ろたみこさんのクチコミ(251ページ)全6,792件

天王寺公園の北東部分にある小さな山です。
低いのですぐに登れて河底池を臨む、ほど良い散歩コースだと思います。
山全体が前方後円墳だという説もありますが結論が出ていないそうです。
そんなことを知ってか知らずか大阪の陣の舞台となり徳川家康と真田幸村が立っていたかと思うと感慨深いです。

熊野権現の分霊を祀った九十九の王子社の第一番目であった窪津王子が合祀されてきたものです。
窪津王子は天満橋付近にあったので少し離れていますが熊野詣の出発点とも言える誇らしい王子ですね。
大阪、堺、岸和田と南下して熊野三山を目指す熊野詣の様子を思い浮かべて胸が熱くなりました。

堀越神社の境内にある末社です。
商売繁盛・厄除招福の神様と聞くとありきたりな神社に思えますが、大坂夏の陣の際に徳川家康が茶臼山稲荷に危機を救われたので徳川家康からの信仰が厚かったという話を聞くと、一気に歴史の一幕に関わった様子が目に浮かびます。
この神社は元は背後の茶臼山に建っていたのでこの名前だそうです。

堀越神社の境内にありました。
立て札が無いと見逃してしまいそうですが一度見つければなるほどかえるに見えます。
同様なものは全国いろいろなところで見かけますが人が彫刻したものもある中でこちらは自然に形作られたもののようですね。三角に尖がっているので割れたものかな？
神々しくしめ縄を巻いているのも面白いです。

堀越神社の境内に立つ樹齢550年という楠木です。
数度の落雷や火事にも耐えたと言う、正に神様が宿っているような木です。
気力が落ちた、疲れたときは触れると良い、というパワースポットですね。
そういえば大阪ではよく神社の木に体を預ける人の姿を見かけました。

堀越神社の境内にポツポツと建つ２つの小さな社です。
黒流、白龍と言っていますがそれぞれ黒蛇、白蛇の神様のことだそうです。
そういえば神社と蛇を題材にした物語を読んだことがありますが蛇は随分と神聖なものとして描かれていました。
神社というと狐が思い浮かびますが実際に蛇が祀られている神社には初めて出会いました。

堀越神社の境内に入ってすぐ右にあるお社です。
感じの読みが難しいですが家宅を鎮めると書いて家内安全などのご利益があり「ちんたくさん」と呼ばれています。
小さな社ですが春には節分祭を、旧暦の七夕には星祭りを七日七夜も行うそうで機会があれば是非見てみたいものです。

天王寺駅から谷町筋を北に歩くと着きました。神社の後ろがちょうど茶臼山の辺りでしょうか。
四天王寺建立と同時期に創建され、明治中頃まで境内の南にあった堀を越えて参詣したので堀越という名前になったそうです。
平日の朝だったので通勤通学でいそいそと前を通り過ぎる人達と、じっくりと参詣している人の対比が印象的でした。

朝、天王寺を散策するために早くから開いているカフェを探してここに行きました。
パン屋さんだと思いますがコーヒー類もありイートインスペースもあります。
星型のパンに白いパウダーがまぶしてあるのが目についたので購入。これは甘々でした。
寒い中の散策中に飲もうとテイクアウトにした２つ目のコーヒーは退店時に淹れてくれるという好対応でした。

天王寺に連泊したので主に朝食と夕食に利用しました。
天王寺といえばハルカスもありますがカフェ・レストランの案内冊子をもらって見比べてみると同じチェーン店が入っていることも多いのと、ハルカスより飲食店が纏まっている面もあるので探しやすいこともあり割と重宝しました。

生國魂神社の境内に唐突にあって落語でも始めそうな正座姿なのでびっくりしました。
好色一代男で有名な浮世草子の作者ですが大阪の出身なのですね。大阪には他にも井原西鶴の文学碑やお墓があるようです。
生國魂神社に像があるのは境内で一昼夜に矢数俳諧を行って一人で四千句を詠みあげたからとか。
お賽銭入れがあるのはどうなのかなと思いました。

宿泊している天王寺の近くでお肉を食べたかったので検索して行きました。
ハルカスに比べれば低めのビルの地下2階にあり店員も若い人が多く、お店もお酒なんかは業務用の大きなペットボトルみたいのがそのまま置いてあるような中味で勝負みたいな心意気を感じるお店でした。
折角なので一日数量限定のプレミアムサーロインステーキ単品にしてみました。
お肉はまあ良かったのですがハイボールは薄過ぎでした。

平日の昼に行きましたが13時を過ぎていたからか空いていました。
店内も広くてテーブル・椅子が多いですが開放感があります。
菜摘とモスチキンに豆乳スイーツのモンブランにブレンドコーヒーとたっぷり注文し、窓際に座って外を眺めながらゆっくりできました。

生國魂神社の末社の一つで元々は鴫野にあった淀君を祀る祠が移転してきたものだそうです。
淀君からでしょうか女性の守護神で心願成就・縁結び・悪縁切りの神様です。
「心」の字に鍵がかかった絵柄の心願絵馬や提灯が個性的でした。

生國魂神社の末社の一つで、日本三大稲荷の一つ奈良の源九郎稲荷神社の分霊です。
源九郎とは源義経が名付けたとも言う源九郎狐のことですね。
稲荷神社ではどこにでもある狐様ですがこちらのものは小ぶりでも表情にキレを感じました。

生國魂神社の末社の一つですが随分平凡な名前だなと思ったら説明板に祐徳稲荷神社からの分霊とあり、いつかは行きたいと思っていた佐賀の名神社が清水の舞台みたいな高台の上に建つ光景が一気に頭を巡りました。
旅先で思いがけず未来の旅のヒントを得るのも旅の醍醐味ですね。

生國魂神社の境内にある末社のひとつです。
以前表参道の脇にあった蓮池の弁財天社だったものが移転してきたそうで、分かりづらかったですが鳥居の前にあるのは池のようです。
池つながりなのか、鮮魚商や漁師の信仰が篤い、とか。
生國魂神社にはいろいろな末社があるので一つ一つ由来を確認して自分の願いに適う神様を見つけるのも楽しそうです。

予想に反して「きたむきはちばんぐう」と読みます。
城の方向ということでピンときましたが北に大坂城があって鬼門の守護神として建てられたそうで神武天皇、応神天皇などを祀っています。
生國魂神社の境内にある一風変わった末社の中では、割りと普通だな、と思えてしまいました。

最初は漢字が読めませんでしたが「ふいご」神社です。
鞴は火をおこす道具なので鍛冶の神様とのことですが、大阪城築城で鍛冶さんが多かったからこのような神社も建てられたのでしょうか。
現代ではあまり聞かない職業かなとも思いますが、毎年開催されるという鞴祭りもどんな感じなのか見てみたいですね。

生國魂神社の境内にある末社のひとつです。
詠み方が難しいですが「やづくりみおや」神社と言い、建築業の神様みたいです。
生國魂神社にはニッチというか意表を突いてくる末社がズラリと並んでいるので慌てて素通りしないでじっくり見てみてほしいです。