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東欧・バルカン半島4000キロドライブ旅行記は、第13部以降は後半部分に入ります。マケドニアのオフリドからスタートして、ギリシャ、アルバニア、モンテネグロ、クロアチア、コソボの6か国を二週間かけてレンタカーで周りました。最後はマケドニアのスコピエに戻って車を返し、その後にウィーンに立ち寄ってから日本に戻り、1カ月にわたる旅を無事終了。思いがけない絶景にも数多く出会い、自然や世界遺産の奥深さを感じることができました。<br /> 第27部は、モンテネグロ旅行記のその4で、コトルの街中を散策したときの記録です(表紙写真は、聖トリファン大聖堂)。<br /><br />=日程=<br /><br />5月13日 成田―ウィーン(オーストリア航空)<br />5月13日 ー>ブラチスラバ(泊)<br />5月14日 ー>ブダペスト(泊)<br />5月15日~22日 ルーマニア周遊<br />5月23日~25日 ブルガリア周遊<br />5月26日~27日 マケドニア(オフリド)<br />5月28日~6月1日 ギリシャ(メテオラ、コルフ島)<br />6月2日~3日 アルバニア縦断<br />6月4日~7日 モンテネグロ周遊&クロアチア(ドゥヴロブニク)<br />6月8日~9日 コソボ~マケドニア(スコピエ)<br />6月10日 スコピエー>ウィーン(泊)

団塊夫婦の東欧/バルカン半島4000キロドライブ旅行(2015)ー(27)モンテネグロ4・コトル散策

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2015/06/06 - 2015/06/06

179位(同エリア312件中)

miharashi

miharashiさん

東欧・バルカン半島4000キロドライブ旅行記は、第13部以降は後半部分に入ります。マケドニアのオフリドからスタートして、ギリシャ、アルバニア、モンテネグロ、クロアチア、コソボの6か国を二週間かけてレンタカーで周りました。最後はマケドニアのスコピエに戻って車を返し、その後にウィーンに立ち寄ってから日本に戻り、1カ月にわたる旅を無事終了。思いがけない絶景にも数多く出会い、自然や世界遺産の奥深さを感じることができました。
第27部は、モンテネグロ旅行記のその4で、コトルの街中を散策したときの記録です(表紙写真は、聖トリファン大聖堂)。

=日程=

5月13日 成田―ウィーン(オーストリア航空)
5月13日 ー>ブラチスラバ(泊)
5月14日 ー>ブダペスト(泊)
5月15日~22日 ルーマニア周遊
5月23日~25日 ブルガリア周遊
5月26日~27日 マケドニア(オフリド)
5月28日~6月1日 ギリシャ(メテオラ、コルフ島)
6月2日~3日 アルバニア縦断
6月4日~7日 モンテネグロ周遊&クロアチア(ドゥヴロブニク)
6月8日~9日 コソボ~マケドニア(スコピエ)
6月10日 スコピエー>ウィーン(泊)

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 6月6日も朝から快晴。コトルは2度目の訪問なのにもかかわらず、何も見ていないので旧市街を見学することにした。宿から数分歩いて、石の橋を渡り、川の門から旧市街に入った。9時前なのに観光客の出足が早く、すでに多くの観光客が押し寄せていた。<br />

    6月6日も朝から快晴。コトルは2度目の訪問なのにもかかわらず、何も見ていないので旧市街を見学することにした。宿から数分歩いて、石の橋を渡り、川の門から旧市街に入った。9時前なのに観光客の出足が早く、すでに多くの観光客が押し寄せていた。

  • 石の橋からきれいな水が流れ込んだ川(水路)?を眺めた。

    石の橋からきれいな水が流れ込んだ川(水路)?を眺めた。

  • 路地の一つ。路地の上にも部屋ができている。

    路地の一つ。路地の上にも部屋ができている。

  • 城塞の登り口。昨日はこの奥の階段から登っていった。

    城塞の登り口。昨日はこの奥の階段から登っていった。

  • 遠くに要塞がかすんで見えた。

    遠くに要塞がかすんで見えた。

  • ベニスのような狭い路地。

    ベニスのような狭い路地。

  • 路地の奥に見えたすてきな柱。

    路地の奥に見えたすてきな柱。

  • 川の門の近くにある聖ニコライ教会に入ることに。ここは1909年に建設されたもので、比較的新しい。もともとは1540年にドミニカ会修道院が建てられた場所で、1896年の大火の後その跡地に建てられたそうだ。

    川の門の近くにある聖ニコライ教会に入ることに。ここは1909年に建設されたもので、比較的新しい。もともとは1540年にドミニカ会修道院が建てられた場所で、1896年の大火の後その跡地に建てられたそうだ。

  • 中央祭壇が煌びやかだった。

    中央祭壇が煌びやかだった。

  • 入口横には現代的な聖人の絵が掲げられていて、見る者を圧倒していた。

    入口横には現代的な聖人の絵が掲げられていて、見る者を圧倒していた。

  • 聖ルカ教会の前に出た。ここには2009年にも来ている。正面のファサードに特徴があるので、忘れられない。1195年の建設。

    聖ルカ教会の前に出た。ここには2009年にも来ている。正面のファサードに特徴があるので、忘れられない。1195年の建設。

  • 教会の内部。ちょうど洗礼中だったので、じっくり見れなかった。手前に写っている人が牧師さんか?

    教会の内部。ちょうど洗礼中だったので、じっくり見れなかった。手前に写っている人が牧師さんか?

  • さらに花のきれいな路地を歩く。

    さらに花のきれいな路地を歩く。

  • 中世のバルコニー? 趣がある。

    中世のバルコニー? 趣がある。

  • お店の並ぶ路地の前を通ると、

    お店の並ぶ路地の前を通ると、

  • やがて大きな広場に出た。目に入ったのがコトルのシンボル的存在の聖トリファン大聖堂。

    やがて大きな広場に出た。目に入ったのがコトルのシンボル的存在の聖トリファン大聖堂。

  • さっそく記念撮影。

    さっそく記念撮影。

  • 大聖堂入り口。コトルの教会でここだけ有料。有料ということで入らない旅行者も多いが、入ってみることをお勧めする。

    大聖堂入り口。コトルの教会でここだけ有料。有料ということで入らない旅行者も多いが、入ってみることをお勧めする。

  • 一人2ユーロを払って入場したら、他の国の観光客がガイドの説明をうけている最中だった。壁の色が薄ピンク色でやわらかい印象を受けた。

    一人2ユーロを払って入場したら、他の国の観光客がガイドの説明をうけている最中だった。壁の色が薄ピンク色でやわらかい印象を受けた。

  • 邪魔をしてはいけないと思い、二階から見学することにした。

    邪魔をしてはいけないと思い、二階から見学することにした。

  • 祭壇横のコトルのマスターや職人の手による金のレリーフ。

    祭壇横のコトルのマスターや職人の手による金のレリーフ。

  • 祭壇横から撮影。

    祭壇横から撮影。

  • 正面主祭段の金の聖人群像のレリーフが素晴らしかった。コトルのマイスターや職人によるかなり細かい細工だ。

    正面主祭段の金の聖人群像のレリーフが素晴らしかった。コトルのマイスターや職人によるかなり細かい細工だ。

  • 2階の展示室へ。 銀と金の工芸品や衣服などが展示されていた。

    2階の展示室へ。 銀と金の工芸品や衣服などが展示されていた。

  • 展示されていた絵の中で興味を引いた作品。

    展示されていた絵の中で興味を引いた作品。

  • 聖母子を描いたすてきな絵。

    聖母子を描いたすてきな絵。

  • ここは扉が閉められていて入ることができなかった。隙間から撮影を試みた。よほど大事なものが収められているところなのだろう。

    ここは扉が閉められていて入ることができなかった。隙間から撮影を試みた。よほど大事なものが収められているところなのだろう。

  • 隙間から見えた天井画。特徴的な絵だ。

    隙間から見えた天井画。特徴的な絵だ。

  • これも上記の絵の下に置かれた彫刻。守護聖人トリプンの遺骨が納められているのだろうか?

    これも上記の絵の下に置かれた彫刻。守護聖人トリプンの遺骨が納められているのだろうか?

  • 2階に上る階段横に展示されていた14世紀のフレスコ画の断片。

    2階に上る階段横に展示されていた14世紀のフレスコ画の断片。

  • この教会には古いフレスコ画が残されているというので、あちこち探したところ、一階右手のアーチの下面にあるのを見つけた。言われないと気着かないところだ。大聖堂に入った時は主祭段にばかり目がいっていたからだった。

    この教会には古いフレスコ画が残されているというので、あちこち探したところ、一階右手のアーチの下面にあるのを見つけた。言われないと気着かないところだ。大聖堂に入った時は主祭段にばかり目がいっていたからだった。

  • アーチ下のフレスコ画を拡大して。

    アーチ下のフレスコ画を拡大して。

  • 隣のアーチ下面にも。

    隣のアーチ下面にも。

  • 中の見学を終え、外にでて教会全景を撮影。現在の教会は8世紀に建てられた教会跡に1166年に建てられたもので、塔の部分は1667年の地震後に付け加えられたという。左右の塔が不揃いなのは資金不足のため、片側の塔が後でつけられたためだそうだ。1979年の地震でも損傷し、改修されたので新しく見える。コトルのシンボル的建物だ。

    中の見学を終え、外にでて教会全景を撮影。現在の教会は8世紀に建てられた教会跡に1166年に建てられたもので、塔の部分は1667年の地震後に付け加えられたという。左右の塔が不揃いなのは資金不足のため、片側の塔が後でつけられたためだそうだ。1979年の地震でも損傷し、改修されたので新しく見える。コトルのシンボル的建物だ。

  • 背後の山との組み合わせが素晴らしい。

    背後の山との組み合わせが素晴らしい。

  • 手前の建物の旗の下に教会の塔。

    手前の建物の旗の下に教会の塔。

  • 自然と文化歴史地域として世界遺産に指定されているのもうなづける美しい景観だ。

    自然と文化歴史地域として世界遺産に指定されているのもうなづける美しい景観だ。

  • 時計塔の周りはレストランや土産物屋が軒を連ねていて、観光客でにぎわっていた。

    時計塔の周りはレストランや土産物屋が軒を連ねていて、観光客でにぎわっていた。

  • ここで日本人ツアー客に出会った。昨日といい今日といいここは有名な観光地なので、日本人が多い気がする。

    ここで日本人ツアー客に出会った。昨日といい今日といいここは有名な観光地なので、日本人が多い気がする。

  • ここでも記念撮影。

    ここでも記念撮影。

  • 最後に入ったのが聖マリー教会。小さな教会だ。最初閉まっていたのでパスしていたのだが、再び前を通ったら幸い開いていたので、入ってみた。

    最後に入ったのが聖マリー教会。小さな教会だ。最初閉まっていたのでパスしていたのだが、再び前を通ったら幸い開いていたので、入ってみた。

  • こんじんまりとしていて、内装が簡素だったが、正面の祭壇の周りには古いフレスコ画の断片が張られていた。

    こんじんまりとしていて、内装が簡素だったが、正面の祭壇の周りには古いフレスコ画の断片が張られていた。

  • 祭壇の拡大。

    祭壇の拡大。

  • フレスコ画の断片のうちの一片。見事な絵だ。

    フレスコ画の断片のうちの一片。見事な絵だ。

  • もう一方の絵。聖人たちの絵かな?

    もう一方の絵。聖人たちの絵かな?

  • 上の角の絵。

    上の角の絵。

  • 教会の横には夾竹桃の花がきれいに咲いていた。城塞を背景に記念撮影。これでコトルの街の見学は終了。一回目よりははるかに詳しく見たつもりだったが、それでも一時間ちょっとしかかからなかった。本当にこじんまりした小さな街だった。

    教会の横には夾竹桃の花がきれいに咲いていた。城塞を背景に記念撮影。これでコトルの街の見学は終了。一回目よりははるかに詳しく見たつもりだったが、それでも一時間ちょっとしかかからなかった。本当にこじんまりした小さな街だった。

  • 見学を終えて宿にもどり、休憩後チェックアウト。後で気が付いたのだが、部屋の中に夏用の上着を忘れてきてしまった。気にいっていた上着だったので、残念だ。旅をすると必ず何かを忘れてしまう。気を付けなければ。宿のオーナーは気さくでいい人だった。専用駐車場もあり、車の出し入れはオーナーがやってくださるので、楽だった。旧市街にも近いし、値段も手ごろなので、お勧めだ。コトルを心置きなく楽しんだので、次の目的地スヴェティ・ステファン島へ向かうことにした。(モンテネグロ5に続く)

    見学を終えて宿にもどり、休憩後チェックアウト。後で気が付いたのだが、部屋の中に夏用の上着を忘れてきてしまった。気にいっていた上着だったので、残念だ。旅をすると必ず何かを忘れてしまう。気を付けなければ。宿のオーナーは気さくでいい人だった。専用駐車場もあり、車の出し入れはオーナーがやってくださるので、楽だった。旧市街にも近いし、値段も手ごろなので、お勧めだ。コトルを心置きなく楽しんだので、次の目的地スヴェティ・ステファン島へ向かうことにした。(モンテネグロ5に続く)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 夏子の探検さん 2017/03/11 00:33:45
    以前も今も、きちんと解り易い説明付きの旅行記に脱帽です。
    miharashiさん、こんばんわ。

    私も以前コトルの街にも行ったのですが、カメラのバッテリーが切れて
    スマホ(アイフォン)で写真を撮ったものの、アップする事も出来ず、
    教会名も忘れてきて、本当に懐かしく拝見させて頂きました。

    レンタカーで物凄い旅をなさっていらしたのですね♪
    素晴らしいです☆

    聖ルカ教会で、十字架のネックレスを求め、
    神父さまに首にかけて頂いた、ありがたい記憶が蘇って来ました。
    ありがとうございます。

    今年も春がもうすぐやって来ますね!
    また素晴らしい旅行記を拝見させて下さい。

                       夏子

    miharashi

    miharashiさん からの返信 2017/03/11 21:19:44
    RE: 以前も今も、きちんと解り易い説明付きの旅行記に脱帽です。
    夏子の探検さんへ

    私どもの旅行記を数多く見ていただき、ありがとうございます。
    コトルは1カ月にわたる東欧・バルカン半島の旅行中に訪れましたが、この旅行の後に、二番目の孫が生まれたため、それ以降は長期の旅行を控え、短期の旅行で我慢しています。今は近々の中国雲南省の旅行記をアップし終えて、一段落ついたところです。今後の予定はまだありませんが、またどこかに出かけることになったら、旅行記をまたご覧いただければうれしいです。

    miharashiより

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