2010春、ドイツ・オランダ・ベルギーの旅(30/68)：4月18日(6)：ブルージュ、ペギン会修道院、愛の湖公園

2010/04/15 - 2010/04/24

　2000年に世界文化遺産に指定された古都・ブルージュ紹介の締め括りです。ブルージュには3種の世界遺産があり、ペギン会修道院は、『フランドル地方のベギン会修道院群』の13の修道院の1つとして、1998年に世界文化遺産に登録されています。また、『ベルギーとフランスの鐘楼群に含まれる鐘楼』の1つとして、『鐘楼 とマルクトホール』が世界遺産として登録されています。

エリア ブルージュ(ベルギー)

• 交通手段: 観光バス

お洒落な釣鐘の様な、濃い紫の花を咲かせていた草花の光景です。ツリガネソウ(釣鐘草)の一種のようです。

ブルージュのペギン会修道院は、1998年に世界文化遺産に登録されています。因みに『ブルージュ歴史地区』は、2000年の登録です。

ペギン会修道院が見える場所までやって来ました。白と黄色の水仙が満開だったペギン会修道院の中庭のような場所の光景です。

木々の黒い幹の間から眺めた、ペギン会修道院の白壁の建物光景です。

次に見学に向かったのは、ペギン会修道院がある地区です。『フランドル地方のベギン会修道院群に含まれるベギン会修道院』として世界文化遺産に登録されています。

ペギン会修道院の建物光景が続きます。ベギン会は北西ヨーロッパの自律的な女子修道会とされます。その修道院は、一般には木々に囲まれた中に建てられていました。ブルージュのこの修道院も例外ではないようです。

今から約800年前の13世紀、ヨーロッパの中世時代の女性は、従属的な生き方を強いられて人生の選択肢が限られていた時代とされます。ベギン会は、こうした女性達の自立を支援する修道院として生まれました。創設したのは、フランドル伯爵夫人のマーガレットとされます。

ペギン会修道院の建物と、その周りの光景が続きます。ペギン会の建物には、生活や信仰に関わるものだけでなく、共同体で使われる作業場も含まれた複合的なものでした。

現在、世界文化遺産に登録されたペギン会修道院の施設は、ブルージュのこの施設を含め、オランダとベルギーに残る13件です。

レンガ造りの煙突があった建物光景です。暖房用の煙突にしては少し大き過ぎるようです。ペギン会の作業所用の煙突でしょうか。

レンガ造りのお洒落な建物飾りが、随所に見られた建物群の光景です。建物の壁を含め、石造りの塀で囲われた一角でした。

ペギン会修道院の区域境でしょうか、水路の光景がありました。その水路には侵入防止の金属柵がありました。

赤レンガ造りの建物光景です。ペギン会修道院の居住区域ではなく、作業場区域の建物光景に見えました。

ペギン会修道院の区画を示すアーチ門のようです。今は、カーテンのような仕切りがあるだけで、扉はありませんでした。レンガ造りのアーチ門の上に飾りが乗っていました。

この辺りは、ペギン会修道院の敷地内か、敷地外かの判断が付きませんでした。イメージ的には敷地外の通路光景です。

ペギン会修道院の建物か、隣接する区域の建物かは判断できなかった建物の光景です。黒い屋根の上に建つ尖塔には十字架がありました。この建物は修道院に間違いないようです。

赤レンガ造りの建物の側面光景です。日本の建物ですと、破風に当たる部分です。明かり採りらしい小さな窓が1つあるだけで、さっぱりとした造りの建物でした。

どこまでが、ペギン会修道院の建物だったかははっきりしませんが、この赤レンガ造りの塀はペギン会の施設の一部のようです。ペギン会のフランス語綴りの『Béguinage』らしい文字が、石板の上から二行目に見えました。

新緑が始まったばかりの樹の下から眺めた運河の光景です。時々水飛沫を上げて飛び立つ、賑やかな水鳥の光景がありました。

2羽で泳いでいたマガモ(真鴨)さんですが、その内の1羽が水飛沫を上げて飛び立ちました。どちらも雄でした。

『愛の湖公園』と呼ばれる区域の光景です。まだ始まったばかりの新緑ですが、水路の周りに緑が溢れていました。中央に聖母教会の尖塔が見えました。

『愛の湖公園』の河畔に建つ教会の光景です。プロテスタント教会風のすっきりとしたデザインの教会です。

『愛の湖公園』河畔の光景です。ブルージュの中でも眺めがよい場所とされます。

世界文化遺産の街、ブルージュの見学を終えて、バスの駐車場所に向かう、帰り道での光景です。巨木の脇で蔓を伸ばし始めていた蔦の光景です。

新緑が始まったばかりの並木道の光景です。先ほどの蔦も、この並木道での撮影です。

白い花や黄色の花が咲き乱れていた、公園のような広場の光景です。

白い花のアップ光景です。小菊の様な背丈の低い野草でした。同じキク科の植物のようですが、タンポポとは違っていました。所々に、別種の赤い花も混じっていました。

白い花と黄色の花が混じって咲いていた場所のアップ光景です。黄色の花はタンポポでした。それより一回り小さな白い花でした。

この日の昼食です。旅行計画書には、『魚のムニエル』と記されていました。赤ワインと白ワインをセットで注文しました。

トマト味のスープだったようです。メインの『魚のムニエル』は、写真を撮り損ないました。