2014/09/13 - 2014/09/15
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PHOPHOCHANGさん
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青春18きっぷの有効期限も過ぎちゃって、おとなしくして居ざるを得ない3連休でしたが、やっぱりジッとしては居られませんでした。
とは言え、先立つものが乏しい身としては、お金をかけずにちょこっと出かけて楽しむしか有りません。
運良く展覧会の招待券やら、今年で最終回になるであろう年に一度の女性従業員(この言い方嫌い)の為の観劇会やら、PHOの条件に合致するイベントが有りましたので、交通費のみ片道160円で行って参りました。
結局のところ飲食全く無しでしたが、各日お土産は手に入れました。
9月13日(土)
日本橋高島屋にて「芹沢銈介の世界展」
(マグネット『津村小庵文帯地』540円)
9月14日(日)
丸の内オアゾで開業10周年記念イベント「越中八尾おわら風の盆 in 丸の内オアゾ」
(クリアファイル2種640円)
9月15日(月)
東京宝塚劇場にて星組公演「The Lost Glory〜美しき幻影」「パッショネイト宝塚!」
(公式プログラム1000円)
日比谷オクトーバーフェスト
此処では前半の2日分を載せます。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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3連休初日、まずは日本橋へ向かう為、最寄り駅の東京メトロ千代田線千駄木駅へと向かっていると、丁度息子から電話が来ました。
「これから電車に乗るから、また後でね」とは言いません。駅は不忍通りに面していてうるさいので、すぐ裏の須藤公園(奥の緑濃い所です)へと話をしながら足を向けました。
あ、天外天の別館はこんな所に在ったのか! -
日本橋駅へは15分ほどで到着。高島屋は駅からそのまま繋がっています。
目指すは「芹沢銈介の世界展」 -
芹沢銈介は型染の技法を発展させ、独自の“型絵染”を完成した事で
1956年(昭和31年)重要無形文化財(人間国宝)に認定され、
1976年(昭和56年)には文化功労賞に選ばれました。
また同年パリ・グランパレにて芹沢展を開催、その多彩な美の世界は「類に稀な芸術の高み」と絶賛され、今やマチスに並ぶ世界のSERIZAWAとして名を高めています。
強い個性と豊かな創造力にあふれた作品は、着物、屏風、のれんを始めガラス絵、板絵、陶器と幅広く、清新で深い味わいを私たちにもたらしてくれます。
名前は知らなくても作品の数々は意外とあちこちで目にしているのです。ただそれが芹沢?笘介の作品と気付いていないだけで・・。
生誕120年、時代からは想像出来ないカラフルで遊び心いっぱいの作品に感激です -
高島屋は過去にも何度か芹沢銈介の作品展を催しています。PHOは今回が初めてですけどね。
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/serizawa.html
『用の美とこころ民藝展』も併せて開催中です -
高島屋東京店は昭和8(1933)年日本橋に全館冷暖房装置を備えた店舗を構えました。当時の宣伝コピー、「東京で暑いところ、高島屋を出たところ」は一世を風靡したそうです。
百貨店建築初の重要文化財の指定も受けました。昭和初期から現存する百貨店建築の中で、最大級の規模を誇り、内外装とも当初の姿を良好に保っています -
最近大流行の地域限定バス。PHOの地元の台東区、文京区は100円の運賃を徴収していますが、此処日本橋のメトロリンク、丸の内の丸の内シャトルは無料です
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これがそのバス。お客さん乗ってません、てかバスの存在自体が知られてません
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高島屋の向かいの角は丸善です。ハヤシライスに惹かれましたが、節約には外食を控えるのが一番(めったに来られない旅先の場合は異なりますが)なので、写真撮っただけ
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輝く丸にMの字、丸善
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東京駅八重洲北口と中央通りを結ぶ「日本橋さくら通り」。気取らないお店が多いのと桜並木とで、PHOはこの通りがわりと好きです
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LAND ROVERも落ち着ける道。平日は違う顔かな?
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山梨県のアンテナショップ。
ソフトクリームだけなら?とも思いましたが、帰ったらジジババに付き合って食事に行く約束をしてるのでスルーw -
あ〜っ、此処ならテイクアウトも可能。焼き小龍包大好き!
でも、一度冷めると美味しくないからスルーw
お腹が減ったので急いで帰ります -
此処から14日です。
何処へも出かける予定は無かったのですが、ジジの好きな「おわら風の盆」が見られると知って、足の悪いジジの代わり(?)に出かける事にしました。
丸の内オアゾならPHOのウチから10分(電車に乗ってる時間)で行かれます。
大手町駅から東京駅丸の内口方面へ向かいます -
PHOの乗って来た千代田線は大手町駅の5路線の中でも一番皇居寄り、つまり東京駅から離れたところを通っているので、東西線に沿った通路を歩いて行かなければなりません。
改修工事の終わったところは新しくて綺麗です -
こっちは工事前。さっきみたいに広場のように広い通路も在れば、こんな頭のつっかえそうな所も在ります
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このエスカレーターを上がれば、そのままオアゾ内1Fとなります。
此処で人の途切れた瞬間を狙おうと待っていたのですが、上りが居なくなれば下りに誰か来る〜下りから人が去れば上りに現れる〜を繰り返し、結局大いなる時間の無駄遣いをしてしまいました。サッサと上がっていれば、「おわら風の盆」イベント会場で、もう少し良い位置を確保出来たでしょう -
オアゾ1Fです。ガラスの高い天井が開放的です。
PHOはてっきりこの通路を踊りの連中が練り歩く(踊り進んで行く)と思っていたのです。なので始まる30分前に行けば良いだろうなんて思ってたら大間違いでした -
踊りはこの特設会場で披露されるのです。ステージを囲む最後尾(?)にはスーツ姿のお兄さんが腕章をして立っており、「混雑の為、ご覧いただけない可能性も有ります」なんて説明してました
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富山県民謡越中八尾おわら保存会の皆さんの協力により開催されました。にしても、とある年代が集中する会場
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やっと踊り子さん達が現れました
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押し合いへし合いしながら写真を撮ります。最前列以外は皆頭上に手を伸ばして撮影するので、何本もの腕がにょきにょき出ます。それらを入れないようにするタイミングが難しいです
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踊り方教室も有りました。青年部(?)の方が一生懸命説明してくださいますが、体の動きを言葉で表すのは難しく、「実際にやってみましょう」って事になりました。豊年踊りというのを習いました
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実際に身振り手振りなさってるお客さんも・・
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おわらがいつ始まったのか、明瞭な文献が残っていないためはっきりしません。
「越中婦負郡志」によるおわら節の起源として、元禄15(1702)年3月、加賀藩から下された「町建御墨付」を八尾の町衆が、町の開祖米屋少兵衛家所有から取り戻した祝いに、三日三晩歌舞音曲無礼講の賑わいで町を練り歩いたのが始まりとされています。
どんな賑わいもおとがめ無しと言う事で、春祭りの三日三晩は三味線、太鼓、尺八など鳴り物も賑々しく、俗謡、浄瑠璃などを唄いながら仮装して練り廻りました。これをきっかけに孟蘭盆会(旧暦7月15日)も歌舞音曲で練り廻るようになり、やがて二百十日の風の厄日に風神鎮魂を願う「風の盆」と称する祭りに変化し、9月1日から3日に行うようになったと言われます。
大正期から昭和初期におわらが大きく変化を迎えます。大正ロマンと呼ばれるほど文化に自由な気風が溢れた時代、大正9(1920)年に誕生した「おわら節研究会」も影響を受け、おわらの改良(唄や踊り)を行いました。また、昭和4(1929)年に結成された「越中民謡おわら保存会」初代会長の川崎順二氏の文化サロンを中心とした働きで、各界の文人が次々と八尾に来訪しました。おわらに一流の文化意識を吹き込んだ文化人には、宗匠・高浜虚子、作家・長谷川伸も居たと言われています。
同年、東京三越での富山県物産展に於ける公演をを契機に、おわらの改良がなされ、画家の小杉放庵、舞踊の若柳吉三郎が創った「四季の踊り」は大人気となりました。この時のおわらが「女踊り」「男踊り」として継承され今日のおわら風の盆になりました -
富山県物産展も開催
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おわら関連グッズのショップ。PHOはジジ用にクリアファイルを2つ買いました
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オアゾ東京駅側のエントランス付近です。ガラスの向こうに東京駅舎が見えます
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もうオアゾを出ます。振り返ってみると、やっぱり高い天井は気持ちが良いなぁ。でも、広いところでおわらが見たかったなぁ
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外に出ました。立派な東京駅駅舎が聳えています。
日が強く暑いくらいでした -
北側ドームです
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丸の内オアゾ。此処にも丸善が在るのですね
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日本工業倶楽部
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丸の内とその周辺には古いビル(洋館)を壊さずに、かぶせるように新しいビルを建てたり、古いビル自体を新しいビルの中に取り込んでしまったり、「保存する」意識の高い企業が多いようです。
これは三菱UFJ信託銀行本店ビル -
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茶色い洋館は東京銀行協会ビル
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隣接するのは銀行会館。後ろはみずほ銀行
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日比谷通りの向こうは皇居。正確には皇居外苑、和田倉濠を経て和田倉噴水公園。それから内堀通りが在って皇居となります
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また来た時同様に千代田線です。D3の出口からの距離が近い順に左から路線カラーの丸が並んでいるようです
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誰も居ない☆嬉しくなっちゃう♪
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昔(今でも)地下鉄の駅の乗り換え通路と言うと、広いところは必ずこの薄茶色の太くて丸い柱が建っていました
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此処は都営三田線の乗り場(改札外)付近なので、三田線自体の案内は有りません。都営でない東京メトロ4路線が大手町を通っています
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