2010春、ドイツ・オランダ・ベルギーの旅(27/68)：4月18日(3)：ブルージュ、旧市街散策、マルクト広場、救世主大聖堂

2010/04/15 - 2010/04/24

　世界文化遺産のブルージュの紹介続きです。ブルージュには3種類の世界遺産があります。①ブルージュ歴史地区、②フランドル地方のベギン会修道院群に含まれるベギン会修道院、③ベルギーとフランスの鐘楼群に含まれる鐘楼の3つです。

エリア ブルージュ(ベルギー)

• 交通手段: 観光バス

先に紹介した、聖母教会のゴチック様式の尖塔光景です。修復工事中のカバーが目印でした。

ブルージュで最古とされる、救世主大聖堂の尖塔光景です。高さは99メートル、12〜13世紀に創建されました。幾度かの火災に遭い、現在の尖塔の上部は、19世紀に再建された建物です。

同じく、レンガ造りの救世主大聖堂の建物光景です。聖サルバトール大聖堂の呼び名もあります。『サルバトール』とは、『救世主』の意味ですから『救世主大聖堂』と同義でした。

レンガ造りの救世主大聖堂の建物光景の紹介が続きます。質実なレンガ造りの建物です。建築様式に関するネット検索では、『1250年頃のゴシック様式を中心にして、19世紀の新ロマネスク様式』との紹介もありました。

赤レンガ造りの壁に、薄っすらと描かれた青い十字架がありました。表面はかなり傷んだレンガ壁でした。

逆光になってしまいましたが、救世主大聖堂の建物光景です。ネット情報では、内部はゴチック様式のようでした。アーチ窓のステンドグラスが見事でした。

この窓はステンドグラスのようです。残念ながら、入場しての見学は時間の都合で出来ませんでした。

救世主大聖堂の建物光景の紹介が続きます。入場しての見学は出来ませんでしたが、18世紀初期のタペストリーやオルガンも見応えがあるようです。ネット情報にアップされていました。

建物の背後に見える尖塔は、救世主大聖堂のものです。四隅、2段の小さな尖塔が目印です。99メートルの高さですから、街のあちらこちらから眺望できました。

石畳の通路の脇に歴史的建造物が並ぶ、ブルージュの街並み光景です。この辺りも世界文化遺産に登録された区域のようです。

斜め前から眺めたファサードと屋根の光景です。屋根の色と壁の色が同色系でした。

中央は、赤レンガ造りの階段状のファサードの光景です。上部に丸窓が3つ配置されていました。

アーチ門を透かして眺めた街並み光景です。下町風の光景でした。

少し離れた場所から眺めた、救世主大聖堂の尖塔光景です。少し離れた方が、尖塔光景がよく見えました。

世界文化遺産の鐘楼の紹介です。ブルージュの街自体が世界文化遺産ですが、この鐘楼は、『ベルギーとフランスの鐘楼群に含まれる鐘楼』としての登録です。

鐘楼の高さは88メートル、三層になっています。下層部は13世紀、中層部は14世紀、上層部は15世紀に建造されました。366段の螺旋階段を上りきった頂塔に、総重量27トン、47個の鐘からなるカリヨンが設置されています。

正面から見上げた世界文化遺産の鐘楼の光景です。15世紀に建造された上層階の光景です。カリヨンは、他の建築物と一体化されていない単独の鐘楼建築物に演奏用の鐘を設置したものの内、23鐘、2オクターブ以上の音域、鍵盤で演奏する楽器を指します。

斜め前から見上げた、鐘楼の中層階と上層階の光景です。カリヨンは、手動演奏のための手鍵盤と足鍵盤が備えられていて、専属の演奏者が演奏しています。

レンガ造りの年代を経た建物光景です。13世紀に建造されたとされる、鐘楼の下層階のアップ光景です。

観光用の幌馬車の光景です。1頭立ての2〜3人乗りのようです。帽子を被った若い御者の横顔が見えました。

マルクト広場光景です。前方に見えるファサードを持った建物群は、ギルド・ハウスだった建物です。現在はレストランとして使用されているようです。

更にアップしたファサードを持った、旧ギルド・ハウスの光景です。右端にヤン・ブレーデルとピーター・ド・コニングの像が見えます。

黄色と赤色のコントラストが鮮やかな屋外席の光景です。赤色は折りたたまれたパラソル、黄色はパンジーの花でした。

無作為にアップした建物の壁面光景です。最初は、数多くの石像が飾られた建物壁面光景です。中央最上部の像は、手に天秤図りを持っていますから、正義の女神像のようです。ギリシャ神話の女神、テミス像です。

同じ建物のベランダ部分のアップ光景です。ベランダの脇には、ギリシャ神話に出てくるような二体の男性像がありました。壁面飾りから判断しますと、裁判所かと思いましたが、はっきりしたことは分かりません。

かなり大きな建物の最上階の光景です。屋根上にも立派な飾りが並んでいました。

窓辺のアップ光景です。窓の外に鉢植えが飾ってありました。緑と赤色をした、細葉の観葉植物の様な鉢植えでした。

道路の両側に5階建てほどの建物が立ち並ぶ、ブルージュの街並み光景です。通路は観光客で溢れていました。

鐘楼の前付近で見かけた幌馬車です。帽子を被った若い御者の顔に見覚えがありました。

市庁舎の左隣にある建物です。1537年に完成したルネッサンス様式の古文書館かと思いましたが、どうやら違っていました。古文書館ですと、正面に正義、左にモーゼ、右にアーロンの像があります。