ナオさんのクチコミ(3ページ)全862件

　青いコチョウランの展示が行われていた「牧野植物園」へ行きました。「牧野富太郎記念館」が今回の一番のお目当てでしたが、本館を見て、展示館を見る頃には、牧野富太郎博士のすごい業績にすっかり圧倒されていました。
　行ったのが２月なので、あまり花は期待していなかったのですが、温室には蘭の花が咲き乱れ、日本伝統園芸植物として南天や万両、他にも寒蘭や雪割草の展示もあり、十分楽しむことが出来ました。

　高知市内に泊まった夜、前もってネットで調べていたホテルから近い人気店「鳥心」へ夕食を食べに行きました。
　チキンナンバンと骨付鳥がお勧めの「鳥心」は、行列のできる人気店で、店の開く前からお客が駐車場で待っていました。私たちは開店より３０分以上前に行っていたので、店が開くと同時に店内に入ることができました。
　私はもちろんチキンナンバン（￥９５０）を食べました。美味しかったけれど、すごいボリュームでした。夫は酢どり（￥９５０）を食べました。こちらも美味しかったです。

　「ホテル　サンピア　セリーズ」は私達夫婦が泊まった２月が「ホテル誕生９周年誕生月」だったのだそうで、特別割引で泊めてもらえて、お得感一杯でした。
　アンテックな家具に囲まれたエレガントなホテル。高知のいい思い出アルバムの１ページを飾るにふさわしいホテルでした。

　たまたま見ていたＮＨＫ番組で植物学者・牧野富太郎博士の生涯を知り、早速牧野富太郎博士がフィールドワークのために度々登っていたという横倉山散策に出かけました。
　横倉山は高知県立自然公園になっており、巨大杉や、アカガシの原生林、世界的にも珍しいコオロギラン、牧野富太郎博士命名のヨコグラノキなど、８００種以上の植物が自生し、地質学的にも花崗岩と石灰岩、蛇紋岩などが入り組んだ地質構造を持ち、日本の生い立ちを知るうえで重要な山なのだそうです。日本でも最も古い４億年前の化石も産出されるのだとか。私には地質的なことはわかりませんが、聞くだけでも雄大なロマンを感じます。
　牧野富太郎博士の足跡ばかりでなく、屋島の戦いから逃れてきた安徳天皇が隠れ住んだという平家伝説も伝わっており、安徳天皇陵墓参考地や安徳水などの史跡もあります。巨木杉の林立する杉原神社や、安徳天皇を祭神とする横倉宮など、歴史ロマンに触れながら四国の道や遊歩道を辿れば、遠い昔にタイムスリップした気分を味わえます。

　やまなみハイウエイに沿って開けた長者原は、飯田高原の中心地で九重連山の登山口にもなっており、ビジターセンターや広い駐車場の他、坊がつる讃歌の歌碑、ガイド犬平治号の像、筑後川源流の碑などがあります。
　ここからの九重の山々の展望も素晴らしく見ていて飽きません。山登りをしない人でも、雄大な風景を眺めているだけで十分楽しめます。私は三俣山から硫黄山、星生山へと続く眺めが大好きです。

　長者原のビジターセンター前に広がるタデ原湿原は、ラムサール条約に登録された国際的に重要な湿地です。毎年春に行われる野焼き活動によって植生が維持されているそうで、７月から９月には色々な花々が咲き乱れ、天空のお花畑となります。私も夏に訪れた時には、ノハナショウブやシモツケソウを見ましたが、今回訪れたのは１１月なので、見えたのはススキの原だけで、花は全くありませんでした。それでもここからの九重連山の眺めは素敵でした。

　筌ノ口温泉には町営温泉や立ち寄り湯、宿泊できる温泉宿など泉質も違う温泉がいくつかあります。昔は鉄分の強いタオルが茶色く染まるような町営温泉によく行っていましたが、最近行くのは夫がお気に入りの炭酸泉の立ち寄り湯です。
　それは九重夢大吊橋から歩いて５分ほどの所にある筌ノ口温泉「山里の湯」です。ゆっくり浸かっていると体に小さな泡がついてきて、とても気持ちいいです。

　涌蓋山１５００ｍは私の好きな山です。独立峰のように聳え立っており、どこから見てもかっこよく、すぐに涌蓋山だと見分けがつきます。１５００ｍという標高も実にすっきりとして、気に入っています。
　以前ひぜん湯の所から登ったことがありますが、今回は色んなところから眺めただけです。ファームロードわいたから、飯田高原から、そして宝泉温泉から飯田高原に抜ける途中の芝やかた峠から地蔵原の辺りから。

　民宿たから温泉は宝泉寺温泉にあります。私たちはアパートのように並んだ民宿たから温泉の本館１階の部屋に泊まりました。少し古いけれど広かったです。
　宝泉寺温泉民宿たから温泉には本館に無料で自由に入れる家族風呂が３ヶ所あり、打たせ湯もついていました。別館にも大浴場や家族湯があり、隣接した露天風呂もあります。朝早くに、一人静かに温泉に浸かる気分は最高でした。
　夕食では、刺身、鮎の塩焼き、天ぷらなどがでました。とても美味しかったです。

　阿蘇鶴温泉ロッジ村は夫のお気に入りの宿です。小国の北部、熊本県と大分県の県境付近にあります。建物は山の斜面に建っているため、駐車場やフロント、食事処から部屋までは坂を少し登っていかなければなりませんが、その分、自然を味わえます。
　夫は部屋ごとについているいつでも入れる温泉と、赤牛のバーベキュー（１１月から３月まではすき焼きも可）がお気に入りです。

　私たちのお気に入りの宿がわいた温泉郷にあるので、Ｌ３８７号からＬ４４２号線へ抜けたり、逆にＬ４４２号線からＬ３８７号線に抜けることも多く、以前は小国の市街地を通って大回りしていましたが、最近はいつも広域農道のファームロードわいたを利用しています。
　高い所に架かる橋をいくつか渡って行くファームロードわいたは、途中の展望もよく、自然豊かで、途中休憩出来るところも多く、私たちのお気に入りの道になっています。湧蓋山が大きく見える風景は最高です。

　「ゆけむり茶屋」はわいた温泉郷の一つ岳の湯温泉にあります。岳の湯温泉では、湯煙が何時も激しく家々の間から立ちのぼっています。「ゆけむり茶屋」の庭先でも湯煙が立ち上っており、それを使って卵などを蒸すこともできます。
　私たちは岳の湯温泉を通る時は「ゆけむり茶屋」で休憩して行きます。ここでは入浴もできますし、食事もできます。私たちは宿へ向かう途中だったので、今回はコーヒーを飲み、お土産に大根の麦みそ漬けを購入しました。

　池山水源は熊本県の産山村の標高約７８０ｍ地点にあり、全国名水百選（環境省指定日本名水百選）に選ばれています。１級河川、大野川水系玉来川の水源で、１３℃から１４°Ｃの水が毎分３０トンも湧き出ています。
　池山水源の水は、私たちのお気に入りです。前から年に２度、６月と１１月に汲みに行っています。水を汲める場所とは別に、水の湧き出ている池があります。いつも辺りを散策しますが、とても美しい場所です。６月は木漏れ日と池に映る緑の美しさ、１１月は紅葉の美しさに癒されます。

　手作りのソフトクリームがおいしい食事と喫茶「カップル」はＬ３８７号線沿いにありました。梅田牧場のジャージー牛のソフトクリームがここで食べられるという看板が見えたので、ちょっと立ち寄りました。
　私たちは「カップル」でコーヒー＋ソフトクリームのセットを頼みました。すごく美味しいのに、これでたったの１人分５００円でした。
「カップル」の紅葉も素敵でした。

　熊本県の瀬の本高原の郷土料理の店「八菜家」は、私達にとっては何度か来たことのある店です。
　「八菜家」の店の内部は感じのいい飾り付けや落ち着いた雰囲気で、特に漬物は種類もあり、絶品です。料理を注文した人は、店の一角に並んでいるいろんな漬物を好きに食べることが出来ます。
　私たちは今回、夫は赤牛丼（１８００円）を頼み、赤牛料理を満喫、私は郷土料理の高菜とだご汁セット（１３００円）を食べました。美味しかったです。

今回は瀬ノ本高原の「古の道」を歩きました。４４２号線沿いの「史跡　瀬の本松並木」の碑のある所は、参勤交代にも使われた古の道が残るところです。午前中は降っていた雨もすっかり上がっているので、少し散策しました。約１ｋｍに渡り今も残るこの松並木は、江戸時代細川藩主によって植樹されたものだそうです。小国郷は交通の要衝で、久住・阿蘇・菊池・日田に通じる街道がここを通っていたのだそうです。歴史的にも重要な街道が通っていた瀬の本高原、浪漫を感じます。

　私たちが東尋坊を散策した日は燃えるように暑い日でした。もう暑くて、暑くて、汗びっしょりになって、一番近い店に飛び込みました。それが越前三国湊　海船やでした。
　そこで食べたのはかき氷（￥５５０）です。美味しかったです。

柱状節理の東尋坊の断崖絶壁は、国の天然記念物になっています。東尋坊の岩壁の上に立ち、日本海の荒波が打ち寄せる岩壁を眺めると、その迫力に圧倒されます。　東尋坊と観光船、その先に見える海に浮かぶ雄島、まさに絵葉書のような風景です。

　雄島は神の島で、島全体が大湊神社の鎮守の森になっています。　
　雄島橋を渡り、鳥居を潜り、急な７８段の大湊神社の石段を登って、その先を左に進むと大湊神社に着きます。
　天保２年に奉納された春日灯篭があり、雄島の歴史の古さや重さの一端を見る思いです。大湊神社は１６２１年に藩主によって再建されたのが今の建物で、県指定の重要文化財となっています。　三保大明神とも呼ばれている大湊神社は航海と漁業の守護神です。　最近はパワースポットとか心霊スポットなどとも言われているそうです。
　しっかりとお参りしてきました。

　大湊神社のある神の島・雄島は東尋坊から見た時、赤い橋がとても美しく絵になる風景ですが、知る人ぞ知るパワースポットで心霊スポットだそうです。。
雄島は私が何時か橋を渡ってその先に行ってみたいと思っていた場所なので、今回は時間を作って散策へと繰り出し、自然いっぱいの雄島を半周し、古い神社や灯台を巡りました。
雄島橋の袂の駐車場はトイレもあり広いです。駐車場には色々なナンバーの車がやってきますが、殆どの人が駐車場から雄島を眺めたり、写真を撮るだけで、すぐに立ち去ってしまいます。　私たちはこの駐車場から歩きだし、２２４ｍの朱塗りの雄島橋を渡って雄島に一歩を印しました。
　流紋岩でできている雄島は、越前海岸では一番大きい島で、周囲は約２ｋｍ、標高は２７mです。島全体が大湊神社の鎮守の森になっており、まさに神の島という感じで、鬱蒼としていて神秘的でした。