2017/10/27 - 2017/10/27
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kojikojiさん
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今回のロシア旅行は阪急交通社のトラピックス「感動のロシア8日間」に参加しました。申し込んだのは7月下旬でしたが仕事の都合もまだ未確定で、ビザやホテルや航空券をいつものように手配して予定を変えざるを得ない場合も考慮してツアーを選択しました。当初はモスクワ川をクルーズするコースを申し込みましたが、トラピックス社の強い勧めが合ってこちらに変更しました。旅行中に他の参加者の方に聞いた話では同じようにコースを変えられた方が多かったようで、元々のツアーは催行中止になったようです。ツアーのお薦めは「7つの感動の黄葉スポットへご案内!」とありますが、現地ガイドさんの説明ではモスクワとサンクト・ペテルブルグ周辺の黄葉は10月10日までくらいで、10月27日スタートのツアーでは黄葉は終わっているとのことでした。それ以外はとても良いツアーだったと思います。数年前のロシアルーブルが高かったころに比べるとツアーの料金も下がったようで179,800円と手頃でした。参加者の方々も良い方ばかりであったことと、良い添乗員さんと現地ガイドさんも知識が豊富で説明も良かったので改めてロシアが好きになりました。今回はエルミタージュ以外の美術館は立ち寄りませんでしたが、近い将来にバルト3国と絡めて再訪しようと妻と話し合いました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
今年はアエロフロートの日本就航50周年だったのですね。アエロフロートは昔から大好きで、特に喫煙していたころはかけがえの無いヨーロッパ路線でした。また昔は乗客にも変わった方が多くて、もう二十数年手紙のやり取りをしているフリーのジャーナリストの方や、ローマへ恋人を追いかけていく女性や、どこかの共和国の恐竜の化石で一発当てようとしている人や、サンクト・ペテルブルグ帰りの新宿で劇団を主宰されている白い顎髭のおじいさんとか…。30周年の年には窓側に席を取ったら隣にロシア人らしい女性が座られました。あぁモスクワまで話も出来ないなと思ったら、流暢な日本語で「どちらへ行かれるのですか?」と話しかけられ。その女性は広島の福山に住んでいて、再婚するのだけどウクライナのオデッサの母親に預けた息子を迎えに行くということでした。30周年記念ではオールド・パーのミニチュアボトルが配られましたが、その女性がキャビンアテンダントに何か言うとミニチュアボトルが20本くらいテーブルに置かれました。そのままモスクワまで宴会状態で、年齢は違いましたが誕生日が同じだったりで話が盛り上がりました。モスクワの古いターミナルの到着フロアから入国審査へ降りる階段で、「ナターシャ!」と最後に声を掛けたのを思い出しました。その声で5~6人の人が振り返りましたっけ。
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今まで日本の空港で両替したことはありませんでした。いつもは現地でキャッシングするか、みずほ銀行で手数料を優遇してもらえるのでそちらを利用しています。ただ、ロシアルーブルは扱っていないので成田空港で両替しました。この日のレートは1ルーブル1.98円でしたので2.47円はかなりレートは悪いです。でもツアーなので勝手に両替にも行けないので最低限の両替が必要です。
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早めに旅行会社のカウンターに行ったつもりでしたが、先に来られた方も多かったです。アエロフロートのカウンターでは右側の窓側2席をお願いしました。「トイレ前27のHとKの2人席ですが。」と言われましたが願ったり叶ったりです。後ろが壁ですから気兼ねなくリクライニング出来ます。左側のAとCも空いていましたが、左側は北朝鮮からのミサイルが当たった時に危険です。「30周年の時はウイスキーの小瓶がもらえたけど、50周年は何かあるの?」と尋ねましたが「何もないと思います。」
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この日のSU261便はパリ行きだったのが分かりました。マイレージカードは使わないと思ったけど、ベトナム航空のカードに貯めておきました。
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ほぼ定刻に搭乗することが出来ました。
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このモスクワへの路線に乗るのは何回目でしょうか。今回はほぼ満席でした。
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北朝鮮の問題から航空会社の数社は一度青森辺りまで飛ぶルートに変更していると聞いていたいましたが、アエロフロートは昔からの佐渡島上空を通過するルートを変えていませんでした。
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霞ヶ浦辺りから紅葉の美しい山々が見えてきます。
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錦秋とは正にこのことですね。この時はロシアの黄葉も期待していたのですが…。
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佐渡島には行ったことがありませんが、上空は数十回通過しています。
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食事前の飲み物は白ワインにしました。おつまみは無いと聞いていたので持ち込みです。アルコールは赤と白のワインとビールだけです。国内線はアルコールのサービスはありません。昔は免税店で買ったウォッカでベロベロになった連中がたくさんいましたから良いことだと思います。あまり人のことは言えないけど。
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アエロフロートの機内食については
https://www.aeroflot.ru/jp-ja/information/onboard/meals/dining_onboard
妻がビーフをチョイスしたのでフィッシュにしました。 -
皮つきの魚なんて普段絶対食べないのですが、これが美味しかったのが不思議です。最近中東系の航空会社の値段の魅力に負けてアエロフロートは久し振りでしたが、機内食が美味しくなっていました。ただこれは日本からの便だけだと思った方が良いです。ロシア発の便では昔のようにバターと塩と胡椒で自分好みに味付けしないと食べられません。バターはパンにつけるのではなくて、料理の味付けように残さないと大変なことになりました。
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ビーフ照り焼きと焼きそば風のヌードルも美味しかったです。
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シベリア上空で飛行機とすれ違います。そういえば昔乗った英国航空でモスクワ経由でロンドンに行ったときは横をミグ戦闘機が追い抜いて行ったことがありました。
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旅行の少し前に緒形拳主演の「おろしや国酔夢譚」という映画を観たばかりだったので、大黒屋光太夫たちがこの下を往復9年9カ月かけて旅したことを思い出します。
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映画は「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」と「ゴースト・イン・ザ・シェル」の実写版を続けて見ます。途中でフローズン・ヨーグルトが出ました。
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モスクワまでは10時間10分のフライトです。この路線で酔っぱらっていないのは初めてです。一度はモスクワ空港から乗り継いで、ローマに着くまでの記憶が全くない時がありました。
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大抵のフライトマップには地名が表示されると思うのですが、こんなマップは初めてです。
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映画を観飽きたところでミュージック・ビデオに移ります。そうそう機体によって映画の内容や日本語表示が選択できなかったりするので、見たい映画は帰りに観ようなんて思わない方がいいかもしれません。
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面白かったのがロビー・ウィリアムズの「パーティ・ライク・ア・ロシアン」です。彼はイギリスの伝説のポップ・グループであるテイク・ザットのメンバーですが、こんな曲知りませんでした。
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最近6歳の姪っ子のバレエの発表会を観た後だったことと曲名が良いですね。これからロシアに行くのに乗りの良い曲なのでテンションがあがります。
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https://www.youtube.com/watch?v=MdYGQ7B0Vew
ユーチューブで観られますので興味のある方はどうぞ。 -
80年代のミュージック・ビデオを思い出させるような作りです。
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しばらくすると2回目の機内食の時間になりました。
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妻はチキンを選択しました。濃い味付けですがとても美味しかったです。
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フィッシュと案内のあったのは魚のラビオリとエビがたくさん。これも美味しかったです。
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本当にこんな景色で黄葉を見られるのだろうかとこの時点で疑問が湧いてきます。
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モスクワまでもう少しです。モスクワの右にセルギエフ・ポサードの文字が見えます。今回のツアーでも立ち寄る黄金の環の町の1つです。そしてマトリョーシカの一大産地でもあります。旅行の前に目白のマリンカで買ったマトリョーシカもここの作家さんの作品です。そして一番上にはアルハンゲリスクの文字が見えます。この辺りはタタールのくびきにも遭わず、独特のロシアの文化が残っている場所です。ここの雑貨も素晴らしいものが多いです。
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着陸前にかすかに見えたロシアの夕日です。この後の天気はずっと良くなくて、傘は手放せませんでした。
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モスクワのシェレメチェヴォ空港に到着です。昔からあるターミナルも変わりありません。
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すれ違いに離陸していくアエロフロートの機体はどこへ行くのでしょう。
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アエロフロートでこんなきれいなキャビンアテンダントに出合ったことはありません。五木寛之の「青年は荒野をめざす」を思い出したりもしますが、やっぱりつながらない。「どちらかというとアメリカのテレビドラマのPAN AM/パナムじゃない?」と妻に言われて納得しました。そういえばドラマでもモスクワで諜報活動するシーンがあったなと思います。
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1986年に初めてモスクワのこの空港に到着した時はまだパンナムの機体があったなと思い出します。
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古いターミナルの到着ロビーで、初めて階段を降りて入国審査に向かいます。それはあまりにも小さいカウンターの列でした。到着フロアからこの階段を下りた先には何があるのだろうと思い続けて30年、あまりにも何もなさすぎで拍子抜けしました。いつも階段の上まで列が出来ていた理由が分かったような気がします。
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今回写真を撮りませんでしたが、妻と初めてモスクワ空港に泊まった2003年の時の写真です。今回初めて降りてみたら下には何もなかったということです。「ナターシャ!」とオデッサに向かう隣席の女性の名を呼んだのもこの辺りでした。
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6つくらいのカウンターで入国審査をします。名前をサインでして出国用のカードをもらって、あっというまに手続き終了しました。すぐ先にはターンテーブルがあって、いつからなのか中国語表示がたくさんありました。
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現地ガイドさんと合流してすぐにバスに乗ります。空港の表があまりに栄えていてびっくりしました。こんな立体交差なんてなかったし、当時表には「ノボテル・エアポートホテル」しかありませんでした。
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これも2003年の写真で空港から護送車のようなバスでホテルへ向かう途中です。もちろん新しいターミナルなんてありません。
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「ノボテル・エアポートホテル」だけは変わっていません。護送バスは正面入り口を通過して裏側の通用口に停まります。そこでバスを降りてパスポートを預けます。鉄扉の奥にエレベーターがあって、そこでトランジットホテルのフロアに上がります。内側が吹き抜けになっているのですが、トランジット客は部屋と廊下の一部と廊下の隅にある売店にしか行けません。吹き抜けから楽しそうに食事するレストランが見えるだけです。
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今回の参加者は31名でした。同じ日に出発するもう1つのツアーを統合した印象を受けました。皆さんロシアは初めてとのことでしたので「ノボテル・エアポートホテル」を見て感慨に耽っているのは我々だけでしょう。
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空港を出て約1時間でこの日から2泊する「マキシマ・ザリャー・ホテル」に到着しました。シェレメチェヴォ空港と同じモスクワの町の北側の住宅街にあるホテルです。
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部屋は少し狭いツインルームでした。ブラウン管のテレビが懐かしいです。エアコンは無いけれど、窓の下にパネルヒーターがあり温度調節が出来ます。テレビの下に冷蔵庫もありました。
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ベットも小さめですが特に不可もなく。10月下旬でも寒くはありませんでした。
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バスタブは無いけどお湯は豊富に出ました。アメニティはプッシュ式のシャンプー以外ありませんので持参が必須です。
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ドライヤーは付いていて、タオルの手摺りは暖かくなっています。トラピックスのツアー内容としては初日はここまでです。添乗員さんからの案内で希望者はホテルの右側にある小さなスーパーへ買い物に出掛けます。
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2017 モスクワと黄金の輪とサンクトペテルブルグの旅
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