2013秋、ポーランド旅行記(9/28)：10月21日(7)：クラクフ、ヴァヴェル城、クラクフ旧市街、聖ペトロ聖パウロ教会

2013/10/20 - 2013/10/25

クラクフはポーランドの南部に位置し、日本で例えれば、奈良・京都の様な古都です。第二次大戦の戦災を免れ、1978年に歴史地区が世界文化遺産に登録されました。(ウィキペディア、中欧・東欧ガイドブック)

エリア クラクフ(ポーランド)

ヴァヴェル城に入城した時の門とは、別の場所から出城しました。その門の光景です。この門の方が、クラクフ旧市街に近いためでした。

ヴァヴェル城から北側の道を降りるとき。右手に見ていた緩い登り坂です。こちらにも、旧王宮・ヴァヴェル城への入口がありました。

タデウシ・コシチュシコ将軍（1746〜1817年）の騎馬像です。1794年の蜂起の指導者として、ポーランドとリトアニアでは国民的英雄です。彼がまだ三十代であった1776年から1783年の間は、アメリカ独立戦争に義勇兵として参加し、ジョージ・ワシントンの副官として戦い、外国人ながら陸軍准将に昇進しました。

ここからは、クラクフ旧市街の紹介です。ヴァヴェル城に隣接する場所です。そのとりかかりの場所です

ヴァヴェル城に隣接するクラクフ旧市街です。そのとりかかりの場所です。石畳の両側に、落ち着いた雰囲気の街並みが続いていました。

クラクフ旧市街の平面図です。中心部にあるのが中央市場広場、一番下がヴァヴェル城、一番上、やや右手が旧城壁に一つだけ残るフロリアンスカ門です。

ヴァヴェル城とクラクフ旧市街を案内してくれたのは、お母さんが日本人と言う、二世の若い女性の方でした。この壁の模様を『だまし絵ですか？』と軽く質問してみましたら、『初めて受けた質問です』と、むしろ喜んでいただきました。

3階建てほどの建物が立ち並ぶ旧市街の光景です。かつては、この辺りも城壁に囲まれた中に位置していたようです。

外壁をピンクと白に塗り分けて、随分と洒落な建物です。天使のレリーフ像の上には、旗が出されていました。歴史のありそうな建物です。

ホテル・コペルニクスの看板があった建物です。クラクフ旧市街の昔ながらの宿に泊まる旅も楽しそうです。

少し広い場所に出ました。世界文化遺産に登録されたためでなく、以前から宣伝用の看板がない街並みのように見えました。

少し建物の陰になりましたが、聖マリア教会の尖塔光景です。この後、ラッパ吹きの光景も目にすることができました。

聖ペトロ聖パウロ教会のファサード光景です。入場はせずに、外観だけの見学です。表にはずらりと聖人像が並んでいました。

同じく、聖ペトロ聖パウロ教会とその周りの光景です。教会の前に並んでいるのはキリストの十二使徒像のようです。

右手に聖書らしい本をかざし、福には十字架があったブロンズ像です。著名な聖職者像のようでした。

かなりの道幅を持った歴史地区の街並み光景です。防火対策のために拡げられた道のようにも見えました。

修復されたような綺麗な外壁を持った街並み光景です。修復する場合も、外観は維持しながらのリフレッシュのようです。

歩道脇の金属柵に飾ってあった花飾りです。菊の花を使ったらしい鮮やかな赤のボールでした。

若い現地ガイドさんが説明してくれたのは、『旧市街では番地より、その代わりになる動物などの像が使われました』というものでした。この家は、さしずめ『金獅子の家』でしょうか。ンこの家に限らず、それぞれに目印のレリーフがありました。

こちらは番地替わりではなく、お店の看板です。ヴァヴェル城で見た、伝説のドラゴンが中央に描かれていました。

銅板で葺いてあるのでしょうか、円錐型の緑色のドームを持った建物が見えました。小さな教会のようです。

路面電車が走る通りの先に、よく目立つ茶色のファサードが見えてきました。ドミニカン修道院です。

ドミニカン修道院のファサードのアップ光景です。13世紀に建てられた、ゴチック様式の建物です。ドミニカン教会が併設されています。火のついた松明を咥えた犬が、ドミニカンの紋章です。

斜め前から眺めた、ドミニカン修道院の建物光景です。ドミニカン修道院の発祥の地とされるようです。日本にも盛岡ドミニカン修道院などがあります。

オープンカフェの光景です。緯度の高いポーランドの10月下旬ですが、室内よりこの席を選んだ人で満席でした。

クラクフ旧市街の小市場広場と呼ばれているエリアの光景です。華やかな建物が取巻く中央市場広場と比べますと、周りの建物はやや地味な感じです。

同じく、小市場広場の周りの光景です。庶民的な市場の雰囲気を持つとされます。この時間帯では、市場の光景を見ることはできませんでした。

小市場広場に面した建物光景です。グレーの屋根にベンガラ色の壁の色の建物には小さな尖塔が立っていました。その先端に十字架がありますから、教会のようです。

小市場広場近くの街路の光景です。決して狭くはない通りですが、周りの建物が4階建てが多く、小路のように見えました。通りの先に見えているのは織物会館の建物です。

クラクフ旧市街散策の後、中央位置広場での解散です。このため、途中、泊まったホテルまでの道筋を散策しました。その途中の光景です。