kirstiNorgeさんのクチコミ(4ページ)全602件

2020年1月3日昼食に利用。総勢10人年齢8才から73才。寿司から麺類、もちまで各種和食を用意。孫達はラーメン、大人は雑煮、かつ、ラーメンを賞味。雑煮を推奨する。2号館宿泊者は部屋付け可。10人の席を用意してくれた。
タレカツ丼2　3000円。
雪国ラーメン4　6000円。
のっぺい雑煮1　1500円
天ぷらそば2　　3000円
お子様ラーメンセット　1000円

東京駅構内のテイクアウト可能店と座席テーブルが廃止され、朝食は店の中で又はテイクアウトして新幹線車内かの選択を迫られた。さらに利用した時間8:00にはほとんど開いている店がなく、ここしかなかったので店に入ったのが本当の理由である。まずは席を確保し、パンとコーヒーを選び席で食べた。

苗場プリンスホテルにはスキーシーズンに三世代11人で宿泊する。
11名で特定の部屋に宿泊するためには、前年の三月末から予約する。
予約するのは2号館22階スキー場向きの、コネクションルーム2201-2202と2203-2204である。
2セットの隣り合わせたコネクションルームを予約する理由は、それぞれの部屋が3ベッドで12人まで宿泊できる。
2201と2202にはそれぞれ孫二人と母親の3人合計6人、それぞれの部屋はドアで行き来できるようになっている。
2203は我々老夫婦、2204には息子3人。2203と2204はドアで行き来できるようになっている。
苗場スキー場では、花火大会の開催日は年にによって異なり必ず開催されるのは土曜日である。
苗場プリンスホテルに宿泊して苗場スキー場での花火大会を見るのは今年で4回目となる。
2202と2203が花火が最もよく見える部屋である。
今年は、1月3日（金）と1月4日（土）に花火大会が開催された。
花火大会の日程に合わせて、孫達のためのイベント、バースデイパーティが開催される。
今年は、1月3日（金）17:00から温泉に、帰りに飲み物を売店で購入。
2201でピザの出前で18:30頃から夕食と私達老夫婦と独身息子（孫にとっては伯父）からお年玉。
20:00頃から2203で孫全員のバースディパーティとバースディプレゼント。
バースディケーキは苗場プリンスホテルで用意してくれる。
2203から22:45頃から苗場スキー場での花火大会をみることなる。

部屋の空気を使い、部屋の中に排気するガス暖房機を使っていたので、生命の危険、酸欠、一酸化炭素中毒を懸念して、電気式冷暖房機に切り替えるように依頼した。電気式冷暖房機は使えないとの宿の説明である。過去の口コミを調べたら、夏頃から既に電気式冷暖房機が故障していたことが判明した。しかたなくガス暖房機は停止して、朝まで布団を被って寝た。寒かった。
自らの命を大切に思うならば、この宿には泊まらない方が良いと思う。
宿の主人の話に依れば、台風19号の際には、裏の崖から１Ｆに水が流れ込んだとのことである。台風の際には泊まらない方が良い。
テレビの地上波デジタルが映らない。これも口コミによると既に夏ごろから故障していたことが判明した。

華厳滝を明智平と中禅寺湖から見た。明智平展望台から見た華厳の滝と中禅寺湖の方が全体像が見え、滝と湖の関係が解りやすい。
日本三名瀑という那智の滝、華厳滝、袋田の滝のすべてを見たことがある。
滝だけを比較するとそれらのいずれかより、富士宮市にある白糸の滝の方が好きである。
理由は、白糸の滝は滝つぼまで無料で近づくことができる。ところが華厳の滝つぼ近くに行くには有料エレベータで行かねばならない。
もうひとつ、私が白糸の滝を好きな理由は、白糸の滝は大きな滝を中心として、谷は半円形を描き、周囲の崖からは水が細い滝が無数に流れ落ちている。
そのせいか白糸の滝の周囲の崖は常に緑である。ところが今回見た華厳滝は滝の周囲は枯れ木ばかりあり、緑が全く見られない。
では、何故、人は華厳滝を見に来るのであろうか。
その理由の一つは華厳滝の生成にあるのでないかと思う。華厳滝は河川が溶岩流に依ってせき止められて、中禅寺湖ができ、そこから水が流れ出ている。
噴火に依ってできたダムからの放水路が華厳滝である。火山の存在により、中禅寺湖周辺には、温泉が多い。
華厳滝を見に来る人は、湖と滝と温泉を楽しむことができる。
さらに麓に行けば、世界遺産の日光東照宮も楽しむことができる。
一方、白糸の滝の近くには大きな湖がない。遠く離れたところに富士五湖があるだけである。
温泉は遠く離れた身延にあるのみである。寺社仏閣は近くにあるのは大石寺のみである。
華厳滝には多くの外国人が見に来ている。同行した妻と何故、外国人は、華厳の滝を見に来るだろうか、議論になった。妻は、華厳の滝のような幅が狭い滝は海外にはないから日本に見に来るのではないかとの意見であった。
確かに私も、十数カ国北米ヨーロッパを旅行したことがあるがあまり滝を見たことがない。北米ではナイアガラの滝だけである。但し、私はヨーロッパのノルウェーでは、いくつもの滝を見ている。
VOSSからGUDVANGENへのフィヨルド・パス専用ルートの下り坂の途中で見える滝、GUDVANGENの周囲の断崖から流れ落ちる複数の滝、GUDVANGENからFLAMへのフェリー上から見える滝、いずれの滝の幅、落差と形状は華厳滝に類似している。
フィヨルド周辺に存在する滝と華厳滝と異なるのは、生成の原因ではないかと思う。フィヨルド周辺に存在する滝は、地表面が氷河によって削り取られ、断崖ができた結果、地表面を流れていた河川が滝となって、流れているのではないかと思う。
ノルウェー人にとっては華厳滝の形状は珍しくない。

河口湖大橋の東側、河口湖北岸にある唯一の和食レストランである。
東アジア、東南アジアからのツアー団体客で混雑しており、私は30分待たされた。駐車場が完備しているが昼時は混雑している。店の人の話に依れば、いつもこのように東アジア、東南アジアからのツアー団体客で混雑しているそうである。日曜日とか土曜日になるとようやく日本人客が増えるとのことである。
河口湖大橋の東側、河口湖北岸の東側に位置しているため、河口湖西岸河口湖大橋の方向は良く見えるが、富士山は室内からは見えない。
ここの名物は、山梨県名物料理「ほうとう」であるが、私は「ワカサギ定食」1600円にした。理由は、ホテルの夕食には「ほうとう」は出るだろうが、「ワカサギ」は出ないと予測していたからである。
また、「ほうとう」に使われている食材は首都圏では手に入りやすいが、「ワカサギ」はなかなか手に入り難い。予測は的中し、ホテルのブッフェスタイルの夕食には「ほうとう」は出たが、「ワカサギ」は出なかった。
ここ湖波では「ほうとう」より、「ワカサギ定食」を推奨する。

できるだけ早く河口湖北岸に来て散歩又はレンタサイクルを利用することを推奨する。夕方からは気温が零下になることがあるので、早めに北岸を散歩することを推奨する。
北岸には、コーヒーショップ、コンビニがなく、レストランも少ないので、飲み物は事前に用意することが必要である。道路は高速で車が走っているので、レンタサイクルと道路を横断する歩行者は車に注意すること必要である。
特に、車が右側通行である国から来た歩行者が道路を横断する際は、右を見てから左を見て車が来ないことを確認してから横断すること。日本はイギリスと同様に車は左側通行である。

河口湖北岸に位置するホテルである。地図で見た通り、河口湖北岸からは手前に河口湖、その先に富士山がよく見える。
さらに富ノ湖ホテルの西側の上層階では富士山の左右のすそ野まで見える。部屋は暖房がよく効いており、河口湖湖畔が零下であっても、暖かく、24時間変化する富士山の姿を見ることができる。
富士山がよく見えるかどうかは天候次第である。私は天気予報で富士五湖が晴天であることを確認してから、宿泊日の前日に予約した。
私が宿泊した日から翌朝までは、天候は晴れであり、夕方は夕焼け、朝は朝焼け、深夜はシルエットとなった富士山が見えた。
私が宿泊した日は主としてアジアからのツアー宿泊客が約100名宿泊していた。
ツアー客の行動は夕方、チェックイン、朝8:00までにはチェックアウトする。
ツアー客は大浴場はあまり利用しない。
ホテルのチェックインは15:00-　チェックアウトは-10:00である。
夕食は18:00-21:00　朝食は7:00-9:00
大浴場15:00-09:00（00:00-01:00を除く）
ツアー客との混雑を避けるためには、早めのチェックインとゆっくりとしたチェックアウトを推奨する。
15:00のチェックインの前では、ホテルは自家用車と荷物を預かってくれる。ホテル周辺にはコンビニ皆無、レストラン少数のため、ホテルに来る前に買い物や昼食は済ませておいた方が良い。
大浴場はホテルの最も東側に位置し、客室からよりは若干富士山と河口湖は見えがたい。露天風呂からは日没はよく見える。
特に、2:00-5:00は大浴場は誰もいない、実質的に貸切である。
ツアー客とのレストランでの混雑を避けるためには、早めの夕食と遅い朝食を推奨する。

路線バス利用者は、東武日光駅から中禅寺湖方面行に乗車すること推奨。理由は途中から乗車すると混雑のため、乗車下車不能の場合がある。中禅寺湖発東武日光駅行は明智平には停まらない。ロープウェイ利用者は乗車券提示で10％割引を受けることができる。路線バス利用者は早めにバス停に並び先頭で乗車するようにする。路線バスは混雑して、乗り降りに時間がかかり、列の後だと次のバスを待つこととなる。

富士山も男体山も夜目が美しい。シルエットになった姿が美しい。
富士山も男体山も遠目が美しい。ブルーの山肌が美しい。
富士山も富士山も男体山も霧の中、雲の中が美しい。きっと美しいと想像力を膨らませることができる。
富士山も男体山も近くで見ると興ざめである。岩だらけで肌荒れしていてる。

滝はどこから見るのが良いのか。
下から見上げるのか。平行した高さから見るのが良いのか。
遠くから周辺も含めて、全体像を見るのが良いのか。
近くで水が流れ落ちる音を聞くのが良いのか。
夜、ライトアップされた時に見るのが良いのか。それとも朝なのか。
ここ明智平展望台からは華厳の滝と中禅寺湖の全体像を眺めることができる。
華厳の滝と中禅寺湖を上から見下ろすことができる。
さらに、超望遠レンズを付けた一眼レフから見れば滝底まで眺めることができる。

初めて、路線バスでいろは坂を下った。中禅寺湖バス停で始発に乗り、運転席左の高い座席に座った。始発に乗るのはこの席を確保することが目的である。
同じように、運転席の隣の席から、坂を下ったことがある。
2014年6月、ノルウェーのボスからグドヴァンゲンまでフィヨルドパス専用ルートで坂を下ったことがある。これと比較するといろは坂はまだ緩やかな勾配である。
マイカーでいろは坂を下ったことがある。私の車は車高170cmのワゴンである。私の車は重心が高く、急カーブでは大きく外側に持って行かれる。下り坂は運転に集中し、一時も気が抜けない。
今回は気楽である。
運転は路線バスの運転手に任せて、車外の風景を眺めることができる。
最前席に座ったことにより、前方と運転席がよく見える。
正面前方の坂の表示がよく見える。ところがいろはにほへと・・・んの表示がない坂がある何故だろう。
正面左側からは明智平が見える。明智平展望台は見えない。
運転手の動作を観察した。排気ブレーキとブレーキを使い分け、ブレーキをかけるポイントとハンドルを切るポイントを熟知し、的確なハンドル操作と速度調節を行っていた。
路線バスはマイカーにとっては邪魔者である。
路線バスは速度が遅く、渋滞の原因となる。路線バスの運転手はサイドミラー、バックミラーを見ながら、坂の途中の見晴らしの効く、直線路で路線バスを左に寄せて、マイカーを追い越させていた。
路線バスの運転手は小柄な女性であった。マスクをかけていたので年齢が解らなかった。日光駅で下車する際、運転手に運転経験を聞いて見た。女性運転手の運転経験は1年とのことである。
「ん」の坂を過ぎるとようやく、紅葉が見られる。

東アジアからの観光客と小学生修学旅行であふれており、ゆっくりと見ることができない。
小学生の修学旅行では、三猿をどのように教えているのだろう。単なる美術品として教えているのか。それとも人生の処世訓として教えているのか関心を持った。
日本では、誰でもが自由に、あらゆる情報にアクセスでき、見たり聞いたりし、自由な発言ができる。日本の歴史教育は客観的な情報のみ与えて、その評価は、個々に任されている。
では、東アジア各国はどうであるのか。自由に見たり聞いたり発言できているのか。中国、香港、台湾及び韓国からの観光客は三猿を見て何を感じただろう。単に有名な美術品を見て、良かったと感じているだろうか。それとも？　少なくとも、香港人は言わざるは止めたようである。

鉄道で旅行する者にとって駅に備わってなければならない施設がある。
1.トイレ
東武日光駅のトイレは無料でとてもきれいである。ヨーロッパの駅では有料のトイレは珍しくない。
2.インフォーメーション
地図を無料くれることが必須である。ヨーロッパの一部の観光地では無料の地図を配布している。
ここでは、時刻表、地図等必要な情報が無料ですべて揃う。特にバスの路線図と時刻表はもらっておいた方が良い
3.路線バスの乗車券の購入
一定期間、一定の区間乗り降り自由な路線バスのチケットを購入しておく。
路線バスであって観光バスでないことに注意すること。車窓から見える世界遺産は何もないので、バスから降りて、観光することとなる。
4.鉄道乗車券の予約購入窓口
ヨーロッパではVISAカードでの購入が一般的であるが、ここでは現金のみである。
5.ロッカー又は荷物預け所
ここでは、ロッカーのみであり、荷物預け所はない。主要な交通手段の路線バスは混雑するので必ず荷物はロッカーに預けることを要する。
大型のロッカーは1階に100円硬貨で700円必要、小型のロッカーは2階に100円硬貨で500円必要、一階のインフォーメーションで100円硬貨に両替してもらう必要がある。
自動両替機はない。

日光の風景になじまない英国風の建物が突然現れた。建物を見ようと近寄ったと言うよりは欧米系の金髪の若い女性が写真を撮っていたので近寄ったというのが本当のところ。建物はレンガ造りで、建物の前には一本の紅葉が植わっている。説明を見ると、英国国教会系の教会であることが解る。きっと、中禅寺湖等に英国人が避暑に訪れる際の教会ではないかと思う。英国国教会と聞くと、世界史で大学受験をした者は、すぐにヘンリー八世とアン・ボレインを思い出す。私も世界史で受験した一人である。

1.旅行の契機
ひとつの要因は、台風19号により、当初予定されていた箱根が被害を受け、箱根から他の地区へ目的地の変更を余儀なくされたこと。
直接の要因は、フォレストグループのホテルに閑散期2回宿泊することにより、夫婦それぞれ一回無料宿泊券を得ていたことである。
フォレストグループの無料宿泊券以外に、マイレージの交換により、5万円相当のJTB無料宿泊券を入手していた。これら二種類の無料宿泊券を利用すれば箱根に二泊は十分可能であった。
2.宿泊先と旅行先の選択
フォレストグループの無料宿泊券は16か所の宿泊施設の平日宿泊のみに限定される。
16か所の内、5か所は湯河原であり、湯河原には既に4-5日宿泊している。
湯河原以外の関東地区から日光東照宮晃陽苑を選択した。最近は日光には行ったことがないのが理由である。
2.日光観光の経験と小学校修学旅行
東京都と東京都周辺県、神奈川県埼玉県等の小学校は6年生の時に、日光へ修学旅行へ行くことが多いようである。
かなり昔は東京都所在の企業の慰安会が日光でも開催されていた。東京都と東京都周辺県の小学校のもうひとつの修学旅行先は箱根である。
湯河原のフォレストグループ以外の旅館でそこのご主人に聞いた話では、箱根は噴火の警戒レベルが上昇したことから、急遽、修学旅行宿泊先が湯河原に変更された事例があるとのことである。
東京都に隣接して無い県では、東京見学が小学校の修学旅行先は東京見学が多いようである。
たまたま、日光東照宮晃陽苑で話した宿泊客の話では神奈川県の藤沢市の小学校では日光が修学旅行先であり、修学旅行以来の再訪とのことであった。
3.日光東照宮晃陽苑と修学旅行
日光における修学旅行の時期は5-11月とのことである。
日光東照宮晃陽苑の話に依れば、修学旅行の予約は一年前から入り、余りにも騒がしいので、その日は貸切とすることにしているとのことである。
但し、枕投げとかで、障子紙が破られることがあるとのこと。
4.日光東照宮晃陽苑とフォレストグループ
日光東照宮晃陽苑とは東照宮の研修施設である。それの運営をフォレストグループを受託して、東照宮の関係者が利用する期間以外には一般の客を受け入れている。
例えば、日光東照宮の年中行事である千人行列等の関係者の宿泊施設として利用される。
庭園の管理などは東照宮の庭園係が実施し、フォレストグループの社員は芝刈りぐらいを実施する。宿泊施設の資産はすべて東照宮に属している。従って、調度品、展示品などは高価なものが多い。
日光東照宮晃陽苑の庭と言うか、森の広さは東京ドームの2倍もあるそうである。
類似の施設は、日光市内には足立区日光林間学園もある。ここもフォレストグループが運営受託をして、足立区在住または在勤の方とその同伴者、区内の社会教育団体が利用可能にしている。
フォレストグループは湯河原市内で6か所の宿泊施設を運営している。その中には、もともとは東京都区民のための施設又は横浜市教職員の研修施設であったものをフォレストグループが運営受託している。
5.フォレストグループ宿泊施設の特徴
建物、安全設備、建物の補修などはしっかりしている。食事は食堂でとる。
食事の内容は老人には十分である。但し、方々のフォレストグループで宿泊するとどこもメニューが類似していることに気が付く。
料金は周辺宿泊施設と比較すると安い。宿泊すると、スタンプ一枚をもらえ、スタンプ四枚で一泊無料となる。
閑散期においては、一回の宿泊でスタンプ2枚もらえる。今回の日光東照宮晃陽苑の宿泊はこの平日無料宿泊券を利用している。
6.日光東照宮晃陽苑
風呂　かけ流しで露天風呂もある。
ＴＶ　BS視聴可能
宿泊階　２Ｆのみ　一階に花の名がついた部屋があり、ここには一般客は泊まらせない。末摘花の名の部屋があったので、てっきり源氏物語からとったのかと思ったら日光周辺の花の名とのことである。
送迎　日光東照宮又は東武日光駅往復の送迎あり、要事前予約。

東武バス日光線の運転手は大変な仕事である。特に紅葉シーズンに中禅寺湖を往復する運転手は大変な仕事である。その仕事を中禅寺湖から東武日光駅に向かう、東武バスの運転手が的確にこなしていた。私は運転歴50数年、運転席の左、最前列に着席していたので良くわかる。
運転手は20台前半の小柄な女性である。日光駅についたら、運転手に聞いてしまった。
「素晴らしい運転でした。もう長くやっているんですか。」答えは「まだ一年です。」
大変な仕事と言う理由は、
1.乗り降り自由な乗車券が複数あり、乗車券の種類に依って、乗車できる路線が異なり、乗り降り自由な乗車券の有効期間が当日のみと二日間にわたる場合があり、乗客の乗車券を見て、瞬時に判断する必要がある。
2.現金以外に、SUICA、PASMOも利用可能である。SUICA、PASMOに使い慣れてない老人も多く乗車するため、適切な助言が必要である。
3.多くの外国人客が乗車するため、車内での注意も英語でしなければならない。
英語でお座り下さいと注意していた。
4.横断歩道を渡らず車道を横断する歩行者が多い。だからと言って一度も警笛は鳴らさなかった。
5.いろは坂の下りが難しい。バスのような車高の高い車で急なハンドルさばきは乗客に危険である。この女性運転手はいろは48坂のブレーキのポイント、ハンドルを切るポイントをすべて記憶しているのではないか、と思わせた。
6.いろは坂で、のろい路線バスは、乗用車にとって邪魔な存在である。常に路線バスの後は渋滞する。この女性運転手はバックミラーに気を配り、直線で安全な場所に来ると、後の車を前に行かせていた。これをいろは48坂で4-5回繰り返した。

浅草から出発した東武鉄道特急スペーシアはここ下市駅で鬼怒川方向と日光方向に分岐する。ここ下今市駅の駅舎は古くからの建物が保存されている。駅舎の外観を見るためには一度改札を出る必要がある。但し、ＳＬ博物館及びＳＬは駅構内にあるため出る必要がない。
ＳＬ博物館は10:00開館であるが、ＳＬとＳＬ用客車はプラットフォームから見ることができる。

二度目の訪問である前回はレーズンサンドを買うために、今回はコーヒー休憩のために訪問した。前回の訪問の際に気がつかなかったが、この店の2階からは日光の山々がよく見え、店員に聞くと山々の名前を教えてくれた。

修学旅行生もおらず、外国人観光客も少なく、美しい庭園と建物を静かに楽しむことができる。
上皇陛下が戦争中疎開し、戦後も度々訪れている。邸内には防空壕の跡がある。訪問時には今が盛りと紅葉が輝いていた。懸念点は一つだけ。漏電ブレーカー、火災報知器、消防設備が見当たらず、心配される。もしも火災に合ったら二度と再建不可能な日本古来の技術で建築されている。