ナオさんのクチコミ(22ページ)全862件

「道の駅　たろう」は、宮古市田老にある道の駅です。
　私たちは、人で溢れた浄土ヶ浜のレストランで昼食を食べ損ね、ここのお食事処でやっと遅い昼食にありつきました。
　ここの名物は、９０年の歴史のある素朴な「田老かりんとう」です。私たちもお土産に買いました。

　碁石海岸から近い大船渡の「道の駅　さんりく」に立ち寄りました。「道の駅　さんりく」は、国道４５号線の新三陸トンネルを抜けたところにあります。ここでの特産物は、塩蔵ワカメ、ホタテ、天然アワビなどです。柿ソフトクリームもゆうめいです。

　陸中海岸を旅した時、野田玉川に建つ国民宿舎「えぼし荘」に宿泊しました。
　国民宿舎えぼし荘は、太平洋が一望できる絶景の宿です。私たちの客室の窓からも、太平洋がきれいに見えました。
　国民宿舎えぼし荘からの朝日は、ことに見事だと聞いて、私たちは朝日を見るために、早起きをしました。日の出前には、見渡す限りの海も空も真っ赤に染まって、やがて太陽が昇ってくると、海に黄金の一本の道が出来て、神々しいばかりでした。

民宿「海楽荘」は、大船渡市の碁石海岸の先、碁石岬に立つ温泉民宿です。近くには、
大船渡出身の新沼謙治さんの「おもいで岬」の歌碑や、「ワカメ養殖発祥の地」の碑があり、宿からの眺めも最高です。ここが大船渡の碁石岬で私たちの泊まった民宿「海楽荘」です。　民宿「海楽荘」の碁石温泉は、冷泉を加温しているものですが、ナトリウムー塩化物強塩泉で、とても気持ちいいです。

　陸前高田の「奇跡の１本松」を訪ねて来ました。
　かつてこの辺りは、陸中海岸国立公園の景勝地で、「名勝　高田松原」と言われていました。
　渚百選にも選ばれた美しい海岸線は白砂青松の地で、７万本ものクロマツやアカマの松林が２kmにわたって続いていたのだそうです。
　２０１１年の東日本大震災による大津波で、壊滅的な被害を受けた高田松原で、残ったのはたった一本の松だけでした。
　この松は、「奇跡の１本松」と呼ばれましたが、その後に塩害により枯死してしまいました。
　この松は、今では人工的な処理がされ、大震災を物語るモニュメントとして残されています。

宮古近くの浄土ヶ浜にやって来ました。私たちは、車を高台の駐車場に止め、小雨の中、遊歩道で海岸まで下りて行きました。　
　陸中海岸国立公園の浄土ヶ浜は、新宮古八景の第１番に指定されている三陸リアス式海岸の景勝地です。私たちの訪れた日の光景は雨に煙り幻想的でした。
　「うるはしの
　海のビロード　昆布らは
　寂光のはまに　敷かれひかりぬ」
これは、浄土ヶ浜に立つ宮沢賢治の歌碑に彫られたものです。
　浄土ヶ浜は東日本大震災の被害を受けましたが、チリ地震の記念碑も立っており、チリ地震津波の時にも津波被害にあったようです。　
　浄土ヶ浜にはレストハウスやビジターセンターがありますが、私たちが行ったとき、ちょうど観光バスが着き、学生で溢れていました。

　志津川にある「南三陸町さんさん商店街」に行って来ました。ここは、東日本大震災の被害にあってお店をなくされた人たちが、仮店舗で営業している商店街です。場所は国道４５号線から国道３９８号線に入って少し行った所で、わかりいいです。
　大変な中でも、みなさん明るく頑張っておられるので、私たちもその頑張りを少しでも応援したいと思い、行って来たのです。
　ちょうど昼時だったので昼食を取りましたが、地元の旬を味わせていただきました。

　松島の瑞巌寺宝物館（清龍殿）では、私たちが訪れた時、本堂国宝指定６０周年記念企画「国宝本堂解体修理展」～間近で見る桃山美術～が行われていました。
　国指定重要文化財の本土障壁画２１１面、歴代藩主画像、伊達正宗公甲冑像などが展示されていました。
　また、城所ケイジ師作のチェーンソー彫刻による「登竜」も展示されていました。この「登竜」は、東北大震災からの復興を願い、津波の塩害で切り倒された瑞巌寺の参道の大杉をもって、造られたものだそうです。

　松島瑞巌寺、陽徳院の裏の高台に見えているのが、陽徳院御霊屋（寶華殿）です。陽徳院御霊屋（寶華殿）は、伊達正宗公の正室陽徳院田村氏愛姫の墓堂で、万冶３年（１６６０年）、孫の綱宗によって造営された豪華絢爛な建物です。
　瑞巌寺は今、平成の大修理期間に入っており、国宝の本堂は非公開となっている代わりに庫裏と大書院、陽徳院御霊屋（寶華殿）が特別公開されています。陽徳院御霊屋（寶華殿）は、特別公開期間以外は一般に対する公開や拝観はされていないそうですが、特別公開中とあって、私たちも急な石段を登って陽徳院御霊屋（寶華殿）にお参りさせていただくことができました。

　福浦島に行ってきました。出会い橋ともいわれる福浦橋の袂には、料金所兼売店があります。福浦橋は、全長２５２ｍ、幅２・６mの朱塗りの橋で、人道有料橋となっており、大人２００円、小中学生は１００円を払わなければ、橋を渡ることができません。近くには大きな駐車場もあります。私たちも駐車場に車を止め、一人２００円を払って福浦橋を渡って行きます。
　福浦島は２５０種物植物が自生し、自然植物園として保護されており、島には散策路が整備されています。私たちも遊歩道に沿って、福浦島を散策します。福浦島には、売店、弁財天、貝塚などもあります。
　見事な赤松の間から松島湾を眺めながら散策路をたどります。さすが松島、松と岩と、海の調和が素晴らしいです。

　松島の島の多さをこの目で見てみたいと思い、日本三景松島島めぐりの仁王丸に乗船し、松島湾を海から楽しみました。所要時間は５０分。１７ｋｍのコースです。
　仁王丸コースは中学生以上１４００円、小学生以下７００円です。
　松島には大小合わせると２６０個もの島があるのだそうです。双子島、布袋島、毘沙門島、伊勢島、小町島、もんど島、火附島、鐘島、小藻根島、兎島、高遠島、沖遠島、鍋島、仁王島、…まだまだいっぱい！すごい！

　国指定重要文化財の五大堂は、大同２年（８０７年）坂上田村麻呂によって創建され、後に慈覚大師が五大明王像を安置し、五大堂と呼ばれるようになったのだそうで、現在の建物は、伊達正宗により再建されたもので、東北地方最古の桃山建築だそうです。
　五大堂の建つ島へは、縁結び橋ともいわれる二つの透かし橋を渡って行きます。五大堂の建つ島からの眺めは抜群で、多くの島々が見えます。
　それ以上に、海に浮かぶ島と五大堂の眺めは最高です。

　松島観光の途中で利用させていただきましたが、松島温泉の大浴場もあり、ゆっくり、ゆったりできました。
　部屋も広々としていて、落ち着けました。
　時間があったので、宿からぶらぶらと歩いて散策に出ましたが、瑞巌寺や五大堂までは約20分～25分くらいでした。
　

　松島清龍山瑞巌圓福禅寺（瑞巌寺）は、臨済宗妙心寺派のお寺です。伊達正宗公の庇護のもと、本堂、庫裏、回廊などの造営に着手、大伽藍を完成させ、今のような奥羽の大禅刹となったのだとか。
　私たちは大人１人７００円の拝観料を払い、勧められるままに、有料の松島観光ガイドの方について、瑞巌寺を拝観しました。
　瑞巌寺は今、平成の大修理期間に入っており、国宝の本堂は非公開となっていました。
　代わりに庫裏と大書院、陽徳院御霊屋（寶華殿）が特別公開されており、私たちも庫裏と大書院、陽徳院御霊屋（寶華殿）を拝観し、宝物館を見ました。

東北への旅の途中、フェリー乗船の待ち時間を利用して、「気比の松原」へ行ってみました。
　[気比の松原」は、静岡県の「美保の松原」、佐賀県の「虹の松原」と並ぶ日本三代松原の一つで、長さは約１．５ｋｍ、広さは４０万?で、全国的にも珍しい赤松の群生する海岸林で、樹数は約１万３千本だそうです。中部北陸自然歩道にも選定された道は、かつて芭蕉を偲ぶ歴史ある道でもあります。
　私は松林から海辺を散策しましたが、辺りは海水浴場としてかなりにぎわうと聞いていたのですが、７月の初めで朝早かったこともあり、静かでさわやかでした。

マドリードに泊まっていた私たちは、オプショナルツアーでマドリードから南に約７１ｋｍの所にあるトレドへi行きました。
　トレドは、カスティーリャ＝ラ・マンチャ州の州都で、トレド県の県都ですが、１６世紀にマドリードに都が移されるまでは、スペインの都として栄えたところです。
　城壁や川に囲まれた町トレドは、町全体が美しく、博物館のようだと言われ、世界遺産に指定されています。
　私の思い描いていた通りのスペインの古都がここにありました。
　

　スペインのカトリックの総本山である大聖堂（カテドラル）の中は、本当に素敵で、見ごたえがありました。
トレドでは、鉄文化が発達し、象嵌細工なども盛んだったそうで、展示品の中にも、なるほどと思うものも、多々ありました。

　迷路のような細い路地を抜けて、カテドラルへ行きました。カテドラルとは、キリスト教の大聖堂のことで、トレド大聖堂はスペインのカトリックの総本山です。
　トレドでは、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の文化が入り混じった独自の文化が育ったのだそうで、ゴシック様式の影響を大きく受けているカテドラルにおいても、それ（ムデハル様式）を見ることができます。
　スペインのカトリックの総本山である大聖堂（カテドラル）は、とてもみごたえがありました。

　トレドは、カスティーリャ＝ラ・マンチャ州の州都で、トレド県の県都ですが、１６世紀にマドリードに都が移されるまでは、スペインの都として栄えたところです。
　城壁や川に囲まれた町トレドは、町全体が美しく、絵のようだとか、博物館のようだと言われていますが、この展望台に立つと、タホ川の対岸にトレドの町の全景が望めます。　さすが世界遺産、素敵です。

マドリードには公園がいくつもあります。
　シベーレス広場は、アルカラ通り、レコレートス通り、プラド通りが交差する地点にあります。
　広場の中央には、ロドリゲスによって設計された有名なシベーレスの噴水があります。シベーレスとは、ギリシャ神話の女神キュベレのスペイン語名だそうです。農業と豊作をつかさどるギリシャ神話の大地母神キュベレ（シベーレス）が、ライオンのひく二頭立ての馬車に乗った姿が描かれています。
　広場の周りには、18世紀後期から20世紀初頭にかけて建てられたブエナビスタ宮殿、リナーレス宮殿、コムニカシオネス宮殿（旧中央郵便局で、今はマドリード市庁舎）、スペイン銀行本店などの有名な建築物があります。