kiyoさんのクチコミ(58ページ)全1,467件

ここでは先史時代から古代エジプト、ギリシャ、ローマ時代のコレクションを見ることができます。特に古代エジプトのコレクションが充実していて、所蔵点数は約600点。第三中間期、後期王朝、プトレマイオス朝などのミイラ、棺、死者の書やアミュレットなど質の高い品々が揃っていました。また、エジプト以外にも鉄器時代などの衣装やアクセサリー、生活用具などの展示は、他の巨石文明とのつながりなども説明されていて、とても勉強になりました。それから、一階の展示室の一部のようになっている扉から入るとトイレになっていて、わかりづらいですが、茶目っ気があっておもしろいと思いました。

私が行った時はすごく空いていて、観光客は3人くらいしかいませんでした。ルノワールやターナーなどの絵画や、日本や中国の美しい陶磁器、中世の彫刻など、とても素晴らしい展示がいくつもありましたが、その中でも特に目をひかれたのは、海底から引き上げられギリシャ時代のアスリート像です。海底ですっかり浸食されてしまった像が、引き上げられてから修復されるまでの様子もビデオで紹介されています。その技術と根気のいる作業に頭が下がる思いで見入ってしまいました。この美術館の入場料は40クーナ。クレジッドカードは使えませんでした。

ドブロブニク観光では必ず訪れると言ってもいい場所なので、すごく混雑しています。特に、午前中は団体ツアー客で大行列になっていました。でも、私は夕方4時頃に行きましたが、ツアー客は帰ってしまう時間なのか、人も少なく景色をゆっくり楽しむことができました（城壁は夜7時まで開いています）。また日暮れ近くのほうが夕日に照らされて、旧市街のオレンジの屋根がいっそう色鮮かで美しく、何度も立ち止まって見惚れていたら、一周するのに2時間以上かかってしまいました。

とても天気の良い日でしたが、乗り場に行ったらロープウェイ運休の張り紙がしてありました。風は確かに強かったけれど、運休するほどではないと感じましたが、安全のためにはしかたないのでしょうか。しかたなく片道1時間かけて山道を登りました。石がゴロゴロしていて歩きづらく、日かげも一切ないので非常にしんどかったです。海からの風も強く日傘もさしていられませんでした。もし登る予定のある方は、大きめのストールを頭からかぶって、その上から帽子をかぶるなどして陽射しをよけないと、5月でも熱中症になりそうです。

新鮮なシーフードが楽しめるレストランです。人気のある店で食事時は長蛇の列になると聞いたのでお昼前の11時に行きましたが、席はすでにほとんど埋まっていました。料理はなかなかおいしかったのですが、オープンテラスの席に座ったら風が強くて落ちつきませんでした。それからクレジットカードで支払おうとしたら、100クーナ（当時のレートで1800円）以上の支払いでしか使えず、マスターカードかアメックスのみ使用可能。ガイドブックにはビザカードも使えると書いてあったのに、お店では受け付けていないと言われました。

入場料は40クーナでしたが、ドブロブニクカードを見せると入場無料になりました。穀物倉庫だった建物を利用した博物館で、民族衣装や伝統楽器、農業や漁業に関する展示があります。館内は写真撮影禁止でしたが、窓から眺める旧市街の街並は撮影可でした。オレンジの波うつような屋根が美しかったです。

かつてドブロブニク総督の執務室や住居として使われていた建物で、今は博物館として公開されています。朝9時過ぎに行きましたが、総督邸はすでに団体客でいっぱいでした。アーチ型の柱などが美しい建物ですが、大勢の人が次から次へ来るので、じっくり見ることができませんでした。

いつ行っても観光客でごった返している通りです。旧市街の宿に泊まりましたが、日が暮れてからも団体ツアーが次々やって来て、夜10時を過ぎても人ごみが途絶えませんでした。しっとりとした雰囲気の旧市街を楽しめたのは、早朝7時過ぎに散歩に出た時だけです。朝8時を過ぎると、どんどん団体客が来るので、人ごみを覚悟して歩くか、階段を登って人の少なそうな路地を散策すると少しは静かな雰囲気が味わえるかもしれません。

ひときわ目立つ外観にひかれて中に入ると、モザイク模様の床と非常に美しい絵が飾られた内陣に目を奪われます。最初、行った時はミサの最中で入りづらい雰囲気でしたが、それ以外の時間帯は人も少なく、厳かで美しい教会内をゆっくり見ることができました。

洞窟内はガイドツアーでのみ見学可能です。ツアーには2種類あり、観光客のほとんどは地下の渓谷に沿って見学するコース1だけのようで、レカ川沿いに歩くコース2のツアー参加者は少なかったです。私は10時から始まるコース1のガイドツアーに参加後、14時から始まるコース2のガイドツアーにも参加しました。どちらも素晴らしい洞窟の景観を堪能できますが、私は2のほうが人数も少なく冒険気分が味わえて楽しかったです。コース1では写真撮影禁止でしたが、コース2では自由に撮影できました。コース2のツアーは秋になると川の水位が上がり、冷たい風で水が凍ってしまうため季節限定でしか催行されていません。もし催行期間中に訪れるなら、コース1だけでなくコース2のツアーにも参加されると楽しいと思います。

鍾乳洞が大好きで、しかもヨーロッパ最大規模と聞けば、血が騒がずにいられません。大勢のツアーで制約はいろいろありましたが、地下の一大帝国のような景観は、それはそれは素晴らしかったです。ただ公共の交通機関を使って行こうとすると、多少、不便です。リュブリャナ駅前から朝10時発のバスに乗って行きましたが、雨と渋滞のために到着が遅れ、予定していた11時のツアーには間に合わず、次のツアー出発まで1時間も待つことになりました。鍾乳洞のツアーは毎正時ごとに出発しますが、バスの本数は土日は少ないので、事前にバスの時刻をネットで確認するかバスターミナルで聞いて、余裕をもって到着できるようにしたほうがいいです。鍾乳洞にはレストランや土産物屋があるくらいで、かなり時間をもてあましました。

ブレッド城へ上がる道は何ヶ所かあり、道によっては滑りやすかったり登りづらい所もあるようなので、どこから登るのがいいか事前に地図などで確認しておいたほうが良いと思います。私が選んだのは、ひたすら階段を登る道で、しかも雨でぬかるんでいたので非常にしんどかったです。お城の中の展示はそれほどおもしろく感じませんでしたが、そこから見る周囲の景色は、晴れていれば百倍くらい素晴らしく感じただろうと思えるものでした。

ブレッド湖は青く輝くおとぎの国のようだと聞いて楽しみにしていたのですが、私が訪れた日はあいにくの曇り空。どんよりとした景色しか見ることができず、いまいちでした。ブレッド湖に行くなら、晴れた日でないと、がっかりすると思います。
それから、ブレッド湖まではリュブリャナ駅前からバスに乗っていきました。バスは1～2時間に一本で、所要1時間。日帰り往復割引で、料金は12.84ユーロでした。

外からはまったく見えませんが、中に入ると毎秒2万リットルもの雪解け水が大瀑布となって流れ落ちています。エレベーターで上へ上がると、階段や緩い坂を登りながら滝を見ていきます。まるで古代の地下墳墓の中にいるようで、遺跡好きな私と友人は大興奮。入場したのがクローズされる30分前だったので駆け足での見学となりましたが、すごく楽しかったです。7月は遅くまで明るいので時間を忘れがちですが、クローズの時間は要チェックです。私たちが行った時は18時で閉まってしまいました。それから、入場料は11CHFでしたが、インターラーケンのホテル宿泊者はホテルで無料でもらえる「インターラーケンカード」を提示すると割引になり10CHFで入れました。

グリュッチアルプからミューレンまでトレッキングするつもりが、気づけばアルメントフーベルまで歩いてしまいました（所要2時間半くらい）。表示を確認しながら歩いていたつもりですが、わかりづらい箇所もあったのでトレッキングを予定している方は事前に地図でよく調べておいたほうがいいと思います。グリュッチアルプからアルメントフーベルへは登り坂が多く、逆ルートで歩くと下り坂が多い道のりになります。アルメントフーベルは、ケーブルカー乗り場のすぐ近くに花畑のような可憐な景色の向こうに雄大な山々が聳え立つ気持ちよい場所なので、ケーブルカーを降りて周辺を歩くだけでも楽しいと思います。

シュテッヒェルベルク 駅からバスに乗るつもりが、30分に1本しかなくて、そのバスがちょうど目の前で行ってしまったのでラウターブルンネンまで歩くことにしました。すぐそばで見あげる岩山は迫ってくるようで迫力があり、轟々とうなるような川の水音がうるさいほどでした。

パリ東駅のすぐそばにあるパン屋さんです。バゲットをはじめとするハード系のパンは噛めば噛むほど味がして、とてもおいしかったです。またデニッシュやペストリーなど甘いパンもあり、ショコラ パン（1.3ユーロ）は、これでもかというくらいチョコチップが入っていました。それから、ショーケースに綺麗に並べられたケーキも見逃せません。ミルフィーユ（Millefeuille、3ユーロ）はこくのあるカスタードクリームとサクサクのパイが病みつきになりました。お店は早朝から開いていますが、時間帯によっては焼きあがっていなかったり、売り切れのことがよくありました。人気のある店のようです。

エジプト学者フリンダース・ピートリーが集めた古代エジプトの出土品を展示している小さな博物館です。場所はロンドン大学構内にあり、入場料は無料。二部屋ほどの展示スペースには石碑や石像、副葬品などが展示されています。非常にマニアックですが、古代エジプト好きなら訪ねてみるとおもしろいと思います。私はロンドンに行くたび、もう4回くらい行ってしまいました。

毎週木曜と土曜の午後2時から5時までデザイナーのウィリアム・モリスが暮らしていた家を無料で見学することができます（その他の曜日・時間帯は要予約）。私が行った時は、あいにく講演会をやっていて一部の部屋しか見れませんでしたが、室内の温かみのある内装やウィリアム・モリスが目にしたであろうテムズ河の様子など、こうした環境からあの美しいデザインが生まれたんだと思うと、見学しに行って良かったと思いました。

場所は地下鉄ディストリクト ラインのRavenscourt Park駅で下車。駅を出たらRavenscourt Road をテムズ川方面へ向かって歩いていきます。King Streetにぶつかったら、Nigel Playfair Avenueへ進むと地下道があるので、そこをくぐって川沿いへ出ます。周囲には案内板もなく地元の人に尋ねても知らないと言う人ばかりでした。道を聞く時は、「ウィリアム・モリスが住んでいた家はどこか？」と尋ねるほうが良いようです。

ゴシック建築の傑作と言われる建物で、市庁舎ではありますが、一階の彫像の間などは見学できます。ただ、入口では本当に入っていいのか躊躇ってしまうような雰囲気がありました。けれど、勇気を出して奥へ進んでいくと、映画のセットに迷い込んだような気分になりました。とても素晴らしかったです。