黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅⑯コルマールではロマンチックホテル　ル・マレシャルに2泊した。　

2015/07/14 - 2015/07/28

“ドイツ　黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅”　
オーデンの森・黒い森・バーデンワイン街道（カイザーシュトゥール）・仏アルザス地方（コルマール・シュトラースブルク・アルザスワイン街道）・シュヴァーベン地方の古城群・フランクフルト近郊のタウヌス・懐かしのデュッセルドルフ。

期間　：　2015年7月14日（火）～7月28日（火）15日間の旅

参考：2015年”黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅”
http://4travel.jp/travelogue/11027937

7月19日(日)　 朝方は小雨、昼頃から晴　21.5～28℃　 123ｋｍ
Vogtsburg-Oberbergenフォーグツブルク・オーバーベルゲン　＝＞L？　6km　 V-Burgheimブルクハイム　＝＞L？（Breisachブライザッハ）＝＞B31・415　42km　フランス・Colmarコルマール・Romatik Hotel　Le Mare’chalロマンチックホテル　ル・マレシャル

＊Breisachブライザッハを通過し、ラインの橋を渡る。B31・415と走って、42kmでフランス・Colmarコルマールに着いた。

写真中央はプティット・ヴェニーズ（小ヴェニス）と呼ばれる運河沿いに立つロマンチックホテル　ル・マレシャル

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

もっともフランスは道路標識が見にくく、道路工事で迂回したこともあって、プティット・ヴェニーズ（小ヴェニス）と呼ばれる運河沿いに立つRomatik Hotel　Le Mare’chalロマンチックホテル　ル・マレシャルに到達するまで、何度かぐるぐる回ってしまった。

写真はプティット・ヴェニーズ（小ヴェニス）近くの広場

写真はプティット・ヴェニーズ（小ヴェニス）の運河

ホテルにチェックインしたのが、ブルクハイムを発ってからおよそ1時間した12時半でしたから、15分ぐらい無駄にしたであろう。

写真はプティット・ヴェニーズ（小ヴェニス）近くの橋からホテルを見る。

写真は宿泊ホテル前に立つFontaine Roesselmann （Roesselmann-Brunnen）レッセルマンの泉

ニューヨークの自由の女神の作者として知られるAuguste Bartholdiオーギュスト・バルトルディが1888年に制作したJean Roesselmannジーン・レッセルマンの銅像はコルマールの自由と独立を守って、シュトラースブルク大司教の軍と戦い、1262年に死んだレッセルマンを記念したものである。

銅像の手には大きな魚を掴み、足元の四方に魚の口から水が噴き出ている。魚の意味があるかと、調べてみたが分からない。

銅像の周りは一時的な駐車場になっていて、私もここに暫時車を停めて、ホテルにチェックインの手続きをした。

更に不便であったのは有料ガレージ（一日Euro15：事前予約要）で、ホテルから駐車場は少し離れた場所にあり、荷物だけ下してフロントに預け、ガレージのカギと地図をもらって車で出かけた。

周辺路を越えた道にあるはずだったが、車で走るため、ガレージの案内板が他のホテルの看板に隠れていて見落とした。車を停めて、町の人に聞いてみるも正確には指摘できず、ここでも何度かぐるぐる回ってしまった。

プライベートの狭い道に入るので運転が難しく見つけにくいが、ともあれNo.11のガレージに至る。シャッターが下りていたから鍵で開けるのだが、これもなかなか開かず、冷や汗をかいた。
車を入れて、シャッターをロックするのもまた難儀で、よく見るとシャッターが少し歪んでいる所為のようだった。漸く14：20に完了。

明日もこのガレージを開閉するのかと思うと、少々げんなりする気分だ。（ホテルのHPだけでは、この不便さまでは分からなかったのだ。）

写真はプティット・ヴェニーズ（小ヴェニス）近くのロマンチックホテル　ル・マレシャルの前景

写真はロマンチックホテル　ル・マレシャルとブナの木

運河沿いのアルザス様式の木組みの建物やテラス、ホテルの様子を眺めながら、ぶらぶらしてホテルには14：40に戻った。

写真は木組みの家・ロマンチックホテル　ル・マレシャルの前で

ホテルの部屋は階段を上り、2階の狭い通路を行くと、No.15（Bizetビゼーの名前がある）の小さな部屋があった。

写真はロマンチックホテル　ル・マレシャル内の廊下

写真はロマンチックホテル　ル・マレシャルの部屋前No.15（Bizet）・・つまりGeorges Bizetジョルジュ・ビゼー（1838〜1875年）の名が付いたものでした。

装いは色鮮やかできれいだ。

写真はNo.15ジョルジュ・ビゼーの名が付いた部屋

残念にも部屋の中は熱気がこもり、早速、ダイキンのエヤコンを20℃に設定して冷やし、しばしの休憩をした。

もっとも、ヨーロッパでエヤコンのあるホテルは珍しいのだが。

写真はNo.15ジョルジュ・ビゼーの名が付いた部屋

⑥⑦7月19日（日）＆7月20日（月）（2泊）

Romatik Hotel　Le Mare’chalロマンチックホテル　ル・マレシャル
F-68000 Colmar, France 、6 place des six Montagnes Noires,
Tele：+33 (0)3‐89416032　、Fax：+33 (0)3‐89245940　
http://www.hotel-le-marechal.com/

4星・全30室。2階Classic DZ No.15（Bizetビゼー）＝Euro119X2＝238＋1回分朝食17x2＋市税1.1X4＝合計276.4（38,031円）。ガレージNo.11代はEuro15x2＝30（4,140円：事前予約要）。総計Euro306.4（42,171円）。
水0.33L1本、スリッパ、浴用ガウン有。

シュトラースブルクから約80km。駐車場は少し離れた場所にあり、プライベートの狭い道を入るので運転が難しく見つけにくいが、シャッター付で鍵をくれるので安心との事。

旧市街壁沿いにある、1565年築のアルザス様式の木組みの家（4階建て）はエレガントな4星ホテルで、「Kleinen Venedig小ヴェニス」と呼ばれる美しい地区に位置している。

写真はロマンチックホテル　ル・マレシャルをバックに

ホテルのオーナー一家が大の音楽好きということで、各部屋にそれぞれ作曲家の名前が付けられている。

私共の部屋はClassic DZクラシックのダブルルーム と言うだけに、No.15（Bizet）・・つまりGeorges Bizetジョルジュ・ビゼー（1838〜1875年）の名が付いたものでした。
ビゼーの代表作は『カルメン』、『アルルの女』、『真珠採り』、『小さな木の実』などで、誰もがその名を知っているフランスの作曲家である。

この部屋には小さなベランダもあったが、そこからはホテルの前庭が見える程度でした。ビゼー風なものか分かりませんけど、フレンチ風の装いは色鮮やか、きれいなもので女性好みの部屋作りと言えましょう。
元フランス共和国大統領、シラク氏が宿泊した部屋は「ワーグナー」であったそうな。

写真はグルメレストラン“A l’Echevinアレシェバン”

運河に面したグルメレストラン“A l’Echevinアレシェバン”がある。地元食材を使用したフレンチ料理を提供している。

夏季は運河沿いのテラスでの食事も楽しめる。

写真はグルメレストラン“A l’Echevinアレシェバン”・テラス・・・明日はこちらで食べます。

ロマンチックで運河沿いからのホテルの景観を誰もが足を止め、写真を撮りたくなる、そんな素敵なホテルだ。

写真はロマンチックホテル　ル・マレシャルと運河・・・川辺に面したレストランの様子が見え、この川にはカワウソも住んでいる。

Booking.comへの口コミ：Hostellerie Le Marechal　7.5良い

マイナス：
街中が工事中で、ホテルを見つけるのが少々難しかった。 部屋は思っていたより狭く、その分ダイキンのエアコンがあって、生き返ったが・・・。

スタッフに航空郵便はがきを依頼したが、高額であった。 ほんとに送ってくれたのかもいまだ結果が無く、疑問だ。（ドイツのホテルで送ればよかったと、今は後悔している。）
・
・・日本に帰ると、三人が1週間で届き、一人が例外的に1月かかったが、全て届いた。スタッフを疑ってしまって、コメントもマイナス点としたのは悪かったようだ。

写真は巣穴から出てきたカワウソ

プラス：
観光地の中心であり、ホテルそのものが絵になる。
川岸にホテルは立っているので、カワウソの親子が泳ぐのを見ながら、食事ができた。 食事は美味しく、レストランのスタッフはフレンドリーであった。

写真はロマンチックホテル　ル・マレシャルと運河

＊尚、検討した古城ホテルは以下のものですが、結局、コルマール市内を選んだ。

コルマールから20km南のロウファッハの町に一つ古城ホテルがあります。
小さな丘の上にあり、周囲をブドウ畑に囲まれた古城ホテルです。
ホテルのメインレストランでディナーを楽しむことが出来るとのこと。
ご参考までに。

Chateau D'Isenbourgシャトー　ディザンブール
F-68250 - Rouffach - Alsace ‐France
4星、全41室。 ホテルチェーン：スモール ラグジュアリー ホテルズ オブ ザ ワールド。
12世紀、14世紀築の建物を利用したChateau D'Isenbourgはアルザスワイン街道沿いのブドウ畑の中心に位置している。ヴォージュの丘、ライン川平野、シュヴァルツヴァルトのパノラマの景色を楽しめると云う。
http://www.grandesetapes.com/en/castle-hotel-isenbourg-alsace

写真は古城ホテル・シャトー　ディザンブール