mozartianさんのクチコミ全42件
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これも観光公害か、劣化日本人の利用が多い「リゾートしらかみ」
投稿日 2019年06月29日
総合評価:1.0
この列車は、山側の席からは弘前・鯵ヶ沢間で岩木山を望むことができるが、列車のウリは五能線区間の海岸線の眺望である。JR東日本もそのように宣伝している。従って、他に目的があれば別だが、海岸線の風景が見られなければこの列車に乗る意味は余りない。私は運悪く山側席の指定券しか入手できなかったが、少し離れた席からでも海は見えるであろうと期待していた。
ところが乗って驚いた。この列車は眺望が楽しめるように天井近くまでの大きな窓が設置されているのだが、海側の席に座る大部分の人が隙間から自分たちだけが見える位置にまでブラインドを下ろし、細目に開けているだけなので山側席の人は海を全く見ることができないのである。中には下まですっかり下ろして寝ている人もいる。天気も良かったので、そうしないと眩しいのは分かるが、揃いも揃って山側席の人に対する思いやりや気遣いは微塵もないのである。たまたま私の斜め前の人が下車したので、私がすかさずブラインドを開けるのを見ていた私の横の海側の夫婦は素知らぬ顔であり、新しく斜め前の席に乗ってきた客が私が開けたブラインドを閉めてしまった。
ビューポイントに差し掛かると列車はスピードを落として案内のアナウンスをするのは全て海側であるから、山側席の客にはお前たちには関係ないよと言わんばかりである。JR側もこの状況を知らないわけはないだろうから、海側の客に対して注意喚起をするべきなのだが、後難を恐れてなのか一度もそれはなかった。それができないのなら、JR東日本は山側指定券を売るときには海を見ることはできませんと断るか、全ての車両を個室車のように山側には座席を設けないようにするべきなのである。
乗客の多くは年配者だが、他人に対する思いやりや気遣いが全くない行動に日本人もここまで劣化してしまったかと嘆かわし限りである。これではブラインドは撤去したほうが良いのではないだろうか。年寄りに絶対に席を譲らないシルバーシートに座る都会の若者を責めることもできないし、ましてや近隣国の旅行者のマナーを批判するなどもってのほかである。
要するに、「リゾートしらかみ」は移動目的なら別として、観光目的なら海側の席が取れたときか,天候の悪い時に乗るか、劣化した日本人の生態を見るために乗る列車であるといえよう。
JRはこれを乗客のマナーの問題に転嫁することなく何とか解決する責任がある。- 旅行時期
- 2019年06月
- 車窓:
- 1.0
-
投稿日 2019年05月18日
総合評価:5.0
時代別に,第一から第六「現代」までの展示室を持ち、佐倉城址の広い敷地に建つこの博物館は、その規模と充実度において、歴史に特別の知識を待たない私でもおそらくこのジャンルでは日本一の博物館だと分かります。特に最新の知見に基づいて今年3月にリニューアルされたばかりの「先史・古代」が素晴らしいと思いますが、他の展示もひけを取りません。但し、駆け足で3回見ても3分の2程度しか見られませんでした。細かく見るときりがありませんがざっと見るだけでも最低3回は行く必要があるでしょう。私も近く4回目の訪問予定です。
2回目は期末休みのためか子供連れも目立ちましたが、このようなところへ連れてきてもらえる子供は幸せです。歴史に特に興味を持っていない子供でもディズニーランドへ10回行くよりもここへ1回連れてこられて少しでも関心のあるブースを見せられる方が子供の将来の幸せにつながりると確信します。
京成佐倉で降り徒歩15分程度ですがバスもあります。
なにしろ広いのでじっくり見るのは疲れますが、佐倉は他に近くに城址公園やチューリップ公園などもあるし、順天堂記念館、旧堀田邸、DHC美術館などがあって文化の薫り高いところですから何回かに分けて、これらと併せてみることで気分転換を図るのも良いかも知れません。とにかく百聞は一見に如かずです。- 旅行時期
- 2019年05月
- 利用した際の同行者
- その他
- 展示内容:
- 5.0
-
投稿日 2019年03月12日
OKINAWA KARIYUSHI RESORT EXES ISHIGAKI (沖縄かりゆしリゾートEXES石垣) 石垣島
総合評価:3.0
離島観光付の連泊プランを年配者家族6名で3室利用した。食事は朝食のみのプランであるが、連泊の場合にはサービスとして5000円相当の夕食(和洋選択)が一回提供されるので、1泊は実質2食付である。部屋はツインベッドの他に寝具準備済みの和風寝室が付いているので4名の利用が可能であり、連泊の場合には趣向を変えて両方を1泊づつ利用することも可能である。
海を見渡せる高台にあるこの宿は、かなり年数を経た古い建物ではあるがよく整備されており、ある種のクラシックな風情を漂わせている。全般的には平均点以上の良いホテルではあるが、改善を要すると思われる点がある。これらは宿のアンケートにも書いておいたが反応はなかった。
「要改善事項」
1.離島観光付のプランなので、フロント職員に観光に関し、何がポイントか、どこへ行くのか,何が見られるのかなどを質問したが、提携している観光業者の簡単なパンフレットを見せるだけでこちらが知りたいことには何も答えられなかった。宿泊プランに組み込んでいるほどの観光プランであるならばもう少し知識があってもよいのではなかろうか。勉強意欲(サービス意欲)に欠けていると言わざるを得ない。
2.従業員の接客態度に関してもう一点。最近のサービス業界の人手不足を反映してか、ここでもレストラン従業員に外国人が目立つ。彼らに日本人従業員と同じ接客を期待するのは無理としても、ここでは彼らの目には客が目に入っていないようであった。沖縄の他のホテルでも外国人従業員は多く見掛けたがそこでは日本人に伍して仕事をしていた。他でできる教育がここでできないわけはないと思う。
3.我々が利用したのは夕食無しのプランであるが、連泊の場合には夕食が1回提供される。我々6名全員が和食を選択したが全員が質に「不満」を感じた。(洋食は分からない。)早急に改善しないとここから評判を落とすことになれば残念なことである。- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- 客室:
- 4.0
- 接客対応:
- 2.0
- 本文参照
- 風呂:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 2.0
- 本文参照
-
投稿日 2019年02月26日
総合評価:5.0
展示作品数は多くないものの、ゲーテ・コルヴィッツ、ジョルジュ・ルオー、草間弥生らのすぐれた作品を見ることができる。しかし、圧巻は丸木位里・俊夫妻が沖縄現地で制作した戦争のむごたらしさを描いた大作「沖縄戦の図」であろう。美術愛好家であろうとなかろうと、日本人なら一度は足を運ぶべき美術館である。
展示作品の素晴らしさもさることながら、注目すべきはこの美術館のある周辺の環境である。美術館に相応しくないとみる向きもあるかも知れないが、米軍基地のフェンスに囲まれ(写真参照)、軍用機が低空飛行で飛び交う場所にあるからこそ丸木夫妻の作品が生きていると言えるのではないだろうか。基地移転問題が県と国の間で重大な争点となっている今、ここを訪れればこの問題が沖縄だけでなく日本全体の問題として捉えられるべきであることが理解できる。
丸木夫妻の言葉をあげておこう。
「辱めを受けぬ前に死ね、手りゅう弾を下さい、鎌で鍬でカミソリでやれ、親は子を夫は妻を、若者はとしよりを、エメラルドの海は紅に、集団自決とは、手を下さない虐殺である」- 旅行時期
- 2019年01月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
-
投稿日 2018年10月22日
総合評価:5.0
店の正式の名は「高原茶屋 ふるさと」、メニューは蕎麦とうどんだけだがドリップ珈琲も飲める。後期高齢者になったばかりという気っぷの良いおばさんが一人でやっている土産物も扱うテーブル3つだけの小さな店である。尾瀬への福島県側の入り口であり、会津鉄道と野岩鉄道の境界駅である会津高原尾瀬口駅を出て右側にこの一軒だけの店がある。そばは残念ながら店の手打ちではないが、この地方の十割裁ちそばであり、味に申し分はない。(うどんは食べていないので分からない)盛りそばを注文したのだが、出てきたのを見て天ぷらそばと間違えたのかと思った。おばさんが自分で揚げた野菜の天ぷらに、自分が畑で作った大根の煮つけに赤大根の漬物まで付いていて、これがまたうまい。これだけではない、行って違っていたら読者に申し訳ないので詳細は省略するが、まだまだあるのである。とにかく,損得抜きの精一杯のもてなしに、客が満足し喜ぶ姿を見るのがこのおばさんの喜びなのであろう。あと3年はこの店を続けたいと言っていたので、このサービスを続けていたら3年はもたないよと冗談を言って店を出た。3年以内にもう一度行かなければならない。そのとき何が出てくるか楽しみだ。
ついでながら、この駅の入り口のところに「憩いの家」という土産物屋があるのだが、この店のクレーム処理の応対がとてもよかった。「檜枝岐村」の滞在、「ふるさと」の昼食とも併せて、会津の人たちの優しさを感じた旅であった。- 旅行時期
- 2018年10月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- 利用形態
- ランチ
- アクセス:
- 5.0
- 会津高原尾瀬口駅を出て右隣
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- あと3年続くか心配
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 店の物理的な雰囲気でなく、やっているおばさんの雰囲気が良い
- 料理・味:
- 5.0
- 味だけでは評価できない素晴らしさを買う
-
一度泊まってみたいホテルが、二度と泊まりたくないホテルになった
投稿日 2018年07月11日
総合評価:1.5
家族グループで3室利用した。私の泊まってみたいリストに上がっていたホテルで、悪くはなかったが満足とまではいかなかった。変更のため電話したが、最初に出た係員は新人らしく役に立たなかったので、メールに名のあった別の予約係に連絡したが返事が来ない。私用で休んでいたという。驚いたことに役に立たない者が電話に出るし、予約関係メールが係員間で共有されていないのである。朝五時過ぎにフロントに電話したが誰も出ない。電話番号を押しても、電話機の直通ボタンを押しても出ない。10回くらい押して7時過ぎにやっと出た。詳細は書けないが、予約係もフロント係も客の方を向いて仕事をしているようには見受けられなかった。たいていのホテルのフロントは立って客に対応しているが、後光の差す玉座のような席に座っていると客より偉いと勘違いしてしまうのかも知れない。地元の友人の”あのホテルは天狗になっている”の一言がこのホテルの性格を表しているように思う。もう一度泊まってみたいホテルになるのは難しい。
(追記)上と同内容を予約宿泊サイトの口コミに投稿したのだが、評価点以外はすべて削除され全く掲載されなかった。罵詈雑言を浴びせたならともかく、宿泊サイトと一緒になって、この程度の建設的・好意的批判も受け入れようとしない傲慢な態度に呆れるとともに、このホテルが「高評価口コミホテル」である理由が明確になった。都合の悪い口コミは一切載せないのだから当然である。馬脚を現したと言ってもよいだろう。やむを得ないので、私もこのホテルを「二度と泊まりたくないホテル」に格上げすることにする。- 旅行時期
- 2018年06月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 1人1泊予算
- 20,000円未満
- コストパフォーマンス:
- 1.5
- 客室:
- 3.0
- 接客対応:
- 1.0
- 風呂:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 3.0
-
投稿日 2018年06月27日
総合評価:1.5
極めつけ的な体験をした。私は大浴場が好きではないので温泉地でも部屋のバスタブを利用することがよくある。バスタブはリゾートホテルに似つかわしくないビジネスホテル用の小さなシステムバスであった。湯を張って入ろうとして驚いた、浴槽の掃除をしていないので先客のアカがこびりついてザラザラのままであったのである。どうせ客は温泉に入るからと部屋のタブの掃除もしないのならばバスタブを置かなければよい。それともバス付の部屋として高い料金設定にするために必要なのだろうか。ついでながら、バストイレへの木製ステップなどペンキがあちこち剥げて白木がむき出しになっており施設管理の手抜きが見てとれた。
次は、従業員の接客態度である。全部ではないが多くの従業員が相手の状況も把握せずに覚えさせられたセリフを機械的にしゃべるだけで誠意は感じられないものが多く、状況判断もできないようだ。これならITロボットで間に合う。夕食の会場の開くのが定刻より遅れたが、行列に対して「お待たせしました」の一言も出ない。待ちかねて食券を投げるように置くと、係の中年女性に凄い目つきで睨みつけられてしまった。北海道らしいと言えば北海道らしいのだが、客の不満らしい態度から自分たちに落ち度がなかったかを振り返るという習慣はないらしい。
これらのことをアンケート用紙に書いてフロントに提出したら、詫びに菓子箱らしいものを3個(3部屋分)持ってきた。それが目的ではないからもちろん受け取らなかったが。アンケートにはこちらの連絡方法も書いておいたが、謝罪はおろか釈明もなかった。人間だから誤りはあるが、問題はその後の対処方法で誠意の有無が分かる。日本人客は相手にしないという態度と受け取った。- 旅行時期
- 2018年06月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 1人1泊予算
- 15,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 1.5
- 施設の管理水準を考慮すると悪い
- 客室:
- 1.0
- 浴室を含めた総合評価(下記参照)
- 接客対応:
- 2.0
- 下記参照
- 風呂:
- 1.0
- 部屋付きの風呂(下記参照)
- 食事・ドリンク:
- 3.5
-
投稿日 2016年12月21日
総合評価:5.0
旅行研究グループの二泊三日の岩手旅行の三日目に、震災の傷跡と復興の様子を自分の目で確かめたくてここを訪れた。館長の都合で当分休館とのことだったが、半年前に予定を立ててしまっていたので無理にお願いして開館して頂いた。
この伝承館は‟かもめの玉子”で有名な地元斉藤製菓の役員だった斉藤氏が幾つかの企業の支援を得ながら個人的に開設している博物館である。場所も丘の上にあったために津波の被害を免れて一つだけ残った斉藤製菓の工場の会議室のような一室を借りて開設している。‟あなたに助かってほしいから”というキャッチフレーズが博物館の性格をすべて表している。博物館と言っても多くの展示物があるわけではない。館長自らが撮影した津波発生時のすさまじい状況の動画を中心にした津波の再現と、発生から復興の現在までを見てきた館長自身の語りが中心である。発生当時ニュースなどで見たはずの光景や話があらためてすさまじく目に胸に迫ってくる。この地方を訪れる機会があったら一度訪れることをお勧めする。
実質的に何から何まで一人で担っておられる斉藤氏も、この伝承館の将来のことは考えておられるようだったが、国や自治体などが支援してこの地方に散らばる津波の資料を集大成した三陸の津波の博物館として整備することができないものかと思う。日本にとってはオリンピックよりも何よりも、もっともっと大事なことであろうと思う。- 旅行時期
- 2016年10月
- 利用した際の同行者
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 盛駅からタクシー5分
-
投稿日 2017年08月10日
総合評価:3.0
リニューアルされたNEW和洋室と称する部屋をグループで4室利用した。ツインベッドと布団で4名まで利用できる部屋である。
和洋室というので、よくあるベッドと畳の部分を備えた部屋かと思っていたら、「和」の部分は、狭い応接用の椅子とテーブルスペースを片付けてそこに布団を敷くというもので想像とはかなり違っていたが事前にその説明は見つからなかった。
睡眠の場所として考えた場合には、この部屋の「大きめのベッド」と「布団部分」では相当の落差があるように感ずる。
利用者が家族だったらそれほど問題にすることもないかも知れないが、我々のように他人グループであった場合には、同じ料金負担であるならばどこを割り当てられるかによってはかなりの不公平感が出てくるのではないだろうか。利用者に後味の悪い思いをさせないためには、予約前にこのことを理解させる説明が必要であろう。- 旅行時期
- 2017年06月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 社員・団体旅行
- 1人1泊予算
- 20,000円未満
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 2.5
- 公共の宿にしては総合コスパは良くない
- 客室:
- 2.5
- 接客対応:
- 3.0
- 風呂:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 3.0
- ビュッフェスタイルなので皆食べたわけではないが特に美味しいものはなかった
-
名ボランティアガイドとレトロ観光タクシー「あったかいなはん花巻号」(花巻観光協会)
投稿日 2017年02月12日
総合評価:4.5
登録された適当な名称が見当たらないので、花巻観光協会が扱うタイトルに挙げた二つについてここで取り上げることにする。
観光タクシーは新花巻駅から宿泊地である鉛温泉まで10人近いグループで利用した。無料のボランティアガイドはこの観光タクシーが立ち寄るスポットのうち、賢治記念館、光太郎記念館と新渡戸記念館の3か所での案内を依頼してあった。
現役時代は商社勤務だったというガイドのIさんは、案内スポットでもないのに新花巻駅までマイカーで来てくれ、タクシードライバーに仁義を切ったうえで3箇所にそれぞれの時間に来て案内してくれた。ガイドによくある押しつけがましさは微塵もなく、控えめながら熱意と愛情をもって、故郷の先達の業績を限られた時間内で過不足なく我々の関心の度合いを見計らいながら語ってくれた。このような明達ガイドは観光協会にとって大きな財産であろうと思う。ガイドに恵まれることは観光客にとっても先達にとっても幸せなことだ。昼食を一緒にとお誘いしたが遠慮して辞退された。
観光タクシーといっても決められたコースを回るだけなので融通性はないが、親切なドライバーがこれも過不足ない説明を加えながら宿まで送ってくれた。- 旅行時期
- 2016年10月
- 利用した際の同行者
- 友人
-
投稿日 2017年02月12日
総合評価:4.0
遠野で有名な曲り家民宿の千葉家が長期休業中なので、現在では遠野で曲り家の宿泊体験ができるのはここだけであると思う。千葉家と違って移築したものなので、それが本来あった場所の雰囲気をも併せて味わうというわけにはいかないが、立地条件も悪くないし、ほぼ完全に移築されているので曲り家の雰囲気は十分に味わえる。
これは遠野市の水道施設の中に作られた公園の中の公共の宿泊施設の中の一棟である。17人まで宿泊できるが、一棟貸しなのでたとえ一人でも先に申込者があった場合には利用できない。食事や風呂は宿泊施設と共用である。トイレは付属しているが、多人数で利用した場合には足りなくて本館のものを利用せざるを得ない。
本館からは80段余りの階段があると書いてあるので、屋外を歩くのかと思っていたら、渡り階段で本館と繋がっているので雨風は問題ない。
部屋はふすまで仕切った4室と暖炉室がある。暖炉を囲んで食事ができたら一層に興があるがそれはできない。宿泊費も安く、家族連れや親しいグループにはうってつけの宿と言える。広い庭園の中にあるので雰囲気も良い。- 旅行時期
- 2016年10月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 友人
- 1人1泊予算
- 10,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- 送迎あり
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 1人でも17人でも同一低料金
- 接客対応:
- 3.0
- 風呂:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 3.0
-
投稿日 2017年02月12日
総合評価:1.0
昨年10月18日、旅行情報研究グループ10名ほどで岩手を訪れた最終日に、車窓から津波被害の復旧状況を観察しながら大船渡の津波伝承館を訪れようと遠野から「はまゆり1号」に乗車して10時48分に釜石駅に着いた。
ここで、10時55分発の三陸鉄道に乗り換えるべくホーム階段を下りて行った。ところが、三陸鉄道への乗換口とおぼしき通路がロープを張って閉鎖され通れないのである。表示は何もないし係員も居ない。他に乗換口があるのかと考え、改札口の方へ行ってみたがそこは出口だけで何もない。あわてて引き返し、ロープを乗り越えて三陸鉄道のホームへ行き発車直前の列車にかろうじて間に合った。
三陸鉄道の責任か、JRの責任か分からないが、震災後6年も経っているのだから無責任で不親切なやり方と言わざるを得ない。単純なホーム配置の駅だから何とか間に合ったが、複雑で大きな駅なら間に合わないところであった。- 旅行時期
- 2016年10月
-
投稿日 2015年12月26日
総合評価:2.0
福井県に定期観光バスは存在しない。しかしJTB時刻表の観光バスのページには「観光連盟の観光タクシー」が記載されているからこのタクシーは福井県では「観光バス代替」の位置づけなのであろうと解釈できる。一乗谷を訪れる8名のグループ旅行で、一乗谷が入ったコースを予約した。折角の旅行を有意義なものにするために、観光連盟のHPにも記載されているボランティアガイドを申し込もうと思い、その旨を話すと電話口の女性係員は、ドライバーはベテランであり十分に案内できるのでその必要はないと言わんばかりの口振りで、ガイド依頼を歓迎していないようであったので、ドライバーのレベルが高いのなら我慢しようと思いガイドは断念した。また、このコースには他に2箇所の立ち寄り先が入っているが、一乗谷に集中したいので他を割愛できないか聞くと、多少の時間調整は差し支えないが立ち寄らないという選択肢はないという融通の利かない返事であった。
さて利用当日である。ドライバーはコースに含まれる場所へ連れていってくれるだけで説明は殆どない。これでは「観光タクシー」と謳うまでもなく、駅前で拾った普通のタクシーと全く同じである。矢張りガイドを予約しておくべきであったと後悔したが後の祭り。また、ドライバーの言では、コースの変更は客の都合に合わせて幾らでも可能であるとのことであった。この観光タクシーなるものの予約から利用までを通じて感じたのは、自治体からの出向者などが多いであろう観光連盟は、観光客の利便をはかる(これこそが本当の観光の振興であろう)というよりも、自分たちの都合を優先させているらしいお役所仕事優先の団体ではないかということであった。観光タクシーを名乗るならドライバーの教育から始めるべきであろうと思う。たまたま我々が運が悪かったのであれば幸いである。
これと対比したいのが能登輪島のあるタクシー会社である。前日の半島一周のタクシーを直接予約したが、埼玉県の私のところまでドライバーからコース相談の電話が2回も掛かってきた。- 旅行時期
- 2015年10月
- コストパフォーマンス:
- 3.0
-
投稿日 2015年12月22日
総合評価:2.0
付近の平林寺のもみじシーズンに10名以上のグループで利用した。HPで見ると、営業時間が11時半からとなっていたので、一ヶ月くらい前にその時間の予約をHPから依頼した。すると、電話がきて予約は11時しか受けらないと言う、しかも11時丁度に食べ始めてもらわないと困ると言うのである。かき入れ時のシーズンであるから分からないではないが、客の都合は一切聞き入れられないという高姿勢である。止む無くこの時間で予約し、グループはメニューも事前申込なので2種類を申し込んだ。
さて当日である。11時前に店に到着したが、当日のふりの客でかなり混雑していた。そこへ10名余りが入ったのだから入り口付近は一杯になった、すると、ふりの客を案内していた責任者らしき男(声から電話対応の男と判明)が、声を荒げて邪魔だからどけてくれと我々に当り散らす。事前に予約していた多人数の我々を先に案内すれば混雑が解消するだろうと言うと、しばらくしてしぶしぶ席に案内。11時に食べ始めてもらわないと困ると言いながら、料理が運ばれてきたのは11時半を過ぎていた。しかも、注文を確かめることもなく、適当にテーブルに置いていく。2つのメニューのうち一つは注文と違っていたが、それを指摘すると混乱し、不愉快な思いをさせられると思い黙っていることにした。店の都合だけの客あしらいで、ここにも接客業であると言う意識は微塵も感じられなかった。- 旅行時期
- 2015年11月
- 利用した際の同行者
- 友人
- 一人当たり予算
- 2,000円未満
- 利用形態
- ランチ
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 1.0
- 雰囲気:
- 3.0
- 料理・味:
- 3.0
- 観光客向け度:
- 2.0
-
投稿日 2015年12月02日
総合評価:4.0
日本では珍しく1人であろうが10人であろうが、一日一組だけしか受けない山中の一軒宿であるが、能登観光には比較的便利な位置にある。魅力は近くの畑や近海で採れた食材を使った女将手作りの食事、今では都会人には難しくなった女将の実家である農村古民家での宿泊体験、付け加えれば宿泊客に付かず離れずで過不足なく接してくれる女将の笑顔溢れる接客態度であろうか。鉄道の穴水駅、能登空港から十数分の距離にあり、依頼しておけば送迎してもらえる。路線バスもあるが本数は少ない。道路から小川を隔てたところにある一軒家なので車では見付け難いかもしれない。看板があると分かりやすいのだが、客の中には絶対に看板を出すべきでないという人もいて悩んでいるらしい。是非悩んで下さいと言っておきたい、昼食だけの客もいるが、一日一組だけなのだから丁寧に対応すれば困ることもないのではないだろうか。備え付けの風呂もあるが、希望すれば公営の温泉施設に案内してもらえ、費用は宿泊費内である。最近はテレビや雑誌などに紹介され忙しくなってきているようだが、初心を忘れずに頑張って欲しいと思う。
- 旅行時期
- 2015年10月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- その他
- 1人1泊予算
- 12,500円未満
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 客室:
- 3.0
- 接客対応:
- 4.5
- 風呂:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 3.5
- ピザ窯があり、食事にピザを選択できる
-
投稿日 2015年09月21日
総合評価:3.0
10名以上の友人グループで3室利用。インターネットだけでは用が足りず5回くらい電話した。内、2回は電話口で“ハーイ”だけ、ホテル名も言わないのにはびっくり。
極めつけは社長、予約担当の女性の名前を聞いてあったので、変更のため電話し名前を言ったら、この女性は社長夫人であったらしく社長が出てきた。用件が予約変更であることを告げると、有難うございますどころか、お待ち下さいの一言もなく、そんなことに自分が呼び出されたことが腹立たしいらしく、“オーイ変更だと”とこちらに聞える大きな声で他の者に替わってしまった。別の日に、インターネット利用可否と、ないと思うが念のためプロジェクター有無(思いがけない小さな宿に備えてあった経験があるので)を問い合わせた。電話に出た男性は、そんなものあるかという感じで、にべもなく“ありません”の一言だけだった。来月利用する能登の一室だけの農家民宿ですら無線LANが利用できる今どき、利用できなくて申し訳ないという姿勢はそこに微塵も感じられなかった。
チエックイン時とチエックアウト時、我々が接したただ二人の従業員男性からは“いらっしゃいませ”も“有難うございました”の声も聞かれなかった。因みに我々が二日間で接したのはフロント二人(朝晩各1)、レストランウエイター一人の3人だけであった。
とにかく、上から下まで徹底して接客業であるとの意識を欠いたホテルと言える。
民営国民宿舎といった感じのホテルに期待すること自体が無理なのだろうか。
接客態度などあまり気にならない人にはコストパフォーマンスは高いかもしれない。
洋食を食べたにもかかわらず夕食の珈琲は有料だった。宿泊代との兼ね合いもあろうが、ホテルを名乗るなら何とかならないかと思う。- 旅行時期
- 2015年09月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 友人
- 1人1泊予算
- 10,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- ローウエー乗り場近し
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 客室:
- 3.0
- 接客対応:
- 1.0
- 社長以下接客業である意識なし、それとも北海道人のおおらかさ
- 風呂:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 2.5
- 付け合せの野菜は冷凍食品のようだったが、冬ではないのだからなんとかならないのだろうか。
-
投稿日 2015年06月17日
総合評価:1.5
ある宿泊サイトではハイクラスに分類されているこの旅館を、年配家族グループ5名1室で利用しました。ハイクラスどころかロークラスといってもよい宿でした、ここを設計したという著名建築家も地下で嘆いているのではないでしょうか。入って驚いたのは客室のひどさです、古いこと自体は問題でありません。
壁のクロスはあちこち破れ、張り替えたと思われる箇所も素人の従業員にでもやらせたのかボコボコに膨れ上がっています。畳は長く表替えをしていないらしくささくれ立っていて一般家庭でもここまで使うことはないと思うほどにボロボロです。
客当りの単価が安いので費用は掛けられない、贅沢を言うなということかも知れませんが、旅という夢を売る商売で肝心の客室がこのような状態では、他の食事や温泉などがいくら優れていたとしても失格と言うしかないと思います。ウイークデーの空いた日であったのにこのような部屋に客を通すということはサービス精神が欠如しているか、他の部屋も同じなのでしょう。昔は良かったのかも知れませんが、現在はハイクラスといわれるようなサービスや施設は他に何もないといっても言い過ぎではありません。老舗旅館としての矜持も、もてなしの心も感じられませんでした。
皆生の他の旅館については知りませんが、この地の旅館がこうでもしてコストを切り詰めなければやっていけないのだとすれば、この旅館だけの責任でありませんが、地域全体としての問題がありそうな気がするので少し触れてみたいと思います。
皆生は昔から男性中心の享楽温泉地として悪名が高かったのですが、現在ではそのようなことは影を潜めて改善されているだろうと想像していました。
しかしそうではありませんでした。3時にもならない早い時間から宿に出入りする車を2,3人の人相の良くない一目でそれと分かる客引きの男たちが取り囲んで停めようとするのには唖然としました。用足しに出るときも同じです。
今の時代に、このような状態を地域ぐるみで追放する努力もできないような「皆生」には観光地としての魅力も将来もないと言って言い過ぎではないし、観光地として売り込む資格すらないと思います。
私には、泊まった宿の凋落振りと客室のひどさがこの温泉地の将来を暗示しているように思えてなりませんでした。私が二度も目撃したようなささやかな享楽需要に支えられて細々と三流の観光地としてやっていこうとしているのでなければ、地域として早急に鳥取の恥部を何とかすべきです。- 旅行時期
- 2015年06月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 1人1泊予算
- 10,000円未満
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 客室:
- 1.0
- 接客対応:
- 3.0
- 風呂:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 3.0
-
静かなだけがとりえ、不愉快な主の対応 信用できない宿泊サイトの口コミ
投稿日 2012年06月06日
総合評価:2.0
友人グループでの東北周遊旅行で3室利用した。平泉は世界遺産指定で観光客が急増したためか良い宿泊施設は少なく割高であるが、予約先宿泊サイトの口コミが良いものばかりだったので利用を決めた。
しかし、ここは設備的に民宿、国民宿舎並で清潔感もなく、食事も普通でコストパフォーマンスは低く、道路から離れているので静かなだけがとりえの宿だった。因みに今回の旅行で青森(浅虫)と十和田湖に泊まったが9千円以下であったにもかかわらず素晴らしい宿であった。
部屋の汚らしい洗面台に給湯の温度コントロールが故障していると張り紙がしてあり、熱湯が出てくる。子供なら火傷をする心配がある。張り紙は古いので相当以前から放置してあるらしい。故障ならなぜ早く直さないのだろうか。
驚いたのは接客態度である。朝の支払い時にカードが使えると思っていたら使えないと言う。しかしそのことは聞いてもいないし、印刷してきた2ページの契約内容のどこにも書いてない。それを指摘しても、宿泊サイトには伝えてある、私が見落としたのだろうとにべもなく不機嫌に言うだけで取り付く島もない。最後にはお金を持っていないのなら仕方がないと失礼な言い方で渋々カード支払いに応じた。
そのときになって気がついたのだが、3室の宿泊人数が皆違うのだが、同じ部屋なのに人数の多い部屋の宿泊単価が高いのである。そのことを訊ねると、そんなこと私には分からない宿泊サイトに聞いてくれと、これもニベもない言い方で答えようとせず誠実さは全く感じられなかった。これがこの宿の主人であったから一層驚く、自分の経営する宿の宿泊料金体系の矛盾に興味がないらしい。これでは従業員の教育などできるわけがない。我々の出発まで従業員は見えるところには一人も居らず、この主人が朝食の給仕も一人でやっていたので、忙しくて機嫌が悪かったのだろうか。
廊下に安っぽい灯篭を配置したりしているが、古都に相応しい宿とは言えない。
この話には続きがある。
以上の内容を、利用した宿泊サイトの口コミに投稿した。ところが私の投稿は一旦掲載されたが、翌日には削除されてしまったのである。私が見たこの施設の口コミは褒め言葉ばかりであった理由がこれでわかったような気がする。これからはこのサイトの口コミは信用しないことにしようと思う。- 旅行時期
- 2012年05月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 友人
- 1人1泊予算
- 12,500円未満
- アクセス:
- 2.0
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- 民宿、国民宿舎並の内容にしては高い
- 客室:
- 2.0
- 狭くて清潔感なし
- 接客対応:
- 1.0
- 風呂:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 3.0
-
投稿日 2012年07月23日
総合評価:4.0
空港からタクシーで約10分、すぐ近くのバスターミナルから市の中心に20分ほどで出られる緑に囲まれた住宅地の小さな公園の一角にある2室だけのB&Bである。以前は小さなレストランを併設していたようだが今はやっていない。(HPを見ると今も営業しているように受け取れる。)
3泊したが、ホストのLise Gillは親切で、翌々日利用するガイドツアーを予約してくれ、明日乗るバスのターミナルと切符を売る韓国人経営のコンビに風の店まで連れて行ってくれ、頼んだ簡単な夕食も用意して(20$)くれた。ただ、これが3日目になると、朝7時丁度のフライトに乗らなければなならないのだが、5時にタクシーを頼んでおいたから勝手に帰ってくれ、朝食はありませんとすげなく言われた。早朝だから仕方ないのかもしれないが見送りもなかった。
食事のときに亭主がこれは娘の勤め先で作っているが美味しいから食べてご覧といってチョコバーをテーブルに置いたので試食用にくれたのかと思ったら、ちゃっかり請求書に記載されていた。
部屋は半地下室風の2室だけなのだが、もう1室はしばらく使ったような様子はなく滅多に泊り客はないようだった。浴槽は大きなジエットバスで疲れた身体にはあり難かった。部屋には独立の出入り口もあり両方のキーを渡された。
投稿にあたって、私が写したエプロン姿のLiseの写真を掲載してもよいかと問い合わせたら、気に入らなかったらしくわざわざ撮り直した代わりのもの送ってきた。- 旅行時期
- 2011年06月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 7,500円 未満
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- サービス:
- 3.0
- バスルーム:
- 4.5
- ロケーション:
- 4.0
- 空港からタクシー10分、市内に出るバスターミナルに隣接
- 客室:
- 3.0
-
投稿日 2014年06月15日
総合評価:1.0
今年5月7日、常磐線十王駅から上野駅まで普通列車グリーン席を利用した。
乗車券はジパング割引料金で購入できたが、駅員は割引グリーン券は発売できないという。二人も駅員の居る駅で発売できないのはおかしいと言うと、普通料金のグリーン券を買って車内で車掌から不使用証明をもらって駅で払い戻してくれという。
やむなく普通料金で乗車し、この旨をグリーンアテンダントの女性に申し出た。アテンダントは車掌に相談したが、車内で証明の発行や払い戻しはできないが、経緯を書くので苦情の窓口である駅の改札に見せて話をしてくれとのことで、写真に示すメモを書いてくれた。
終点の上野駅の公園口改札にメモを見せ、差額の払い戻しを求めた。
ところが、驚いたことに、この係員は何という不勉強であろうか、私が無理難題を言っているとでもいうように、普通車グリーン券は割引にならないというのである。
私が腹を立てそんな馬鹿なことがあるかというと、あちこち電話していたが、結局一階の出札所で払い戻すのでそちらへ行けということで、出札所で一旦全額の払い戻しを受け、新たにビューカードで割引の料金を支払った。(写真証明書参照)
この間、僅か300円の払い戻しを受けるのに一時間あまりを要してしまった。
疑問点はたくさんある。
1.なぜ十王駅には少なくとも二人の駅員が居るのに、割引グリーン券が発売できないのかということ。自動券売機に発売機能がないのか、駅員が知らないのか、券売機で発売できないとしても手書きの発券ができないのか、疑問だらけである。
2.ジパング倶楽部のガイドブックに「一部お取り扱いできない駅があります」と書いてある。十王駅がこれに該当するというのだろうか。
しかし、「お取り扱いできない駅」に関する情報はどこにあるのだろうか、手を尽くして探してみたがどこにも発見する事ができなかった。「何処で買えないか」は教えないが、買えなかったら運が悪かったと諦めてくれということだろうか。
十王駅がそれに該当するかどうかは知らないが、どこで買えて、どこで買えないかの情報を示さないで「ご注意下さい」もないものだ。
3.JRは駅改札以外に苦情の持込場所や、問合せ相談の場所は無い。その改札で、しかも日本の玄関のような上野駅で、グリーン券の割引は無いと言ってのける無知ぶりには開いた口が塞がらない。乗客サービスに関する教育がなっていないと言わざるを得ない。
日本の鉄道のシニアに対するサービスは格段に悪いが、東日本は東海や西日本に比べるとまだましなほうである。その東にしてこの始末である。
JRは高額の会費を徴収して、無用の会誌・パンフレット類を送りつけるなど評判の悪いジパング倶楽部を廃止して、諸外国のように自己申告制のシニア割引に徹した制度に変更するべきである。これだけでJRは相当身軽になる筈である。倶楽部はシニア乗客のためではなくて、JRの利益増大と鉄道職員のためにあるから改めることができないのであろうか。- 旅行時期
- 2014年05月



















