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入坑して見学したヴィエリチカ岩塩坑紹介の続きです。深さは地下327メートル、全長は300キロに及ぶ世界最古の岩塩坑跡です。観光ができる区域は3.5キロほどです。(ウィキペディア、中欧・東欧ガイドブック)

2013秋、ポーランド旅行記(6/28):10月21日(4):クラクフ、ヴィエリチカ岩塩坑、岩塩像、シャンデリア、地下水路

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2013/10/20 - 2013/10/25

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旅行記グループ 2013秋、ポーランド旅行記

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旅人のくまさん

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入坑して見学したヴィエリチカ岩塩坑紹介の続きです。深さは地下327メートル、全長は300キロに及ぶ世界最古の岩塩坑跡です。観光ができる区域は3.5キロほどです。(ウィキペディア、中欧・東欧ガイドブック)

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  • ポーランド出身の第264代ローマ教皇(在位:1978年10月16日〜2005年4月2日)のヨハネ・パウロ2世の岩塩で出来た全身像です。クラクフの郊外で生まれました。『空飛ぶ教皇』と呼ばれ、世界100カ国以上を駆け巡りました。死後9年25日での列聖となりました。後のヨハネ・パウロ2世となったカロル・ボイティワは、若い頃にこの岩塩坑を訪れています。

    ポーランド出身の第264代ローマ教皇(在位:1978年10月16日〜2005年4月2日)のヨハネ・パウロ2世の岩塩で出来た全身像です。クラクフの郊外で生まれました。『空飛ぶ教皇』と呼ばれ、世界100カ国以上を駆け巡りました。死後9年25日での列聖となりました。後のヨハネ・パウロ2世となったカロル・ボイティワは、若い頃にこの岩塩坑を訪れています。

  • 横から眺めた、ヨハネ・パウロ2世像の上半身です。ヨハネ・パウロ2世の遺体を納めた石棺は、サン・ピエトロ大聖堂の地下にある墓地に埋葬されました。ヨハネ・パウロ2世自身は、生前に書いた遺書で、故郷での葬儀と埋葬を希望していたとされます。

    横から眺めた、ヨハネ・パウロ2世像の上半身です。ヨハネ・パウロ2世の遺体を納めた石棺は、サン・ピエトロ大聖堂の地下にある墓地に埋葬されました。ヨハネ・パウロ2世自身は、生前に書いた遺書で、故郷での葬儀と埋葬を希望していたとされます。

  • 岩塩坑の壁面に彫刻されたレリーフや像です。キリスト神話の一場面のようです。

    岩塩坑の壁面に彫刻されたレリーフや像です。キリスト神話の一場面のようです。

  • キリスト神話の一場面のアップ光景です。『ルカ福音書』では、イエスは『飼い葉桶に寝かされた』と記しています。その小屋には馬はいず、牛とロバがいたとされます。『マタイ福音書』では、東方の三博士が星に導かれてイエスを礼拝しに来たと記しています。

    イチオシ

    キリスト神話の一場面のアップ光景です。『ルカ福音書』では、イエスは『飼い葉桶に寝かされた』と記しています。その小屋には馬はいず、牛とロバがいたとされます。『マタイ福音書』では、東方の三博士が星に導かれてイエスを礼拝しに来たと記しています。

  • ロバに乗ってエジプトに逃避する聖母子と、ヨセフの像です。ヨセフは、イエスの養父です。『マタイ福音書』にあるエジプト逃避の物語の一場面です。

    ロバに乗ってエジプトに逃避する聖母子と、ヨセフの像です。ヨセフは、イエスの養父です。『マタイ福音書』にあるエジプト逃避の物語の一場面です。

  • 重い十字架を背負い、倒れ込むキリストの像です。キリストが磔刑にされた、エルサレムにあるゴルゴダの丘の場面です。

    重い十字架を背負い、倒れ込むキリストの像です。キリストが磔刑にされた、エルサレムにあるゴルゴダの丘の場面です。

  • 地下101メートルに広がる聖キンガ礼拝堂の中での見所の一つが、岩塩で飾られたシャンデリア群です。

    地下101メートルに広がる聖キンガ礼拝堂の中での見所の一つが、岩塩で飾られたシャンデリア群です。

  • 聖キンガ礼拝堂で輝くシャンデリアのアップ光景です。ポーランド王ボレスワフ5世の王妃だった、聖キンガに捧げられた聖堂です。カトリック教会の聖人で、ポーランド、リトアニアの守護聖人です。

    イチオシ

    聖キンガ礼拝堂で輝くシャンデリアのアップ光景です。ポーランド王ボレスワフ5世の王妃だった、聖キンガに捧げられた聖堂です。カトリック教会の聖人で、ポーランド、リトアニアの守護聖人です。

  •  	地下100メートル以下にある池の光景です。水位が変化した時に出来る白い縁取りがありました。

    地下100メートル以下にある池の光景です。水位が変化した時に出来る白い縁取りがありました。

  • 白い縁取り部分のアップ光景です。詳しいことは分かりませんでしたが、岩塩坑で湧出した水が作り出した池のようです。

    白い縁取り部分のアップ光景です。詳しいことは分かりませんでしたが、岩塩坑で湧出した水が作り出した池のようです。

  • 地下の塩水池の岸辺の光景です。照明も影響しているのでしょうか、緑色に見えました。透明度も高いようです。

    地下の塩水池の岸辺の光景です。照明も影響しているのでしょうか、緑色に見えました。透明度も高いようです。

  • 岩塩の壁に刻まれたレリーフの光景です。石碑のような文字のタイトルは、ポーランド語の『Szczesc Boze』でした。『神はあなたを祝福する』の意味のようです。2010年の日付がありました。

    岩塩の壁に刻まれたレリーフの光景です。石碑のような文字のタイトルは、ポーランド語の『Szczesc Boze』でした。『神はあなたを祝福する』の意味のようです。2010年の日付がありました。

  • 坑道内に組まれた高い櫓と、シャンデリアの光景です。高い櫓の使用目的が分かりませんでしたが、可能性としては、湧水汲み上げとしての施設か、壁面や天井の補強目的です。

    坑道内に組まれた高い櫓と、シャンデリアの光景です。高い櫓の使用目的が分かりませんでしたが、可能性としては、湧水汲み上げとしての施設か、壁面や天井の補強目的です。

  • 2色に見えた、シャンデリアのアップ光景です。金属枠の周りに取り付けられているのが、岩塩を細工した飾りです。

    2色に見えた、シャンデリアのアップ光景です。金属枠の周りに取り付けられているのが、岩塩を細工した飾りです。

  • 坑道内にあった、高い櫓のアップ光景です。階段も施設されていました。その先には通路が続いているように見えました。かなり頑丈な構造体のようですから、空洞の補強施設を兼ねているのかも知れません。

    坑道内にあった、高い櫓のアップ光景です。階段も施設されていました。その先には通路が続いているように見えました。かなり頑丈な構造体のようですから、空洞の補強施設を兼ねているのかも知れません。

  • 吹抜けのビルの3〜4階はありそうな空洞の光景です。暗くてよく分かりませんが、櫓があった壁以外の部分にも補強用らしい構造物がありました。撮影中にも細かい水滴が落ちてくる環境でした。

    吹抜けのビルの3〜4階はありそうな空洞の光景です。暗くてよく分かりませんが、櫓があった壁以外の部分にも補強用らしい構造物がありました。撮影中にも細かい水滴が落ちてくる環境でした。

  • 空中に浮かんだシャンデリアの光景です。複数箇所で目にした、岩塩で装飾されたシャンデリアは印象に残りました。

    イチオシ

    空中に浮かんだシャンデリアの光景です。複数箇所で目にした、岩塩で装飾されたシャンデリアは印象に残りました。

  • 地下通路の光景です。側面と天井の三面が板で覆われ、白い塗装が施されていました。白いペイントは岩塩を連想させます。

    地下通路の光景です。側面と天井の三面が板で覆われ、白い塗装が施されていました。白いペイントは岩塩を連想させます。

  • 台座に刻まれた文字は、『Johann Wolfgang von Goethe:1749〜1832)』でした。かの有名なドイツの詩人、作家で政治家のヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテでした。この岩塩坑に訪れたことがあることが、岩塩像の由縁でしょうか。

    台座に刻まれた文字は、『Johann Wolfgang von Goethe:1749〜1832)』でした。かの有名なドイツの詩人、作家で政治家のヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテでした。この岩塩坑に訪れたことがあることが、岩塩像の由縁でしょうか。

  • 下から眺めた空洞内に設けられた櫓の光景です。太い木材が使われ、白く塗装された部材でした。イメージ的には、天井の補強のように見えます。

    下から眺めた空洞内に設けられた櫓の光景です。太い木材が使われ、白く塗装された部材でした。イメージ的には、天井の補強のように見えます。

  • 天上の崩落が始まったら、とても強度的にはもちそうにありませんが、崩落のきっかけを防止するには一定の効果がありそうです。

    天上の崩落が始まったら、とても強度的にはもちそうにありませんが、崩落のきっかけを防止するには一定の効果がありそうです。

  • 今回の旅行で一番目にする機会が多かった像です。『Jozef Pilsudski(ユゼフ・ピウスツキ)』(1867〜1935年)の像です。ポーランド軍創立者で元帥、ポーランド共和国の建国の父にして、初代国家元首(在位:1918〜1922年)です。

    今回の旅行で一番目にする機会が多かった像です。『Jozef Pilsudski(ユゼフ・ピウスツキ)』(1867〜1935年)の像です。ポーランド軍創立者で元帥、ポーランド共和国の建国の父にして、初代国家元首(在位:1918〜1922年)です。

  • 斜め前から眺めた、ユゼフ・ピウスツキ像です。当時のヒトラーの台頭に対しては、反ナチズムの立場を貫いたとされます。

    斜め前から眺めた、ユゼフ・ピウスツキ像です。当時のヒトラーの台頭に対しては、反ナチズムの立場を貫いたとされます。

  • かつて、この岩塩坑で働いた仲間たちの像のようです。この岩塩像を刻んだのも仲間の一人です。

    かつて、この岩塩坑で働いた仲間たちの像のようです。この岩塩像を刻んだのも仲間の一人です。

  • 『The Jozef Pilsudski Grotto・19世紀開通』の標識があった地下水路です。ポーランド共和国の初代大統領でもあった、ユゼフ・ピウスツキ元帥の名前に因む水路です。別の場所にあった彼の岩塩像は、先に紹介しました。

    『The Jozef Pilsudski Grotto・19世紀開通』の標識があった地下水路です。ポーランド共和国の初代大統領でもあった、ユゼフ・ピウスツキ元帥の名前に因む水路です。別の場所にあった彼の岩塩像は、先に紹介しました。

  • 地下水路の光景です。以前はこの場所を船で通過できたようですが、転覆事故が起きた後、船による遊覧は廃止されたようです。

    地下水路の光景です。以前はこの場所を船で通過できたようですが、転覆事故が起きた後、船による遊覧は廃止されたようです。

  • オペラ座の怪人ならぬ、ヴィエリチカの怪人が現れそうな地下水路の周りの光景です。

    オペラ座の怪人ならぬ、ヴィエリチカの怪人が現れそうな地下水路の周りの光景です。

  • トロッコが通った軌道跡らしいものがあった通路の光景です、鉄のレールは残されたままでした。

    トロッコが通った軌道跡らしいものがあった通路の光景です、鉄のレールは残されたままでした。

  • ヴィエリチカの岩塩坑跡を案内してくれた現地ガイドさんの横顔です。博士課程で日本の中世文学を研究されているようでした。学者志向の方のようでした。日本留学の経験もお持ちのようでした。

    ヴィエリチカの岩塩坑跡を案内してくれた現地ガイドさんの横顔です。博士課程で日本の中世文学を研究されているようでした。学者志向の方のようでした。日本留学の経験もお持ちのようでした。

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2013秋、ポーランド旅行記

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