2015/02/16 - 2015/02/16
20位(同エリア268件中)
こあひるさん
「静」のかまくら、「動」の梵天という異なる魅力が1つになった横手の雪まつり。
梵天コンクールをちょっぴり覗いてから、内蔵を持つ家並みのある増田町を訪れることに・・・。
内蔵とは、主屋の背後に土蔵を建て、これを鞘(サヤ)となる上屋建物で覆い、主屋に接続させているもの。この土蔵は、増田においては「内蔵(ウチグラ)」と呼ばれ、外からはその存在すらも知りうることができない建物であり、雪国独特の特徴を持っている。
中七日町通りを中心としたエリアは、平成25年12月に重伝建地区に選定されている。
(大変長い旅行記になってしまいました・・・(*_*;)・・・)。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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横手駅10:31の奥羽本線に乗り、10分ほどで、十文字駅に到着。十文字駅の待合室って、内蔵風になっていますよ〜〜!力を入れてますね〜〜!
重伝建地区になっているエリアは、中七日町通りを中心とした約10ヘクタール部分。
十文字駅からは路線バスがあるらしいのですが、本数がとても少ないので・・・観光協会の方には、タクシーを利用することをお薦めされました。
駅前にはタクシー乗り場があり、たいがい数台停まっていますが、いないときには、乗り場に案内されている電話番号で呼び出せば、すぐに来てくれます。
ちなみに・・・東北に来てから、タクシーの迎車や予約で、東京のように別料金がかかることはこれまで一度もありません。安心してタクシーを呼び出して使うようになりました。 -
増田の商家は、間口が10mほどなのに対して、奥行きが90〜180mもある極端な短冊形になっています。
そして増田商人たちは、明治〜昭和初期にかけて、成功の証として蔵を次々に建てました。家財を雪から守るため、外ではなく家の中に蔵を建てました。
増田の土蔵はその立地形態から、大きく外蔵・内蔵の2つに分けられます。その区分については、その家それぞれの言い伝えがあり、一定の定義はありません。
増田町では、土蔵の状況調査を行うにあたり、次のような基準を設けて分類しています。
★Aタイプ
正面玄関から裏玄関までがトオリ(廊下)で結ばれています。トオリは内蔵の横を通過し、内蔵の背部に風呂・便所等が設けらています。
★Bタイプ
記録上は内蔵でしたが、現在では主屋が取り払われ、土蔵と上屋(鞘)のみが存在。風呂・便所等の施設も移転しています。
★Cタイプ
正面入口から蔵前までがトオリで結ばれています。土蔵の側面及び背面には、原則としてトオリがなく、風呂等の施設も設けられていません。
このタイプのものは、外蔵として分類されます。
★Dタイプ
主屋の後ろに単体で立地する土蔵で、外蔵に分類されます。
(横手市HP 増田の内蔵豆知識より抜粋掲載させていただきました) -
内蔵のイメージはこんな感じです。
主屋の背後に土蔵を建て、これを鞘(サヤ)となる上屋建物で覆い、主屋に接続させています。この土蔵は、増田においては「内蔵(ウチグラ)」と呼ばれ、外からはその存在すらも知りうることができない建物であり、雪国独特の特徴を持っています。
このような造りの蔵は、雪国に広く所在しているとされますが、増田の内蔵が注目を集めるのは、通り沿いの狭い範囲に集中して立地し現存していることにあります。
(横手市HP 伝統的建造物群より抜粋掲載させていただきました) -
11時ころ・・・タクシーは、中七日町通りにある「蔵の駅」(観光物産センター)前に停まってくれました。
十文字駅から増田町までは1500円ほどです。予想していたよりも、意外と距離あるんだねぇ〜〜(´゚д゚`)・・・。
まずは「蔵の駅」(旧石平金物店)へ入ってみます。
基本的な造りとして、主屋の正面は、このような切妻造・妻入になっています。 -
「蔵の駅」では、おみやげなども売っています。
増田町は、雄物川支流の成瀬川と皆瀬川の合流点に開けています。南北朝時代に、小笠原氏が増田に城を築き、江戸時代以降には、両流域の物資の集配地として大いに賑わいを見せました。
特に、この地域が葉タバコや繭の秋田県内最大の産地であったことから、増田には、これらを主力商品とした多くの商人が現れます。
明治期に入ると商業活動がさらに発展し、増田水力発電や増田銀行(現在の北都銀行の前身)の成功ともあいまって、増田は県南地方の産業・経済の要としての地位を築きました。
さらに、大正4年に大鉱床が発見された吉乃鉱山は、増田地域の経済に大きな活況をもたらしました。
現在の中七日町通りは、昔も今も増田の商業活動の拠点となっています。 -
「蔵の駅」(旧石平金物店)の主屋は、明治時代築。
明治大正期に、金物商などを営んでいた石田家より横手市に寄贈され、現在は物産観光センターとして運営されています。
見学は無料です。内蔵を持つお手本のような商家(上記図のタイプA)ですので、ここを見れば、基本的な構造がよくわかります。
主屋に入るとすぐ、土間の店舗部分があり、その脇から、奥に向かってトオリと呼ばれる廊下が続き、トオリに沿って、仏間を含む畳のお部屋が3つほど縦に連なっています。
一番手前のお座敷には、つるし飾りが飾られています。あ〜ぁ!もう雛飾りのシーズンなんだなぁ・・・。東北にも春が近づいてきましたね〜。 -
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主屋は2階建てになっています。
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トオリに面したお座敷を通り過ぎると・・・水屋という水回りのエリアに出ます。けっこう広いスペースです。井戸もあります。
主屋は2階建のようですが・・・奥側の2階部分は、もはや部屋になっていないようです・・・柱だけが・・・残っているように見えます・・・。
内蔵が鞘(上屋)に覆われている・・・という説明ですが、主屋もトオリもすべてが鞘(上屋)に覆われているって感じにも見え、水屋あたりは吹き抜けになった天井が高く、まるで撮影セットのように思えます。 -
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水屋の向こうに、内蔵が出現しました!
ちょうど団体さんが見学していてワサワサしているので、ちょっと待ってズラして見学することにしよう・・・。 -
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増田町でも、梵天まつりがあるようです。江戸時代に、麻糸梵天を奉納したのが始まりで、その後、各町内が競って梵天を奉納するようになり、盛んな時には50本以上の梵天が納められたそうです。
平成2年からは、毎年2月20日に近い日曜に開催しているそうです。 -
団体さんがあっという間に去って行ったので・・・内蔵に入ってみます。雪歩き用のすっごいブーツを履いてきているわが家ふたり・・・着脱だけでもうんざりしちゃう・・・。
・・・???あれ???なぜか内部を撮った写真がないわ・・・撮影禁止だったんだっけな??
増田の内蔵には、座敷蔵が最も多く、これまでの調査から内蔵全体のおよそ65%を占めています。
そもそも内蔵が建てられた始まりは、物品を収納するための文庫蔵がほとんどだったと推定されますが、増田地区では、明治に入ってから、座敷蔵の数が格段に増加し、文庫蔵を座敷蔵に改装した例も多くあります。
こうした座敷蔵は、1階の入口を入ると手前に板の間、奥に座敷間という2室構成となっており、2階は板の間の1部屋構成で、什器類や衣類などを収納する文庫蔵としての機能を持っています。 -
黒い蛇腹の土扉に嵌められている漆塗りの飾りは、鞘飾りと呼ばれるもので、装飾のためだけでなく、土扉や漆喰を保護するものなのです。この鞘飾りによって、内蔵の外観がものすご〜くゴージャスに見えますね。
ここの鞘飾りには、亀甲模様が使われています。 -
内蔵の横側を通ってトオリは延び、蔵の裏口まで続いています。
内蔵内部の写真がないので、後の蔵で(蔵の中だけ撮影不可のところあります)ご紹介しますね〜〜! -
「蔵の駅」(旧石平金物店)を出ます。
道路を渡った向こう側には「旬彩みそ茶屋くらを」(旧勇駒酒造)があります。
ランチの看板が出ていますが・・・内蔵の見学は予約制(当日対応可、無料)ということに一応なっています。
主屋は大正時代築。酒樽を模したモルタルの鏝絵が、この建物のシンボルとなっています。
1754年に創業した老舗造り酒屋でしたが、平成15年に廃業しました。 -
このあたりの家の主屋正面は、現代風に改修されず、今でも往時の風情を残しています。
内蔵は、表通りから一見してもその存在がわからず、個人的な生活空間の一部として、外部の人目に触れることがなかったため、2008年に調査が行われるまで秘密のベールに包まれ、実態がわかっていませんでした。
現在、増田地区では、内蔵が48棟、外蔵が56棟確認されているそうです。 -
町の真ん中を用水路が流れて・・・。
この水路に沿った建物は・・・左右それぞれ・・・奥までずっと一軒のお家だと思います。 -
仙台に来てからすぐに増田町の存在を知り、とても惹かれたものの・・・アクセスがいいとは言えず・・・ここだけを目的に出かけることはできませんでした。
今回、横手かまくらのついでに、念願かなって増田を訪れるチャンスができて、ほんとうにラッキーでした。
以前は、毎年10月に開催されるイベント「蔵の日」でないと、内蔵の見学はほとんどできないような印象だったのですが・・・重伝建に選定されたこともあるのか、年々、観光のシステムが便利になってきているみたいです。
現在では、通年で公開している蔵は16ほどもあります。事前予約が必要なところは3〜4軒だけなので、気張らずに気まぐれに訪れることができます。
見学料は、無料や200〜300円のところがあります。休日があったり、期間によって公開休止のところもあります。当日、公開されている家屋の前には、公開中の札がぶら下がっているので、分かりやすいです。
毎月の公開予定表は、横手市HPでチェックできます。
年に1度の蔵の日には、普段非公開の蔵も公開されて、料金も500円くらいで見放題になり、いろんなイベントが催されるようです。 -
増田を訪れるにあたって、3軒ほど見学できたらいいかな・・・と思い、どこを訪れるべきかを選ぶために、4トラを始め、観光協会の資料など色々調べたのですが・・・主屋の外観の写真(内蔵の写真はお決まりの何枚かだけ)と建物についての文章だけで・・・結局、前もってどこにするかは決められませんでした。
でも、トラベラーさんの旅行記などを見させていただいて、ここはまず見よう!と思ったひとつが「山吉肥料店」。
主屋は、明治後期築。 -
横手市・平田源助家から入婿した初代順吉が、昭和初年この地に転居し、塩元売捌所や精麦特約店、生糸仲買商などを営みました。現当主は3代目だそう。
見学料200円を払って、家人に案内していただきます。 -
店舗から奥へと一直線に延びるトオリ。南側にあるトオリの2階部分の窓から、北側となる座敷へ明かりがよく届くように工夫されています。
トオリの1階右側ガラス戸の向こうは、今は、屋根から降ろした雪がいっぱいで、開けることができません。
トオリの奥の引き戸の向こうが水屋になります。 -
上に神棚、下に仏壇。う〜〜ん!!いかにも日本的だわ〜〜!
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2つのお座敷は、普段は柱と障子戸で仕切ってありますが、大勢での宴会などを催すときには、障子戸はもちろん、真ん中の柱も取りはずせるようになっていて、大きな広間に変身するのだそうです。
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後方の壁にかけた着物は、かなり古いものだそうですが、蔵の中に閉まっておくと、こんなに色鮮やかなまま保存できるのだそうです。
増田の内蔵では、2階が保存スペースになっていることが多いんです。蔵の中は、ものを保管するのに適切な条件を備えているんですね。 -
押し絵雛もありますね〜。
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こちらは土人形の雛。
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トオリから、店舗のほうを振り返ってみました。
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トオリにはちょとした縁があり、お客さんがここに座って一服できる場所になっているとか・・・。今は開けられませんが、夏にはこのガラス戸を開け放つと風通しがよいのでしょうね〜。
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トオリの引き戸を通ると、水屋エリア。その一番奥に内蔵がちょっと見えます。右手の井戸ポンプは、実際に最近まで使っていたものだそう。
本来、この左右の建物・・・というか仕切りはなかったそうですが・・・あまりにも寒いので、とうとう造ってしまったんだそうです。
鞘(上屋)をつけている・・・とはいっても・・・なんだか家中が吹き抜けみたいな感じで・・・すっごく寒そうなのが手に取るように理解できます。 -
こちらは、今でも使用している流し台(あ〜〜寒そうだわ〜〜)。
昔ながらの家屋を保存して、そこで生活するのって・・・観光客は風情があっていいな〜なんて思うけれど、やっぱり大変だわよ・・・。
トイレやお風呂なんかに行くたびに・・・冷たい空気がすうすうと吹き抜けているような・・・ところを通るんですもの・・・(・。・;。
雪から守るために鞘(上屋)をつけると確かに便利だろうけど・・・なんかかえって家じゅうが寒くなっちゃうような・・・。 -
現在でも使っている井戸だそう・・・。
寒すぎるので造っちゃったという仕切りの中の部屋は・・・現代風のダイニングで・・・ここなら暖かそうだな・・・なんてホッとしちゃう。 -
主屋や内蔵を包み込む鞘(上屋)のトラス天井。煙出しの口が開いています。
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あでやかにして上品な漆色の鞘飾りが目を引く内蔵は、初代順吉が、昭和初期に建てたものだそうです。
昭和に入ると、社会・経済情勢の変化や、安価で施工期間の短いコンクリートが普及し、昔ながらの土蔵造りは激減していきました。
明治・大正と土蔵造りで磨き上げた増田の職人たちの卓越した技が凝縮された、増田の蔵の集大成といえる内蔵となっています。
この内蔵が、増田で造られた最後の蔵・・・ということになるそうです。 -
黒漆喰の土扉の蛇腹は、5段と数が多く、立派な構えになっています。
最近取材のため、何十年か振りにこの重〜い扉を閉めた時、何十年も動かしたことがなかったのに、きしむこともなく、スムーズに、そして、ぴったりと閉じることができたそうです。
扉を閉める時には、鞘飾りはパカッと外せるようになっています。
こちらの鞘飾りは、麻の葉模様がモチーフですね。 -
内蔵への階段には、一枚石が使われています。屋内なので、風雨の心配もなく、めいっぱい凝ることができたのでしょうね。
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蔵の階段下の脇に隠されていた味噌樽。
万が一、火災が起きた時、内蔵の扉や窓を全部閉め、隙間から煙などが入り込まないように、隙間に塗りこめるための味噌なんだそうです(現在は味噌は入ってませんが・・・)。 -
店舗からまっすぐ伸びているトオリは、内蔵の横を通って、裏口まで抜けています。
漆塗りの鞘飾り・・・1階の窓扉にも鞘飾り・・・腰巻にも鞘飾り・・・のおかげで、ほんとうに華やかで豪華ですね。
こちらのお宅では、この内蔵は、冠婚葬祭のときにだけ使うそうです。なので、もちろん内部は非公開・・・。身内の人ですら、何年かに一回使うだけってことです(もちろん、お掃除などのためには入るそうですが・・・)。
トオリの1階と2階の間に渡してあるスノコ板は、はしごで登れるようになっており、保守点検や、火災時に外から2階の窓を急いで閉める時などに使われるそうです。 -
黒を縁どる細〜〜い白い枠線は、あとから白く描くのではなく、逆に、あの白い線を残して黒く塗るんだそう・・・。これもかなりの技・・・なんです。
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水切りと呼ばれる装飾。本来は、雨水が流れ落ちるためのものだそうだけれど、内蔵なので、雨水に晒されることはないのだろうから、ほんとに装飾のためなのでしょうね。
鏡のようにつるつるの黒漆喰は、雲母粉をつけて手で磨き上げる技術によるものだそうです。 -
内蔵の角は、銀杏仕上げと呼ばれる、左官技術の粋・・・。
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内蔵の裏側の扉。
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魔除けの意味がある白蛇モチーフ。
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開閉の際に、蝶番が当たらないように削られているんだそう。
扉を閉めたときには、和紙1枚分の隙間があるんだそうです。あまりにもぴったりだと漆喰が傷ついてしまい、隙間がありすぎると煙が入ってきてしまうから・・・とか。それも卓越した技術だそう・・・。 -
裏口から出て、主屋やトオリ、内蔵を覆った鞘(上屋)を眺めてみます。こんな地味でぼろい感じ(こら!)の建物なんだもんねぇ・・・誰が中にあんな豪華な内蔵があるってわかるだろうか・・・?
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主屋と内蔵を覆う鞘(上屋)を出ても、さらにまだ敷地は裏門まで続きます〜〜。ほんとに細長〜〜い敷地なんだわ。
今は雪に埋もれちゃって何が何だかわからないけれど、中庭なんです。お庭も、裏側にあるんですね。 -
今は住んでいない・・・別宅??こっちの方が暖かそうだけどね〜〜。
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主屋〜内蔵までで約100m、中庭に出て裏門まで約50m・・・。1本裏の通りに出ちゃいます。
かつては、たいがいどのお家もその広さ(細長さ)があったそうです。
増田町は、かつて蛍町と呼ばれていたことがあるそうです。屋敷の後ろ側に内蔵(1階は、座敷蔵として使われていたものが多い)が造られ、夜になると各家の内蔵の灯りがぼうっと点ることから・・・という説もあります。 -
さきほど流れていた用水路が、家屋と中庭の脇を流れています。昔はもっと水量があったそうで・・・階段(雪で埋もれてますがわかりますでしょうか)を下りて、ここで洗濯をしたりしていたそうです。
さて、山吉肥料店から出て、次はどこにしよう? -
この建物も、後ろ側に内蔵がありそうですね。
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現在はオフィスとして使っているようで、非公開のようです。
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お〜〜!和風建築もいいけど・・・昭和の雰囲気ただようこういう寂れた洋風建築もいいですね〜ぇ。
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次に見せてもらおうと思っていた「日の丸醸造」。無料だけど、事前予約が必要・・・となっていますが、HPを見ると、内蔵については、個人(10人未満)の場合は予約はいらないみたいです。
前を通りがかったら、ただ今内蔵は何かで使用していて(たぶん予約の団体さん?)見学できないって・・・。
あら〜〜!?仕方ないから・・・そのまま南下して歩いていたら、そろそろ町はずれっぽい感じになってきました。
あそこに外蔵があるけれど(なんなのかは不明)、このあたりは駐車場のようです。 -
昭和前期の主屋と、明治中期の内蔵のある「谷藤家」。
入ろうかな〜と思ったけど、パスしてしまいました。ちょっと飽きてきちゃったし(←早くも〜〜??)、だんだんブーツの着脱も面倒になってきちゃったし・・・。 -
こんなところに神社が・・・月山神社・・・出羽三山の月山神社と関係あるかな?神社は、ず〜っと向こうの方だったので、行きませんでしたが・・・。
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「笹原家宝蔵庵」。地主として知られた針金金兵衛家の元所有地。平成になってから笹原家が住まいにしています。
明治末期に建てられた米蔵は、現在、カフェになっているということらしいので・・・ちょっと一休みしようか・・・。 -
中に入っちゃうと、全く蔵だということはわからない内装になっていました。
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小豆を自分で煮込んでつくったというお汁粉を注文。お餅も香ばしくて美味しかった〜〜!
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カフェになっている米蔵と隣り合って、昭和初期頃に、針金家のご隠居部屋として建てられた座敷蔵があります。
ここの座敷蔵は、もともとから外蔵であり、外蔵の中に座敷が設けられているのは、珍しいそうです。
こちらは、外見も普通の蔵ですし、部屋の中も質素な感じです。
宝蔵庵(宿泊もできます)
http://www.houzouan.jp/ -
お汁粉ですっかり温まり・・・中七日町通りを、来た方へ戻ります。
再び「日の丸醸造」の前を通りかかると・・・今度は公開中!となっていました〜〜!よかった〜〜!
主屋は明治時代築。 -
こちらは無料です。声をかけて、勝手に見学していいみたい(←相手にされなかっただけ?)です。
元禄2年(1689)最上(山形県)出身の沓沢甚兵衛が創業。大正時代には、一時東北一の醸造高を誇った老舗です。戦後、佐藤光男氏により復活し、当町唯一の造り酒屋です。 -
店舗から、トオリが奥へまっすぐ延びています。
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公開している内蔵(文庫蔵=座敷蔵)以外にも、蔵らしきものがありますが、製造にかかわる蔵なので、立ち入ることはできません。
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何のつながりかちょっと不明だけど、手すき和紙で作ったウェディングドレスが、内蔵の前に置かれていました。
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内蔵の正面冠木には、各家の家紋が自慢げに掲げられています。
土蔵全体が黒漆喰で仕上げられ、土扉を飾る鞘飾りには、亀甲の組子細工が組み込まれ、漆塗りで仕上げられています。 -
3軒目で、やっと内蔵内部の撮影が大丈夫なところに当たりました。ブーツの着脱がもう嫌になった連れ合い(なんにも見えないですし・・・)を、蔵の前のベンチに残してひとりで内蔵へあがります。
手前が栗の板敷きとなっており、奥が畳になっています。板敷きの部屋の天井の太い梁も、漆塗りでつやつやに輝いています。 -
蔵の内部壁には、1尺間隔に五寸五分角のヒバの漆塗りの通し柱が整然と並んでいます。柱と柱の間隔の狭さは、増田町でも随一で、非常に贅沢な造りとなっています。
縞模様のように並ぶ通し柱たちが、蔵の真ん中に大きな柱を建てることもなく、蔵の重さを支えているのです。
2階への階段ももちろん漆塗り。 -
2階は立ち入りできませんでしたが、こんな感じに全部板張りの広い一室になっています。屋根を支える重みを支える梁がすごい迫力です。
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お座敷の畳と障子は張り替えていますが、それ以外はすべて1908年当時のままだそうです。
板張りと畳との境目の欄間の亀甲の組子がとても美しいです。鞘飾りと同じ亀甲の組子となっています。 -
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仕切りの障子戸の上部には、木版の襖紙が使われています。
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すりガラスも昔のまま。当時、ガラスは超モダンなものでした。
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なんともいえない美しい漆色。
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ここの内蔵は(内部も含めて)見ごたえあって素晴らしかったなぁ。漆塗りの美しい色と、ぴかぴかに輝く漆の艶・・・印象強くて、もうこれで十分!って気になってしまう。
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トオリを通って店舗へ戻ります。
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試飲もセルフでいいの?一応、お店の人に声をかけてみたけれど、どうぞ、そこにありますから・・・で、またガラス戸の中へ入ってしまった・・・。
では・・・遠慮なく試飲させていただきま〜す!(そんなに種類はないけどね・・・)
日の丸醸造
http://hinomaru-sake.com/ -
大半の主屋の正面は、上部に梁組を見せ、梁首(はりくび)や鳥衾(とりぶすま)と呼ばれる意匠が取り入れられています。
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この横路地は、朝市が開かれる朝市通り。
毎月決まった日に開かれる朝市の歴史は古く、江戸時代(に正式に許可された)に遡ります。 -
昭和12年に建てられた「旧吉田理吉家」。県内でも珍しい木造三階建て住宅です。明治14年に建てられた座敷蔵もあるようです。
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漆塗りの艶が目に残っていて、もういいか・・・という気分も強く、今回はここもパス。
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この廃墟のようになってしまっている建物にも、内蔵ありそうだけどなぁ。
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でも、こっち側の母屋には人が住んでいるんだよね、きっと。車あるし。
スナックは今もやっているのか微妙だが・・・。
典型的な形の主屋が残っているだけに、もったいないような気はしますが・・・修繕や保存も大変だろうし、生活するにも不便がたくさんあるだろうしね・・・。 -
この住宅にも、内蔵が隠れていそうですね!
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本町通りとの交差点に出て、本町通りを左折すると・・・レトロモダンな洋風建築が〜〜。内蔵のある家屋と違って、ぱっと見が華やかだしわかりやすいですね。
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そして「佐藤養助漆蔵資料館」。こちらの資料館も無料になっています。公開予定表では、今日はお休みとなっていましたが、どうやらやっているみたい〜〜!!
増田を代表する商人・小泉五兵衛の旧宅です。江戸時代より8代続いた小泉家は、戊辰戦争では増田一の御用金を納める商家でした。増田銀行(現北都銀行)の初代頭取は小泉家の出身であり、大正時代には、百町歩を超える田畑と百三十人余の小作人を有していました。
現在は、稲庭うどんの老舗である佐藤養助商店が所有し、大正時代の内蔵を資料館(佐藤養助商店の歴史が中心)として公開し、また、食事処も併設しています。佐藤養助 漆蔵資料館 養心庵 グルメ・レストラン
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建物へ入り・・・靴を脱いで上がります。
13時をまわっているので、ランチでもとろうか・・・と、お食事処の養心庵で、稲庭うどんを食べることにしました。先ほどお汁粉を食べたので、そんなに空腹でもなかったし・・・。
うどんを待つ間、内蔵のまわりをひとりで探検に行ってみることに・・・。
ここはお風呂場だったところです。タイル張りで、当時にはかなりモダンなものだったのでしょう。 -
内蔵(座敷蔵)とは別に、米蔵もあります。米蔵は、座敷蔵と同時期(大正時代)に建設され、正面だけが主屋と繋がる外蔵となっています。
米蔵は、お昼の時間帯はお食事処として、また14時から17時まではお休み処として無料開放しているそうです。
食事・・・こっちの方がオシャレだったかなぁ・・・( ;∀;)。 -
こちらはトイレです(現在は使用されていません)。
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養心庵の席に戻ってまもなく・・・稲庭うどんがきました〜〜!
連れ合いは温かいうどんにしました。 -
私は、醤油とごまのつゆを味わえる冷たいうどんにしました。
季節柄もあって、思った以上に冷え冷えのうどん・・・。
竿燈まつりの時に、同じ佐藤養助(店舗は異なりますが)で同じものを食べたけれど、その時にはいまいち・・・の印象でした。今日は、意外と美味しく感じました。連れ合いも、今日は美味しかった!と言っていたので、きっとそうなんでしょうけど・・・微妙な条件によって、印象がずいぶん変わっちゃうものだなぁ・・・とビックリ。
うどんは、讃岐うどんタイプが好きですが、稲庭うどんは・・・どちらかというと太めのそうめん・・・といった感じがして、軽めで胃に重さがきません。それでいて、そうめんよりもシコシコして歯ごたえはあるんです。 -
ランチも食べたので、いよいよ内蔵を見学します。
大正10年築の内蔵。現在は、この内蔵が漆蔵資料館として一般公開されています。 -
床も、壁の通し柱も、そして梁にいたるまで、すべて漆塗りされ、艶々に輝いています。これだけピカピカだと気持ちいいですねぇ。
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大正時代の風情を残している総ケヤキ造りの階段。部材の一つ一つを丁寧に磨き、角々を取って曲線をだし、他の柱などよりも厚く漆塗りを施してから組み立てたと考えられています。
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先に2階を覗いてみよう・・・。
大正時代から、漆を塗りなおしたわけでもないのに、この艶光りといったら・・・ほんとに凄いです。 -
2階も木の部分は漆塗り。
初代佐藤養助は、平将門の乱を鎮圧した平安中期の鎮守府将軍だった藤原秀郷の流れをくむ、佐藤平右エ門家の8代目より分家して、稲庭村に乾物問屋を始めた人のようです。
初代に嫡子がいなかったので、稲庭うどんの宗家である稲庭吉左エ門家より養子として迎えられたのが2代目。
・・・なんて感じで、佐藤養助商店や稲庭うどんの歴史の資料を展示しています。 -
下へ降ります。
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この内蔵は、江戸時代末期より大正時代にかけて、材料の吟味から完成までに60数年もの長い歳月が費やされたといわれています。
当時の最上級の職人たちの匠の技と誇りをかけて造られた、漆塗りの芸術品です。 -
座敷は、茶室として使われていたようです。蔵の中に茶室が作られているのは非常に珍しいそう。
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欄間には、北東北では入手困難な黒柿の木が施され、黒い自然の木目の曲線が、遠くの山並みに見えるよう、厳選して設計されています。
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大正時代に可愛がられていたお人形なども・・・。
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内蔵の横側のトオリ。
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腰巻鞘飾りは、わりとシンプルなすっきりとしたデザイン。
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内蔵の裏口。
蔵の扉は、向かって左側を先に占める女戸、右側を後に閉め重ねる男戸と呼びますが、女戸と男戸で幅が異なっていたり、また閉めた時に、めし合わせ部分が、真ん中にくるものやどちらかにズレるものなど、各蔵によって異なるようです。
佐藤養助商店
http://www.sato-yoske.co.jp/shop/urushigura.html -
14時をまわりました。
帰りの高速バスは、横手発が16:26なので、ちょっと早すぎるけど十文字駅発奥羽本線14:45で横手に戻り、お土産でも見て時間つぶそうか・・・と思っていましたが、15:38十文字駅発で戻り、預けていた荷物をホテルに取りに行ってもちょうど間に合うかな・・・と考え直し、あと1〜2軒まわれそうかな・・・ということになりました。
・・・と言っても、山吉肥料店、日の丸醸造、漆蔵資料館の内蔵があまりにも素晴らしかったので、もう十分だわ〜という気になってしまっていたのですが・・・。特に、日の丸醸造や漆蔵資料館でみた総漆塗りの素晴らしい艶と質感を目の当りにしてしまうと・・・何を見ても地味に見えちゃいそう・・・。
立派な梁首が目立つ主屋をもつ「佐藤又六家」を訪れてみます。主屋は明治前期築。見学料200円。 -
店舗に入ると、壁ごと動く開閉自由な扉があります。その内側が店舗スペースになっています。
ここの建物の特徴は、主屋の中に店蔵が組み込まれているところ。なので、店舗に入ってすぐ・・・実はもう、お家の中に組み込まれている店蔵の中に入ってしまっているんです。 -
今まで見てきた主屋と同様、トオリがあり、お座敷が縦に並んでいるのですが、店舗もトオリもこの居住部屋も、蔵の中にあるという点が、これまでとは違うのです。
この店蔵は、中七日町通りからの類焼を防ぐために建てられたとのこと。 -
佐藤又六家は、江戸時代から続く旧家。増田銀行(現北都銀行)の設立発起人のひとりで、銀行創業時の取締役でもありました。
当時、銀行設立にあたって、今に換算して30億円も出資したそうです。庶民のわが家ふたり、その換算金額を聞いて、思わずひょえ〜〜!?なんて声をあげてしまいました。
蔵を造った増田商人たちのお金持ちぶりに改めてびっくり・・・。
現当主(12代目)は、カメラ店を経営しています。 -
この蔵が完成した明治4年に購入した、アメリカ製の柱時計が掛けられています。高価だっただろうねぇ・・・。
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居住部屋の終わりあたりまでくると、いま、蔵の中にいるんだということがわかります。
この蔵の前方部分(店舗に近い方)には2階もあり、表通りから主屋を見ると、2階のガラス窓から、蔵の2階部分が見えるのですが・・・連れ合いの目が悪いのを心づかったのかよくわかりませんが、2階に関しては全く案内されませんでした(私も、2階のことに気づかず、尋ねなかったので・・・)。
200円同じように払っているのですから、一応、見るかどうかくらいは聞いてほしかったです・・・(先ほど表通りから、2階を歩いている観光客が見えましたので)。 -
この扉の向こうは、店蔵から出て、鞘(上屋)で覆われた水屋エリアになります。
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水屋エリアに出て、振り返ると、やっぱり内蔵(店蔵)だったんだ〜〜とよくわかりますね。
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店蔵やトオリはもちろん鞘(上屋)で覆われています。主屋の奥行きは50間あるそうです。
水屋エリアを過ぎると、奥に明治前期に造られたもうひとつの内蔵・・・文庫蔵があります。そしてその奥に、現在では解体されてありませんが、もう一棟土蔵が建っていたとのことです。
こちらの造りは、特に飾り気もなくシンプルですね。内蔵が造られ始めた最初のころなので、まだ遊び心があまりなく、江戸時代の蔵っぽい雰囲気です。 -
手前が板の間、奥に座敷間があります。明治前期頃は、天井が低い構造になっているようです。中へは入れませんでした。
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まだ14時半なので、もう1軒行こうか・・・?だいぶ飽きちゃったふたりだけど・・・仕方ない・・・。
「佐藤三十郎家」へ・・・。主屋の外観を撮るのを忘れました(正面がバラペットで覆われて、明治時代の母屋正面が見えないので撮らなかった)。
江戸時代までは「増の井」の醸造元であった石田久左衛門がこの地で醸造を行っていましたが、秋田に転居したのち、初代佐藤三十郎が居住し、この地で五十集商(魚の仲買)を始めたと伝えられます。昭和初期には、増田産業組合(現経済連)の代表理事組合長を歴任した旧家。
こちらも見学料200円。トオリを入って行って箱に200円を入れて、一番奥にある内蔵あたりまで行くと、御主人がいて、説明してくださいました。 -
明治11年に建てられた内蔵・・・正面妻部全体は黒漆喰で仕上げられ、側面と裏面は開口部のみ黒漆喰、他は白漆喰で仕上げられています。
しかし昭和初期に、蔵前の一角が人夫の控え場所として使われたため、暖をとる焚き火により、漆喰が剥離してしまっています。
増田では、すばらしい多くの内蔵を永く保存していくため、現在、自分たちで修理保全できるように、研修など行って左官職人さんを育てている真っ最中なのだそうです。 -
この蔵は当初より座敷蔵として造られたため、使用されている部材も大きく、洗練されたものとなっています。
蔵の前半分は1尺5寸の大きな栗板による床張り。1尺5寸の栗板によって床が張られ、奥には12畳半と7畳半の座敷が設けられ、座敷には天袋と違い棚を備えた本格的な床の間が据付られています。
また両壁は、5寸角の無節の柱が1尺間隔と狭い間隔で配されて、堅固な造りになっており、柱間は漆喰によって貫を塗り込め、磨き仕上げが施されています。
この地区で一番大きな内蔵だそうです。 -
栗の木はそんなに太く成長しない木なので、こうした大きな一枚板をとるのは大変なことだそう・・・。
-
壁の通し柱は、ヒバ、スギ、スギ、ヒバ、スギ、スギ・・・という順番になっているそうです。
-
座敷の床の間。
この座敷蔵は、御主人の趣味の部屋として使われていたそうです。 -
内蔵の裏口となる障子の上部は、スライド式になっていて、ズラして開けると・・・このように風通しできるようになっています。
-
障子を開けると、蔵の裏の土扉があり、外へと続いています。
-
トオリを通って表の出入り口へと戻ります。
この障子の中のいくつかのお座敷部屋が、主屋の住居部分なのですが、2階部分がなくて、鞘(上屋)の天井はあるのですが、お部屋の天井だけじゃ、やっぱり寒そうですよね・・・。
ほんとに撮影セットのようで不思議な造りだなぁ・・・と思います。 -
さて・・・そろそろ帰るとします。3軒くらいと思っていたけど、7軒も見学しちゃったわ・・・それでもまだまだ見る内蔵があるってのは凄いよね・・・。
基本的な造りは似ているんだけど、それぞれ意匠が違っていたり、雰囲気が全く違っていたりで・・・マニアックな感じになりそうです。
タクシーを呼び十文字駅まで行ってもらい・・・十文字駅から列車で横手駅へ戻り・・・ホテルで荷物をピックアップして・・・16:26の高速バスで仙台へ・・・。
十文字駅の待合室。小さな駅なのに、待合室はステキですね。
増田の内蔵・・・いっきに歩き回れる人でも、一日で全部見るのは難しそうですね〜。
どこの内蔵に行こうか決め手となる、蔵内部の写真情報がないので困りましたが、現地(蔵の駅など)で売られていた「写真集 増田の蔵」(増田蔵の会 平成24年10月発行)1500円には、34軒の内蔵内部のキレイな写真が惜しみなく載っていて、簡単な説明もあるので、内蔵選びにはすご〜く重宝しそうです。
でも一般書店では扱っていないようなので・・・現地に行かないと買えないかなぁ・・・??というのが残念なのですが・・・。
外観だけ見ると・・・特に改装なんかされていると、現代の普通のお家・・・にしか見えない家屋なのに・・・表から見ただけでは全く想像もできない・・・豪華で贅沢な蔵が隠れるように存在している・・・こういう蔵の形態があるのだな〜ぁ\(~o~)/〜〜〜!と感嘆し、(仙台にいるうちに)やっと訪れることができてよかった〜〜と思いました。
長々とした旅行記を見ていただいてありがとうございました(^O^)/。
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この旅行記へのコメント (14)
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- tokotokoさん 2015/03/07 09:50:25
- 恍惚の蛍町
- こあひるさん、こんにちは。
雪国に古い家並み…、それだけでも味わい深いのに、内部には ゴージャスを秘めているとは〜
その内蔵内部は 惚れ惚れする美しさで、古めかしさを感じさせませんね。トオリから見るその外観も圧巻で(トオリはランニングが気軽に出来そうでいいなと…)。そして、しばらくぶりに動かしたという、扉についてのエピソードに感嘆、本当に豪華なんですね。
また、家と家との間に 水路が流れる景色が、またなんとも惹かれます。これは 写真の場所だけではなく、増田地区で散見する光景なのでしょうか。
土地の息吹、生活の匂いが伝わる描写の数々、日本の新発見ができて 実に楽しませていただきました。
tokotoko
- こあひるさん からの返信 2015/03/09 11:02:46
- RE: 恍惚の蛍町
- tokotokoさん、こんにちは。
道路から見ると、あまり大したことのない地味な商店街なんですけれど、まさかあの奥に、見たこともないような豪華な蔵が隠れているとは・・・びっくりですよね。
これまでも、内蔵になっている蔵を見たことはあるのですが、増田のように装飾をめいっぱい取り付けてあったり、内装も漆塗りでピカピカつやつやだったり・・・なんてのは見たことがありませんでした。
明治に入ってから、競うようにどんどん内蔵が造られるようになり、左官の技術もどんどん磨かれていったんでしょうね〜。素人の私なんかが一見しただけじゃわからないような技が結集しているようです。今は、こんな蔵を造れるような左官さんが地元にはいなくて、関西のほうに頼っているので、なんとか自分たちで修復して保存していきたいと、教育している最中だそうです。
水路は、中七日町の真ん中を通るあの1本だけのように見えました。といっても、私が歩いた範囲は、1本の通りのほんの数百メートルの範囲内なので、まだ他にもあるのかもしれません。城下町などで、町なかに水路が通っている風景は、風情ありますよね〜。
こあひる
-
- ガブリエラさん 2015/02/27 23:10:40
- わー!昔の世界に入りこんだみたいです♪
- こあひるさん☆
こんばんは♪
いいですね!こういう、レトロな町並み、素敵な家屋がきちんと残ってる所って(*^_^*)
すごくわかりやすく図もつけて下さってるので、おバカな私でも「なるほど〜」とわかっちゃいます♪ ありがとうございます!!!
古い振り子時計とかに、つい目がいってしまいます♪
なんだか、祖父母の家に行った時に、こんなのあったな〜なんて、懐かしくなりました(^O^)
それにしても、立派な家が多いんですね!
細工、そしてしっかりした一枚板とか、昔の大工さんは仕事がすごいですね♪♪♪
こういう町並み、歩いてみたいです(*^_^*)
ガブ(^_^)v
- こあひるさん からの返信 2015/03/01 15:56:35
- RE: わー!昔の世界に入りこんだみたいです♪
- ガブちゃん、こんにちは〜!
いつもありがとう〜〜!
増田町の表向きの家並みは、超地味なんですけれど・・・まさか家の中にあんな豪華な蔵が存在しているとは想像できません。
主屋や蔵を覆っている上屋の様子を、文章でうまく表現できないので、図を拝借してしまいました〜〜。
古い振り子時計ってなんか懐かしいですよね〜。私の実家(昔の家のとき)には、時計と言ったらたいがい柱時計だったような気がします(そんなに大きなものではないですけれど)。カチカチと音がするので、眠れないときなんかにはうるさかったような・・・。
主屋や上屋などは、全く立派とも思えなかったのですが(超金持ち商人のわりには)・・・内蔵に使った材料の貴重さ、総漆塗りの部屋を見ると、蔵にものすごくお金とプライドと時間をかけたんだな〜と思いました。
上屋で覆ってしまうことで、外側にも豪華な飾りつけができるし、座敷蔵にすることによって、内部も特別な部屋として、贅を尽くすことができたのでしょうね〜。
こあひる
-
- ごまさん 2015/02/26 21:39:42
- 雪の横手はかまくらだけでは無かったのですね。
- こあひるさんへ
こんばんは、横手の雪まつり〜横手といえばかまくらのイメージだけでしたが、「蔵の駅」も有るのですね。
内蔵も「漆塗りの鞘飾り・・・1階の窓扉にも鞘飾り・・・腰巻にも鞘飾り・・・のおかげで、ほんとうに華やかで豪華ですね。」
本当に凄いですね。
私も見てみたいです。
手すき和紙で作ったウェディングドレスなんて素敵ですね。
とてもいい色合いです。
ごま
- こあひるさん からの返信 2015/03/01 15:47:58
- RE: 雪の横手はかまくらだけでは無かったのですね。
- ごまさん、こんにちは!
私も横手と言えば、かまくらと焼きそばのイメージしかありませんでした。内蔵というものがあって、それがたくさん隠されている町があるなんて、仙台に来て初めて知りました。
主屋と蔵に覆いをしてしまうことによって、蔵の外側に豪華な装飾を施したり、立派な土扉を取り付けたり、また、座敷蔵ということで、特別なお部屋として漆塗りを贅沢に施した手の込んだものにできる・・・ほんとうに素晴らしかったです。蔵・・・とは思えません。
外側から眺めるだけだと、地味〜な家並みなのに、まさかあんな豪華な蔵が隠されているとは・・・面白いですね!
機会があれば、ぜひ足を延ばして横手を訪れてみてくださいね!
こあひる
-
- ムロろ~んさん 2015/02/26 20:52:41
- 冬の蔵のある風景
- こあひるさん
こんばんは、ムロろ〜んです。
横手の蔵のある街並みのある旅行記を拝見しました。
他の方の旅行記を拝見したことがあったのですが、その方のは新緑シーズンだったのです。
新緑シーズンの風景と比較して読み進めたのですが、冬でもしっかりとずっしりしているように見受けられましたよ。
蔵の扉もしっかりしていて、そうこの細かい模様が特徴的だったのを覚えているんです。
HPでどこの蔵が見れるのか事前に確認できるのが良いですね。
雪がすっごく降るところですが、強さを感じられる造り!
読み手の私にも安心が感じられますよ。
ムロろ〜ん(-人-)
- こあひるさん からの返信 2015/03/01 15:31:59
- RE: 冬の蔵のある風景
- ムロたん、こんにちは〜!
新緑のシーズンに訪れたのはひょっとして白い華さんの旅行記かしら?
季節が異なると、表通りだけでなく、裏のお庭などの様子も全然違いますね〜。
冬こそ・・・内蔵の長所が生かされる季節なのでしょうが・・・私なんかにすると、主屋や蔵をいっぺんに上屋で覆った造りが、よけい寒そうに思えました・・・(笑)。
でも覆いがあることによって、外側であっても、贅を尽くして美しく飾り立てることができるし、座敷蔵という使い方をすることによって、漆塗りを駆使した華麗な内部が実現できるのですから・・・。
何年か前に比べて、観光しやすい仕組みになっているのもよかったです。表から見るとすごく地味な家並みなんですが・・・お家の中を見学させていただけるのはすごく有難いことです。これからもっとたくさんの人に知ってほしい町です。
こあひる
-
- aoitomoさん 2015/02/25 15:15:27
- 見事な内蔵!
- こあひるさん
重伝建の増田町の旅行記は色々拝見してましたが、今回のこあひるさんの解説でより理解が深まりました。
間口より奥行きが長いのは知ってましたが90〜180mもあるとは、想像以上でした。
「写真集 増田の蔵」も地元でないと手に入りにくいようですが、しっかり見ようと思ったら必要でしょうね。
いい情報をいただきました。
『蔵の駅』
つるし飾りもあったりして、この時期がフォトジェニックであるとも言えそうです。
そして、ここだけでもタイプAで十分に理解出来そうですね。
ここでも麻糸梵天が見れてなんかうれしいです。
『山吉肥料店』
土扉の黒を縁どる白い枠線、味噌樽の話、魔除けの白蛇モチーフなど色々勉強になりました。
昔の佇まいを維持しながらもそこで生活していくとなると大変なことがよく分かりました。
しかし、これでも立派な倉を建てられるほど裕福な暮らしでもあったわけですから、普通の人々の生活も大変だったのでしょうね〜
『日の丸醸造』
ここは、内蔵が拝見出来て撮影も可能だったのですね。
内蔵の構造材、内壁の通し柱の多いこと〜
しかも、意匠性も兼ねて節無しの通し柱でお金をかけてますね。
『佐藤養助漆蔵資料館』
稲庭うどんの歴史資料もあるだけに、稲庭うどんも気合いが入っていたのでしょうか。
ここにきたら稲庭うどんを食べてみないとという気持ちになりますね。
私ももっぱら讃岐うどんですが稲庭うどんもチャレンジしてみたいです。
ここも内蔵をしっかり見学出来そうですね。
『佐藤又六家』
主屋の中に店蔵が組み込まれていて、蔵と気づきにくいのが面白い造りです。
一番住みやすそうな気がしないでもありません。
立ち入り出来ない木馬の置いてある倉がいい雰囲気をかもしだしていますね。
『佐藤三十郎家』
こちらも重厚な内蔵を持つ家ですね。
当時は、立派な内蔵を建てることが家の誇りだったのでしょうね。
増田町の見学お疲れ様でした。
こあひるさんの足跡を辿るだけで増田町の観光は十分に満喫出来そうです。
増田町にトリップさせていただきました〜
aoitomo
- こあひるさん からの返信 2015/02/28 15:38:40
- RE: 見事な内蔵!
- aoitomoさん、こんにちは!
今回は、写真集を買ってきたので、どこがどこだかわからなくならず(本で確認したものもあり、やっぱり役に立ちました)、解説も併せて旅行記を作ることができました。自分ながら、けっこう気合いが入ってしまいました。
お雛さまの展示については、全く頭によぎりもしていませんでしたが、考えてみれば、ちょうど今、あちこちの町でひなまつりのシーズンでしたね。雪のことばっかり考えていたので・・・(笑)。
増田町の商家は、よく見かける、間口が狭くて奥に長い町家なので、そんなに珍しくもないのでしょうが、主屋の奥に造った蔵を含めて、全部を上屋で覆ってしまう・・・というのは、雪国ならではの造りなんでしょうし、そのせいで、奥により一層長〜くなってしまっているのでしょう。
家屋のほかの部分は、かなり地味だと見受けられるのに、蔵にだけすごいお金と手間と時間と・・・そして職人の技を注ぎ込んでいるのが不思議です。
佐藤又六家の内蔵(座敷蔵)見学に、皇太子が見に訪れたことがあるそうですよ〜(あれ?天皇が皇太子の頃だっけ?忘れちゃいました・・・笑)。あの木馬は、代々実際に使われていたもので、今のご主人が幼少の頃にも乗って遊んでいたそうです。
蔵の町といえば、喜多方にもちょっとだけ訪れたことがありましたが、あそこは、蔵を建てて一人前・・・という気概で、これ見よがしに立派な蔵を外に目立つように建てていました。
それに比べて、横手の内蔵・・・倉庫として使わなかったこともあるのでしょうが・・・内部が総漆塗りとか、豪華な鞘飾りとか・・・他人に見せるためでなく、自分たちだけの満足のためにあれだけ凝るのは、同じ蔵でもずいぶん違う意味があるのだろうな〜と思ってしまいました。
讃岐うどんになじんでいると、稲庭うどんをどう感じるかなぁとは思いますが・・・おいしい稲庭うどんに当たって、一度食べていただきたいな〜と思います。
こあひる
-
- るなさん 2015/02/24 22:28:03
- 和の雅
- こんばんは、こあひるお姉ちゃま。
昨日今日と、風邪っぴきで仕事も休んでこれでもか!ってくらい寝てました。
久しぶりに熱なんか出したよ。体のあちこちが痛かった(>_<)
まだ完治していないけど、明日は意地でも仕事行かなくちゃだ。
さて、堪能させてもらいましたよ、日本の美建築。
いやぁすごいの一言ですね。
漆の艶ってすごいよね。
私も昨年金沢行った時、輪島塗の階段なんて見てびっくりしたもん。
雪深い土地ならではの知恵なのか?すごいね、内蔵って。こんな立派な蔵初めて見た@@;
また金沢の話になるけど、金箔の蔵ってのもあったが、そんなのよりずっとすごいや。金箔のもすごかったが、何て言うのか「黒い蛇腹の土扉」といい「鞘飾りの飾り」が圧巻です。
ちょっとでも歪みがあったらきちんと重ならない...閉まらない...でも扉を閉めたときには和紙1枚分の隙間がある。職人技の極みだね。
要するに京都にある町家の造りだよね?ウナギの寝床のような細長い造りでしょ?でも用水路の奥の奥まで一軒のお宅とは恐れ入りますって感じね。
立派な神棚と仏壇もすごいや。
古いお雛様とか着物を見ると、あぁ〜歴史を持った家系なのだなと感じます。
でも日本人形ってめっちゃ苦手(>_<)
幼い頃、おばあちゃんの家にあって、大泣きしたのを覚えています(苦笑)
いやぁ〜それにしても資料館になってる佐藤養助氏のお宅、すご過ぎる。あの艶は一体なに?ってくらい光ってる。
漆の芸術、堪能させてもらいました。
鼻詰まりのるなっちより。
- こあひるさん からの返信 2015/02/26 10:15:56
- RE: 和の雅
- るなっち、おはよ〜!
復調しましたか〜〜?鼻づまり治った(花粉症ってのもあるかもよ)?寒くなったり暖かくなったりなので、気をつけてね〜!
食器や小さな家具などの漆器は、東北のどこでもよく見かけてきましたけれど、建築物にこれだけ漆を塗りまくっているのは初めて見たかも・・・。
平泉の金色堂の須弥壇とかにも漆塗りはしてあるけれど、その上の金箔やら螺鈿やらの装飾模様が凄すぎて、漆は主役じゃなかった・・・。
ワックスがけしているかのごとく、艶々で・・・ぴかぴかなんだけど、どぎつくない色合いで・・・漆って触ると冷たくなくて・・・温かい優しい手触りなんですよね〜。
内蔵は、雪国ならでは・・・なんでしょうね〜。それにしても、家屋のほかの部分はふつうの町家で、豪華な造りとも思えないのに、一番奥にある内蔵だけには、思いっきりお金と時間をかけている・・・ってのが面白いですよね。
鞘飾りなんて、外蔵じゃないとできない装飾だろうし・・・保管庫として使うのではなく、家族にとって特別なお部屋だったり、居住したりする目的の座敷蔵なので、まるで(日本の)お城の一室のような贅沢さ・・・。
あんなに素晴らしいたくさんの内蔵・・・次代へと受け継いでいくためには、自分たちのところで修復修繕できる人たちを育てていかなかればならない・・・って言っていたけれど、一度途切れてしまっている職人の伝統を、再び蘇らせて引き継いでいく・・・のは大変でしょうね。
日本人形は、あの不気味なオーラがいいのですよね〜(って、自分のうちには置きたくないけど・・・笑)。古いフランス人形にも同じようなものを感じますが、日本人形のほうが怖いかなぁ・・・。享保雛を見て、子供が怖くて泣いちゃう・・・ってのはわかりますよね。るなっちだけじゃないみたいですよ。
こあひる
-
- 白い華さん 2015/02/24 21:56:18
- 「雪景色 と お雛様」が 『 冬の 増田町 』って・・・感じ!ですね。
- 今晩は。
沢山の 「内蔵巡り」で、 いちいち、ブーツを 着脱したり・・・と、大変でしたね〜。
「内蔵の 中!を 見学する」も、
外の 豪雪地帯を 歩く。には、「ブーツが 必要だし、ホント、ご苦労様でした」。
私が、昨年の夏・・・訪れた!時。は、『 山吉肥料店 』 の アチコチが 風通し!よく、開け放たれてた。けど、
「外・・・の 鞘建物」に、 雪囲い!の 「簡易!ビニール外壁」が 張り巡らされてて、
ホント・・・「雪の 季節!の ご苦労」を 感じました。
でも、この・・・時期は、『 お雛様!が 飾られてて、華やか 』 ですね〜。
蔵は、「色褪せ!が 心配な・・・カラフルな 晴れ着。も そのまんま 』って、やっぱり、その・・・「湿気対策は スゴい」って 解りました。
『 日の丸醸造 』 と 『 佐藤養助商店 』 の、総漆塗り!の 内蔵は、ドチラ!も 素晴らしかったですよね。
この 「漆蔵」を 見てしまった 後。他を 見ても、ちょっと、見劣り!してしまう。って アリマスヨネ。 (苦笑)
コチラ!も 「日本の 貴重・・・な 地域」で、 重伝建地区に 選定された。のも、 納得!です。
私も、一度・・・訪ねたかった。ので、
何度も、旅行している 『 山形 』 でした。が、
主人の 提案する・・・「山形の 旅!プラン」に 賛同し、同時に、「秋田 増田町」を 訪問出来たコト。は、とても、素晴らしい 思い出!と なっています。
こあひるさんも、仙台在住時・・・に、『 内蔵の 増田町 』 を 尋ねられて、良かったデスネ。
東北方面・・・の 「重伝建地区」は、 けっこう、旅されたのでは〜 ?
残り!の 場所・・・も、 是非、お出掛け!くださいね。
素晴らしい〜! 「内蔵の レポート」を 有難う御座いました。
私・・・としては、 大好き!な 町。なので、とても、楽しめました。
これからも よろしくお願いします。
- こあひるさん からの返信 2015/02/25 11:45:21
- RE: 「雪景色 と お雛様」が 『 冬の 増田町 』って・・・感じ!ですね。
- 白い華さん、こんにちは!!
オーストラリアの旅の準備は着々と進んでいることと思います。あれ?いつ行かれるんですか?
増田・・・ついに訪れることができました〜〜!今回の横手かまくらに行く計画がなかったら・・・増田だけを訪れるってのは、やっぱりなかなか決心がつかなかったと思うので・・・(取手に帰ったら、ますます行くことはなくなるだろうし)ほんとによかったです。
白い華さんの旅行記を何度も見て参考にさせていただいたんですよ〜。年ごとに、観光するのに便利な感じになってきているのが嬉しいですね。通年公開も、16軒って・・・これ、ほかの町(武家屋敷街とか)に比べても、かなり頑張っているな〜と思いませんか?
白い華さんの旅行記で、山吉肥料店の縁側・・・戸が開け放たれていて、植木などが置いてありいい感じでしたね〜。今は雪で埋め尽くされたお庭も、とっても広く見えます〜〜。
しかし・・・鞘で囲われていると・・・吹き抜けの空間が多くなって、冬はすご〜く寒そうですよね・・・。かえって、屋根付きの廊下だけで主屋と蔵をつないだほうが、主屋や水場は温かいような気がしちゃいますが・・・(笑)。
でもあの形態のおかげで、装飾しまくりの豪華な内蔵が造られるようになったのですものねぇ・・・。
山吉肥料店の豪華な(新し目なのでよけい美しい)鞘飾り・・・そして日の丸醸造と佐藤養助商店の、つやつやの漆塗り・・・この3軒を見てしまうと、十分堪能した気になりますよね〜。
あとの内蔵は、違いを比べたりとか・・・マニアックな世界になってきそうです。
お父さんは、いつも素敵な田舎町(村)を探してきますが・・・基本的にどういうところから見つけてくるのですか?
わが家は、どうしても勇気が出ず、車旅ではないので・・・行きたいな〜と思うところでも行きにくい・・・行けないことが多いので・・・白い華さんご夫婦のようにはいかないのですが・・・東北に来てから、国内についてもいろいろ興味が出てきたり、訪れることによって勉強したり・・・と、自分なりに知識が少しでも増えていくのが嬉しいな〜と感じています(すぐに忘れちゃったり・・・なんですけれどね・・・笑)。
こあひる
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