201407北海道旅行 第23回 ２日目【焼尻島・天売島・羽幌】

2014/07/19 - 2014/07/19

２日目。この日は羽幌港から日本海に浮かぶ小さな島、焼尻島と天売島を日帰り観光。２島とも周囲１０km程度でレンタサイクルで観光ポイントを回る。２０１０年にも訪ねたものの雨で観光できなかったので今回は再チャレンジの位置づけ。
島訪問の後は北上し、稚内が今夜の宿。

２日目
岬センター6:45～羽幌ターミナル7:19
羽幌港8:00～焼尻島8:35/11:45～天売島12:00
天売島15:40～羽幌16:40
羽幌20:02～幌延21:44/21:53～稚内22:47
ホテル喜登宿泊

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー ANAグループ JR特急 JRローカル 徒歩 バイク AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

２日目。今日も晴れた。
今日のメインは焼尻島、天売島の観光。ともに自転車で一周しつつスポットを巡る。
２０１０年の初訪問時は雨で景色を楽しめなかった。今日は大丈夫だろうと期待に胸が膨らむ。

まずは沿岸バスで羽幌町に向かうのだが、このホテルは国道から離れているため利用予約があった時のみ経由するデマンド運行。
前日ホテルフロントに利用する時刻を伝えてもらっていた。

ホテル周辺は公園になっていて、海が近いので見晴らしも良い。
よってバスが来るまでの間ちょっと散策してみよう。

みさき台公園 公園・植物園

にしん街道の標識が。かつて北海道の日本海側ではニシンが大量に水揚げされたらしい。
同様の標識は昨年奥尻島にもあった。

少しかすんでいるがこの先稚内まで続く海岸線。

海岸に立つ鳥居、割と各地で見かけることがある。
海も信仰の対象といったところか。

ということでバスは無事にホテルに立ち寄ってくれ、羽幌フェリーターミナルに到着。４年の歳月で移転、新築されていました。

羽幌フェリーターミナル 乗り物

青空が素晴らしい。

この天気なら島めぐりも楽しめそうだ。

まず最初は焼尻島。

羽幌港から約３０分、乗船時間はあっという間。

港そばにあるレンタサイクルを調達し、島めぐりの旅をスタートする。
一周約１０km、次のフェリーまで３時間あるのでまあちょうどよい時間だと思う。

反時計回りで回っています。
最初は幅員の広い道を進む。

工兵街道記念碑。第二次大戦中、駐屯していた工兵隊が切り開いた道路を記念してたてられたそう。

漁港の灯台。
天気が良いので海がきれいだ。

島の端に着くと幅員が狭くなり上り坂となる。

この島の見所はこの坂を上ったところに点在している。
そしてここからはつぎに行く天売島も近い。

海に吸い込まれていきそうな道。

坂を上ると鷹の巣園地に到着。かつて鷹の営巣地だったことが名前の由来。

鷹の巣園地 自然・景勝地

高台に位置しており島の全景が見られる。

そして展望台からはこのあと向かう、天売島もきれいに見えた。

駐車スペースと休憩所があります。

ここからは島の中央を走る道路を進む。
のどかな風景が左右に続き、これぞ島の風景と感じました。

大きな島ではないので左右に視線を向けるときれいな海が見える。

４年越しの訪問。晴れて良かったと実感。

スローな時間をたのしむ道。

そして焼尻島といえばめん羊の島。島の中央に牧場があり、その姿を見ることができます。

そして、中央の道をまっすぐ進むと木々の中に入る。
雲雀ヶ丘公園の敷地に入る。ここは自転車だと通れないところがある。

雲雀ヶ丘公園 公園・植物園

森林浴が楽しめるようになっている。
ここからこの島の景勝地の一つ、オンコの荘に向かいます。

ここがオンコの荘の遊歩道。

オンコの荘 自然・景勝地

オンコとはまたの名をイチイといい、厳しい気象条件から上に生育せず、横に伸びていったこの島独特の風景が見られる。

くねくねとからみ合わせたような光景。

木々の中に入ることもできます。

オンコの荘を見学した後は海岸に下りていきます。

のどかな風景が広がる。

白浜野営場にはトーテムポールがたっていた。

焼尻島は大満足のうちに一通りの見所を回った。

約３時間の観光を終え、フェリーの時刻に。
次はとなりの天売島を観光する。

焼尻島が遠ざかっていく。

天売島に上陸です。

こちらもフェリーターミナルそばでレンタサイクルを入手。
時計回りに一周する（途中に一方通行規制標識があり逆走はできません）。
こちらも途中までは幅員の広い道が続く。

奥のほうまで行くと幅員が狭くなるとともに上り坂の山道となる。

自転車をこぐのはしんどく、押して上がっていく。

このように一方通行標識あり。自転車も該当し、夏の期間中は時計回りで周遊します。

最初のスポットは赤岩展望台。
灯台をシンボルに周囲には無数のウトウの巣が見られる。

海に向かって無数の穴が開く

ウトウの巣穴と灯台

赤岩展望台 名所・史跡

解説版もあるので、理解が深まる。

ここからの道は眺めが良い。
４年前の霧風景とはずいぶんと違う。

先ほどまでいた焼尻島。

天売島のほうが焼尻島と比較して西海岸の風景が険しい。

次は千鳥ヶ浦園地に到着。
ここは西海岸の断崖風景が見られ、海鳥観察舎では双眼鏡で海鳥の観察ができる。

駐車場に自転車を止めて海岸線までは徒歩で向かう。

きれいな風景だ。

奥に見える建物が海鳥観察舎。

海鳥観察舎に到着した。
ここには望遠鏡があり、断崖に生息する海鳥を観察できる。

険しい風景、海鳥の営巣のすがたが見られます。

海鳥観察舎 名所・史跡

千鳥ヶ浦園地に戻ってきた。

次の見所もこのような道を進んでいく。

正面には焼尻島が浮かぶ。

６月から８月までは一方通行である。
車両は反時計回りに進むことができません。

焼尻島同様、晴れているとのどかな島を満喫することができます。

さて、次の見所、観音岬園地に到着。

駐車場に自転車を止めて、岬までは遊歩道を歩く。

遊歩道の突き当りに展望台があった。

観音岬展望台 名所・史跡

観音岬園地からのながめ

海岸の風景がきれいだ。

ここからも焼尻島が見えた。

さて、西海岸に向かうときに上った坂も今度は下り坂となる。

焼尻島を正面に下っていく。

愛鳥の碑展望台。ここからも焼尻島などの眺望が見られるが標高が低いので、これまで見てきた景色で十分かも、、、

こちらは観光コースからは外れるが天売島灯台に向かってみた。

昭和４３年初点灯のものだそうだ

さて、島を一周し一通り巡った。
フェリーターミナル前で食事でもとろうか

この島はウニが名物。
利尻、礼文に比べると値段も安い印象

てうり亭 グルメ・レストラン

さて、まだフェリーの時間まで多少あったので島の中央部の森林地帯に行ってみる。

フットパスコースなどがあるようだ。
一日滞在ならこちらも回ってみるのも良いかも。

ちょっと下見程度でフェリーの時間が

今日の観光も成功。
満足に羽幌に戻る

北海道本土が近づいてきた

羽幌フェリーターミナル。

さて、今日の宿は稚内。
羽幌から幌延まではバス、幌延からＪＲで稚内という行程。
幌延の乗り継ぎがバスの乗車によって２時間または１０分のどちらか。

２０１０年は２時間を選んだが、雨ですることもなくきつかった。
今回は１０分を選ぶが、アクシデントが発生すると稚内までの移動手段がなくなるのが怖い、、、

ということで幌延行のバスまでしばし羽幌の街を観光。
道の駅裏のバラ園。

はぼろバラ園 花見

数多くのバラが咲いていた。

園内は結構広くみごたえがあります。

この後はぼろサンセットビーチへ。
その名の通り夕日の名所らしいが、、

はぼろサンセットビーチ ビーチ

今日は天気も良かったので日本海に沈む夕日が見事に見られた。

２０１０年にここのサンセットプラザに宿泊し、夕日の見える海側で予約したのだが雨でプラスで支払った宿泊料が台無しになったことを思い出す。

下の方は雲がかかっており間もなく雲の中だが十分にきれいな夕日を見られました。

ちょうど今日は花火大会の日、海岸には多くの海水浴客でにぎわっていた。

花火が打ち上げる頃がちょうどバスの発車時間だったのでこの海岸では見られなかったが、バスターミナルから少しだけ花火を鑑賞することができた。

ということでバスで約２時間の旅、幌延駅前に到着。
無事に定刻通りの運行。あとは無事にＪＲが運転していることだが。

幌延駅 駅

無人駅なので時間通り列車がやってこないと心配になる。

乗客は自分一人だけのようだし、、、

無事に列車に乗り込み、日本最北端稚内へ。
明日からがメインの利尻山登山を目指して利尻島へ向かう。

稚内駅 駅