皆生温泉 東光園のクチコミ(43件)
一覧を見る二度と行きたくない皆生温泉
1.5 旅行時期:2015/06(約11年前)
ある宿泊サイトではハイクラスに分類されているこの旅館を、年配家族グループ5名1室で利用しました。ハイクラスどころかロークラスといってもよい宿でした、ここを設計したという著名建築家も地下で嘆いているのではないでしょうか。入って驚いたのは客室のひどさです、古いこと自体は問題でありません。
壁のクロスはあちこち破れ、張り替えたと思われる箇所も素人の従業員にでもやらせたのかボコボコに膨れ上がっています。畳は長く表替えをしていないらしくささくれ立っていて一般家庭でもここまで使うことはないと思うほどにボロボロです。
客当りの単価が安いので費用は掛けられない、贅沢を言うなということかも知れませんが、旅という夢を売る商売で肝心の客室がこのような状態では、他の食事や温泉などがいくら優れていたとしても失格と言うしかないと思います。ウイークデーの空いた日であったのにこのような部屋に客を通すということはサービス精神が欠如しているか、他の部屋も同じなのでしょう。昔は良かったのかも知れませんが、現在はハイクラスといわれるようなサービスや施設は他に何もないといっても言い過ぎではありません。老舗旅館としての矜持も、もてなしの心も感じられませんでした。
皆生の他の旅館については知りませんが、この地の旅館がこうでもしてコストを切り詰めなければやっていけないのだとすれば、この旅館だけの責任でありませんが、地域全体としての問題がありそうな気がするので少し触れてみたいと思います。
皆生は昔から男性中心の享楽温泉地として悪名が高かったのですが、現在ではそのようなことは影を潜めて改善されているだろうと想像していました。
しかしそうではありませんでした。3時にもならない早い時間から宿に出入りする車を2,3人の人相の良くない一目でそれと分かる客引きの男たちが取り囲んで停めようとするのには唖然としました。用足しに出るときも同じです。
今の時代に、このような状態を地域ぐるみで追放する努力もできないような「皆生」には観光地としての魅力も将来もないと言って言い過ぎではないし、観光地として売り込む資格すらないと思います。
私には、泊まった宿の凋落振りと客室のひどさがこの温泉地の将来を暗示しているように思えてなりませんでした。私が二度も目撃したようなささやかな享楽需要に支えられて細々と三流の観光地としてやっていこうとしているのでなければ、地域として早急に鳥取の恥部を何とかすべきです。
クチコミ投稿日:2015/06/17
- 利用目的:観光
- 同行者:家族旅行
- 1名1泊予算:10,000円未満
- アクセス
- 3.0
- コストパフォーマンス
- 3.0
- 客室
- 1.0
- 接客対応
- 3.0
- 風呂
- 3.0
- 食事・ドリンク
- 3.0
いいね:2票
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