ちょっと見学　帝国ホテル

2007/04/20 - 2007/04/20

南砂の打ち合わせを終え、次の訪問先は帝国ホテルに隣接するタワーのオフィス棟にある法人。意外に打ち合わせが早く終わってしまい、駐車料金が上がるまでまだ余裕があります。もったいないので一眼レフを持ってロビー回りと隣の鹿鳴館の跡を見に行きました。

エリア 銀座・有楽町・日比谷(東京)

ここ帝国ホテルは今から117年前1890年創業の、日本を代表する老舗ホテルです。
今の建物は3代目になり、明治村に玄関部分だけ移築されたフランク・ロイド・ライトにより設計されたライト館にはあのマリリンモンローやチャップリンも宿泊したそうです。現在の建物は１９７０年に建替えられたものです。
帝国ホテルへは仕事の打ち合わせや政治家のパーティ、結婚式などで年に数回訪れますがいまだ宿泊したことはありません。
詳しくは以下のホームページでご覧ください。
http://www.imperialhotel.co.jp/index_j.html

この建物が明治村に移築されたライト館の玄関周り部分。
ライトの設計したこの建物、当時は海外からの旅行者からは「東洋の宝石」と称されるくらいきれいな建物だったようです。（ウィキペディアより写真を借用）

ロビーは吹き抜けになっていて明るい感じです。

吹き抜けに面した２階は回廊状になってます。

これは２代目ライト館の外壁に使っていた大谷石。レプリカでなく実際に使っていたものを加工して壁面のレリーフとして残しています。
ライトのデザインの特徴は直線の重なりと幾何学模様の組み合わせだったようです。

帝国ホテルの隣にある鹿鳴館跡地のプレート
鹿鳴館は明治初期に時の外務卿井上馨に推奨によりつくられた外国人接待所で、隣にある帝国ホテルはその宿泊施設として同時期につくられました。

昭和１５年に取り壊されてしまいその跡は徴兵生命(現大和生命)の本社となり数年前に現在の高層ビルに建替えられています。このプレートがなければ鹿鳴館がここにあったことは誰もわからないでしょうね。