2015/07/14 - 2015/07/28
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jijidarumaさん
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“ドイツ 黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅”
オーデンの森・黒い森・バーデンワイン街道(カイザーシュトゥール)・仏アルザス地方(コルマール・シュトラースブルク・アルザスワイン街道)・シュヴァーベン地方の古城群・フランクフルト近郊のタウヌス・懐かしのデュッセルドルフ。
期間 : 2015年7月14日(火)〜7月28日(火)15日間の旅
参考:2015年”黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅”
http://4travel.jp/travelogue/11027937
7月27日(月) 曇り 17.5〜22℃ 39km ;後半1,128 km 総計 2,027 km
Essen-Kettwigエッセン・ケットヴィッヒ =>L?・A52(Breitscheid)・L? 25km Duesseldorf デュッセルドルフ =>L? 14kmデュッセルドルフ国際空港
写真はカフェ ハイネマンの店内
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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イチオシ
*昨夜、家内は22:30に就寝し、起床までに4回トイレに行ったという。
回数は減ったし、夕食もなんとか取れたので、徐々に回復基調に入ったように見える。只、まだ4日目だ。
写真は古城ホテル フーゲンポエト城・庭園側シュロスホテル フーゲンポエト ホテル
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起床は7:00、家内はリンゴ1個で朝食を済ませ、今朝も私だけ朝食に出かけた(8:30〜9:15)。私だけの朝食はこれで3度目になる。
昨夜か朝方の雨か、テラスが濡れている。
写真は古城ホテル フーゲンポエト城・テラスレストラン -
10時まで一人で庭園を散策、ホテルのレストランなどを見て回る。家内はその間、荷物の整理をし、チェクアウトの時間までゆっくりした。
前半に比べ、この3日間は涼しい。
写真は古城ホテル フーゲンポエト城・テラスレストラン -
写真は古城ホテル フーゲンポエト城・テラスレストラン
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こちらで朝食を頂く。
前の席には昨夜のレストランでスノビッシュな(上品ぶった)夫婦が座っていた。
写真は古城ホテル フーゲンポエト城・レストラン“HUGENpoettchen小さなヒキガエルの水溜り” -
写真は“HUGENpoettchen小さなヒキガエルの水溜り”
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写真は“HUGENpoettchen小さなヒキガエルの水溜り”
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写真は古城ホテル フーゲンポエト城・右の塔内3階が部屋・・・このホテルの塔内の部屋は2度目になる。
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写真は古城ホテル フーゲンポエト城・右の塔内3階が部屋
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写真は古城ホテル フーゲンポエト城・右の塔内3階が部屋・・・水城の様子が分かる
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写真は古城ホテル フーゲンポエト城・庭園
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写真は古城ホテル フーゲンポエト城・広い庭園
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写真は古城ホテル フーゲンポエト城・3階の廊下の絵画
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写真は古城ホテル フーゲンポエト城・3階の廊下の絵画
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イチオシ
このホテルは12時までにチェックアウトなので大変助かる。
枕銭Euro2(278円)を置く。
ポーターにEuro3(418円)と、空になった水7本のペットボトル(保証金の戻りがある)をチップにあげた。
写真は古城ホテル フーゲンポエト城・中庭から見たホテル正面 -
写真は古城ホテル フーゲンポエト城・中庭と城館の間に橋がある
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12:15古城ホテル フーゲンポエト城をスタートした。
昨秋訪れたばかりのDusseldorfデュッセルドルフに向かい、12:30到着。
Koenigsalleeケーニヒスアレー(“王様の小道”と称される)、通称Koeケーに近いKaufhofカウフホフの駐車場(12:47〜16:27・・・ながい駐車料金Euro12=1,671円)に停めた。
写真は古城ホテル フーゲンポエト城・中庭から外への橋 -
写真は古城ホテル フーゲンポエト城・城門から出て、昨秋訪れたばかりのDusseldorfデュッセルドルフに向かう。
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<Duesseldorfデュッセルドルフ>: 12:30〜16:30
http://www.duesseldorf.de/
一年ぶりのデュッセルドルフは昨秋の頃よりはきれいな街の姿を見せていた。
早速目的のケーニヒスアレー(“王様の小道”と称される)、通称Koeケーに行って、Cafe Heinemannカフェ・ハイネマンのチョコレート、パイケーキを購入した。
写真はDusseldorfデュッセルドルフ・カフェ ハイネマンのウインドウカフェ ハイネマン (フェラインスバンク パッサージュ店) スイーツ
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2013年10月20日(日)に久しぶりにデュッセルドルフを訪れ、ハイネマンのチョコレート、パイケーキを購入したが、2014年05月21日(水)にも飛行機便の関係から帰国便をANAのデュッセルドルフ=>成田を選択した。
ANAが直行便をこの春から乗り入れたこともあって、2年連続となり、今年はLH(ANA運航)がベースながら同様となった。
写真はカフェ ハイネマンの店内 -
イチオシ
≪Cafe Heinemannカフェ・ハイネマン(Koeケーセンター内)≫〜13:45
D-40212 Duesseldorf 、Martin-Luther-Platz32
https://www.konditorei-heinemann.de/
営業時間;月~金:9~19時、土:9~18時半 、日曜日:10〜18時。
改装されたハイネマンのカフェでお茶を飲むのも美味しく、楽しいのだが、家内の体調も完全ではなく、残念ながらまたの機会にした。
いつもの様にお目当てのシャンパントリュフなどを購入する。ここのチョコレート菓子の中でも“シャンパントリュフ”が私共は大好物だ。
食べるとシャンパンが口の中に溶け出て、その美味しい味に感心する。娘家族も期待のお土産なのです。
写真はカフェ ハイネマンの店内・・・“シャンパントリュフ”も見える。 -
写真はカフェ ハイネマンの店内・・・様々なケーキ類がある。
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この日お土産に購入したのは以下の通り。
シャンパントリュフのチョコレート4ケース・・・Euro62.9、
アルコール無しのミックス・チョコレート4ケース・・・Euro39.86、
Baumkuchenバウムクーヘン3・・・Euro45.21、
Mandeltorteアーモンドのパイケーキ2・・・Euro19.8、
Nusstorteクルミのパイケーキ1・・・Euro10.9、
Teegebaec Spezial紅茶用菓子類1・・・Euro20.46、
猫の舌、生姜、オレンジなど様々なチョコレート菓子8・・・Euro53.32
・・・合計Euro252.45(35,177円)
写真はカフェ ハイネマンの店内・・・Mandeltorteアーモンドのパイケーキ、
Nusstorteクルミのパイケーキなど。 -
“ケーニヒスアレー=Koeケー”と愛称されている世界に冠たる通りで、1801年、ミュンヘン王宮の建築家のプランを採用して、現在の1kmの並木道が完成したのです。
幅82mの大通りで、真ん中のお堀を挟んで凡そ400本のカスターニアン(マロニエ)が大きく育った並木道が続く。
ホーフガルテン方向を正面にして、右側には高級ブティック、ブランド品の店、カフェ・レストランが並んでいる。
左側にはドイツの銀行やオフィス、ホテル、カフェ・レストラン、ブランド品の店等がこの街の顔として並んでいる。
写真はDusseldorfデュッセルドルフ・Koenigsalleeケーニヒスアレー(“王様の小道”と称される)、通称Koeケーの通り・右側。 -
写真はKoenigsalleeケーニヒスアレー(“王様の小道”と称される)、通称Koeケーの通り。・・・ケーセンター
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写真はKoenigsalleeケーニヒスアレー(“王様の小道”と称される)、通称Koeケーの通り・右側。
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イチオシ
写真はKoenigsalleeケーニヒスアレー(“王様の小道”と称される)、通称Koeケーの中央にある掘割。
ケーニヒスアレー 散歩・街歩き
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<Edward`s Ladyにて> 〜14:00
D-40212 Duesseldorf 、 Koe-Center
ケーセンターのハイネマン傍を歩いていて、目に付いた家内のブラウスを購入。
Euro99(元値は149だった。)=13,795円。
7月の最終月曜日はバーゲンセールなのだ。
<Koeケー・Kaufhofカウフホフにて> 〜15:40
中々思うようなお土産が見つからずに店内を歩く。家内は度々トイレに行ったので、トイレの小母さんと顔見知りになってしまった。
孫たち用のT-シャツ5(Euro35.95)、マルチパン1ケースやHariboハリボのグミ10袋(Euro27.1)で合計Euro63.05(8,778円)
駐車場で購入した土産を分別し、手持ちのバックやトランクに詰める。
写真は称Koeケー近くのデパート・Kaufhofカウフホフ内。 -
満タンで車を返却する約定なので、デュッセルドルフ国際空港に向かう道傍のエッソで最終の給油をした。
<Esso Station > 〜17:00
D-40470 Duesseldorf 、Noerdlicher Zubringer
15.2Lx@1.139=Euro17.31(2,410円)。最後の給油は16:58に完了。
<Avis Autovermietungエイビスレンタカー・デュッセルドルフ国際空港>
D-40474 Duesseldorf 、Flughafenstrasse
+49 211 4216747 http://www.dus.com/dus/
レンタカーの返却時間18:00でしたが、Avisにレンタカーを返却したのは17:11です。
14日間の総走行距離2,027km(平均一日145km):費用68,000円+Euro25=71,481円
2006年5月05日以来、毎年のドイツ旅行もデュッセルドルフは長くご無沙汰だったが、この3年で3度もFlughafen Duesseldorfデュッセルドルフ国際空港を利用した。
今春からANAが成田=>デュッセルドルフ間に就航した所為でもある。かつて大火災がおきた空港だが、もうそんな様子は少しもない進化した空港になっている。
ANAカウンターに17:30到着し、直ちにチェックイン(40kg)・通関・出国をする。
デュッセルドルフ空港はDuty Freeも少ない。昨年もやってしまったが、出国後のANAの搭乗口A76近辺にはカフェぐらいでDuty Freeが無い。この為、Duty Freeで買い物をするにはもう一度入国することになる。
係官に事情を言えば、快く了解してくれるが、入出国スタンプをまた押すことになってしまうのだ。
<Duty Freeで最後の孫たちへのお土産を購入>(18:26)
Airbus Kinder Surprise子供用びっくりチョコレート5個購入。
小さなおもちゃが入っているので、孫に人気があるのだ。
5xEuro4.95=Euro24.75(3,446円)
尚、土産は以下の写真のようなものですが、例年あまり変わりがない。
写真はお土産:アルザスのゼリー菓子、子供用びっくりチョコレート、Hariboハリボのグミなど。 -
<お茶:Cafe Moevenpickカフェ・メーヴェンピック >
18:30〜19:30 Euro8.8(1,225円)
私はWeizenbier 0.5L(Euro4.9)、家内はオレンジ・ジュース0.25l(Euro3.9)。
家内はジュースがうまく感じたそうだ。回復してきたのかもしれない。
いつもそうだがビールを飲んだら、急に疲れを感じて、搭乗までカフェで休憩した。
搭乗は19:40、今日のフライトは満席のようだ。ANAにとっては喜ばしいことだろう。
31F・Gの席は一番後ろの3人かけの席、トイレがウォシュレット付きだったと家内は大喜び、まだ完調でないだけにその気持ちはよく分かる。
定刻の20:00に離陸した。
Duesseldorf=> 成田 NH210(LH7240) 20:00 LV〜 ;31F・G
ANA(LH)機中泊
7月28日(火) 曇り 30℃以上、ドイツから帰ると日本は蒸し暑い
日本帰国
=>成田 成田 NH210(LH7240) 〜14:02 AR ;31F・G
*出発時、機中ともトラブルもなく、定刻の20分前に成田空港に着陸した。
14回目の今年も無事に帰国出来た。
空港駅から娘たちに電話をしたが、二人とも留守で、そのまま電車に乗って帰る。
とりあえず雨戸をあけ、空気を通して、チョコレートだけを野菜室に入れた。
それからお茶にした。19時まで休憩。休憩中に娘たちから折り返しの電話があった。一番下の孫娘の嬉しそうな声も聞けて、疲れも抜けた。
トランクの荷物を全開し、お土産も写真を撮り、娘や孫たちにあげるものを選別した。
*翌日、娘たちにお土産を送付した。
家内は休むことなく、どっさりとある洗濯物の仕分けと洗濯を開始した。家内の体重はこの旅で2kg減量したと言う。
いつもながら長いようで短い15日間、今年は家内がスズメ蜂に刺され、後半の5日間は体調を崩し大変だったが、それを抜かせば満足した良い旅だったと言えよう。
持ち帰ったたくさんの旅の資料・撮りためた写真の整理、旅行記完成・アルバム貼りとこれから長い苦労と楽しみの時間が始まる。
以上
XXX
写真はお土産:カレンダー、Die Reise旅の絵本など。 -
≪2015年“ドイツ黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅”:費用≫
A) 航空機運賃:LH74,500+32,990(107,490円x2)+6,900 221,880円
B) レンタカー:Avis 14日間円建て 68,000円+乗り捨て料金3,481円 71,481円
C) ガソリン代:2,027km 106.85L Euro133.14 @138.13 18,391円
D) 宿泊費 : Hotel 13泊14日 Euro1,906.9 @138.3 263,721円
E) 食事代 :昼・お茶16夜12回 Euro1,553.78 @138.91 215,840円
F) お土産代 :Euro773.86 チョコレート菓子、カレンダー他 107,643円
G) その他 :Euro216.39博物館等入館料、駐車料金、トイレなど 30,063円
合計 929,019円
(注)上記は2人分の合計額。一名あたりは465千円、一日あたり・一人 31,000円。お土産代をぬかした一人分 は27,000円。
写真はお土産:シャンパントリュフのチョコレート、Baumkuchenバウムクーヘン、Mandeltorteアーモンドのパイケーキ、Nusstorteクルミのパイケーキなど。 -
≪旅の総括≫
今年の旅が終わってみればいろいろで、ドイツもアルザスも日本と変わらぬ暑い夏(最高38℃)の日々が続き、毎日汗びっしょりの観光をした。
夕食を終えるとそのまま就寝してしまうような旅でした。私共に向いた季節はやはり春が一番のようです。
旅行期間中は1ユーロが昨年並みの円安で137~139円台で推移した。保有していた携行外貨の平均レートは139円であり、似たようなものだった。
1日目の7月14日:
フランクフルトから70kmほどのシュペッサートの山中にある古城ホテル メスペルブルン城に泊まりました。初めての宿泊でしたが、思いのほか気に入りました。旅の最初の宿には最適です。ここは25歳の若さで亡くなった作家ヴィルヘルム・ハウフの童話作品『シュペッサートの森の宿屋』(盗賊の森の一夜)で知られている。
2日目の15日:
以前、英国女王ヴィクトリアの事を書いたのでアモールバッハとエーベルバッハの町はこの旅の行程に是非入れたかった。アモールバッハで結婚したヴィクトリアの両親、ケント公爵エドワード・オーガスタスと公爵夫人ヴィクトリア、そして女王の異父兄であるカール・ライニンゲン侯爵家の町なのです。
そしてエーベルバッハに来たのはCafe Viktoriaの店で名物のヴィクトリア・トルテを賞味したい目的があったからだ。
ドイツ第一のケーキと称されるヴィクトリア・トルテにコアントローかけの美味しさは評判通りで、とても満足した。
念願であった古城街道にある“人魚姫伝説”のネッカービショフスハイム城に泊まった。
3日目の16日:
古城街道にあるジンスハイムのシュタインスベルク城址を訪ね、プロイセンの王太子(後のフリードリヒ大王)の逃亡未遂事件の事を知った。
ラシュタットの軍事歴史博物館では様々な戦いをみた。『帝国の盾』とも呼ばれたルートヴィヒ・ヴィルヘルム・バーデン辺境伯が“オスマントルコ軍の第二次ウィーン包囲”で諸国解放軍の勝利に貢献した歴史も知った。
そして黒い森・峡谷街道沿いを走り、鼻のように突き出た岩山に立つ古城ホテル エーベルシュタイン城のミシュラン1星レストランで満足なフランス料理を食べた。
写真はお土産:マルチパン、Pralinenプラリネン(チョコレート菓子)など -
4日目の17日:
黒い森・峡谷街道をゲルンズバッハ、フォルバッハ、かつて宿泊しミシュラン1星(現2星)の美食を楽しんだホテルがあるバイヤーズブロン-シュヴァルツェンベルグ、フロイデンシュッタット、シルタッハ、ヴォルファッハ、ハスラッハ、クリスマス時期にアドベントカレンダーで人気のゲンゲンバッハと巡った。黒い森の木組みの家並みはどの町・村も素晴らしく、このルートを走ってとても良かった。
民族衣装博物館、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森の さくらんぼトルテ)の成り立ちなども身近に感じるほど、このケーキを食べた。そして木組みの宿に2泊した。
5日目の18日:
アルザス地方第一の都市シュトラースブルクに日帰り旅行をした。アルザスの美しい木組みの家が密集したプチット・フランスを歩くのは実に楽しく、興味深いものだ。
昼食に選んだのは大聖堂前のレストラン、かつて夕食を楽しんだメゾン・カメルゼル邸である。この日は名物ザワークラウト料理(8種のハムやソーセージ)にトライすることに決めていた。その量に少々驚き、味は美味しかったが、ちょっと残すことになった。
6日目の19日:
バーデンワイン街道の中でももっとも銘酒を産する地域カイザーシュトゥール(皇帝の椅子)巡りをした。棚田のような葡萄畑の景観は独特の奇観、いや、美観だった。ブルクハイムでは典型的なドイツ夫人たちと健康談義をし、思わぬエクササイズをして見せた。
その後、ライン川を渡り、フランスのコルマールを訪れた。
コルマールと言えば、31年前(1983年12月〜1984年1月)となるアルザスの旅を想い出したものだ。ここではグリューネヴァルトの傑作「イーゼンハイムの祭壇画」は見逃せないので、再訪した。“皇帝の椅子”・ブルクハイムの支配者でもあったピノ・グリの伝来伝説に登場する神聖ローマ帝国の将軍の銅像と泉、ラザール・ド・シュヴァンディ男爵については初めてその事績を知った。
プティット・ヴェニーズ(小ヴェニス)と呼ばれる運河沿いに立つ、町一番の人気がある木組みのホテル・ロマンチックホテル ル・マレシャルに2泊した。
写真はお土産:LH機内サービスで買い求めたホームデリバリー品は帰国後に配達されます。・・・ドイツグルメアソートセット(ソーセージ缶大小各3・ビール0.33L2本・ザワークラウト一瓶・粒マスタード一瓶を2セット、フランケンワイン2本。 -
7日目の20日:
アルザスワイン街道を巡る旅ではかつて閉館中で見ることが出来なかったクニグスブール城に是非行きたいと思って、いの一番に目指した。ここでは城内は勿論、塔の上から望む、素晴らしい風景を存分に楽しむことが出来た。
そして二重の城壁が村を囲むベルクハイムでは相手を侮辱する浅浮き彫りが城門の壁にあり、ドイツの“鉄腕騎士ゲッツ”の逸話を想い出した。
シュヴァイツァー博士の生誕地として知られる美しいカイゼルスベルク。ヴァイス川の両端に木組みの家が並び、これぞ画家たちが愛した光景だと納得したものだ。
ル・マレシャルでの夕食は川辺に臨むレストランでしたが、珍しいことに川にカワウソの親子が住んでいて、時々巣穴から出てきては泳いでいる。カワウソの泳ぐのを見ながら、食事をしたのも初めての体験だった。
8日目の21日:
コルマールから再びライン川を越え、シュヴァーベン地方を走った。ドナウ川の細流に沿って行くと、緑の中に白い肌の岩壁が乗り出したような景色が見える。この一帯に荘厳なボイロン僧院、岩壁上に高々と立つヴェレンヴァーク城、ビルデンシュタイン城がある。特に珍しい城郭であるビルデンシュタイン城に立ち寄りたくて訪ねた。ドナウ川の眺望を城から見て、大いに満足した。
ドイツには意外と田舎町に多いから、鄙には稀なというには違うのかもしれない。ミシュラン1星のオーナーシェフが経営するホテル・レストランに2泊できたのは嬉しいものだ。
9日目の22日:
下の町を従えるように、高台から斜面にかけて城郭や教会を配したハイガーロッホ城(現古城ホテル)の姿に、昔から是非一度訪ねてみたいと思っていた。漸く訪れることが出来たハイガーロッホ城と同様に、訪ねてみたかったのが特異な仮面をつけて練り歩くファストナハトやロットバイラーと呼ばれる犬で知られたロットバイルの町で、思っていた以上に美しかった。町のマルクト広場とその周辺を見て歩くだけで満足した。
そして、念願であったナチス・ドイツに対する抵抗運動の英雄クラウス・シュタウフェンベルグ伯爵一家が過ごした伯爵家累代の居城ラウトリンゲン城を訪れた。ラウトリンゲン城の建物内に“シュタウフェンベルクの部屋”が設けられていて、この日も近在のギムナジウム(日本の中高 一貫校に相当する学校)の学生たちが歴史の勉強に来ていた。
夕食は20年以上もミシュランの1星を維持しているロマンチックホテル ヒルシュで美味い料理を食べた。
写真はお土産:LH機内サービスで買い求めたホームデリバリー品 -
10日目の23日:
小雨の中、8年ぶりになる名城リヒテンシュタイン城を見物した。夭逝した作家ヴィルヘルム・ハウフの長編小説『リヒテンシュタイン』の事も改めて学習し、彼やヴィルヘルム・ヴュルテンベルグ伯の顕彰碑もしっかり見てきた。
それからドイツの国民的作家シラーの町マールバッハも初めて訪れた。
クリスマス時期に2泊したことがあり、とても気に入った古城ホテル リーベンシュタイン城の夕食に名物マウルタッシェ(シュヴァーベン地方の郷土料理)のスープが出た。
夜半、家内が部屋に潜んでいたスズメバチに刺された。大して腫れはしなかったが、痛みが強くてよく眠れなかったようだ。
11日目の24日:
フランクフルトの北にあるタウヌスに向かい、エップシュタインという小さな町(ここでもう下痢の状況になっっていたが)で昼食をとり、2泊するケルクハイムの古城ホテル レッタースホーフ城に早めの15:30に着いた。
この日の家内は昨夜の寝不足がたたり、頭痛、それが契機になったのか、旅の疲れが一気に出て、体調を崩してしまった。加えて腹痛、熱も出て、食欲無し、この時以降下痢が続くという、家内には気の毒な日々になった。
12日目の25日:
古城ホテル レッタースホーフ城が2泊であったので、終日休養にあてて、ラインガウ巡りなどはやめた。ホテル2泊連泊は4度目だが、暑い夏の旅で疲労もたまった事、スズメバチに刺された毒の解毒・代謝が続いたこと、ゆっくりするにはちょうど良かった。
夕食はルームサービスを利用した。家内は食べるとお腹が痛くなり、相当数トイレに通う。回復には出すだけ出さねばならないものの、さすがに疲れたようだ。
写真はお土産:LH機内サービスで買い求めたホームデリバリー品 -
13日目の26日:
10:45に遅めの出発。ボッパルトのラインの大蛇行を見ることも断念し、デュッセルドルフ近郊のフーゲンポエト城に急ぎました。
A3で向かいましたがケルン近郊で大渋滞(アウトバーンを完全に遮断して工事していたため)に巻き込まれて往生しました。
目的地まで出発してからおよそ6時間弱かかった。普段なら2時間の距離なのだが・・その間、家内はよく我慢した。
14日目の27日:
古城ホテル フーゲンポエト城には左右に塔内部屋があり、私共の部屋は庭園側から見て右の塔内で庭園側ビューの部屋でした。お値段は一番安いレベルの部屋を選んだが、グレードアップされたようだった。
最終日は正午のチェックアウト、デュッセルドルフのお気に入りのハイネマンのケーキやチョコレートをお土産に大量購入し、カウフホフでも孫たちの土産を買った。
トイレの回数は減ったし、昨夜の夕食もなんとか取れたので、徐々に回復基調に入ったように見えた。只、まだ4日目、1週間から10日は回復に必要だと家内は言う。
15日目の28日:
14回目のドイツ感傷旅行が終わり、暑い夏の日本に無事に戻った。
家内は体重が2kg減量したと言う。
結局、14日間の総走行距離は予想の1,814km(一日平均130km)に対し、2,027km(一日平均145km)となりました。
今年もAvisを起用し、円ベースのレンタルを受けた。
写真はお土産:孫たちのTシャツ5人分 -
≪古城巡り≫
2012年の春に走った地域は古城群が実に多く、訪れる事が出来たのは52の古城でした。2013年の秋の旅は30の古城を訪れ、2014年の春の旅では29の古城を訪れた。
今年の夏は数が減ったものの、21の古城めぐりが出来た。
古城・古城ホテル好きの私としては、まずまずの旅になりました。
≪宿泊≫
13泊は古城ホテルに7泊、Romantikhotelロマンチックホテルに6泊だった。
2連泊は例年以上に4回(前半・後半とも2回)もとり、行程上は上手くいったと思う。
5星ホテルが1泊、4星は11泊、3星が1泊でした。今回は4星が実に多く、古城ホテル以外は木組みのロマンチックホテルであり、其々のホテルの内容には満足した。
≪食事≫
ミシュラン1星付きのレストランを持つホテルには3泊(前半1泊・後半2泊)し、
③7月16日(木)Restaurant & Hotel Schloss Eberstein古城ホテル エーベルシュタイン城
⑧7月21日(火)Romatik Hotel & Restaurant Hirschロマンチックホテル ヒルシュ
⑨7月22日(水) 同上
ミシュラン1星レストランの食事は16日の古城ホテル エーベルシュタイン城、22日のロマンチックホテル ヒルシュで其々夕食に美味しいフレンチ料理を頂きました。
尚、7月20日(月)アルザス・コルマールのRomatik Hotel Le Mare’chalロマンチックホテル ル・マレシャルの料理も良かった。
XXX
写真はお土産:KセンターのEdward’s Ladyで家内のブラウス1枚 -
XXX
さて、ドイツ感傷旅行も次は15回目になる。欧州でのテロ騒ぎが続き、旅の実施が懸念されるが、次は春のフランケンの古城群か? 秋のモーゼルの旅か?
さて・・・。
<作成:2016年1月7日>
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長い間のお立ちよりと、ご投票、そしてコメントをありがとうございました。
一つの旅をこうして寄稿したのはドイツのクリスマスに次いで2番目です。
次回の旅まで時間があり、暇な時間に2014年?ドイツ北方2州を巡る旅”の寄稿したいものと考えています。
その節はまたお立ちより頂ければ嬉しく思います。
jijidaruma
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
写真はお土産:様々な紙ナプキン。 -
蛇足ながら、ドイツの紙ナプキンは絵柄が美しく、安く、軽いのでお土産には手ごろなものです。
これを利用して“押し花”の方法でバックを飾ると、写真のようなものが出来上がります。娘や孫たちも夏休みに来訪して作成しました。
写真はお土産の紙ナプキンを利用した家内の作品 -
写真は家内が作った紙ナプキンを利用したバック
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写真は紙ナプキンを利用したバック:娘や孫たちも夏休みに来訪して作成しました。
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写真は紙ナプキンを利用したバック・・・左が家内、その下が娘、右上の3つと右下2つの5つが孫たちの作品。其々の柄は自分で選んだものです。
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2015/07/14~
古城街道周辺
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑥ブドウ畑に囲まれた丘の上に立つBurg Steinsbergシュタ...
2015/07/14~
古城街道周辺
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑦19世紀には要塞都市と呼ばれたが、今はバロック宮殿の町ラシュタット
2015/07/14~
バーデン・ビュルテンベルク州
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑨ドイツ木組み建築街道(バーデン・ヴュルテンベルグ州ルート)を行く。
2015/07/14~
シュヴァルツヴァルト
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑩さらにドイツ木組みの町々ヴォルファッハ、ハスラッハ、ゲンゲンバッハ...
2015/07/14~
シュヴァルツヴァルト
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑪双子姿の木組み建築のホテルに泊まる。
2015/07/14~
シュヴァルツヴァルト
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑫ライン川を越えて、フランス・シュトラースブルク観光へ
2015/07/14~
シュヴァルツヴァルト
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑬1984年1月:かつてのフランス・アルザス旅行
2015/07/14~
アルザス地方
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑭カイザーシュトゥール(皇帝の椅子)のブドウの段々畑の景観が美しい。
2015/07/14~
その他の観光地
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑮紀元前2000年の頃に既に城塞があったと云う小さな村ブルクハイムを...
2015/07/14~
その他の観光地
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑯コルマールではロマンチックホテル ル・マレシャルに2泊した。
2015/07/14~
アルザス地方
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑰アルザス地方・コルマール市内見物
2015/07/14~
アルザス地方
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑱アルザスワイン街道を走る。
2015/07/14~
アルザス地方
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑲ドナウ川の細流沿いを東に走る。鄙には稀なグルメレストラン。
2015/07/14~
バーデン・ビュルテンベルク州
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑳かつてローマ軍団の城塞だったハイガーロッホ城、ローマの城砦都市であ...
2015/07/14~
バーデン・ビュルテンベルク州
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅21英雄クラウス・シュタウフェンベルグ伯爵一家が過ごしたラウトリンゲ...
2015/07/14~
バーデン・ビュルテンベルク州
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅24シラーの町マールバッハの散策
2015/07/14~
バーデン・ビュルテンベルク州
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅㉕葡萄畑に囲まれた丘に古城ホテル リーベンシュタイン城...
2015/07/14~
バーデン・ビュルテンベルク州
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅㉖スズメ蜂(Wespeヴェスペ)にタタラレタ!
2015/07/14~
その他の観光地
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅㉗走行距離0kmの1日
2015/07/14~
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅㉘“ライン黄金の道”を諦めて、ひたすらエッセン・ケット...
2015/07/14~
エッセン
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黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅㉙懐かしのデュッセルドルフとハイネマンのお土産
2015/07/14~
デュッセルドルフ
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シュロスホテル フーゲンポエト
3.15
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旅行記グループ 2015年ドイツの夏:黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅
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