2015/05/26 - 2015/05/26
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kojikojiさん
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「王立美術館」の古典絵画を見るだけで2時間を軽く超える時間が必要でした。午前10時に入っていますからすでに正午過ぎです。あと30分もすると妻の機嫌が悪くなるのは分かっていますが、そのまま地下道を通って「世紀末美術館」の近代絵画の見学に向かいます。ここは一体どこまで下って行けばよいのかと思うほど地下フロアが多いです。見学者が少ないうえに迷路のような展示室なのですぐに妻とはバラバラになってしまいます。パリやプラハやウィーンで世紀末の絵画に傾倒して以来のヨーロッパなので、古典絵画とは違った興味が深く充実した時間を過ごせました。今まで知らなかった作家に出会ったり、ベルギーやオランダの風俗を知ることが出来たので今回の美術館巡りの旅では重要な場所になりました。ここでいろいろ学べたので後に行ったゲントやロッテルダムやアムステルダムでは近代絵画をスムーズに受け入れられた気がします。「マグリット美術館」はベルギーに来る前に東京の「国立新美術館」で下勉強してきたのですが、思っていたほど作品が多くなかったのと手紙などの資料が多くてフランス語もオランダ語も分からないものには理解できないものばかりでした。「マグリット美術館」にたどり着いた頃には午後2時近くでしたので体力的にも限界だったこともあります。マグリットについてはロッテルダムで観た数点の方が記憶に残っています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「王立美術館」の古典絵画の見学だけで約2時間が過ぎてしまいました。「マグリット美術館」にたどり着くにはまだどれだけかかるのか心配になってきます。朝同じタイミングで入館した日本人ツアーの人たちはもう空港へ向かっているでしょう。
-
近代絵画のあるエリアへは地下通路を抜けて行くことになります。だんだんこの美術館のレイアウトが分かってきました。
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古典絵画のギャラリーも昼近くには人が多くなってきましたが、地下通路にはほとんど人がいません。途中のシャガールのエキシビジョンは地元の人に人気があるのか混んでいました。
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色の違う所だけ読めました。王冠がMなのが面白いです。
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ニカイス・デ・カイザー
「ルイス・ヴァン・カンペンボートの肖像」
Portret van Louise van Campenbout
19世紀には大成功をおさめ名声もあった画家だったそうですが、20世紀には忘れ去られてしまったそうです。この作品はデ・カイザーが34歳の頃の作品です。 -
イチオシ
ルイス・ガレ
「妻と娘の肖像画」
Louis Gallait
Poetrait of Mrs. Gallait and her daughter
題名からも自分の妻と娘を描いたことが分かります。 -
彼はベルギーの歴史画の復活の基礎を担い、特にシャルル5世の退位の絵画で大きな評判を得ました。作品のリアリズムや衣装の忠実さ、そして絵画の色の構成からも尊敬されました。著名な肖像画家でもありました。
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レオポルド・ハルツ
「酔っぱらいの家族」
Leopold Harze
非常に精緻なテラコッタの作品でした。酔っぱらって帰ってきた父親はひと暴れした後に眠ってしまっています。足元には割れた皿が散らばっています。 -
イチオシ
泣いている母親を娘が慰めている姿です。息子は毎度のことにしょげてしまています。
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レオポルド・ハルツ
「盲目の男」
Leopold Harze
この作品も印象に残りました。光の当て方も良かったのかもしれません。眼窟に出来た影がこの老人の目が見えないことを感じさせます。パリのプチ・パレ美術館でジャン・カリエスの作品を見て驚いたように、知らなかった作家に出会えるのは楽しいことです。 -
木靴を履いた女性の等身大の作品。
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ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
Jean-Baptiste Camille Corot
牧草地の風景です。中世絵画の謎解きから解放されてこのような風景画を眺めているとホッとします。 -
コローは19世紀の4分の3を生き、バルビゾン派の七星の1人で、次世代の印象派との橋渡しをしたことでも有名な画家です。詩情あふれる森や湖の風景画に引き込まれそうです。
-
ルイ・ドュボア
「こうのとり」
Louis Dubois
この絵の前で立ちずさみました。ドュボアは自然主義的なスタイルで風景や肖像画を専門とするベルギーの画家で、過去の伝統的な絵画に反抗した芸術家のグループに属していました。 -
「こうのとり、たちずさんで」テオ・アンゲロプロスの映画を思い出しました。国境を描いた作品ですが、ギリシャとアルバニア国境の橋の中央に三色に色分けされた国境線があります。その国境線をまたごうとして足を宙に浮かせたまま、コウノトリのように立ち止まるシーンが印象に残っています。2012年にオートバイの事故で亡くなったと聞いたときはショックでした。素晴らしい映画を撮る方でした。
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小さい作品でも印象に残るものがありました。ただベルギーの地で観ているということもあるのでしょうね。
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アンリ・ド・ブレーケリー
「窓辺に立つ男」
Henri de Braekeleer
父親も叔父も画家の家に生まれ、叔父から絵画の手ほどきを受けて、1854年にアントワープの王立美術アカデミーに入学します。16世紀と17世紀の画家の作品を研究し、ヨハネス・フェルメールの影響もありました。 -
アンリ・ド・ブレーケリー
「カード・ゲーム」
Henri de Braekeleer
ヴィンセント・ファン・ゴッホは兄のテオに手紙で何度かデ・ブレーケリーについて彼が好きな芸術家としてだけでなく、精神疾患に苦しんでいるアーティストとして言及しています。 -
コンスタンタン・ムーニエ
「パドラー」
Constantin Meunier
この辺りからプロレタリアを感じる絵画や彫刻が増えてきます。オランダ屋ベルギーのプロレタリアなんて考えたことも無かったのでドキドキしてきます。ただただ船を漕ぐことで収入を得ている青年の姿です。船乗りも木靴を履いていたのですね。 -
中国の紹興の烏舟を漕ぐ船頭さんは今でもこんな帽子を被っています。魯迅の小説の登場人物の孔乙己や阿Qを連想させました。国が違って何千キロも離れていても同じような思想は同じ頃に昇華するのだろうかと思いました。
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コンスタンタン・ムーニエ
「黒い大地」
Constantin Meunier
大友克弘のメモリーズと言うオムニバス映画の「大砲の街」の元になる時代風景ってこんなところにあるのかもしれないと勝手に思います。変わりゆく時代のレクイエムのような。 -
コンスタンタン・ムーニエ
「炭鉱夫の三連画」
Constantin Meunier
三連祭壇画のようなレイアウトでありながら、描かれた題材は労働者階級の辛い仕事です。貧困から抜け出そうと村から逃げ出しても結局は何も変わらない諦めのようなものを感じました。ムーニエはブリュッセルの労働者階級の家に生まれ、父親は彼が4歳の時に生活苦から自殺したとされます。1845年に14歳のムーニエはブリュッセル王立美術アカデミーに入学し、1848年から彫刻家のルイ・ジェオットに学びますが、彫刻家としての活動を止めて画家として活動を行い、宗教的な主題の作品や農民戦争などの歴史画も描きます。1880年代にスペインなどを旅した後は鉱夫や工場労働者を多く描くようになります。 -
ウジェーヌ・ラーマン
「移民」
Eugene Laermans
まさに農村から出稼ぎに出てきた農民の姿のようです。故郷の村を右手に見送りながら工場や都会へ向かうのでしょう。運河の先の美しい村を捨てて。 -
テオ・ファン・レイセルベルヘ
「アラビアン・ファンタジア」
Theo van Rysselberghe
ゲントで生まれゲントの美術学校で学んだ後の1879年からブリュッセル王立美術アカデミーで2歳年上のジェームズ・アンソールと学んでいます。アカデミーの教師はジャン=フランソワ・ポルテールで、北アフリカの風物を描いたポルテールに影響を受けて、レイセルベルヘも1883年からしばしばモロッコに滞在しています。 -
砂漠にすむ遊牧民のベドウィンの祭りの情景でしょうか?ギャロップする馬の蹄の音や後ろを走る集団の声が聞こえてきそうです。そしてモロッコの灼熱の暑さと日差しまで感じらるようです。
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ジェームス・アンソール
「酔っぱらい」
James Ensor
村から出てきても生活は向上せず、小銭を稼いでは酒を飲む毎日だろうと思えます。たまに床を擦る木靴の音しかしない静けさを感じます。 -
ジェームス・アンソール
「不気味な仮面」
James Ensor
オーステンデのアンソールの両親の家は観光客相手の土産物店を営んでおり、貝殻や民芸品やカーニバルの仮面などを商っていました。カーニバルの仮面が後に画家としてのアンソールの重要なモチーフとなったことはよく知られています。 -
ジェームス・アンソール
「悪い医者」
James Ensor
オーステンデのアンソールの生家と美術館とポール・デルヴォーのリエージュの美術館まで足を延ばせなかったのは残念でした。 -
ジョルジュ・スーラ
「グランド・ジャット島のセーヌ川」
Georges Seurat
美術書の写真だけでは分からないスーラの筆のタッチを確認することが出来ます。7ミリほどの同じサイズの筆後の連続が大きな絵になっているのを考えると想像を超える時間の掛かった絵だという事が感じ取れます。 -
ポール・ゴーギャン
「スザンヌ・バンブリッジの肖像画」
Paul Gauguin -
ポール・ゴーギャン
「大地との会話。詩人アベン」
Paul Gauguin
とでも訳すのでしょうか? -
ポール・スニャック
「入り江」
Paul Signac
スーラの筆致と比べると少し大きく、1センチほどあるようでした。当然スーラーの影響は大きく、題材は自身が好きだったヨットの絵が多いと思います。 -
エミール・クラウス
「リース川沿いの木」
Emile Claus
ベルギー印象派の画家で、太田喜二郎や大原美術館の絵の買い付けで有名な児島虎次郎という2人の日本人画家がクラウスに教えを受けています。児島虎次郎の絵が2点ゲントの美術館に収蔵されています。 -
エドゥアール・ヴュイヤール
「二人の小学生」
Edouard Vuillard
モーリス・ドニ、ピエール・ボナールらとともに19世紀末に活動した前縁集団のナビ派の1人に数えられます。画面は他のナビ派の画家よりもさらに平面的で装飾的傾向が見られます。 -
商業的なグラフィックデザインのような雰囲気を感じます。ヴュイヤールは生涯独身を通し、酒もたしなまず、その渋い色調ともあいまって穏やかな人柄を彷彿とさせます。日本美術に影響を受けて日本風と西洋絵画を融合した屏風絵なども多く描いています。この作品にもジャポニズムの影響を感じます。
-
イチオシ
オーギュスト・ロダン
「考える人」
Auguste-Rene Rodin
パリを2週間ほど旅行した際にロダン美術館を訪ね、ロダンとカミーユ・クローデルの関係に深く傾注して何冊も本を読みました。 -
フランツ・フォン・シュトゥック
「家族」
Franz von Stuck
シュトゥックは1882年にミュンヘンの工芸学校及び美術アカデミーにて学び、レンバッハとアルノルト・ベックリンの影響を受けています。ブダペスト国立美術館のレンバッハの作品とベックリンの死の島は大好きな絵なのでここで何かがつながったような気がしました。 -
ベラスケスの「王女マリア・テレサ」の肖像画の女性に似ています。そしてクリムトの「フリツッア・リートラーの肖像」にも似ています。どちらかの作家へのオマージュでしょうか?
1895年からミュンヘン美術院の教授となり、教え子にはパウル・クレーやワシリー・カンディンスキーがいます。 -
エドワード・バーン・ジョーンズ
「プシケの婚礼」
Sir Edward Coley Burne-Jones
花嫁であるプシケの前を行く道に4人の乙女たちは薔薇の花びらを撒き、後ろには音楽を奏でる乙女たちが続きます。冷たい色彩と人々の重苦しい表情と行列を先導する松明を持つ乙女がこの光景を婚礼の行列ではなく葬列のように感じさせます。 -
自らの黄金の矢で誤って自分を射たキューピッドは目の前にいたプシュケに恋をしてしまいます。それを恥じたキューピッドは姿を隠します。紆余曲折の末にハッピー・エンドになりますが、この絵からは幸福感は感じられません。ラファエル前派の絵はどうも好きになれませんでしたが、ロンドンの旅を経て好きなジャンルになりました。
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フェルナン・クノップフ
「スフィンクスの愛撫」
Fernand Khnopff
ブリュッセルに到着した翌日に最初に見学したストックレー邸の内装にクリムトと共に製作にかかわっています。ブリュッセルの滞在はストックレーに始まってこの絵で終わるような気がしました。 -
スフィンクスはギリシャ神話に登場するライオンの身体と人間の女性の顔、鷲の翼を持った姿で現されます。高い知性を持っており、旅人を捕らえては問題を出して答えられぬ者を食べていました。そこへオイディプスが現れて謎を解き、スフィンクスは自ら死んでしまいます。この題材ではギュスターブ・モローの絵が好きでしたが、この神話には忠実でないスフィンクスの愛撫も素晴らしいです。
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オイディプスもスフィンクスも同じ顔のように思えます。
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フェルナンド・クノップフ
「若い英国女性の肖像」
Fernand Khnopff
見た瞬間にロダンの「花飾りの帽子の少女」を思い出しました。妻のローズの若い頃の作品ですが、ロダンの愛情を感じました。 -
ジュリアン・ディレンス
「墓碑彫刻」
Jullen Dillens
画家ヘンドリック・ジョセフ・ディレンスの息子でアントワープで生まれた彫刻家です。 -
イチオシ
あどけない少女が座ったまま寝てしまっています。愛らしい表情ですが、この子の墓碑彫刻でないことを願いました。
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アルフォンス・ミュシャ
「ナチュール」
Alfons Maria Mucha
美しいブロンズ像です。ガラスケースに入っているのでガラスの反射を避けながら写真を撮るのは難しいです。プラハを旅した時のことを思い出させます。 -
プラハでもミュシャの作品を求め市内を歩き回りました。残念だったのは行ったタイミングが悪く、スラブ叙事詩がモラフスキー・クロムロフ城からプラハへ移る間だったので見ることが出来なかったことです。後に日本の新国立美術館でムることが出来たのは幸いでした。
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オーギュスト・フラマンド
「ポピー」
Auguste Flamand
題名はポピーですが花はポピーでは無いように思えます。 -
イチオシ
タイトルを見てからこの像を観て想うのは「フランドルの野で」という詩です。第1次世界大戦の激戦地になった西部戦線の犠牲者を悼むカナダ人の兵士ジョン・マクレーの書いた詩ですが、11月11日は犠牲者の冥福を祈るリメンバランスデーです。その時捧げる花はポピーです。この像と関係があるかまでは分かりませんがそんなことを思い出しました。
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ミュシャに劣らず素晴らしい作品です。これらは個人コレクションだったそうですから驚きです。
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美しいアールヌーヴォー家具もたくさん展示してありますが、写真に撮るのは難しいです。
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トンボの脚のテーブルは強烈な印象を与えます。一歩間違ったら下品の極みになりそうです。
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ギュスタフ・アドルフ・モッサ
「パンドラの箱」
Gustav Adolf Mossa
ギュスターブ・モローなど象徴主義の影響を感じられ、フランス象徴主義の最後の世代の画家とも呼ばれます。 -
手に持つのはゼウスがパンドラに与えた「あらゆる災いの詰まった箱」です。彼女は地上に着いたとき好奇心から開けてしまいます。すべての災いが地上に飛び出してしまいますが、慌てて蓋をしたので希望だけが残ったという物語です。月光を浴びて鈍く光る箱から取り出したのは何なのでしょう。そしてパンドラの表情は何を意味するのでしょうか。
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フェルナン・クノップフ
「シバの女王」
Fernand Khnopff
シバと対峙する男性の正体は?女王の頭部から放たれる黄金の光とは…。 -
メドゥーサが盾に写った自分の顔を観た瞬間の姿だと分かります。そしてペルセウスに首を切り取られた姿です。下にはギリシャ戦士の砕けた盾があるので戦いがいかに凄惨だったかが分かります。
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イチオシ
ブロンズ像ではこれが一番印象に残ったかもしれません。
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攻撃する瞬間の蛇の頭部のリアルさとスピード感が素晴らしいです。
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フェルナン・クノップフ
「妖精の女王ブリトマール」
Fernand Khnopff
英国の文豪エドマンド・スペンサーの物語である「妖精の女王」を題材にしたものです。 -
ブリトマールという女性像は甲冑をきた女騎士の姿で、アクラシアは薄いヴェールを纏っただけの姿で現されています。
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フェルナン・クノップフ
「青い翼」
Fernand Khnopff
今回の旅行ではクノップフへの興味が大きくなりました。 -
ギュスターブ・アドルフ・モッサ
「死体」
Gustav Adolf Mossa
雪の中で行き倒れになった若い女性の目から炎のようなものが上がっています。
それをじっと注視するのは黒い衣装の死神のようです。足元では同じ色の鳥が2羽何かを待っています。 -
炎が消えると女性に死が訪れるのでしょう。モッサも今回の旅行で知った作家です。
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フランシス・デコールモント
Francois Decorchement
アールヌーヴォーの装飾ガラスのフラワーベースが並びます。 -
日本だとエミール・ガレが有名というかそれくらいしか知られていませんが、同じような技法を使った作品がたくさんありました。パリのプチ・パレ美術館でもガレの作品の多さと素晴らしさに驚かされましたが、ブリュッセルの地下深くにあるこの美術館も素晴らしいです。
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フランシス・デコールモント
「スカラベ」
Francois Decorchement
柔らかい印象のガラスのベースに甲虫の堅いイメージを持ったパーツを貼り合わせています。 -
こちらはカブトムシが3匹です。ガラスとガラスをどうやって一体化させるのか不思議になります。薄いトンボや葉っぱなら何となくイメージできるのですが…。
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フランシス・デコールモント
「カミキリムシ」
Francois Decorchement
くっつける虫のフォルムに合わせて花器の形も選んでいるようです。 -
ブルグン・シュヴェーラー
「池の中のカエル」
Burgon-Schwerer
銀化したローマンガラスのようなベースに柔らかいグリーンに金彩。日本的な雰囲気も感じます。エミール・ガレは1866年から67年にかけてマイゼンタールのブルグン・シュヴェーラー社のガラス工場でガラス製造の技術を習得しています。 -
フィリップ・ウルファーズ
「ユリ」
Phillppe Wolfers
これもインパクトのある美しい作品です。 -
アンリ&デジール・ムラー
「月光」
Henri&Desire Muller
これが一番日本的なデザインだと思いました。 -
アンリ&デジール・ムラー
Henri&Desire Muller
このマントルピース欲しかったです。 -
バロン・レオン・フレデリック
「生命の源」
baron Leon Frederic
ベルギーの象徴主義の画家です。大原美術館でこの人の大作を観たときは強烈な印象が残りました。 -
「万有は死に帰す、されど神の愛は万有をして蘇らしめん」という作品ですが、児島虎次郎が直接フレデリックのアトリエを訪ねて買い求めます。後々彼の代表作として残るであろうと考えた虎次郎は、手放したくないというフレデリックに特別に頼んで譲ってもらいます。児島虎次郎とベルギーの関係の深さを改めて知った旅になりました。
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川から水が流れ出るように5歳から6歳くらいの子供たちが溢れ出てきます。リアルな風景の中に違和感はないのですがこの世のものとも思えません。4歳の姪1人でもたじたじになってしまう我が家ではこんな現場に出くわしたら逃げるしかありませんね。
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イチオシ
騒ぐだけ騒いだら寝ちゃうところも可愛らしいです。
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起きているときは生意気なと思っても寝てしまうと可愛らしさしか感じないのは何故でしょう。
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まだまだたくさんの作品がありますが力尽きました。シャガールの展覧会も開催されていましたがもう限界です。
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一見休憩スペースのようですが巨大なエレベーターの中です。内部に椅子が向い合せに置かれてました。搬出入にも使うであろう容積でした。最下層からこれで上の階まで上がります。日本では絶対に見られないエレベーターですから行った方は乗ってみてください。
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マグリット美術館に到着しました。最初に「王立美術館」に入ってから4時間近く経ってしまいました。
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ここは撮影禁止なのでクロークにカメラも預けてしまいます。
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ここは有人のエレベーターで4階まで上がって、そこから展示室を廻りながら降りてくる順路でした。かなり狭い展示室と薄暗いので絵を観るにはあまり良い環境ではありませんでした。かなり混み合っていますから。
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思っていたより絵画が少ないのと手紙などの資料が多いので、フランス語もオランダ語も理解しない我々にはちょっと高尚すぎる美術館でした。事前に日本で展覧会に行ったり勉強しておいて良かったです。写真も撮れないのでかなり速いペースで見学を終えました。何より4時間歩き通しで腰と背中が痛くなっていましたので限界です。
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イチオシ
ここで写真を撮っていたら凄い綺麗な女性に声を掛けられました。この写真を撮った写真家について尋ねられたので、キャプションを指さして知っていることを教えてあげました。するとスマホを渡されて「あなたと同じポーズをするのでシャッターを押してくれます。」ちょっと期待しちゃったじゃないの。写真を撮っていると後ろから妻に「鼻の下伸ばすなよ!」と言われる始末。
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マグリットにはこの後もいくつかの美術館で出会えましたが、ポール・デルヴォーの絵には全く会えませんでした。本当は同じベルギー出身でもデルヴォーの方が好きなのですが。旅程の都合上デルヴォーの故郷の美術館に行けなかったのも残念でした。
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ミュージアムショップでは本を数冊購入しました。荷物がどんどん重たくなっていきます。ネットの画面では見たことがあったのですが、ブリューゲルやダリの絵のモチーフのフィギュアが売っていました。
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欲しいのが幾つかあったと言うか全部欲しかったのですが、1個数千円するので結局決められず買えませんでした。出来も良かったのですが…。
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ミュージアムショップの先に美しい螺旋階段がありました。ショップになる前の名残でしょうか?
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その先の通路には美しい外装のレストランがあります。
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こんなクラシックなエレベーターも乗りたい衝動に駆られます。
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本館のミュージアムショップからマグリット美術館の外部の出入り口へアクセスするルートの途中です。ファサードはこのように美しいのですが内装はいたって現代風だったのでここでの食事は止めました。
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ミュージアムショップへの通路もモザイクタイルが美しいです。
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グレシャムと言う文字にブダペストのグレシャム・パレス(フォーシーズンホテル)を思い出します。1階のメインバー良かったことを思い出します。アミューズがたくさん出てきて2人で1杯づつ飲んで総額3,000円しなかった驚異的な安さ!
そんなことを考えていたらお腹が減ったのを思い出し、楽器博物館の屋上レストランに向かいましょう。
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