2016/07/07 - 2016/07/07
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ウェンディさん
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72歳の母と旅した北海道旅。
札幌までの移動はLCCで、その出発空港は成田空港。
新潟からアクセスとなる母は、高速バスでそのまま成田空港へ。
朝に一仕事を終えた私は、成田で母と合流。
新千歳へのフライトは夕方なので、成田空港での時間はたっぷり。
海外へと飛ぶわけではないので妙に心に余裕のある母と私。
空港で何をしようか。
デッキから飛行機を眺め、旅情緒に浸るのも悪くはない。
けれども、こんな時こそ前から気になっていた場所へ行ってみたいよね♪
…と、成田山新勝寺へプチ・トリップ。
折しもこの日は、関東地方でこの夏の一番の暑さを記録した猛暑日。
陽炎が揺らぐ成田山の参道を歩く。
江戸時代からの古い建物が並ぶ成田山の参道。
軒先の風鈴の軽やかな音色が涼を響かせ、浴衣姿の粋な男衆の下駄の音が、夏を感じさせる。
成田山新勝寺。
そこは江戸時代と現代が交じり合う不思議な空間。
江戸情緒あふれる異空間World。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
成田山新勝寺のゲートとなる駅は京成成田駅。
成田空港からはたったの10分で到着する。
成田駅の駅前はごく普通のロータリーだが、成田山の参道へと続く角を曲がると、そこはもう異空間の始まり。 -
イチオシ
坂道を一歩下る毎に、平成から昭和、昭和から大正、そして明治…江戸時代へと時の針が逆回転を始める。
時折、車が通り過ぎなければ、昔へとタイムスリップしてしまったかのような町並みだ。レトロな世界へ タイムトラベル by ウェンディさん成田(成田山表参道) 名所・史跡
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成田山の参道には、参道グルメも色々あるが、中でも多いのが鰻(ウナギ)屋さん。
海外からの旅人が頭を突っ込んで眺めている鰻屋さんを発見!
私達も彼らに倣って覗きに行こう♪ -
Ohhhhh!
これぞ和な風景!
板さん達が鰻の下処理をしている。
海外ではなかなかお目に掛かれない光景かな。
ウナギを食すエリアの少ない欧米人の方から見たら、ホラー映画の様なSplatterな光景なのかもしれない。 -
それにしても見事な包丁さばき。
目打ち後に開き、肝をはずし、骨を取り除く。
流れる様な手さばきで、処理が進む。 -
鰻の料理人になるためには【串打ち3年、裂き8年、焼き一生】という言葉があるが、板前さんの顔ぶれを見ていると、その通りと分かる。
3枚になった身を串に刺しているのは、まだあどけなさの残る若い板前さん。
この彼もあと3年もしたら、ウナギ包丁を握るのだろう。 -
現役で使われている古い店蔵も何軒かあった。
レトロな門前町の中でもひときわ目を引く黒塗りの店蔵。
この店蔵は三橋薬局さんの店舗で、この日はお休みのようだったが、和漢薬のお薬屋さんだという事だ。 -
成田山新勝寺までの表参道の長さは1km程。
江戸時代と現代とがミックスされた不思議な町並みだ。 -
駅から歩いて15分ほどで、成田山の総門へと到着。
総ケヤキで作られた門をくぐり、関東一のパワースポットとも云われる成田山の境内へと入る。成田山新勝寺の顔☆8年前にお色直し by ウェンディさん成田山新勝寺 寺・神社・教会
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仁王門へと駆け上がる。
仁王門が作られたのは天保2年(1831年)。
4人の仏様が配置され、守護伽藍の役割を果たしている。 -
大きな赤い提灯がそのシンボルとなっている仁王門。
大提灯に何と書かれているのか初めは良くわからなかったのだが、じぃ〜と眺めていたら、文字として見えてきた。
「魚がし」だ。
そして、「し」の文字を良〜く見ると、ウナギを模した飾り文字になっていた。
こういう文字遊びには、江戸時代に作られた独特の粋の精神があり、日本人の和文字に対する愛着の強さを感じさせられる。成田山新勝寺の顔☆8年前にお色直し by ウェンディさん成田山新勝寺 寺・神社・教会
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この日は暑い日だったが、仁王門のあたりは風が通り抜ける涼しい空間。
そのせいか、門の裏側には海外からのゲストの方が大勢座り込み、門を見上げ、門を守る仏像たちを眺めていた。 -
仁王門で邪気が寺に侵入するのを阻んでいるのは、表仏の蜜迹(みっしゃく)金剛、那羅延(ならえん)金剛、裏仏の広目天、多聞天の木彫りの仏様。
大陸系の観光客に人気なのは表側の仏像たちだったが、母と私が面白いと思ったのは裏仏の広目天と多聞天。
この写真は広目天さんで、西方を守る広目天さんは筋肉質ムキムキの体つきで、今にも動きださしそうな躍動感に溢れている。平将門の調伏がその始まり by ウェンディさん成田山 紅葉
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イチオシ
一方の多聞天さんは、広目天さんに比べると優しげな雰囲気で、お肌の露出も少ない。
衣服をよく見ると、腰布だけだった広目天よりもかなり豪華で、女性的な雰囲気がたっぷり。
更によ〜く見ると、スカートの様な腰巻の下にはドロワーズ(昔のおばあちゃんはズロースと言っていた裾にレースが付いたオシャレな半ズボン型下着)を着ている。
まさかとは思うが、今でいうゴス・ロリ(Gothic & Lolita)の恰好の発想の原点は、実は多聞天さんだったりして…。 -
江戸時代、成田山新勝寺と言えば庶民の間では大人気の願掛けスポットだった。
今でいえば、パワースポットだ。
事の始まりは、江戸時代の歌舞伎役者であった初代の市川団十郎が「後継ぎの子供が授かりますように…」と願掛けをしたところ、その願いが叶い、江戸庶民も団十郎に続けとばかりに押し寄せた…そうだ。
(もともとの成田山新勝寺の開山の理由は、平将門の乱の調伏なのだが、将門死後の平安時代から江戸時代までの間は訪れる人も少ない荒れ寺だったらしい)
そして、願が叶った人々がお寺に納めたあるモノ。
それは石造りの狛犬たち。
だから、お寺の境内の至る所に狛犬たちがいて、まるで狛犬天国みたいな様相を呈していた。 -
成田山に多いのは、狛犬だけではない。
境内の池には亀もワンサカといる。
この亀たちも狛犬同様に願掛けが叶った方たちがそのお礼にと池に放っている…とのことなのだが、何故に亀なのだろうか。
確かに鶴・亀は縁起物だが、そんなに亀を沢山持ち込まれては、お寺も若干迷惑ではなかろうか…と思ってしまう。
亀は池の中にも池の脇の石のところにも沢山いて、気温が高かったこの日は四肢をびよーんと伸ばしておよそ亀らしくない姿の個体も多数。
天敵がいない神域だからこそ出来る格好だ。 -
そのまま真っ直ぐ歩いて行くと目の前に現れるのは、大本堂だ。
節分の時に、お相撲さんや歌舞伎役者さんが豆を撒いている場所だと思う。
大本堂の中には本尊の不動明王が安置されていて、本尊の下まで行きそのお顔を見ることもできる。
ヒンヤリとした空気に包まれた本堂の中は、外の37℃の暑さが別世界の様なところ。
靴を脱ぎ、不動明王の支配する空気の中で心を落ち着けながら少しだけ休憩させてもらう。成田山新勝寺の顔☆8年前にお色直し by ウェンディさん成田山新勝寺 寺・神社・教会
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大本堂のすぐ右側には三重の塔がある。
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三重塔は極彩色の装飾が施された建築物で、その修復が行われたのも今から10年ほど前と、彩りも鮮やか。
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イチオシ
この三重塔の見所は各階層の垂木が1枚板で作られている部分だ。
通常、寺院建築、特に多層塔を建築する場合の垂木は、「並行垂木」や「扇垂木(おうぎだるき)」と呼ばれる形式で組まれることが多いのだが、成田山新勝寺の場合は、木を組まずに一枚板(各層の水色の部分が一枚板)で作られていて、このような建築様式は非常に珍しい。成田山新勝寺の顔☆8年前にお色直し by ウェンディさん成田山新勝寺 寺・神社・教会
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この写真は成田山ではなく、参考写真としての日光東照宮の五重塔の垂木部分(2014年-秋に撮影)。
上の五層目が放射状の「扇垂木」、下の四層目が「並行垂木」で組まれている。
成田山の一枚垂木の部分と比べるとその作りの違いが良くわかる。 -
三重塔の極彩色のカラフルな色合いは多少、度が過ぎているようにも見えるが、これは金龍が雲水の青空を背景に空へと飛び立っていく様子を表現しているのだそうだ。
また、水銀朱を混ぜた朱色は魔よけの意味と建物の木が腐るのを防ぐ防腐剤だという事だ。
一見、派手派手に見える色合いの三重塔だが、その色彩にはそれなりの意味がある。
この三重塔の色彩は海外からの旅人に大人気で、海外からのゲストは本堂よりもこちらに集中していた。 -
本堂の左手には小さな古いお堂がある。
このお堂は、現在は釈迦堂と呼ばれるお堂だが、その昔はこちらが成田山新勝寺の本堂だった。成田山新勝寺の顔☆8年前にお色直し by ウェンディさん成田山新勝寺 寺・神社・教会
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釈迦堂の右隣にある現在の本堂の中は比較的キンピカピカの装飾で飾られていて、凄いなという感想は持つものの少しだけ成金的な匂いを漂わせていたが、旧本堂の釈迦堂は落ち着いた佇まいで、建物の渋さと言い、私的には釈迦堂の方が好みだった。
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釈迦堂の周囲には五百羅漢像が彫り込まれている。
500人もいる羅漢様の中から、私のお気に入り〈お腹の中からコンニチハ〉の羅ご羅(ラゴラ)さんを発見!
羅ご羅さんは仏陀のご子息にあたる仏様だ。
今年の3月に初めてこのお腹ぱっくりの羅漢様を見た時には衝撃が体を走ったが、2回目ともなると落ち着いてその様子を眺めることができる。
五百羅漢像は江戸時代の仏師である松本良山の作で、10年の歳月を費やして彫られたという事だ。
古いものであるため保護用のネットで覆われているのが残念だが、致し方ない。 -
作られた当時は彩色も施されていたらしく、こちらのにこやかに微笑む羅漢様は口元に朱の色がまだ残っていた。
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成田山新勝寺を訪れたのは七夕の7月7日。
全く意図していなかったのだが、この日は成田山の祇園会の初日という事で、境内はお祭りの準備であちこちでワタワタと係の方が動いていらした。
神輿も準備され、準備万端。
翌日には盛大に神輿が担がれたのだろう。1年間に3日間の特別なお祭り by ウェンディさん成田祗園祭 祭り・イベント
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縁結びのご御利益があるという光明堂(今更、縁結びもない…とは思うが、運命の出会いは何時何処で待っているか分からなし…)で、お参りをする。
そんな軽い気持ちで光明堂の中へと入ったのだが、お堂の中では思いもかけないモノが待ち受けていた。
縁結びに効力がある愛染明王の前で手を合わせていたら、不意に背後に人の気配。
殺気か…と思ったのだが、その方の手には警策(座禅の時に肩を叩く棒)の様なモノがあり、その棒が私の肩を軽くヒット。
この時はあまりに突然だったので驚いたのだが、帰宅後に調べてみると、この肩たたきは成田山の祇園会の行事の一つである【天国宝剣 加持】と呼ばれるもので、本尊の不動明王の剣である天国宝剣(あまくにのほうけん)を金糸の袋に包み、参拝者の肩にあて無病息災を祈るという祈祷だったと判明。
成田山の祇園会の事は全く調べていなかっただけに、1年に3日しかないそんなレアな行事に参加できたなんて、母と私はなんとラッキーなのだろう。成田山新勝寺の顔☆8年前にお色直し by ウェンディさん成田山新勝寺 寺・神社・教会
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そして、祇園会初日であったこの日は日頃は閉ざされている奥ノ院の扉が開かれ、秘仏と言われる大日如来が一般公開されていた。
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石扉で閉ざされた奥の院の中へと入るとその突き当りには小さな祠があり、揺らぐ蝋燭の炎が大日如来の姿を浮かび上がらせていた。
奥の院の外は蝉しぐれが降り注ぐ真夏の暑さなのだが、石堂の中は冷やされた空気で満たされ、厳かな雰囲気。
普段、神仏とは殆ど縁のない生活をしている私でもその空気感の違いが実感できるような祠だった。成田山新勝寺の顔☆8年前にお色直し by ウェンディさん成田山新勝寺 寺・神社・教会
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写真は奥の院の門扉で考古学上非常に貴重なものだということだが、門扉脇の説明板にはどこがどのように貴重なのかが全く触れられていない。
石にサンスクリットの文字が彫られているのは分かるのだが…。
出来れば、素人にも分かるような解説書を併設展示してほしいものだ。 -
光明堂の周囲には、214年前の江戸時代に奉納された木札もあった。
木札に書かれた御手長とはどういう意味のなのか調べてみたのだが、イマイチこれぞという意味には行き当たらなかったが、様々な解説から推察するに、江戸時代には御手長講という組合みたいなグループがあったらしい。
皆で講に出資して、代表者となる世話人たちが代表して成田詣りへと行き、講の参加者名簿としての木札を奉納したようだ。 -
成田山での最後のお参りは平和の大塔。
平和の大塔のぱっと見は、ただのデカい塔。
だから内部は見なくても良いかなとも思ったのだが、そんなことはない。
建物内部の内階段を登り上階へと行くと、そこにあるのは曼荼羅の世界。
真ん中に立つ不動明王は現代的な彩色で、全身の色がラピスブルーというインパクトのある姿だったが、その表情はユーモラスで威厳があるというよりも親しみがある感じだった。
視覚的に理解しやすくデザインされている分、和の仏像というよりはアジアの仏像に近い雰囲気ではあったが、なかなか他のお寺にはこんな不動明王さまはいないだろう。
写真撮影が禁止だったので絵で紹介できないのが残念な部分だ。成田山新勝寺の顔☆8年前にお色直し by ウェンディさん成田山新勝寺 寺・神社・教会
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イチオシ
成田空港でのちょっとした空き時間を利用したプチトリップ:成田山新勝詣。
ほんのちょっとお寺にお参りするくらいの軽い気持ちで来たのだが、成田山は思いの外ディープな場所で、タップリとその雰囲気に浸ることが出来た。 -
お寺に至るまでの表参道も時代を超えたレトロな雰囲気満載の場所で、海外からの旅人に人気があるのも納得。
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さあ、そろそろ空港へと戻る時間だ。
でも、その前に軽く食事をして…。
母と私の選択は、インドカレー屋さんのGEETA 成田店 New World COOK。
ウナギが有名な成田の参道でカレーはどうかとは思うのだが、母も私もナンが大好物。
暑かったこの日は食欲もあまりわかなかったのだが、カレーの香辛料の香りがお腹が空いていることを思い出させてくれた。
ランチメニューはカレー3種がつくスペシャルランチが1000円で、カレー1種類のランチが800円とお手頃価格。
味はかなり本格的で、ナンも美味しいのでインドカレーが好きな方にはお勧めできるレストランだ。お手頃ランチセット1000円はボリューム満点 by ウェンディさんギータ 成田店 New World COOK グルメ・レストラン
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空港へ戻るともう、チェックイン時間がすぐそこに迫っていた。
ラウンジで珈琲を飲んだ後は、スイッチを切り替えて、山ガールへと変身。
北海道の旅は母との二人旅だが、全然女子旅チックでは無いどちらかと言えばアウトドアな礼文島&利尻島。
どんな旅になるのかは、神のみぞ知る世界。
成田山で、素敵な出会いがありますように…、無事に歩けますように…と願掛けをしてきた効能はどうだったのか!?
72歳の母と旅する北海道旅の様子の始まりは↓
http://4travel.jp/travelogue/11149482
72歳とは思えないアクティブなおばあちゃんが登場するかも♪
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この旅行記へのコメント (6)
-
- fujickeyさん 2016/08/17 13:33:35
- お得なプチ・トリップ☆
- ウェンディさん、お暑うございます。。。。
台風の直撃からは逃れましたが、半端ない気温ですね。。。
汗がとまりません。
鰻をさばいているところを見ることができるんですね。
これはおもしろい♪
ウェンディさんのお気に入り、〈お腹の中からコンニチハ〉(笑)さんは
こちらだと恐怖感は低いですね。
前の方がホラー感が半端なかったです。
1年に3回しかないレアな日にあたったのは成田山に呼ばれたってことですかね。
成田山の池の亀について。
川越にも成田山川越別院というのがありまして、
こちらの池にも亀がたくさんいるんです。
池があれば亀がいるんだくらいにしか思っていませんでしたが
成田山川越別院のHPによると、
放生池(捕えた生物を放ち逃すこと。仏教で慈悲の行いとする)として
市内及び近在の人々に親しまれてきましたとあるので似たような理由でしょうか。
初詣の旅行記を作成するときにたまたま調べたので
もしかしたらと思って記載してみました(^0^)
fujickey
- ウェンディさん からの返信 2016/08/17 21:44:32
- RE: お得なプチ・トリップ☆
- fujickeyさん こんばんは。
此処しばらく、夜は過ごしやすい天気が続いていましたが、今晩は夜になっても風が熱いままで寝苦しい夜になりそうですね。
成田山の亀さんは放生池という考え方が原因で、あんな大所帯になってしまっていたのですね。
確かに捕まった生き物を逃がしてあげるのは良い事だとは思います。
しかし、池にもキャパシティがあるのであまり亀さんが増えすぎると、生活環境の劣悪化を招いてしまう気もします。
お寺様が増えすぎた亀たちをどのようにしているのか…が気になります。
【優しい阿弥陀如来的考え方】
広い敷地内に新しい池を作り、亀がのんびりと生活できるように環境を整えるので、幾ら亀さんが増えても大丈夫
【お主もワルよのぅ〜/悪代官的考え方】
池の亀が増えすぎたら、増えた亀は亀屋さんに売却する。
売却益はお堂の改修費用として積立貯金。
亀屋さんは、願掛けが叶った人のお礼参り用にその亀を仕入れ、販売する。
だから、亀は亀屋さんとお寺の間を行ったり来たり。
故に、池に居る亀の個体数は急激には増えたりしないので、新しい池を作る必要はない
さあ、真相はどっち?
- fujickeyさん からの返信 2016/08/18 09:22:29
- おぬしも悪よのぉ〜
- 【悪代官的な考え方】を読んで思い出したことが。
どの国かは忘れてしまいましたが、
以前にテレビで鳥かごに入った鳥を購入し空に放った直後に、
鳥を売っていた人が網で鳥を捕まえていました。
まさしく【悪代官的な考え方】を実践していました。
fujickey
- ウェンディさん からの返信 2016/08/18 20:54:03
- RE: おぬしも悪よのぉ〜
- 私も同じような映像を見たことがあります。
多分、東南アジアの仏教国だった気がしますが、ラオスかベトナム辺りでしょうか。
いろんな商売がありますね。
-
- ちちぼーさん 2016/08/16 11:55:36
- 実家の初詣の場所です
- ウェンディさん、こんにちは。
北海道への旅の前に充実した成田山詣でしたね。
成田山、実家の初詣はいつもこちらです。
ウェンディさんのお母様ほどの健脚ではありませんが
父と母は毎年20?の道を初詣の時は歩いて行っていました。
私も子供の時は電車で、その後は何度か一緒に歩いて行ったことのある
場所です。
首都圏の初詣ではトップ3に入る人出なので
いつもゆっくり拝観することができず
何度も行っているのにたくさんの亀ぐらいしか記憶がないのです。
こうして拝見して時期を外してウェンディさんの旅行記を片手に
ゆっくりお参りしたいと思いました。
それにしてもギラギラのお天気、暑かったのでは?
みんまま
- ウェンディさん からの返信 2016/08/17 20:54:21
- RE: 実家の初詣の場所です
- みんままさん こんばんは。
今日も暑い日でしたが、成田山へとプチ旅へと出かけた日も最高気温が37℃にもなる暑さの猛暑日でした。
木々に覆われた境内の中を歩いていても全然涼しくはなく、境内に敷かれた白砂の反射が目に眩しく、お寺に居るのにサングラスが欲しいようなお日様の強さでした。
そんな中を歩き回ったのですが、新勝寺の散歩はとても楽しい散歩となりました。
お堂を一つとってみても謂れがある古い建築物が多く、じっくりと観察すると小さな発見が沢山。
訪れた7/7は祇園会のお祭りの初日でしたが、暑かったせいかそんなに混雑している感じはなく、ゆっくりと拝観できた気がします。
江戸時代中期以降に作られた物が現代にも受け継がれてる成田山新勝寺、素敵なところですね。
みんままさんのご両親は、毎年20kmも歩いて新勝寺に初詣にいらしていたのですか
新春から身の引き締まるようなことを毎年なさっていたとは、凄いです!
お正月から気力も体力も養われる素晴らしい習慣ですね。
みんままさんも過ごしやすい季節の時に、是非ご両親と一緒にのんびり成田山詣をなさってみてくださいね。
お堂の中は何処も撮影禁止だったのでお堂の中の写真は旅行記にはないのですが、古いお堂はとても趣があり、その装飾も風雅でした。
ウェンディ
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