かいさんのクチコミ(34ページ)全704件

マカオの教会はパステルイエローが多く、ここもそんな教会のひとつです。
でも、特にここが気になったポイントは、ガイドブックに書かれていた「ターコイズブルーの天井」。
実際に見てみると、ターコイズブルーと言ってもだいぶ薄い色ですが、イエロー×ターコイズブルーが上品に調和していてきれいです。
ずっと天井を見上げていると首が痛くなってしまいますが。

聖ラザロ地区には、少しずつトーンの違う黄色い外壁の洋館が建ち並び、モザイクの石畳やレトロな街灯とマッチして、ポルトガルの面影を色濃く残しています。

瘋堂斜巷、瘋堂新街、聖ラザロ教会、旧仁慈堂婆仔屋・藝竹苑、瘋堂十號創意園、聖ミカエル墓地・聖ミカエル聖堂、馬忌士街、塔石広場・塔石藝文館を見てまわりました。

エリアとしてはそんなに広くないですが、絵になるスポットが多いので、つい写真をいっぱい撮って時間を使ってしまいます。
瘋堂斜巷や馬忌士街はよくガイドブックなどの写真にも使われています。

聖オーガスティン教会とドンペドロ5世劇場に囲まれた広場。
パステルイエローやペールグリーンの建物、美しい模様を描く石畳、ところどころに置かれたベンチが調和していて、おとぎ話の中に出てくるようなかわいらしい雰囲気です。
ここのベンチでしばらくぼーっとしていたら気持ちいだろうなー。

ホテル・ウィンマカオの噴水ショーは15分おきにやっているので、2回見ちゃいました。
1回目は最初と最後に炎が上がるという仕掛けで、2回目は色とりどりの水が噴き上げていました。
複数バージョンあるなんて知りませんでしたが、2種類見られてお得な気分。
道の向こうに並ぶホテル群のライトアップが色とりどりに変化するのも楽しいです。

鄭家屋敷は事前予約制（HPから予約可能）ですが、ガイドツアーではなく自由見学です。
参観は10時～18時、水・木休館、入場無料。

思想家の邸宅だそうで、ベースは中国建築だけど、西洋の建築技法が随所に取り入れられています。
盧家屋敷と通じる重厚感がありながら、鄭家屋敷のほうが広くて、さらに見応えがありました。
私はこういうインテリアが大好きなので、萌えっぱなしでした。

コロアン島はのんびりした空気が流れていて、メジャーな観光スポットがたくさんあるわけではありませんが、そんな中で観光スポットといえばここ聖フランシスコ・ザビエル教会。
黄色い外壁に水色の扉が映える教会の中に入ると、青空のような礼拝堂。
入口のステンドグラスもきれいです。
こじんまりとしていて素朴な、かわいらしい教会です。

宿泊していたポウサダ・デ・サンチャゴから朝のお散歩に出かけました。
参拝客や観光客でごった返し、うず巻き状の線香がたくさん吊られている様子は、まさに中国の雰囲気。
でもそれぞれの廟の壁はパステルカラーのピンクやグリーンで、やっぱりポルトガルっぽさが混じったマカオの廟でした。

マカオタワーはマカオの街を一望できるスポット。
お昼に行っても眺めがいいと思いますが、私は夜景を見に行きました。
61階の展望台からはカジノのネオンがきらめくマカオの街が見下ろせてきれいです。
やっぱりグランドリスボア・ホテルのあたりが明かりが集中していて華やか。

58階に下りると、床の一部がガラス張りになっているところがあります。
ちょっとこわいけど、慣れてくると平気。

そしてマカオタワーといえばバンジージャンプ。
61階の展望台にいるときに、ある場所に人だかりができ始めたので、なんだろうと思って見ていると、女の子がバンジージャンプをするところでした。
飛び降りる瞬間ははっきりとは見えなかったけど、あっという間に小さくなっていく彼女の姿がちらりと見えました。
見るだけでも怖すぎ！！しかも夜なんて暗いのに！！

私のホテル選びはだいたい立地重視なのですが、メトロポールホテルはまさに立地抜群。
セナド広場からちょっと南に入ったところにあり、観光の拠点としては最高の場所にあります。
お値段もリーズナブルで、豪華さはありませんが、必要最低限の設備は整っているし清潔です。
マカオに来たらカジノのあるゴージャスホテルに泊まりたい、という方には向きませんが、行動派の方にはとても便利なホテルです。

ランチに伺いましたが、店内は超満席。でも回転がいいので、ほどなく入れました。
店内は雑然としていて庶民的ですが、店先で香ばしい匂いを放ちながら焼かれている黒椒焼鵞（ガチョウのロースト）がここの名物料理。
「ザ・エイト」で食べた豚のローストみたいに皮がパリッとしたものではなく、庶民的な味なのですが、噛めば噛むほどじわじわと味がしみてきて止まらなくなります。
もう1つの名物の鴨紅菜は、カモのレバーっぽいもの（？）とレタスの組合せ。
変わった味なのに、これも食べているうちにけっこうハマってきます。
カジュアルにおいしいものが食べたいときにおすすめです。

グランド・ラパ・ホテルの2階にある「カフェ・ベラ・ヴィスタ」は、以前あった高級ホテル「ホテル・ベラ・ヴィスタ」の雰囲気を再現した、コロニアル調のインテリアが優雅なカフェです。

マカオはエッグタルト、牛乳プリンなどデザート天国ですが、セラデューラもお忘れなく。
ビスケットを砕いたものと、練乳っぽい生クリームとを交互に重ねたグラスデザートです。

カフェ・ベラ・ヴィスタのセラデューラは、さすがマカオでいちばんおいしいと言われるだけあって、クリームの濃厚感と粉のサクサク感がよく合っていました。
でもけっこうなボリュームで、完食するとちょっと重たいかも。

ポウサダ・デ・サンチャゴに泊まった日の夜のディナーは「ア・ロルシャ（船屋餐庁）」に行きました。
なかなか予約が取れないというだけあって、満席でした。

アフリカンチキンは、マカオの名物料理のひとつですが、なぜか名前はアフリカン。スパイシーでおいしかったです。
アサリのスパニッシュスタイルも、辛いけどダンの赤ワインに合ってどんどん進みます。
バカリャウのコロッケはやさしい味で、ちょうど箸休めになりました。

おいしくてボリュームもあってみんなでワイワイ食べられる、カジュアル過ぎずエレガント過ぎない雰囲気と味が人気の秘密なのかも！？

火災で焼失してファサードだけ残っている、聖ポール天主堂跡。
マカオでいちばん有名な観光スポットだけあって、人が多いです。
中国人観光客がド派手なポーズで集合写真を撮っているのを見るのも面白いです。

聖ポール天主堂跡の近くにある、戀愛巷という小径はかわいらしさ満点。
ピンクやイエローの建物の向こうに、天主堂のファザードが見えます。
たぶんあまり知られていない戀愛巷。こちらにも立ち寄ってみるのがおすすめです。

昔は遊郭街だった福隆新街。
「合誠粥粉甜品」黒ゴマ汁粉を食べるために朝に行ったので、お店はあまり開いていませんでしたが、赤い扉や窓枠が美しく、情緒がありました。
とっても中国っぽいんだけど、でも祇園や神楽坂と通じる色気があって、やっぱり花街というのはどこの国でも艶っぽいものだなー、と思いました。

マカオで有名なエッグタルトの中でも有名店といえばここ「マーガレット　カフェ・エ・ナタ」とコロアン島にある「ロードストーズ・ベーカリー」。

正直言うと、私は「ロードストーズ・ベーカリー」のほうが好みでしたが、コロアン島まで行く時間はない、という方にはこちらがおすすめです。
「ロードストーズ・ベーカリー」より甘さ控えめであっさりしています。おいしかったです。

マカオはデザート天国。エッグタルトと並んでおさえておきたいのが牛乳プリンです。
こちらはセナド広場に面した牛乳プリンが有名なお店。
しっかりコクのある味でおいしかったです。
私はこのお店でしか食べていないのですが、先にマカオ入りして牛乳プリンを3軒食べ比べた相方によると、このお店がいちばんおいしかったそうです。
立地も抜群だし、おやつにぜひどうぞ。

民政総署（レアル・セナド）は、内部のアズレージョ（ポルトガル風の青いタイル）の装飾が美しい建物です。
ちょうど旧正月の時期に行ったので、階段や中庭の青いアズレージョと、赤が基調のお正月飾りが共存していて、西洋と東洋が融合するマカオを象徴しているようでした。

目抜き通りのモンテ・サン・ミケーレ通りは、両側におみやげ屋さんやレストランが並ぶ賑やかな通りです。
とんがり屋根のトゥルッリがずらっと並ぶ様子はかわいらしいです。

そんなトゥルッリを眼下に見下ろせるのが、ジャン・ジローラモ広場の展望台。
モンテ・サン・ミケーレ通りを下りて行って大通りを渡り、ポポロ広場に向かう階段のところに「この上展望台」という表示があり、その階段を上った右手の教会脇にあります。

また、アルベロベッロには「屋上テラスに上がれます」という看板のあるお店がけっこうあります。
トゥルッロの屋根を間近に見ることができて楽しいですよ。

冬の北陸といえばカニ！
山代温泉に泊まったのですが、カニで有名な橋立漁港がわりと近いことを発見し、「やっぱり現場で食べなきゃだめでしょう」ということでやってきました。
加賀温泉駅を拠点にしたCANBUSという周遊バスでも行けますが、時間が合わないのでタクシーにしました。

「マルヤ水産」は1階が海産物店で、2階が「割鮮しんとく」というお食事処になっています。
1階に並んでいるのはカニ、カニ、カニ。
橋立のカニは水色のタグがついていて、小ぶりなものは7,000円くらいから、立派なものは23,000円というものもありました。
10,000～13,000円くらいのものが中心。

この中から選んだカニを2階で調理してもらって食べることができます。
というわけで、選んだカニを、半分はお刺身、半分は焼きガニにしていただきました。
お刺身はプリップリッで歯ごたえがあり、口の中に入れると濃厚な甘みがジュワーッと広がります。
んまーっ！！
焼きガニも香ばしいし、カニミソもたまりません。
あまりのおいしさに、もう1パイ追加。
懐はさみしくなるけど、せっかく本場に来たんだから、食べて帰らないとね～。
今度は茹でガニです。
もう無言でむしゃぶりつくしかありません。

コース料理もありますが、カニを選んでこうやって調理してもらうほうがいいと思いますい。
お店の人もそう勧めていました。

大満足のお昼ごはんでした。

主計町茶屋街は浅野川沿いに料亭が建ち並んでいて、目も口も楽しませてくれるスポットです。
私のおすすめは、この川沿いをけっこう進んだところにある「御料理 貴船」。

もともとは日曜限定の朝食がおめあてだったのですが、1か月半か2か月くらい前に電話を入れたのに満席。
土曜の昼食も満席で、やっと予約が取れたのが日曜の昼食でした。それも最後の1席。

お昼のコースは、2625～5500円の3種類。
「友禅」3675円をいただきました。

どの品も正統派な懐石料理の味つけで、盛り付けも美しいです。
お刺身も、トロは口の中でスーッと溶けるし、サワラは軽く炙って香ばしく、いい素材を使っています。
焼物にはちゃんと焼魚用のお箸が添えられてきたり、最後のごはん（かき御飯）も竈で1席分ずつ炊いていたり、丁寧なお仕事ぶりがうかがえます。

これは4席しかないのも予約が取れないのも納得。
地元にあったら通うのになー。
でも東京じゃこの値段は無理ですね。