アジア好きの晴れおじさんさんのクチコミ(16ページ)全308件

イミグレーションのブースは二つありました。私が並んだ方は、指紋採取がなくスムーズに審査が進みましたが、妻が並んだ方は、指紋採取を何度もやり直して時間がかかり、順番待ちの旅行者がイライラしていました。不統一の理由はわかりませんが、ブースは選んだ方が良いようです。

東南アジア特有のゴチャゴチャ感が充満しています。値段交渉は必須ですが、店によって吹っかけ度や値引きに応じるスピードが異なるようです。
ココナッツの殻の内側にエスニックな絵を描いた小物入れが目に留まり、アラフォー熟女と交渉開始。最初の言い値１個８ドルに対し、半値が相場だろうと「４ドル」と返したが折り合わず、６個まとめ買いの第二ラウンドに移りました。
３２ドルの言い値に、妻と顔を見合わせて帰る素振りをしたところ、「３０ドル。旦那さーん、お願いー。」と肩を摺り寄せて来て、交渉終了。
ホテルに帰って、地球の歩き方を見たら「２ドル～」と書いてあり、負け戦と知りました。まあ、カンボジアの経済発展に少しだけ貢献したと思えば、良い思い出になることでしょう。

土曜日の夕方に週末限定のショーを見るため妻と２人で行きました。１時間ほどのショーのために１人１５ドルの入場料を払うのは、もったいないような気もしましたが、「ザ・グレーテスト・キング・ジャヤバルマン７世」と題したショーは、アプサラダンスなどの優雅な動きと、マッチョな男性ダンサーの３回連続バック転などスピード感のある動きを巧みに組み合わせてストーリー展開するもので、迫力がありました。最後には本物の象も加えたオールキャストのパレードがあり、妻とともに歓声をあげました。
会場のビッグ・シアターは野外劇場で観客席に屋根はなく、雨が降れば傘を差して観賞することになるのでしょうが、そこは、晴れ男と晴れ女の夫婦。はじめ少しパラついたものの何とか持ちこたえて、ダンサーとの記念写真も撮って満足してホテルに帰りました。
ちなみに、ホテルと文化村間は１～２キロだったと思いますが、ホテル前でトクトクのお兄ちゃんに交渉して、４ドルで送迎(ショーの間は待機)してもらいました。

アンコールワット観光の後、ガイドが勧めるこの店でランチを食べました。
アモック７ドル５０セント、缶ビール２ドル、ココナッツジュース１ドル５０セントで、どれも観光地価格。２年前の口コミの価格に比べて大幅アップしているようです。
初めて食べたアモックは、私の口にも妻の口にも合い、期待を裏切らないものでした。
客は多国籍で回転が速い感じがしました。トイレは比較的清潔でした。
店を出ると数人の子供たちが「ワン・ダアーラー」と言いながら、絵葉書や笛を売りに来ました。私は日本から持ってきたディズニーの飴を配って気をそらし、妻は一人から絵葉書を買いました。絵葉書は６枚セットになっていて、ガイドによれば標準的な価格とのことでした。私も買ってあげれば良かったかな。

カンボジアシェムリアップへの往路でバンコクからＪＡＬのコードシェア便として利用。搭乗口の待合スペースに人があまりいなくて不思議に思いましたが、それも当然。５０人乗れるかどうかの小型機で、しかも、何とプロペラ機。先進国では既に絶滅したようなレトロな飛行機に、私ら夫婦も欧米人客も驚きの歓声を上げて写真を取りまくりました。
私達のほか日本人は日経新聞を広げた青年一人だけで、ＣＡはタイ人と思われる女性が一人。わずか１時間程度のフライトなので機内食は無しだろうと思っていたら、ミートパイ、サラダなどの夕食がテキパキと配られ、味も申し分ないものでした。

国道六号線沿いのホテルからトクトクでばら撒きお土産の買出しに行きました。品揃えはそれほど多くありませんが、手頃な値段の小箱入りのクッキーを見つけて爆買い。レジ係は無愛想で、大きなレジ袋に面倒臭そうに品物をポンポン投げ入れたので、サンタクロースの大袋状態での「お持ち帰り」となりました。
輸入品も多く、お菓子と一緒に買ったクーラーバッグは中国製でした。
アンコールビール６缶パックなどもあり、地元の物価を知る上では適当な店と言えそうです。

日曜日の午後、オールドマーケットに買い物に行ってグルグル回っているうち方角がわからなくなり、たまたま目の前にあったこの店に入りました。
ほぼ満席で、ひとつだけ空いていた入口近くの席に妻と二人で座り、料理を３品、ビールを２缶、ソフトドリンクを１杯注文して、計１８ドル５０セントでした。
料理はすべて日本人にも合う味付けで量も十分でした。ひとつ紹介すると、「フライド・パンプキン」。文字どおりカボチャを肉と一緒に炒めたもので、肉は、牛、豚、鶏の中からひとつ選ぶようになっていました。牛肉を選んだらウエイトレスが意外そうな顔をしましたが、食べてみると相性は決して悪くありませんでした。本場のカボチャとカンボジアビールで満腹、満足。「オークン」とお礼を言って店を出ました。

スタッフが笑顔で迎えてくれるホスピタリティあふれるプチ・リゾート・ホテルでした。朝は、庭の水槽に白や赤の蓮の花が咲き、ホテルの名前のとおり。ホームページによって、四星だったり五星だったりしたのは、昨年、改装してグレードアップしたためのようでした。
バスタブがないことと、壁が薄く隣室の声が少し漏れてくることを除けば、期待を裏切らない素敵なホテルでした。