2015/05/25 - 2015/05/25
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kojikojiさん
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ブリュッセル4日目の月曜日の早朝にパリに住んでいる姪が遊びにやってきました。おばちゃんは前の晩からそわそわです。海外で姪と会うのは4年前のパリ旅行以来です。姪に逢いたいというのが妻がベルギーとオランダ旅行を希望した理由でもあるのでしょう。逢える日が月曜日で、美術館も休みなのでほとんど予備日的な日だったのも良かったです。教会を1つ見た以外は2人の好きなようにブリュッセル中を歩き回った1日でした。お蔭で「ダンドワ」のカフェでワッフルを食べたり、グランプラスの「ゴディバ」で出来立てのイチゴチョコを食べたり、アイスを食べたり、シーフードを食べて、フリットを食べて、最後は「ル・シリオ」でジコンのグラタンとワーテルゾーイを食べるという食い倒れの1日になってしまいました。賑やかしにやって来た姪が夜のタリスでパリに戻ってしまうとちょっと寂しい気分になります。1人旅をしていた頃は出会いと別れの連続が当たり前でしたが、2人で旅するようになると誰かと知り合って一緒に旅するなんて事はそんなに無いのでそんな思いになったのかもしれません。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルの前に出てみるとぽっちゃりした姪と鉢合わせになりました。よく似た人だと思ったくらいですからかなりぽっちゃりしたみたいです。彼女のブリュッセル滞在は11時間しかないのですぐに出掛けます。最初に何故か小便少女ジャンネケ・ピスを観に行きました。
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像があるのはデリリウム・カフェの真ん前でした。ちょうど10時で開店したところだったのでビールを1杯と思いましたが2人に却下されました。
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そしてグラン・プラスへ向かいます。ブリュッセルも4日目になると地図を見なくても簡単な所は案内できます。
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この辺りはおじさんはカメラマンに徹します。
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2人旅ではこんな写真撮れないですからね。セラクルースの像に触って良い事がありますように。
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隣のヴィクトール・オルタのデザインしたレリーフでも1枚撮っておきましょう。
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そして小便小僧を観に行きました。彼は今日も裸です。洋服を着た姿を見た人は運のいい人なんでしょうね。ブリュッセルに5日いても見られない人は見られない。
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昨日も撮ってもらったけど日を改めて姪に撮ってもらいます。
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やっぱりちっちゃい。
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歩いてきた道を取って返して「ダンドア」に向かいます。
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ほぼ開店直後に入れたと思いますが、2階のティールームはもう2組のお客が入っていました。我々が入った後はあっという間に席は埋まり、階段まで列が出来ていました。壁にはスペキュロス(鏡に映ったもの)というミュラのニコラオスの日に食べるお菓子の型が飾ってあります。
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ミュラのニコラオスと考えて…、トルコのアンタルヤで日帰りツアーで行ったミュラの遺跡と聖ニコラウス教会がようやく一致しました。行ったことあるじゃん。結構自分の記憶が曖昧なことに気が付きました。
トルコのミュラ:http://4travel.jp/travelogue/10365630 -
最初のコーヒーが出てくるころには席はすべて埋まっていました。ホール担当の女性は1人ながらテキパキ仕事をしているので見ていて気持ち良いです。
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ワッフルは2つ注文して3人で分けて食べました。お勘定は1人で支払いますが。
ブリュッセル風のワッフル生地は軽くてサクサクです。トッピングはアイスとアドヴォカートリキュールです。アドヴォカートはオランダ産の黄色い濃厚なクリーム状のリキュールで、卵黄とスピリッツと砂糖とブランデーと少量のバニラから作られています。 -
アドヴォカートの起源は南アメリカへ渡ったオランダの開拓移民の間で作られていた飲み物で、新鮮なアボカドをホイップしたものを用いて濃厚な飲み物を作っていたそうです。オランダではアボカドが手に入らないので卵黄をつかって似た飲み物を作ったそうです。アドヴォカートという名前はアボカドの実をあらわすオランダ語に由来しています。これが最高に美味しいです。
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もう1つはクリームとイチゴのシロップ煮をトッピングしました。
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このクリームが不思議なことに熱々のワッフルに乗せても溶けません。すごく美味しいのですがイチゴはフレッシュな方が良かったかもしれません。数日後ゲントで食べたワッフルはフレッシュでもっとおいしい印象を受けました。日本のフルーツは甘くて美味しいという勝手な思い込みがありましたが、アントワープの市場で買ったイチゴは不揃いのサイズながら上等の紅ほっぺに負けない味でした。それが日本のパック2個分くらいで2ユーロでした。
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これではおじさん手が出せません。
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これはパン屋やお菓子屋の守護聖人のサン・トレノでしょう。サン・トノレは6世紀にその徳の高さとキリスト教の布教に大きな功績のあった司教ですが、子供の頃は悪がきだったそうです。乳母に「自分は将来大司教になる。」というとパンを焼いていた乳母は「私のパン焼きのヘラに葉が茂る頃にはなれるだろう。」とからかいます。すると木製のヘラから葉が茂り出したという伝説があります。
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朝ご飯代わりにワッフルを食べたので元気になりました。グランプラスにも人が出て活気づいてきました。馬車もセラクルース像の前で客待ちしています。
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イチオシ
昨日の日曜の晩でジャズマラソンも終わって広場のステージも片づけが終って広い印象になりました。
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今日は少しアングルを変えて花などを入れてみました。
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初日から見ていましたが4日目にして初めて「ゴディバ」に来ました。
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このイチゴ大福じゃなかったイチゴチョコは食べたいと思っていましたが、姪が来るまでお預けでした。
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フレッシュなイチゴはこの皿一杯ぐらいで2ユーロもあれば買えますが、チョコをつけると5個で7ユーロって…。
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下に敷いたシートにはゴディバのロゴが凹凸に印刷されています。するとチョコにロゴが浮き出す仕掛けです。
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記念写真を撮ると後ろでお兄さんが手を止めて一緒にポーズを取ってくれます。
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イチオシ
店内で幾つかチョコレートを試食させてもらっているのでイチゴが酸っぱく感じないか懸念していたのですが、チョコに負けないくらい甘いイチゴでした。
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このイチゴチョコは姪にご馳走してもらいました。まぁパリからブリュッセルまでの往復のタリスの運賃は出してあげてますからね。
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ゴディバのチョコレートは日本で買うよりは安いけれど、お手ごろな値段ではありません。何よりこの先2週間以上の移動を考えたら買えません、というか買わずにすみました。
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イチオシ
「ノイハウス」の2015年の春のテーマはマグリットでした。このポスターは先々の都市でも何度も見掛けました。でもグランプラスがガラスに映っているのはここだけの写真です。
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美味しそうなお菓子がそこかしこで誘ってきます。美味しそうなメレンゲです。
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見ているだけで強烈な甘さが伝わってきそうです。
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昨日我慢したギャルリ・サンチュベールの「ピエール・マルコリーニ」で買い物をしました。お土産用に板チョコを数枚ですが、産地やカカオの含有量で値段はいろいろで1枚9ユーロくらいでした。嵩張らないので助かります。
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1個くらいこんなの買ってくれば良かったかなと思いました。
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昼前になって人出も多くなってきました。
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中のお菓子よりガラスのケースが欲しいと思います。
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こういったオブジェも好きです。
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だんだん荷物が増えてきました。
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お昼はサン・カトリーヌ教会周辺でとることにしました。教会の周りの雑草が綺麗だったので1枚写真を撮りましたがクリムトの風景画みたいに見えました。
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一番賑わっていた「ラグビーマンNo,1」という店に入ることにしました。昨晩ネオンに誘われた店です。
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キンキンに冷えた白ワインをいただきます。
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姪はお酒を飲まないのでペリエにしましたが、今はこんなラベルなんですね。ランチなので35ユーロのランチメニューを選びました。メインは全員ロブスターなので1皿目はみんな違うものにしました。
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海老のガーリック炒めが美味しくない訳がありません。ロブスターと被りますが、好きなものは好きなので仕方ありません。
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姪の選んだスモークサーモンも美味です。
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妻は本日のスープでフィッシュスープでした。昨年10月にミャンマーのヤンゴンのサヴォイホテルに滞在した時にホテルのレストランで食べたベルギー料理を思い出しました。その時飲んだスープと味と記憶がシンクロしていきます。
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運河ではないけれど、表に水があるだけで気分が違います。
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チーズとマスタードでお好みの味に調えます。
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メインのロブスターがやってきました。
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せっかくパリから姪が来たのにロブスターを食べるときは3人とも無口になります。
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デザートは大きなクリーム・ブリュレでした。「食べきれない!」なんて言いながら完食しました。
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同じようなシーフードレストランが何軒か軒を連ねてます。夜になるとネオンが灯って綺麗です。
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日本ではなじみが無いしベルギーでもここだけしかないのですが本格的なフレデリック・ブロンデールさんのチョコレート・ファクトリーです。数件左隣にはカフェのありますが、表が気持ち良いのでとりあえずコーヒーを買いに入りました。
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イチオシ
私はコーヒーよりこちらの方が気に入りました。コーンの中にたっぷり生チョコをコーティングしてからアイスをすくってくれます。そしてチョコレートを1枚乗るのですが、これがまた美味しいこと。
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妻が「カメラ貸して。」というので不思議に思っていましたが、彼女とツーショットだったのですね。そんな視線で見られても…。
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2人は表でコーヒーを飲んでいます。アイスも美味しかったけどチョコが美味しかったのでもう1度店に戻ってチョコを幾つか買い求めました。日本に戻ってホームページを見て初めて知りましたが、気さくに試食させて応対してくれた方がフレデリック・ブロンデールさんご本人でした。
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フレデリック・ブロンデールのHPは
http://www.frederic-blondeel.be/
こちらはカフェです。ご本人はファクトリーの方にいることが多いようです。ショップカードを貰おうとしたら、店の奥に戻ってご自分の名刺を持ってこられました。そして丁寧に両手を添えてカードを下さいました。最近の日本でもこんな丁寧に名刺を出さないでしょうと思えるほどで恐縮いたしました。 -
サン・カトリーヌ教会から中華街を抜けてグランプラスに向かいます。
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証券取引所近くでまた馬車に出会いました。
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イチオシ
棒を持った3人連れの小さな像がありました。これはブリューゲルの絵にもなっている「盲人の寓話」だと分かります。新約聖書マタイ福音書に記される、盲人が盲人を導くことによって、ついには両者とも穴へ墜落してしまうという寓意から、真の信仰は正しき導き手によってのみもたらされるという話です。
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グランプラスに戻ってきました。
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天気も良くなってきたので王の家の尖塔を見上げます。
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よく見ると面白い銅像がたくさん立っています。
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「市庁舎」の王様の像は戴冠して王笏と宝珠を持っているので正装ですね。
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また記念写真を撮りました。3週間の旅ですが、1日だけの姪との旅行ですからね。
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我々も撮ってもらいましょう。
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「ノートルダム・ドュ・サブロン教会」を目指して歩きます。公園を取り囲むように植えられた西洋菩提樹の街路樹は春先の新芽が美しいです。これには恐ろしい企みがあるのかもしれません。ブリュージュで見ましたが、このまま枝を伸ばしていくと枝が繋がるのです。あと10年くらいで繋がった姿が見られるかもしれません。
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イチオシ
どこにでも自転車が転がっていますが、これはオブジェでしょうね。
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ピーテル・ブリューゲル(父)の墓のある「ノートルダム・ド・ラ・シャペル教会」は閉まっていて見学できませんでした。残念。
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ブリュッセルの町中で見た一番カッコよかった道路標識です。左に行くと大学があるようです。
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イチオシ
不思議なガラクタ屋さんノディスプレイは目が離せない人を惹きつけるものがあります。
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グラン・サブロン広場のピエール・マルコリーニ本店までやってきました。
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グラン・サブロン広場で次の行き先を確認します。手に持っているのは拡大コピーしたガイドブックです。老眼になると地図の細かい文字は読めないので、拡大したコピーが役に立ちます。最後は捨てて帰ってこれます。
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ブリュッセルの「ラデュレ」はすごい建物に入っていました。
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「ヴィタメール」の本店の前の巨大オブジェ。
ヴィタメール (カフェ) カフェ
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「ノートルダム・デュ・サブロン教会」に到着しました。ゴシック・フランボワイアン様式の美しい聖堂です。フランボワイアンとはフランス語で「(炎が)燃えさかる」という意味で「火炎様式」とも呼ばれます。装飾の文様が炎が燃えさかるような複雑な形の曲線で表現されています。
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ファサードには聖母子像を中心にサン・ミッシェルの姿も見えます。
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元々はもっとたくさんの聖人や天使の彫刻が飾られていたのでしょう。取付の穴だけが残されています。
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身廊のヴォールド天井の連続が綺麗です。
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この教会は1304年の射手同業組合(ギルド)の礼拝堂が始まりだそうです。1348年にアントワープの女性が天使のお告げを受けてマリア像をブリュッセルまで運び、射手に捧げたことから巡礼地となったそうです。
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側廊に美しい木彫が置かれてありました。アントワープから木彫のマリア像を船で運ぶ場面です。
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どなたかが寄進したのでしょうがとても美しい聖母子像です。
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袖廊のバラ窓が綺麗です。そしてさらに古い船に乗ったマリア像が置かれてあります。柔らかな日差しが厳かな雰囲気を醸します。
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黒と白の大理石の美しい礼拝堂があり、ここから先はお祈りの場所です。
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磔刑のキリスト像のステンドグラスも見事です。
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足元には禁断の果実を咥えた巨大な蛇が見えます。そして骸骨と砂時計は死を表します。
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中央にマリア像の背後には伝説に則って帆船の帆が架かってます。
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こちらのステンドグラスも美しいです。
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戴冠したマリア像も美しいです。
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青い衣に百合の紋章かと思ったら違っていました。マリアの頭部に表現される星の数は12と決まっています。聖ヨハネの黙示録に由来する「それから、壮大なしるしが天にあらわれた。太陽に包まれた婦人があり、その足の下に月があり、その頭に十二の星の冠をいただいていた。」とあります。パトモス島のヨハネの黙示録教会に行ってからもう20年近く経っていることに気付きます。
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ブリュッセルのステンドグラスではここが一番綺麗だったと思います。
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鮮やかな色彩が施された木彫のピエタです。マリアの悲しみの表情が心を打ちますがイエスの姿があまりにリアルです。
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教会の上の通りからは最高裁判所が望めます。残念ながら外装には足場が架けられ修復工事中です。高さは104メートルあるそうです。
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通りの先には「プチ・サブロン広場」があります。
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イチオシ
広場と言うよりは公園と言った方が良い雰囲気です。広場は平らな物を想像しますが、ここは傾斜地に設けられています。
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周囲には鉄柵で囲まれ支柱の上には同業組合(ギルド)の銅像が置かれています。
これは梯子と紐ですから煙突掃除屋さんです。 -
こんな傾斜地に美しい植込みがあります。どう見ても公園ですよね。広場の上の建物はエグモン宮です。
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スペインの圧政に抵抗して処刑されたエグモン伯とオルヌ伯の銅像があります。
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広場越しに「サブロン教会」を望みます。しかしギルドの銅像をなぜ外向きに設けたのでしょうか?広場の中から眺められるようにすれば良いのにと思いました。
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「王立美術館」の前を通過します。ここは明日の朝1番で来る予定です。
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「ロワイヤル広場」の全景で、正面には聖ヤコブ教会です。
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中央には第1次十字軍の指導者ゴドフロワ・ド・ブイヨンの銅像が建っています。ゴドフロワは死後に英雄視され、十字軍の最高指導者で最も優れた戦士として吟遊詩人らにうたわれた中世の九大英雄の1人だそうです。
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イチオシ
ロワイヤル広場を中心に最高裁判所の反対側のトラムの線路の先に聖堂のような建物が望めます。
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「王宮」の前にも立ち寄りました。
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数年前に姪と3人で行ったヴェルサイユ宮殿の門扉に似ています。
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中が見学できる訳ではありません。
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姪がいると妻と2人一緒の写真が多くなるのでありがたいです。
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「ロワイヤル広場」へ戻ってグランプラス方面へ戻ることにします。
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曲がり角には「楽器博物館:があります。月曜日なので美術館と博物館はどこも休みです。
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元オールド・イングランドという百貨店の建物です。建築家サントゥノワの美しいアールヌーヴォー建築です。ここも翌日に見学に来る予定です。
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ロワイヤル広場辺りは高台にあるのでグランプラスの市庁舎の尖塔の半分くらいの高さを感じます。先頭が90メートルですから45メートルくらい登っているのでしょうか。眺めがとても良いです。翌日最高裁判所の展望台にも行きましたが、こちらの方が絶対的に綺麗です。
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ブリュッセルのアールヌーヴォー建築ではストッケレー邸とこの楽器博物館の建物が印象に残りました。内装ではもちろんオルタ邸が1番でした。
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坂道を少し下がるたびに眺望が微妙に変わるのが面白いです。
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楽器博物館の並びのこの建物も綺麗でした。
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王立図書館とコングレ宮の間の美しい庭園越しに市庁舎の尖塔を望みます。
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この辺りは写真撮影ポイントです。姪は路上演奏に興味深々です。
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振り返ると楽器博物館と聖ヤコブ教会が見えます。
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遠くに正教の教会堂のような建物が見えます。
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アルバート1世の騎馬像が遠く望むのは市庁舎の尖塔のようです。
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イチオシ
脇のプラタナスの並木がヨーロッパっぽいです。菩提樹は新芽でしたがプラタナスは葉が茂っています。何で2人とも体が曲がって立っているの?
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アルバート1世は家庭的な人柄が国民に愛され、先代の王よりも高い人気を得たそうです。元々は王太子の家系ではなく、先王であった伯父の崩御と父や兄の死により半ば偶然に王位継承権を得ます。
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貴族的な趣味や社交界には興味を示さず、趣味は登山と車の運転という中産階級的な人物でありながら、第1次世界大戦での毅然とした中立の立場を貫く姿が現在の人気にも繋がっているそうです。
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姪が「フリット食べていない。」というので休憩することにしました。「ベルジアン フリットン トースト」は誰も並んでいないのですぐに買えましたが、空港から到着した時には凄い列になっていました。
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なんか変な写真です。楽しいけれど姪とお別れの時間が近づいています。
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熱々のフリットの味が忘れられません。家の最寄だと池袋西武屋上のポムケが近いです。値段は倍くらいになっちゃいますが仕方ないですね。数年後には撤退してしまって残念です。
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あまり時間が無いのですが「ル・シリオ」に入ります。ここもアールヌーヴォーの内装の美しいカフェです。証券取引所を挟んで「ファルスタッフ」の反対側です。
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「どこの席でもどうぞ。」と案内されたので1番奥の有名な猫のいる辺りに座ります。特に猫が好きな訳ではありませんが。
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さあ時間が無いので早く注文しましょう。
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店の内装はこんな感じです。
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お客さんが来ないうちに写真を撮っておきます。
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時間にも寄りますが表のテラス席は人気がありますが店の中は人気薄です。
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ベルエポックな雰囲気の残る素敵なお店です。ここも時間が止まったような感覚に囚われます。
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まだメニューを見ています。
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年配のおじいさんの給仕さんがテキパキ働いています。
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妻はウェストマールを注文しました。アントワープ州のウェストマール修道院の醸造所で作られるトラピストビールです。金色の美しいビールでフルーツの香りとスパイシーさを感じます。
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プリッツをつまみにビールを飲みます。
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遠い所からご苦労様でした。仕事の関係で日帰りしなければならないのが残念です。
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妻はシコンのグラタンを注文しました。ちょっともらいましたがとても美味しかったです。
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姪はバケットサンドですが、タイムアップになって結局このままアルミホイルで包んでもらってブリュッセル南駅に急ぐ事になりました。
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なので味は分かりません。
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この写真の後に姪は8時過ぎのタリスに乗ってパリへ戻りました。
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ようやく自分のビールがやってきました。おじいさんが丁寧に注いでくれます。もう何十年も働いているのでしょう。
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パウエル・クワックを飲むのは今回2回目です。「メゾン・アントワーヌ」の隣のカフェで1度飲んでいるビールです。その時は瓶が無かったのでこの店でもらってきました。おじいさんに「瓶ちょうだい。」と尋ねると「1度売った物だからね。ご自由にどうぞ。」だって。
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「この猫の名前なんて言うの?」と尋ねると「モスティさ。モスティなんて変な名前の猫だ!」と笑い出します。綴りも聞いてきました。MUSTIです。
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このままいたら我々もこの時間の止まったカフェの一部になりそうです。
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そうならないようにそろそろ帰ることにしましょう。
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姪が帰ってしまいちょっと寂しい気分です。
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ブリュッセルで思い出に残る店の1つになりました。
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姪を送りに行った妻が帰ってこないと思ったらこんな所に隠れていました。
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妻も姪が帰ってしまい寂しそうです。
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小便小僧のミニチュア人形を記念に買いました。こんなのを毎日見ていたら買いたい気分にもなります。
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この日の最後は「デリリウムカフェ」です。9時過ぎても表は明るいです。
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店の中は程良い混み具合です。
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フロアがたくさんありますが雰囲気は大体一緒です。
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どれだけのビールグッズがあるのでしょうか?ギネスに登録されるだけのことはあります。
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ここでホーロー風のお盆を見ていたら欲しくなり、翌日デリリウムのショップで買ってしまいました。
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この天井に貼ってあるようなやつです。
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明日も1日忙しいのでそろそろ帰ることにしましょう。
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姪が来ていろいろ買い物してしまいました。こちらはピエール・マルコリーニから。
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フレデリック・ブロンデールで山ほど買ったチョコです。ホットミルクに入れて溶かして飲むものです。ダンドワからはスペキュロスとジンジャー・クッキー。そしてマジパンのお菓子。この後これらを持って2週間旅を続けることになります。そして行く先々でどんどん増えていくことに。
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今日は姪が来て妻も大喜びだったのが良かったです。いつも家のことなどお任せなので年に数度の罪滅ぼしです。たった1日で帰ってしまうと寂しいものです。「来週ロッテルダムまで来る?」なんて冗談めかしに言いましたが。お別れは寂しいものです。
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