車内外に気を配りながら巧みなハンドル、ブレーキでいろは坂を下る女性運転手
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- 旅行時期:2019/11(約6年前)
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by kirstiNorgeさん(非公開)
日光 クチコミ:17件
東武バス日光線の運転手は大変な仕事である。特に紅葉シーズンに中禅寺湖を往復する運転手は大変な仕事である。その仕事を中禅寺湖から東武日光駅に向かう、東武バスの運転手が的確にこなしていた。私は運転歴50数年、運転席の左、最前列に着席していたので良くわかる。
運転手は20台前半の小柄な女性である。日光駅についたら、運転手に聞いてしまった。
「素晴らしい運転でした。もう長くやっているんですか。」答えは「まだ一年です。」
大変な仕事と言う理由は、
1.乗り降り自由な乗車券が複数あり、乗車券の種類に依って、乗車できる路線が異なり、乗り降り自由な乗車券の有効期間が当日のみと二日間にわたる場合があり、乗客の乗車券を見て、瞬時に判断する必要がある。
2.現金以外に、SUICA、PASMOも利用可能である。SUICA、PASMOに使い慣れてない老人も多く乗車するため、適切な助言が必要である。
3.多くの外国人客が乗車するため、車内での注意も英語でしなければならない。
英語でお座り下さいと注意していた。
4.横断歩道を渡らず車道を横断する歩行者が多い。だからと言って一度も警笛は鳴らさなかった。
5.いろは坂の下りが難しい。バスのような車高の高い車で急なハンドルさばきは乗客に危険である。この女性運転手はいろは48坂のブレーキのポイント、ハンドルを切るポイントをすべて記憶しているのではないか、と思わせた。
6.いろは坂で、のろい路線バスは、乗用車にとって邪魔な存在である。常に路線バスの後は渋滞する。この女性運転手はバックミラーに気を配り、直線で安全な場所に来ると、後の車を前に行かせていた。これをいろは48坂で4-5回繰り返した。
- 施設の満足度
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5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 1.0
- 乗り場へのアクセス:
- 5.0
- 車窓:
- 5.0
クチコミ投稿日:2019/11/25
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