ricaさんのクチコミ全155件

英語:FAMAGUSTA(ファマグスタ)
ギリシャ語:Αμμόχωστος(アモホストス)

トルコ語で「ガジマウサ」、国民は略して
マゴサ(MAGOSA )と呼んでいるようで、乗り合いバスも「LEFKOSA⇔ MAGOSA」と書いてありました。

ニコシアから乗り合いバスで、片道12リラ(約200円)

城塞も立派でとても広く、遺跡も多いので未承認国家でなければ、世界遺産になってもおかしくないと思いました。

ヴェネツィア生まれのカテリーナ・コルネーロが、1472年、ジャック(ジャコモ)二世と結婚式を挙げたのもこの教会。

もしこれからファマグスタに行く人がいたら、塩野七生さんの「ルネサンスの女たち」
第四章　カテリーナ・コルネール
を読んでおくと、ここの教会が感慨深いものになると思います。

元々フレンチゴシックの由緒ある教会で、リュージニャン朝が、当時キプロスとエルサレムの王を兼任し
エルサレム王としての戴冠式にも使われた大聖堂。

そして1571年にオスマン帝国の手に落ちた後は、キプロス攻略の最大の功労者、ララムスターファパシャの名をとってモスクに。

ギルネの中心にあり、普通の公園だと思っていました。
この目の前にはタクシー乗り場や、駐車場もあり、
数メートル先にはガソリンスタンド、銀行、カジノ、ホテル、飲食店、お土産屋があり、ハーバーもすぐそこで、アクセスしやすい場所にあります。

北キプロスのニコシアから、バスでファマグスタまで行くと
一時間程して、この像が目に入りました。
バスの発着点がこの真ん前だったので
目立つし分かりやすいので、ファマグスタ観光後にニコシアまで帰る時も、便利でした。

泊まったホテルのすぐ裏の、白い鐘楼のある建物が「GIRNE Archangelos Mihail Ikon Muzesi(イコン博物館)」でした。

が、実際にいってみたら、ただの廃墟っぽかったです（笑）

そのすぐ斜め向かいには、小さなRoman Catholic charch がありました。

ヴェネチア時代の1489年に出来た、旧市街を取り囲む城塞は、とにかく強固で
高さ15m、城壁の幅が一部は7、5m

思ったよりずっと大きく広く、城壁だけで圧巻でした。

今は欧州からも文化財保護してもらっているようですが、これが北キプロスではなく、南のキプロス共和国にあったら、世界遺産になっていそうな迫力がありました。

【Buyuk Han】（The Great Inn）
1572年にキプロス総督ムザッフェル・パシャによって建てられ、ケルヴァンサライ（隊商宿）として長い間使われ、今はカフェやバザールとして使われています。

回廊など、全体がコンパクトに写真におさまるし
行ったのが夕方で、日か傾いてて更に雰囲気ありました。

ここからの眺めは素晴らしく、海も本当に綺麗です。

中世の頃の地中海一栄えていた港の面影は、今は全くありません。

十字軍やヴェネチア、またオスマン等、歴代ガレー船が錯綜し、キプロスを陥落させた時の舞台で
トルコドラマ「オスマン帝国外伝唇愛と欲望のハレム」で
スレイマンがヴェネチア大使に
「キプロスへの入港を許可する」と言いましたが、それは多分ここファマグスタ港。…多分…

現在は、今度はトルコ系の軍艦だけでなく、国連の軍も駐在しているらしい
南北国境グリーンライン沿い。

この抜けるような青空の解放感とは対照的に、緊張感があります。

「ヴェネチアの塔」
建てられた時は、トップにはヴェネチアの獅子が飾られていたらしいですが
トルコ人がそれを撤去しアタチュルクメイダス(広場)のオベリスクになり
イギリス植民地時代に地球儀を飾ったらしいです。
後で南ニコシアのシュコラスタワーでここの絵を見たら「Victory square」とありました

40年近く廃墟になったままのヴァローシャの街。
その手前の建物には、国連とトルコ軍が駐在しており、有刺鉄線が張られて立ち入り禁止
そしてここから先は撮影も禁止。

私もビーチで撮っていたら、
軍の人に「カメラをよこせ！」みたいなゼスチャーをされてしまいました……反省

北キプロスには日本大使館はないので(独立国として認証していないので)、もし何か起これば、本当の自己責任なので身が引き締まりました。。。

…が、ここのビーチは素晴らしかったです！
正に、本当の穴場でした!!

道端等は、南ニコシアより狭いけど、その雑多な感じが好きで、南に泊まっても毎日北側に行きました。
「地球の歩き方(トルコ)」には北キプロス自体、ホントに数ページしか載っていませんが、それでも地図は役立ちました。
…あまり広くないので(笑)
その狭さの中に、ビサンティウム、フランス、ヴィェネツィア、オスマン、様々な錯綜した歴史を垣間見る事が出来、
食べ物も美味しく安く、また行きたいです！

私が一番気になったのが、実は外を回って見付けたこの窓の上の両脇の絵(写真)です。
両脇の絵の細長い木はもしかして細杉？

キプロス来て、街路樹で多く見掛け、

もしかしてこれがCYPRUS (英)の語源になった、古代ギリシャ語の糸杉 (kyparissos) ？

と気になってたのですが(また、古代からの産業だった銅(Chalkos) 説も有り)
ここの絵を見て納得！

教会時代か、モスクになってからかは分かりませんが、こうして残っているの見て、なんだか古代からの自然へのリスペクトを感じました。

キレニア城(ギルネ城）と港が美しく、観光地だけれどそんなに混雑していなくて、時間もまったり流れ、とても居心地が良かったです。

太陽はとても強烈ですが、日陰はとても過ごしやすかったし、東アジア人はほとんど見かけませんでした。
レストランのバングラディッシュ人スタッフに、「日本人を初めて見た。」と言われました(笑）

ちょうど、トルコリラが暴落していたので、何を食べても安くて、美味しくて
イスラム圏ですが、アルコールもどこでもあるし、カジノもあって、地中海の穴場？！

ビサンティン、ヴィェネツィア、オスマン
と、様々な支配の中で
要塞、居城、牢獄……

当時の拷問シーンの蝋人形も展示してあります。

そしてイギリス時代は警察学校
独立後は、ギリシャ系独立派政治犯の収容所や、キプロス軍の施設
その後トルコ系の北キプロスの施政下の後、
現在では観光地になったギルネ城(トルコ語)

入場料を払えば「難破船博物館」も見ることが出来ます。

写真はホテルからの景色です！
青い海、空、お城が揃った、コンパクトな南欧ハーバー。
ローマ支配時代のキプロスは、銅、オリーヴ油、小麦、ワイン等をローマに輸出し、キレニアも貿易港として大いに繁栄したそうで

ビサンツ、キプロス王国、ヴェネツィア、オスマン、イギリス時代を経て、それぞれの時代の名残りが見受けられます。

最初、「たったこれだけ？…Dh3だから仕方ないか…？！」
と思っていたら、地下の館内が思った以上に広くて、充実していてビックリ！

モスリム女学生も結構いて、楽しんでました。

ドバイモールが出来るよりもっと前、
エミレーツモールが世界一だったらしく、やはり広いし
駐車場には高級車が溢れ、
高級ブランドもたくさん入っていて、綺麗だった。

メトロ駅からかなり歩くので、覚悟して行かないと
辿り着いただけで、疲れが出る程の大きさです。
三時間くらい居ましたが、見きれませんでした。

また行きたいな♪

アブラは、1dhで乗れるので、おススメ♪

「花よりおじいさん」見て
ドバイで一番行きたかったのが砂漠(笑)

ちゃんと酔い止めを飲んでおいたので、砂漠ドライブを思う存分楽しめました。

セミデザートとはいえ、見渡す限りの砂漠は圧巻で、自然の魅力を満喫出来て行って良かったです。

砂漠の夜も、夏は全然寒く無くて快適でした。
(冬の砂漠の寒暖差はどこも「冷える」とあったのに、夏の夜はどうなのか全然情報見当たらず、上着持っていったけど、杞憂だった)

ディナーも、好みによるとおもいますが、美味しくて満足でした。