2015春、近畿・中国・四国の百名城(10/38)：4月4日(1)：姫路城(1)：ホテル、陽光桜

2015/04/03 - 2015/04/05

小野市で泊まったホテル界隈の紹介です。大輪の陽光桜が満開でした。その後、今回のハイライトの見学先、姫路城に向かいました。

エリア 姫路(兵庫)

• 交通手段: 観光バス

昨晩チェックインしたビジネスホテル、『ホテル・ルート・イン・小野』の自室の紹介です。コンパクトな部屋でしたが、必要最小限な設備は整っていました。

バスタブとシャワーの光景です。狭いものの、バスタブにお湯も貯められますし、シャワーは固定式ではなく可動式です。丈の長いカーテンもありました。

アメニティ関係です。歯磨き髭剃りなどはいつも持参していますが、一通り揃っていました。ただ全体に棚の奥行きが狭く、追加の品を置くには不便でした。ビジネスホテルの施設ですから、これが普通かもしれません。

シングルルームとして設計された部屋ですから、コンパクトなテーブルと、椅子が1脚だけ置いてありました。

出入り口付近とクローゼットの光景です。クローゼットには扉がありませんので、うっかりでの忘れ物防止にもなります。新しいホテルだけに、セキュリティ関係はしっかりしていました。

1階玄関付近の光景です。小野市は兵庫県の中南部、東播磨の中心に位置します。今回は見学の機会はありませんでしたが、国宝浄土寺や広渡廃寺跡など多くの史跡が近くにあります。また、『そろばん』の町としても有名です。

1階にあったフロントの光景です。チェックアウトの時、待たされることはなく、スムーズに確認が済みました。

エレベーターホールの光景です。10階建ての規模ですが、2台のエレベーターがありますから、長時間待たされることはありませんでした。

朝食はホテル料金に含まれていました。バイキング方式でした。テーブル席もありましたが、外が見えるカウンター席にしました。

エレベーターの中での撮影です。1階がフロント、2階から10階までが客室です。1階には、ラジューム温泉や、レストランなどの施設が案内されていました。

宿泊階のエレベーターホールの窓際光景だったようです。消防活動用の赤い三角マークが窓ガラスに張られていました。

約束のホテル出発までは、機関の余裕がありましたので、ホテル界隈の散策に出かけました。ホテルのの敷地内のソメイヨシノの光景です。ほぼ満開でした。

昨晩食事した、イオンがある方角とは反対方向に向かいました。前方に見えるのは、公共施設らしい建物光景です。小野市の総合体育館だったようです。

満開の『陽光桜』の光景です。愛媛県の高岡正明氏(1909〜2001年)によって、『里桜』の『天城吉野(アマギヨシノ)』と、『寒緋桜(カンヒザクラ)』との交配によって作出されました。

満開の『陽光桜』のアップ光景です。『陽光桜』が作出されるまでのエピソードは、前週の四国周遊旅行の時にアップしましたが、改めてもう一度紹介します。高岡さんは第二次世界大戦中に三内村(現・東温市)の青年学校農業科の教員を務めていた方です。教え子達に、『お国のために戦ってこい。またこの桜の木の下で会おう』と見送ったことで、戦後自責の念に駆られたことがきっかけでした。

まだ若い木のようですが、見事な満開の『陽光桜』の光景です。『陽光桜』の特徴は、零下30度から摂氏30度の環境でも開花できる、『暑さにも寒さにも強い』性質です。亜熱帯のジャワから極寒のシベリアまで、各国で散っていった教え子達の慰霊のため、戦死した異国の気候でも咲く新種の桜作りへの信念がもたらしたものです。30年以上の年月がかかったとされます。

もう一度、『陽光桜』の花のアップ光景です。高岡さんは無償で国内外に約5万本に上る陽光桜を届けました。亡くなられた後は、家族やNPO法人『日本さくら交流協会』が遺志を引き継ぎ、今日に至っています。

先に咲いた『陽光桜』がの赤い花びらが地面を覆い尽くしていました。ベニヨシノ(紅吉野)の別名を持ちます。

ホテルに隣接する場所にあった、『小野市うるおい交流館エクラ』の建物光景です。2005年3月にオープンした、多目的ホール・エクラホールを中核とする公立の文化交流施設です。建物は、2010年度公共建築賞優秀賞を受賞しています。

緑の土手の中に設置されていた、ダイナミックな形をした石造のモニュメントの光景です。『小野市うるおい交流館エクラ』の敷地内に設置されているようでした。

『陽光桜』が右端に、今回泊まったビジネスホテルの、『ホテル・ルート・イン・小野』が右手に見える光景です。その中間の平屋は、『小野市うるおい交流館エクラ』の建物の一部です。

『小野市うるおい交流館エクラ』の建物中心部分のアップ光景です。円や曲線が多用されたデザインでした。

『インフォーメーション』のタイトルがあった立看板です。『小野市うるおい交流館エクラ』の1、2階の平面図が記されていました。

『周辺見取り図』のタイトルがあった案内看板です。遊歩道のために、車両進入禁止区間があるための車両の迂回路表示でした。

今回のバスツアーで、名古屋を出発して、名古屋に帰着するまでお世話になった観光バスです。出発時間に余裕を持って玄関先に待機しました。

昨晩も写真紹介した、シャクナゲ(石楠花、石南花)の紹介です。シャクナゲは、ツツジ科ツツジ属、無鱗片シャクナゲ亜属と無鱗片シャクナゲ節の総称とされます。シャクナゲは、派手で大きな花が特徴です。

白っぽい花を咲かせていた、シャクナゲ(石楠花、石南花)のアップ光景です。微かにピンク色が混じった白色でした。

こちらのシャクナゲ(石楠花、石南花)の花は、全体が薄いピンク色でした。色が濃い蕾が開くと、薄いピンク色になるようでした。

姫路城に到着しました。そのお堀と城壁光景です。駐車場に入るのに時間がかかりそうでしたから、その前にバスを降りて姫路城の入口に向かいました。

城壁の上のソメイヨシノが満開でした。すっきりとした天気ではありませんでしたが、雨は上がりました。天気予報を見て、雨を覚悟しての見学でしたから、ラッキーでした。