３度目の発見　　「Ｎｏ　Ｍａｎ’ｓ　Ｌａｎｄ」　いよいよ閉幕です！

2010/02/14 - 2010/02/14

フランス大使館で開催中の　〜創造と破壊　No Man's Land〜
好評につき会期が延長されていましたが、いよいよ今日と、１８日木曜日をもって終了となります。
２度訪れたのですが、たらよろさんの旅行記で、鼻血の階段のトリックに気づいて、どうしてもこの目で確かめないと気がすまなくなって、日曜の午後また出かけてきました。
終了前の最後の日曜ということもあって、会場内は人であふれ返っていましたが、人の途切れるのをしばらく待ってようやく、目的の階段のトリックを見ることができました。

エリア 麻布(東京)

• 交通手段: 自家用車 徒歩

家から近いとはいえ、フランス大使館の「No Man's Land」に３回も訪れることになるとは思ってももませんでした。

あっ！また成長している・・・

ここに訪れるたびに新たな発見と、進化した姿を見せてくれる、現代アートの祭典　
それが、No Man's Land

今回の目的はこれ・・・・
ではありません。

三度目の今日は、この階段を見るだけのために訪れました。

２回ともこんな形で見ていたのですが、何気に見つけた、たらよろさんの旅行記の写真のトップの写真。
あれっ！　なんか違う・・・・
えっこんなふうに見えるの？
それじゃあ　見にいかなければ。

ようやくこの作品の意図する構図を見つけることができて、とりあえず納得。
でも、人の姿を入れないこの写真撮るの大変でした。
階段のところで１０分近くカメラお構えて待って、人が途切れる一瞬のことでした。

これって　意外に気づいている人少ないんです。
現にこの姿が見えるポイントは１箇所だけなのですが、カメラを構えている１０分の間、誰もそばに寄って来ませんでした。
もう１８日しか見れませんので、このポイントを特別に教えましょう。
１階から階段を上がって２階の角の部分の手摺に作品の説明の紙が小さく貼りついた部分です。

とりあえず今日の目的は達成できたのですが、せっかくなのでお気に入りの部屋も覗いていきます。

トリコロールカラーの部屋
こちらもお気に入りのひとつ

階段の窓にこんな写真があったの、３度目にして発見

ドコモダケかと思ったら、絵の中にいろんなものが描かれていました。

ひこにゃんの姿と、フェイスペインティングの５５番は松井秀樹？

この部屋だけ何度来ても入れなかったのですが、ようやく見ることができました。

廊下にあったロッカー

カーブミラーの部屋

壁は金ぴか

フランスのモニク・フリードマンの作品

訪れるたびに成長し続ける、中島崇氏の〜美しさと醜さ〜

醜さはどこの部分を表現しているのか？

ちょうど本人がいて、床に表現されたこの部分に、子供たちが乗っているのを見て、「お兄ちゃんが一生懸命作ったものなので、乗られると悲しいなあ・・・」
と諭す様子を見ていましたが、優しい人ですね。
作品に現れていますよ。

青い部屋はプジョー、赤い部屋はシトロエン
いずれもフランスを代表する車
でも、白い部屋はなかったなあ・・・

桜の木に巻かれていた赤いロープ
なんか気になります。

これ、先週なかった作品です。
墨で書かれていたので、当然日本のアーティストかと思ったら・・・

在日フランス人のステファン・ルルの作品

こちらもお気に入りの銀色の部屋

旧庁舎のすべての部屋がアート作品により「創造と破壊」されていますが、いくら取り壊すとはいえ、これだけ徹底してアーティストの自由気ままを許しているフランス大使館・・・

「あっぱれ」の一語に尽きますね。

お気に入りのクマさん
今日は１頭減ってレイアウトが変わっています。

やっぱりこれ　欲しい・・・

今回の目玉はこれ

人気イラストレーターのラジカル鈴木さんの、一部屋丸ごとのウォールアート

白と黒だけのモノクロの作品で、いつものカラフルなラジカルさんの雰囲気とちょっと違う感じ

別館の最上階は神田サオリさんの作品

創作テーマは「躯と紋様」

青い部屋では今日は似顔絵のパフォーマンス

えっ！
何で書いてるの？

両手をフランスパンに突っ込んで
まるで挟みの片方取れたバルタン星人のような姿

しかもチョコレートで描いてます。
そして似顔絵なのに、描いた絵はまったく似てないし・・・

しかも音楽にあわせて歌いながら・・・

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2010/02/15 19:32:35

  皆さん気付いてませんでしたか！！

  こんにちわ〜〜
  
  3度目の正直、行ってこられたんですね〜
  階段の真四角、実際に見てもらえて嬉しいです☆
  結構発見した瞬間衝撃じゃなかったですかっ！！
  あのようの見える場所って1箇所しかないんだ〜
  私たちは、たまたま階段横に貼ってあるパネルを見て
  あのように見えるはずだよね。。。って思いながら何気にカメラを構えたら
  そこがその場所だった・・みたいな感じで結構あっけなかったんですよ〜
  それで私が騒いでいたら数人が寄って来て、
  それから暫くは皆さん感動に包まれてました（笑）
  その波が去るとまた誰かが気付くまで静かな階段になるのでしょうか。。
  
  それにしても新しいお部屋がいっぱいできていて、すごいなぁ。
  3度行っても見ごたえありますね。
  私も近ければもう1度くらい行きたかったなぁ。
  
  最後のほうのお部屋いっぱいに黒と白の目玉があるお部屋
  私は結構好きな感じです。
  見てみたかったなぁ。
  
  　　たらよろ

  ぬいぬいさん からの返信 2010/02/16 23:46:00

  意外にわかっていない

  たらよろさん　こんばんは
  
  ３度目にしてまた新たな発見
  実に面白い
  
  あの階段、鼻血のネオン管と、壁の赤に目を奪われていまい、意外にあのビューポイントを見逃してしまう人多いみたいです。
  
  現に、２度訪れて散々階段の周りをうろうろして、写真パネルも見ていたのにぜんぜん気づかなかった。
  
  確かに見つけたときは、これだっ！
  て感じでした。
  
  白黒のラジカル鈴木のウォールペイントも見事でした。
  あれ、２日間で仕上げたようです。
  いつもカラフルなラジカルさんのイラストを見慣れていたので、モノクロの世界、新鮮でした。
  
  １８日で終わってしまうのすごく残念です。