、それも面白いと思って、敢えて歪むように撮影しました。 -
祭壇前のシャンデリアと天井のフレスコ画にズーム
シャンデリアもなんと美しく豪華なことでしょう。 -
新約聖書のキリストの生涯エピソードのフレスコ画がある壁
-
窓に向かって反対側のフレスコ画と、豪華な棺
こちらの壁のフレスコも、イエス・キリストの生涯です。
一番上は、2人の漁師を弟子に迎えるとこねろ、真ん中はカナの結婚、その下は最後の晩餐……かな。 -
祭壇の天井とシャンデリアをアングルを変えて
祭壇の天井のフレスコ画は、聖母子かな。 -
シャンデリアとその上のドーム天井
Sハンデリアの4枠の中の模様は、からだのない、首と羽だけの天使のシルエットであることに、写真を見ていて気付きました。
ドーム天井のフレスコ画は、全能の神と神の子イエスかな。 -
ドーム天井とそのまわりにくまなく描かれたフレスコ画
ドームの窓と窓の間のフレスコ画が、窓の絵になっています。 -
聖人の生涯エピソードがぎっしりカラフルに描かれた壁を広く撮る
圧巻でした! -
天井のフレスコ画はブルーがさらに鮮やか
日があまり当たらないので、色褪せしにくかったのかもしれません。
図柄は、天上の聖母マリアにだれかがひざまづいているように見えます。 -
祭壇の張り出し部分の壁には聖人たちのフレスコが
その上は、カーテンがついたアーチ窓かな。
そこに窓が開けて、外は天上の世界に続いているような錯覚を起こす、いわばだまし絵的な効果を狙ったものかもしれません。 -
祭壇の張り出し部分の反対側
いたるところにイエスのフレスコ画があります。
こうなるとイコンと同じ意味を持つかもしれません。 -
別の小さな祭壇のあるエリア
教会の中には、主祭壇のほかにも礼拝堂のエリアがあって、そのにも祭壇がありますが、そんなかんじでしょうか。
こちらの壁のフレスコ画も見事です。
左の上の白い包帯づくめの人間が横たわっている図は、キリストの奇跡のひとつ、ラザロの復活かしら。 -
聖母子や天使がくっきり残る壁際の天井
-
フレスコ画の魅力ももちろんだけど、力強い構造美にも惹かれる
10-22mmの超広角レンズで撮影したのはここまで。 -
マリアの受胎告知のフレスコ画
ここからは、16-300mmの広角ズームレンズで撮りました。
この受胎告知は、上部の円形部分に、天使ガブリエルとマリアと同じようなポーズでシンクロするように、別の画面も描かれていて珍しく、興味深かったです。 -
ドーム天井の聖母子と、大人のキリストのフレスコ画にズーム
-
すっかり気に入った豪華なシャンデリアと、背後の美しいフレスコ画
-
新約聖書のイエスの生涯エピソード場面ふたつ
上は漁師だったぺテロとアンドレの兄弟を弟子に迎えたところ、下はカナの結婚式の奇跡の場面だと思います。
テーマが見当ついたので、数ある中から撮影ターゲットにしました。 -
主祭壇と思われる周囲を広角ズームレンズで今度は歪みをなくすように撮影
-
玉座に座った聖母子と、聖母子を囲む天使たち
-
聖母マリアの被昇天のフレスコが描かれた天井を中心に
その回りの壁や柱にもぎっしりフレスコが描かれていて、とても華やかでした。 -
天に導かれるマリアとお供する天使たち、そしてマリアの死を悲しむイエスの弟子や聖人たち
-
新約聖書のイエスの復活場面
-
新約聖書に描かれたイエスの奇跡の場面や、エルサレムでとらわれたイエス
近代絵画の遠近法は使われていませんが、人物たちの配置と動きが滑らかで、目で追いやすいと思いました。 -
マリアとヨハネのエジプトへの逃避行かと思ったけど
同じ場面に、天からの光に打たれて落馬する人物が描かれていますが、後にパウロと名乗るサウルかな。 -
キリストの十字架磔
悲痛な場面ですが、人々がさほど劇的に嘆いているように見えないのと、背景の町並みが可愛らしくてのどかなのが、様式美的な中世のプリミティブさですが、現代の私の目にはかえって興味深く映ります@
この場面には、月と太陽の両方も描かれているように見えます。 -
イエスが十字架から下ろされた場面
マリアのポーズは優雅ですが、我が子を引き寄せるその様子に、内に抑えられた深い悲しみが漂ってきます。
聖杯が描かれたりして、いろいろ象徴的なものも盛り込まれています。 -
イエスの復活
復活したイエスを中心、4コマ漫画のように4つの場面が描かれているように見えます。 -
荘厳なるイエスと神の宮がドーム天井から見下ろしている
-
色違いの唐草模様にも注目
-
側廊部分の奥にある礼拝所のまわり
-
少し小振りなシャンデリアと、シャボン玉模様の中の聖人たち
-
すぐ下で見上げて見えるアーチの下には天使たちが控えていて
-
白いガウンんお天使と、その周辺に集まったかのような聖人たちのフレスコ画
-
建物の構造も絵になる
描かれている聖人エピソードは、誰で、どんな場面かわからないので、自由に想像してしまいましょう。 -
小窓から差す光によって浮かび上がるシャンデリア
-
そのシャンデリアのまわりの奇跡のフレスコ画
-
隣の部屋の比較的新しいイエス像
東方正教なので、祭壇の像は3次元でなく、2次元です。
私の単純かつ漠然とした理解では、キリストの神聖について三元論ではなく、二元論の考え方からだったと思います(以前に現地の英語ガイドに説明してもらったことがきっかけで、ぐぐってちょちょっと調べた程度の理解なので、あしからず)。
足元に小窓から差す光が当たっているのも、かえっていいかんじだと思い、露出はアンダー気味で撮りました。 -
意味ありげなくぼみ
これがイスラム聖堂なら、メッカの方向を示すミフラブかもと思うところです。 -
礼拝所を少し広く見渡すと
-
本陣と隣の礼拝所の入口を一緒にフレーミング
これは、10ー22mmの超広角レンズだからこそ可能だったフレーミングです。
隣の礼拝所といっても、壁に遮られていたわけではないので、本陣の中から入れました。 -
鐘楼と、たちこめる雲の合間の空
-
白亜の大理石のお墓
たぶんこれは、ボリス・ゴドノフ死後のロシア史上の混乱時代、モスクワを占領したポーランド軍を追い払ったドミトリー・ポジャルスキーの墓だと思われます。
Lonely Planetの説明を参照。 -
細かく施された浮き彫り模様
-
十字架と聖堂の屋根
十字架は、どこかケルトチックでした。縄の模様がそう思わせるのかもしれません。
ロシア十字架は、キリストの頭の部分と足の部分に短い横棒が入ります。これは頭の部分は微妙ですが、ロシア十字架の一種といえるかもしれません。 -
スパソ・プレオブラジェーンスキー教会の金色と緑のドームを囲むように
これも超広角レンズにて。 -
サイドビューも美しいスパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂
-
スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂と鐘楼
-
外灯と風情ある建物
ここにロシアのナイーブ絵画展があったはずなのに。
また鑑賞できるのを楽しみにしていたのに。残念です。また復活しないかしら。 -
シルエットも美しい修道院の建物
-
箱形の建物も雰囲気がある
-
斜光に光る鐘楼と、スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂
-
れんが色の城壁と見張り塔とハーブ園への入口
この先の薬草園で撮った写真は、こちらのテーマ別旅行記にて。
「2016年ロシア黄金の環めぐりの旅・ハイライトその13【夏のロシアの花のある景色・後編】絵になる田園風景も町中も花で一層美しく」
http://4travel.jp/travelogue/11162100 -
ふりかえると、正門のゲートタワーとその下の喫茶店がある位置関係
-
カフェの入口付近
昼間は団体客で賑わっていました。
夕方になって、人がいなくなって改めて見ると、ここも中世らしい雰囲気がある一角でした。
このあとは修道院を出ましたが、修道院内の各ミュージーアムで撮った写真は、本日分ラストとなる続きの旅行記にまとめました。 -
厳かな空模様と城壁のシルエット
-
再び修道院裏手から、カーメンカ川のほとりの夕景を愛でる・その1
ほんとはあたりはまだまだ昼間のように明るかったのですが、太陽の光は夕方らしい黄金色になっていました。 -
再び修道院裏手から、カーメンカ川のほとりの夕景を愛でる・その2
まだ青い空の彼方に浮かぶ雲が、遠景の行きの山脈のようでした。
風が強いので、上空の雲は日本で見慣れているよりはるかに速く流れていきます。 -
斜光に染まりしスモレンスカヤ教会・その1
レーニン大通りを挟んで修道院の向かいにある教会です。
最初に写真を撮りましたが、光の加減で雰囲気が変わりました。
朝に撮ったスモレンスカヤ教会の写真はこちらの旅行記にて。
「2016年ロシア黄金の環めぐりの旅【第10日目:スズダリ1日目】(1)麗しのカーメンカ河畔の眺めは記憶よりも美しく&3年前に訪れたかったポクロフスキー修道院」
https://4travel.jp/travelogue/11352164 -
斜光に染まりしスモレンスカヤ教会・その2
タテ構図でも撮って、薄雲が流れる空も広くフレームインさせました。 -
夕方、アレクサンドロスキー修道院へ
夏のこのあたりのロシアの日没は21時半で、22時近くまで明るいので、ホテルで一息ついた後、夕食を取る前に、ホテルから歩いて少し先にところにあるカーメンカ川沿いのアレクサンドロスキー修道院を訪ねました。
スパソ・エフフィミエフ修道院裏手から見えていた、濃紺の玉ネギ型屋根のもつ教会が、この修道院のメインの教会でした。 -
アレクサンドロスキー修道院の鐘楼
鐘楼の木像の屋根もいいかんじです。 -
幾重もアーチが連なる教会の入口
20時近かったので、当然、教会の中へは入れませんが、敷地に入れただけでもラッキーでした。
敷地は、部分的にしか城壁がなかったので、川沿いをめざして散策したら、すっと入れてしまったのです。 -
小さな通りに面したアレクサンドロスキー修道院のゲートタワー
タワーのすぐ下の大門は閉ざされていましたが、おそらくそこは車などが通る必要がある時でなければ、常時、閉ざされていて、人の出入りは脇の扉からだと思います。 -
アレクサンドロスキー修道院近くのカーメンカ川沿いの夕景
対岸にあるように見える修道院は、川が蛇行しているせいで、同じ側にあります。
スパソ・エフフィミエフ修道院です。 -
イチオシ
幻想の国に迷い込んだよう@
-
黄金色に光るカーメンカ川のほとり・その1
-
黄金色に光るカーメンカ川のほとり・その2
スパソ・エフフィミエフ修道院が見えるアングルで。 -
イチオシ
幻想の世界へ再び
この手の写真は大好きなので、場所を変え、建物のシルエットと太陽の位置を少しずつ変えて、いろいろ撮り比べました。
日没まで時間はまだたっぷりあり、ゆったりと散策できたおかげです。 -
彼方の空が夕日に染まったカーメンカ川のほとり
-
日没を背景に、アレクサンドロスキー修道院
アレクサンドロスキー修道院のそばのカーメンカ川沿いは民家が建ち並んでいたので、川沿いに出られる位置が限られていたのはちょっと残念でした。
ほとんど獣道でしたから@
スパソ・エフフィミエフ修道院からこのあたりまで川沿いをずーっと散策できる道はなかったです。 -
黄金の光の中のスズダリの景色
-
のどかな町の1日が終わる
たっぷりの夕日のおかげで、いろんな効果の写真が楽しめました! -
青いグラデーションのスズダリの景色
時刻は20時半。夏のロシアは、実はまだこんなに明るかったです。
このあとは、ホテルに戻り、ホテル併設のレストランで夕食を取ったのですが、本日スズダリ1日目の旅行記は、スパソ・エフフィミエフ修道院のミュージーアム編へとつづきます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- huberさん 2018/06/18 20:00:06
- ロシア正教会の壁面フレスコ画
- まみさん、こんばんは。
数時間前にコメントを送ろうとこちらのフォームに書き込みましたが、アクシデントでサイトが飛んでしまい、コメントも全文飛んでしまいました。気を取り直して、書き直しますね。フウ、、、、。ロシア正教会内の壁面フレスコ画の写真、とても素敵ですねえ。いつ見ても感激です。とても豊かな色彩とドラマチックな物語性で登場人物が生き生きとしています。カトリック教会のものよりもロシア正教会のフレスコ画の方がダイナミックで躍動感に溢れていてこちらの方が私の好みです。
ところで、まみさんの旅行記の素晴らしいところは被写体ごとにしっかり説明が加えられているところ。ーそれが何を示しているのか丁寧に分析、説明が加えられており、分かりやすいです!
先日、まみさんのルーマニア旅行記を拝見していて、北部に点在する修道院の見事な壁面フレスコ画を見てみたいと強く思う様になりました。目下、8月か9月中旬にルーマニア旅行を計画中。ルーマニアの8月中旬もまだかなり暑いでしょうか。日中、外を歩き回れませんか???
それでは、次回のロシア黄金の環巡りの旅行記続編も楽しみにしております。
- まみさん からの返信 2018/06/21 12:16:33
- RE: ロシア正教会の壁面フレスコ画
- huberさん、返事が遅くなって失礼しました。長いコメント嬉しいです!
アクシデントで入力したものが消えるというのは、時々ありますよね。
私もせっかく書いたコメントが消えて、もう一度同じような内容を思い出して書くまで、気力が要りました。
長い返信やコメントをしたいときは、パソコンで、テキストなどに書いてから貼り付けて送ることで、そういうトラブルを防いだこともありますが、のど元過ぎれば熱さを忘れる、というか、いつもそういう形でコメントが書けないこともあります。
とはいえ、もう一度書いてくださってありがとうございます!
私がロシアや東欧旅行にハマっている理由は、やっぱり正教会のすばらしさですね。
どこかノスタルジックで、落ち着けるところもいいです。
最近読んでいた本で。。いや本の指摘がなくても、ちょっと考えれば分かるかもしれませんが、ロシアはやはり、森林、木に根差した文化なんですよね。そのあたりが、私の中の日本人としての感性にしっくり来るのかしもれません。
それとフレスコの大胆なデフォルメと迫力。いいですよねぇ。
最近カメラで、歪みも面白いと思うのは、共通しているかな。
フォートラベル旅行記は、写真コメントを漏らさず書くのを私の中でモットーにしています。えへ。
中には、書かなくてもいいようなコメントもあるかもしれませんが。。。苦笑。
あと、Word文書に書いてコピーしたものが、ちゃんとコピーできていなくて、コメントが入っていなかったのもありますし、写真コメントを書き終わらせられていない過去の海外旅行記で、とりあえずアップしているのは、「作成中」としています。
ほんとはもっと旅行直後の方が、まだ記憶も鮮明なので、どういうつもりでこの写真を撮ったか(これは説明がなくても分かるのがいい写真と言われますが……)とか、旅行のために下調べした内容がすぐに書き込めるんですけどねぇ。
ただ、写真を見て記憶がよみがえることもありますし、ググッてにわか勉強ですが、現地で疑問に思っていたことが解決できて「復習」になることもあります。
この作業が楽しいです。ただ、時間がかかるし、大変ですが。
ルーマニア旅行記は、いまよりもっと時間をかけて作成したものばかりですよ!
特にマラムレシュやブコヴィナの教会は、詳しい本を買ってしっかり復習しまして、その内容も載せています。
よかったら、ぜひ参考にしてください。
かくいう私も、今は忘れていて、自分の旅行記を読んで思い出すなんてことも。苦笑。
私が旅行したのは7月ですが、8月でも、外を歩き回れないほど暑いことはないと思いますよ。
湿度が低いので、日影は過ごしやすく、直射日光はかなりきついと思いますけど。
私が出かけたときは、いまでいう民泊みたいなところに泊まりましたから、冷房がないところが多かったかったのが、つらかったですね。
でも最近は、温暖化で東欧の夏もだいぶ暑いし、私が出かけたのはもう10年近く前なので、いまではそういうインフラはずいぶん違うのではと思いますし、宿泊先によると思います。
あと車をチャーターしても、物価はだいぶ安かったです。2人くらいでなら、それほど高額感はなかろうと思います。
もうすでにいろいろ計画していらっしゃると思いますが、公共交通機関での移動は厳しいので、ガイドと車の手配はした方がいいと思います。
ロシアの黄金の環めぐりの旅行記は、このあいだスズダリ1日目の3本目をアップできたので、残りたぶん5本。
スズダリ2日目は構成を決めてあり、あとウラジーミル半日分です。
しかーし、2年ぶりに行ける次の海外旅行の前にこれらをアップできるか。。。
つい週末の撮影散策の旅行記の方を先に作成しがちなもので。
ゆっくりお待ちいただけたらと思います@
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