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東遊園地は、神戸市中央区にあり、三宮駅からフラワーロードを南下した神戸市役所の南側にある2.7ヘクタールの都市公園です。
1868年に神戸の居留地に在住する外国人が使う西洋式運動公園「外国人居留遊園」として始まりました。
1995年の阪神淡路大震災以降は、ルミナリエや1.17希望の灯などの会場となっており、敷地内には犠牲者を追悼する慰霊モニュメントが設置されています。

神戸パールミュージアムは、神戸の旧居留地の東南角にある日本真珠会館の建物の1階にあり、オープンしたのは2008年だそうです。
日本で発展してきた真珠養殖の100年の歩み、神戸と真珠の歴史、真珠の種類やアコヤ真珠ができるまでの工程を展示しており、真珠と神戸について学ぶことができます。
現在も全国の真珠が神戸に集まり世界へと輸出され、真珠の集散地のシンボルとして歴史的な存在感が漂っています。

神戸の旧居留地の南北に通る道を筋と呼び、東から江戸町筋、京町筋、浪花町筋、播磨橋筋、明石町筋が通っています。
多くの筋は狭くて一方通行ですが、その中でもメインの京町筋は一車線ずつ両方向あります。
京町筋には多くのオフィスビルが並んでいて、日本銀行神戸支店や神戸市立博物館もありました。

チャータードビルは、神戸の旧居留地の南、海岸通と浪花町筋に面して建つ歴史的建造物です。
チャータードビルは、米国出身のジェイ・ヒル・モーガンの設計で、チャータード銀行（Chartered Bank）神戸支店として1938年に竣工しました。
モーガンは、1920年に来日し、東京の丸ノ内ビルディングや郵船ビルディングなど、日本の建設業近代化の礎となるビルディングの建設に携わった方だそうです。
正面外壁にはイオニア式列柱が配されていて英国の銀行らしい豪壮な外観になっています。

神戸の旧居留地の南北に通る道を筋と呼び、東から江戸町筋、京町筋、浪花町筋、播磨橋筋、明石町筋が通っています。
その中でも京町筋が中心で、浪花町筋はそこから一筋西にあります。
この通りの東側には神戸市立博物館などの建物が多くありますが、ほとんどは京町筋側に正面玄関があって、裏通りのような印象を受けました。

メリケン波止場の碑は、神戸の海岸通りの南に広がるメリケンパークの入口にありました。
もっと分かりやすく説明すると、元町駅東口にあるメリケンロールを南下すると海岸通りに神戸メリケンビルがあり、そこの交差点がメリケン波止場前で、交差点の南東の角付近に立っています。
碑の片面には、神戸税関 萬國波止場碑とあり、別の面にはメリケン波止場と記されていてその下に「昔なつかしメリケン桟橋」と題した文章が刻まれていました。

神戸メリケンビルは、神戸の旧居留地の南、海岸通に面して建つ兵庫県神戸市中央区海岸通にある歴史的建造物です。
1918年にメリケン波止場のすぐ北の初代米国領事館の跡地に、曾禰達蔵・中條精一郎の設計により旧日本郵船神戸支店として建設されました。
当初は銅葺きの屋根と円形ドームだったものが、1945年の神戸大空襲で焼失したそうです。
1994年に施された耐震補強工事によって、1995年の阪神・淡路大震災を軽微な被害で乗り越えることができたそうです。

NOF神戸海岸ビルは、神戸の旧居留地の南、海岸通に面して建つ近代建築で、お向かいは商船三井ビルディングです。
設計したのは海岸ビルヂングや旧小寺家厩舎、奥平野浄水場旧急速濾過場上屋などを手がけた河合浩蔵で、旧三井物産神戸支店として1918年に竣工しました。
阪神淡路大震災で全壊認定を受けたため、幾何学的装飾が施された外壁を撤去・保管して、同じ場所に新しく再建された高層ビルの低層部に旧外壁を再構築したそうです。
この4階建の旧外壁は国の登録有形文化財に登録されています。

商船三井ビルディングは、神戸の旧居留地の南、海岸通に面して建つアメリカンルネサンス様式の近代建築です。
旧大阪商船神戸支店として竣工したのは1922年で、2022年4月に竣工100周年を迎えました。
設計者は、のちにダイビル本館や大阪市に現存する綿業会館を手掛けることとなる当時の新進気鋭の建築家・渡辺節です。

神戸花時計は、神戸市中央区の東遊園地にある日本で初めて設置された花時計です。
神戸花時計は、スイスのジュネーブにあるイギリス公園の花時計がモデルとなり、直径は6mで傾斜角度が15度の文字盤が設置されてます。
初代の神戸花時計は、神戸市役所の第4代本庁舎建設に合わせて進められ、1957年4月26日に稼働を開始し、震災などもあって何回か移転して現在の東遊園地におさまったそうです。

神戸ポートターミナルや中突堤旅客ターミナルから、さまざまなクルーズ船が出航します。
クルージングは、港町である神戸の風情を感じることができる楽しみ方の一つです。
海の上からは、六甲山を背景に東西に広がる神戸の街並みを一望できるほか、船舶の整備を行うドッグや、天気が良ければ遠く明石海峡大橋まで眺められます。
中突堤旅客ターミナルからは、気軽に乗れる観光船から、優雅なディナークルーズが楽しめるレストランシップまで、バリエーションあふれるクルーズ船が出港しています。
主なクルーズ船は、神戸船の旅コンチェルト、ルミナス神戸2、boh boh KOBE、ロイヤルプリンセス、御座船 安宅丸などです。

神戸市立博物館は、神戸市中央区京町にある人文科学系博物館で、北隣はオリエンタルホテル神戸で、東向かいには日本銀行神戸支店があります。
神戸市立南蛮美術館と神戸市立考古館が統合して1982年に開館しました。
「国際文化交流－東西文化の接触と変容」を基本テーマとし、国宝を含む考古学資料や古地図、著名な美術品、神戸ゆかりの芸術家の作品等を所蔵していて、その一部が展示されています。
博物館の前には、オーギュスト・ロダンの名作「カレーの市民」を構成する6体のひとつ、「ジャン・ド・フィエンヌ」が置かれていました。

旧居留地下水道公開施設は、神戸の旧居留地にある旧居留地15番館の東玄関脇の歩道にあり、神戸市立博物館の西向かいに位置しています。
旧神戸居留地煉瓦造下水道は、日本最古の近代下水道です。
神戸外国人居留地の都市計画の一環として、イギリス人技術者J.W.Hartにより設計・施工された煉瓦造りの近代下水道で、竣工は明治5年(西暦1872年)頃だそうです。
この遺構の一部が展示されていて、国の登録有形文化財となっています。

旧居留地15番館は、神戸の旧居留地にある西洋館で、神戸市立博物館の西向かいに位置しています。
1880年頃にアメリカ合衆国領事館として建てられたもので、その後、商館等として使用されていたそうです。
旧居留地に唯一現存する居留地時代（1868年～1899年）の建築物で、国の重要文化財にも指定されています。
当時の街区境界の煉瓦塀や石柱などとともに保存されています。
建物は、2012年9月からレストラン［TOOTHTOOTH maison15th］が使用しています。

かもめりあは、神戸の中突堤中央ターミナルの愛称で、ここから神戸港めぐりや明石海峡方面への遊覧船が就航しています。
場所はポートタワーのある中突堤とハーバーランドの間に位置し、1998年3月にオープンしました。
かもめりあは、バリアフリーの構造になっていて、点字表示案内板、音声誘導システムなども設置されており、高齢者・障害者の皆さんにも利用しやすいターミナルとなっております。
訪問時は、スケルトンなストリートピアノが置かれていて、これはポートピアホテルで使われていたものが、かもめりあにやってきたそうです。

神戸ポートタワーは、神戸のメリケンパークの西側、ハーバーランド寄りに立っている神戸のランドマークタワーです。
高さは108ｍで1963年に完成しました。
2021年9月から改修工事のため、展望フロアを始め館内への入場はできません。
工事用に外観はシートで覆われていますが、シートにはシルエットを思わせる赤いラインが描かれています。
夜間にはプロジェクションマッピングも実施されるなど、工事中でも楽しめる演出がされています。
開業60周年の節目となる2023年度に営業再開予定です。

メリケンシアターの碑は、神戸のメリケンパークにある記念碑で、近くには人気の高い「BE KOBE」のモニュメントがあります。
日本初の活動写真（キネトスコープ）が神戸で1896年に一般公開されことを記念して1987年にこの記念碑が建てられました。
中央を四角く切り抜き、スクリーンにみたてた石碑の前に、映画を鑑賞する観客のように42個の御影石が並んでいます。
石には、神戸出身の映画評論家である故 淀川長治氏が選んだ国内外の映画スターの名前が刻まれています。

「BE KOBE」は、神戸のメリケンパークの海岸近くにある人気のモニュメントです。
メリケンパークのリニューアルの際に「BE KOBE」を型どったモニュメントが2017年4月に設置されました。
元々「BE KOBE」は、阪神・淡路大震災から20年をきっかけに生まれた「神戸の魅力は人である」という思いを集約したシビックプライド・メッセージだそうです。
訪問した際は、相変わらずの人気で写真撮影する方が多かったです。

神戸港移民船乗船記念碑は、神戸のメリケンパークの海岸近くにあるモニュメントです。
1908年4月28日に日本初の移民船「笠戸丸」が出港し、以降の海外移住者の功績を讃えるため、2001年4月28日に建立されたそうです。
記念碑は、海を見つめ、船に乗り込もうとしている三人親子の移住家族をモデルにした銅像で、台座に「希望の船出」の文字が刻まれ、また、台座の脇には神戸港を出港する当時の笠戸丸の姿が再現されているそうです。

神戸海援隊の碑は、神戸のメリケンパークの海岸近くにある石像です。
神戸海援隊の碑は、イースター島のモアイ像風で、高さ4m近い大きな石像が5体並んでいます。
この碑は、神戸で創立された大手ゼネコンの竹中工務店が、90周年を記念して1991年に完成させたものです。
幕末に勝海舟や坂本龍馬らがかかわった「海軍操練所」で学んだ若者をイメージして制作されたそうです。